ということで、今日もスギナ退治です。
玉ネギ用畝造成予定地を掘り起し、深土を耕しながらスギナの地下茎を除去していくのですが、正直言って、体力と時間が有り余っているのならともかく、こんなことやり切れません。
一応は60㎝くらいの深さまで掘り返しているのですが、その下から生えてきている茎もありますし、横に伸びる地下茎を追いかけて横に掘り進めれば農作物に突き当たってしまうし。しかも、ある程度の深さになると土はスコップが刺さらないくらい固く(勿論、それを耕す為にやっている作業でもあるのですが)、掘り出した土の塊の中から地下茎を取り除くには、その塊をひとつひとつ手で解さなければならず、今日1日で60㎝×100㎝の面積が精一杯(と言っても、作業時間は3時間余ですが)。
でも、連日の作業で7mくらいの畝は作れるようになったので、玉ネギ用にはこれで十分でしょう。キュウリが枯れたら、雨が降るのを待って畝を作りましょう。さぁてと、残るはエンドウ用畝造成工事です。
それにしても、スギナ、何とかならんもんでしょうかねぇ。耕作エリアへの浸食はなんとか食い止めていますが、こんな重労働を毎年繰り返し続けるのは不可能ですよ。農学博士の田中修さんが著書(中公新書『雑草のはなし』)の中で、スギナ(ツクシ)を栽培しようとしたけど出来なかったと書いていますので、枯らすのは無理にしても、繁殖させないようにすることは可能な筈です。でも、その条件が判りません。あっ、そうそう、消石灰で土壌pHを高くして進行を防ごうという私のアイデア。あれはダメだそうです。まぁ、相手だって命懸けですからね、好き嫌い程度で防げるだろうとは思っていませんでしたが。
エルデです。スリッパを咥えています。何の意味があるのか解りませんが、彼女は嬉しくなると何故かスリッパを咥えます。写真は、「ナデナデしてくれぃ」という彼女の要求に奥さんが応えたときの様子です。変なヤツ。