自家製アイス、それは涙の味

 唐辛子粉砕用に買ったミキサーに付いていたレシピ本に、アイスクリームの作り方が載っているのです。材料を放り込んで攪拌し、後は凍らせるだけって。が、しかし、アイスクリームって細かい気泡を含ませることで柔らかくしてるんでしょ? 攪拌して泡立てることは出来るけど、そんなの凍るまでに抜けちゃうんじゃないの? そう思って調べてみると、ネット上にも多数のレシピがUPされているんですね、ミキサーアイスの。

 ということで、作ってみました、ミキサーアイス。

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 して、そのお味は。と、その前に、このアイスに纏わる、涙無くしては語ることの出来ない物語をお話ししましょう。

 アイスクリームの原料なんて、基本的には生クリームと卵、そして砂糖と香料だけなんです。それだけであのハーゲンダッツを再現するには、生クリームの力が大きく物を言うということくらい、誰にでも推察出来ますよね。で、私は、スーパーの棚に並ぶ数種類の中から、モンドセレクション金賞受賞の「中沢フレッシュクリーム45%」を選んで買ってきました。

 材料が揃ってしまえばもう出来たも同然。ミキサーの中に先ず生クリームを注ぎ込み、ミキサーの縁で卵をコンと割って… 

 あの、話しはちょっと変わりますが、卵を割ろうとして「あれ、なんか手応えが弱いぞ、ヒビが入っていたのかな?」って感じることは偶にありますよね? 私がミキサーの縁で卵をコンと叩いたときの感触が正にこれで、しかも、その脆さ故か、コンと叩いただけで殻がパカッと割れ、アッと思う間もなく卵がミキサーの中に落ちてしまったのです。

 しかもしかも、その卵が受精卵だったようで、生クリームの中に浮いている卵黄には生長を始めたと思われる胚までもが… アイスクリームは加熱せずに作るので、ヒビが入ってサルモネラ菌に汚染されている可能性の有る卵を使う訳にはいきません。何とか卵だけを取り出すことは出来ないかと考えても、ミキサーの刃が刺さった卵を除去できる筈も無く、泣く泣く捨てることになりました。中沢フレッシュクリーム45%ごと。

 ところが、悲劇はまだ終わりません。一度湧き出た創作意欲は簡単に鎮まらず、近くのドラッグストアに生クリームだけ買いに出たのですが、そこには植物性油脂を使ったものしか置いてないのです。作るのを諦めるか、再度スーパーに買い出しに出掛けるかで悩みましたが、まぁ今回は実験だからとスジャータを手に取りました。

 という大騒ぎの末に出来上がったこのアイスクリームですが、先ず味が水っぽい。そして固い。器に盛られたアイスクリームが何故三角形なのかと言うと、温めたスプーン程度では掬い取ることが出来ず、塊を包丁で切ったからなのです。総合的に、どちらかと言うとジェラートみたいなアイスクリームでした。

 その原因が生クリームだけにあるのかどうかは判りませんが、純生クリームを使ってもう一度作ってみましょう。そして、ミキサーを使わずに作る方法も思い付いたので、それも試してみましょう。暫くはアイスクリームで遊べそうです。

畑、お願いだから乾いて!

 どうも朝起きたときの腰の調子が悪いんですね。だから、エルデの散歩は不安を抱えたまま歩くことになります。今日もトイレ廻りだけで止めようかとも思ったのですが、自分は歩かずにエルデにだけ運動させられる場所、そう、某私立大学まで頑張ってみました。

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 やはり便利ですね、近くに大学が在るのは。エルデさんには暴走して頂けますし、

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頑丈な運動部の学生達にナデナデさせた上で押し倒すなどというお楽しみも味わって頂けますし、手間要らず、体力要らずでエルデに運動させられますから。明日もここに来る?

 

 さて、やっと何とか畑に入れるようになり、エンドウさんにネットを施し直すことが出来ました。今度はサンドイッチ方式です。

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 実はあのブログを書いた夜、懐中電灯を持ってネットを外しに行ったのでやり直すことが出来ましたが、そうでなければ不可能だったでしょう。ただ、ネットに絡み付かせることは防げましたが、ネットを失ったエンドウは支えを求めてお互いに絡み合っていて、それを解してネットに誘引するのに茎を何本か折ってしまいました。もっと早く支柱を立てられていれば、こんな苦労をすることも無かったんですけどねぇ。

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 そしてもうひとつ、土を被っていて何だか判らないと思いますが、ジャガイモが発芽していました。

 発芽したということは、少なくとも現時点で種芋が腐っていないということでしょうから、その点はホッとしていますが、地面の15㎝下はまだドロドロで、これで根腐れしなかったら奇跡だと言わざるを得ません。明日はまた雨が降るそうですし、暗澹たる気分です。

イチジク、これは去年のお詫び分?

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 今日は雨も降らず、太陽は雲に隠れて心地よい気温で、お散歩には最適。エルデもご機嫌で私の前を歩きます。単純なヤツ。ただ、昨夜から腰の調子がまたちょっと悪くなって、怖いからコースは短縮ね。

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 イチジク(ゼブラスイート)の樹に小さな実が着いているのを発見しました。

イチジク_2015_04_17_3

 可愛らしいですねぇ。但し、それらしきものはこれひとつだけ。去年はひとつも生らなかったことを考えれば大進歩と言えなくもありませんが、これではちょっと寂し過ぎない?

 と、一昨年のブログを読み返すと、実が着き始めたのは5月になってからでした。これからまだ分化が続くのでしょうか。期待を込めて、もう少し様子を見守りましょう。

エルデ、嫌になっちゃったのはお前だけじゃないんだぞ

 ということで今日は晴天に恵まれましたが、その分暑い。

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 散歩に連れ出されてエルデさんは迷惑そうです。

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 そりゃ確かに暑いけど、全身から「渋々です」オーラを出しながら嫌そうに歩くのは止めろ!

 

 蒔き時を逃してしまったので、暑さに強いホウレン草の種を探しにホームセンターに行ったのですが、おかひじきの種を見付けたので一緒に買ってきました。おかひじき、去年スーパーで見掛けて初めて食べてみたのですが、軽く湯がいて辛子醤油で和えるとなかなか美味で、気に入ってしまったのです。刺身のつまにオゴノリという海藻が使われますが、味も食感もよく似ています。

 で、種を買ってから育て方を調べてみると、ホウレン草と同じアカザ科の植物で、これもホウレン草と同じく芽出し処理が必要であることが判り、早速水に浸けました。ところが翌日、

おかひじき_2015_04_16_3

冷蔵庫に入れる為に水切りすると、幾つかの種は既に発根しているではありませんか。ホウレン草は冷蔵庫で10日程寝かさないと発根しないので、驚きました。って言うか、本当に芽出し処理が必要なの? って言うか、まだ畝も作ってないのに、これをどうすれば良いの?

 という種達を蒔く場所を作らなければなりませんし、その前にエンドウの支柱立てをやり直さなければならないので畑に行くと、

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土がドロドロで立ち入れません。玉ネギの畝の周りに掘った溝は水路になっています。ちょっと雨が降ればこの有様だし、いくら退治してもスギナは絶好調だし、もうウンザリ。なんだかここで野菜を作るのが急に嫌になってしまいました。

エルデ、不完全燃焼

 やっとお散歩に出られました。

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 久しぶりの散歩とあってエルデは臭い嗅ぎにより熱心ですが、悠長に付き合ってはいられません。何故って、この時は既にまた雨が降り始めていたのですから。エルデ、明日は安定して晴れるみたいだから、残念だけど今日は帰るぞ!

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 花壇に蒔いた長ネギの種が綺麗に発芽しました。

長ネギ苗_2015_04_15_3

 まだ小さくて細くて、この角度からしか認知することは出来ませんが、緑色の筋が3本出来ているのがお解り頂けるでしょうか。ネギ類は苗作りが一番難しく、以前は種蒔きからして試行錯誤していたので、発芽しただけでなんだか嬉しく、必要も無いのに何度も眺めてしまいます。

 問題はこの種蒔きの遅れた苗が、6月の植え付けまでにどれだけ生長してくれるかです。それが栽培の成否を決めると言っても良いでしょう。だからもっと早く種を蒔きたかったのですが…

ミキサー、ひょっとすると救世主?

 昨日、唐辛子を粉砕したという記事を書きましたが、実はあれ、激辛唐辛子だけで、まだ鷹の爪が残っているのです。ビニール袋に2つも。でも、激辛唐辛子は図体がデカいのでまだ楽なのですが、小さな鷹の爪を相手にヘタを取って種を取ってという作業をする根性が湧かないのですよ。

 なので、唐辛子問題は取り敢えずサラリと忘れ、せっかく買ったミキサーを有効活用すべく、同じく冷蔵庫を占拠しているもうひとつの食材、冷凍トウモロコシを使ってポタージュを作ってみました。

コーンポタージュ_2015_04_14_1

 玉ネギとトウモロコシをバターで炒め、コンソメで煮てからミキサーに掛け、裏漉し器で濾して牛乳で延ばしと、こちらも十分に面倒臭いのですが、そのあまりの甘さに驚きました。これを固めればそのままスイーツとして通用する程の甘さ。次に作るときはジャガイモを加え、少し甘さを抑えるようにした方が良いかも知れません。

 このトウモロコシ(日本農産種苗株式会社:ハミーバンタム)、収穫するのが遅れて皮が固くなり、しかも大豊作で始末に困っていたのですが、本当はこんなに美味しかったんですね。申し訳ないことをしました。

唐辛子、ジップロック(中)に納まる

 新兵器を手に入れました。

ミキサー_2015_04_13_1

 スケールが判らないから冷蔵庫の様にも見えますが、

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正体はミル・ミキサーです。何故の購入かと言うと、冷蔵庫の野菜室を占領している唐辛子を始末する為。嵩張る唐辛子も粉末にしてしまえば省スペース化が図られるであろうという魂胆です。その方が料理に使うにも便利ですしね。

ミキサー_2015_04_13_3

 ミルは容量が小さく、大量の唐辛子をそんなもので捌いていたら日が暮れてしまいますので、先ずはミキサーで粉砕して嵩を減らします。ミキサーで処理した状態がこちら。

唐辛子_2015_04_13_4

 意外に細かくなっていて、省スペース化という目的だけならこれでも十分なのですが、一味唐辛子として使うには無理があるので、これを更にミルで粉砕します。

ミル_2015_04_13_5

 で、ミルで処理した状態がこちら。

唐辛子_2015_04_13_6

 微粉末になったらどうしようと心配していたのですが、ちょうど良い加減ですね。それでもくしゃみが止まりませんでしたが。

 因みに、どのくらい細かく出来るのだろうと思い、茶葉をミルに掛けてみたのですが、やはりこの程度が限界みたいです。抹茶が作れると謳われた機種もありましたが、回転刃で微粉末にするのは不可能じゃぁないでしょうかねぇ。電気屋さんに抹茶を挽いてお茶を点ててくれるサーバーが在ったので分解してみると、それは内部に臼と同じ様な機構を持っていました。でなければ無理ですよ。

ヘルシオ

 

 

 

 

ヘルシオお茶プレッソ  

エルデ、昨日は昨日、今日は今日

 昨日私に傷を負わせた障害犯のエルデは、裁きを受けることなく、また反省することも無く、今日もはしゃいでいます。

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 そして、ひとしきり暴走した後はクールダウンです。

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 でも、肉体年齢が私と変わらないシニア犬がこうやって元気にはしゃいでくれるのは嬉しいものです。散歩に出られなかった1ヶ月間の運動不足も、どうやら心配していた程の影響は無いようですし。だからと言って、指の痛みが消える訳ではありませんが。

 

 遊びが仕事のエルデと違い、私はそう呑気にもしていられません。

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 やらなければならないことはあれこれ溜まっているのですが、今日は取り敢えずエンドウさんに支柱を立ててネットを張りました。でも、今になって気が付いたのですが、これではダメなんですよね、エンドウさんを挟むようにしてネットを2枚張らないと。そうしないと蒸れたり陽当りが悪くなってしまいますから。仕方無い、明日からの雨が止んだらやり直しましょう。

エルデ、障害事件を起こす

 手を怪我しました。

怪我_2015_04_11_1

 左手の指。ギタリストにとっては致命的です。ギタリストではないので構いませんが、激痛に襲われました。

犯人2015_04_11_2

 犯人はこいつです。お散歩のウンチ回りを終え、再び散歩に出る前に門の内側にウンチ袋をポイと投げ入れたその刹那、同じくお散歩していたコマルちゃんとその飼い主さんを発見したこいつが突進し、リードを握っていた私の手が塀の角に激突したというのが事件の全容です。こらっ、痛いだろ。

 思い起こせば、こいつには散々怪我をさせられてきました。跳び付かれての擦り傷なんて当たり前。私の素足を踏みつけ、爪で穴を開けるなんてこともありましたし、今私を悩ませているこの膝の痛みの原因、半月板の損傷も、そもそもはこいつが膝に激突したあの事件が発端だったのかも知れません。言うなれば常習犯ですね。飼い主だって家族の一員です、大事に取り扱いましょう。

さようなら、ロザリオビアンコ

リンゴの花_2015_04_10_1

 散歩の途中でリンゴの花が咲いているのを見付けました。ということは、我が家のリンゴの樹は今年も花を咲かせないんですね。

 昔は庭に1本、畑に4本のリンゴの樹が植えられていたのですが、庭の樹は邪魔なので、畑の樹は管理が出来ないので全部抜いてしまったのです。リンゴの樹ってやたら生長が早く、毎年の剪定だけでも大変なのに、毛虫はワンサカと発生するし、幹や根にトンネルを掘る虫の駆除が出来ないし、実は着くもののひとつ残らず生理落果してしまうしで、4年で嫌になりました。

 ところがここからがリンゴの恐ろしいところで、苦労して引っこ抜いた翌年、一部地中に残った根から樹が生えてきたのです。何本も。それから毎年地上部を切り取っていたのですが(根を掘り起こすのは大変な重労働なのです)、桃やイチジクを育てるようになり、今だったら何とか出来るんじゃないかと考え、一昨年1本だけ残して育ててみることにしました。

 まだ樹の姿を作っている段階で(これが一番難しい)、実が生るまでにはあと3~4年は掛かるでしょうし、そもそもリンゴも自家受粉しないので実が生るかどうかも判らないのですが、まぁ所詮はお遊びですから。ダメならダメでスコップの出番です。

 

ブドウの新芽_2015_04_10_2 ブドウの新芽_2015_04_10_3

 こちらもお遊びで種を蒔いたブドウです。甲斐路とシャインマスカットが新芽を出しました。本当はロザリオビアンコの種も蒔いたのですが、ポットから鉢に植え替えるのが遅れた為に生長も遅れ、どうやら冬を乗り切れなかったようです。もうひとつ言うと、冬の間に名札が風で吹き飛ばされてしまい、残念なことに生き残ったこの二鉢も、どちらが甲斐路でどちらがシャインマスカットか判らなくなってしまいました(枯れたロザリオビアンコだけは名札が残っていました)。

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 そしてこちらは1年先行している巨峰の新芽です。今年は実を着けるのではないかと期待しています。