不織布マスク、実はダダ漏れ

 「何となく~ような気がする」じゃないだろとお思いになった方も居られることでしょう。私もそう思いました。なので、測ってきました、ジャガイモ用畝の地温。

地温_2021_03_01_1

 10㎝程度の深さで約15℃。計測したのは午後3時くらいでしたが、土の中の温度は夜になってもせいぜい3℃くらいしか下がらず、ジャガイモの植え付けにはもう十分です(日の平均温度が10℃以上が植え付け条件)。

 となれば早速植え付けてしまいたいところではありますが、心配なのは明日の雨。なにも本降りになると言われている前日に植える事も無いでしょう。明日の雨を遣り過ごし、土が程良く乾いてからもう一度地温を測り、それからにしましょう。

落ち葉_2021_03_01_2

 代わりにこちらを片付けることにしました。年末から放っておいた庭の落ち葉。雨に降られてしまうとまた暫く掃除出来なくなりますし。都合3ヶ月近くも仕事をサボっていたのであれこれ溜まっていて、今になって大慌てです。

 同様にこの落ち葉を腐葉土用に粉砕する作業も滞っていて、去年中に集めたものが殆どですが、車庫が落ち葉で埋まっています。なので今日は掃除の後で粉砕作業も少し行ったのですが、その過程で驚きの事実が判明しました。

 いいですか皆さん、あなた方が新型コロナウイルスから守られているのは幸運の結果でしかありません。落ち葉を電気ドリルを使って粉砕するのですから、当然のことながら凄いホコリが舞い上がります。それを吸い込まないように不織布マスクを着けて作業するのですが、終わって鼻をかんだら真っ黒。ホコリを防げないのにウイルスが防げる筈もありません。

 マスクの、頬に当たる部分の内側にホコリの筋が付いていたので、顔とマスクの隙間から吸い込んでいるんでしょうね。こりゃ何か対策を講じないと、とてもじゃないけど怖くてマスク1枚で人混みに入って行く勇気は湧きません。と言う以前に、ホコリで肺を壊してしまう。

完成、カッタービット2号

 剪定ゴミから葉っぱを集め、それを腐葉土の原料にするよう粉砕すべく、カッターの刃を使って『カッタービット』を作ったというのがこれまでの粗筋ですが、結局のところ、あのカッタービットは使えませんでした。いえ、使うのが怖かったからではなく、軸に使ったボルトが太すぎて電動ドリルに装着出来なかったからなのです。

 ならばワンサイズ下のボルトを使ってもう一度となったのですが、カッターの替え刃はいかにも危なっかしく、更に言えば、葉っぱ相手にそんな物を使う必要は無いんじゃないか、只の鉄板で充分じゃないのかと思い、何か適当な材料はないかと探し回った結果、100円ショップでこれを見付けました。

物指_2016_01_27_1

 ステンレス製の物指し。重心を見付けてドリルで穴を開け、そんな必要も無いと思ったものの、ヤスリで削って刃を付け、出来上がったのが『カッタービット2号』。

粉砕器_2016_01_27_2

 今度はちゃんと電動ドリルに装着出来ました。

 出来たからには試してみるしかありません。いきなり大量の葉っぱの中に突っ込んでも効果が判り難いので、少量の葉っぱをバケツの中に入れて回してみると、

原料_2016_01_27_3

これが、

加工品_2016_01_27_4

あっと言う間にこうなりました。

加工前_2016_01_27_5

 気を良くしてこの中で回すと、

加工後_2016_01_27_6

素晴らしい働きっぷりです。これまでガーデンシュレッダーやブロワーといった、野良仕事/ガーデニング用の機材をあれこれ買い込んできましたが、マルチの穴開け器と双璧をなす優れものですよ、これは。しかも、材料費は300円程度ですし。

 刈り込み鋏で切り刻んだときには何ヶ月も掛かりましたが、これなら1週間もしないでもっと完璧に刻めるでしょう。そうしたらブロワーで集めておいた落ち葉も混ぜて、いよいよ腐葉土作りを開始します。

 ただ、どんなものにも欠点はあるもので、電動ドリルのスイッチを握り続けているので、手の筋肉が疲れます。そして中腰で作業するので、腰の筋肉が疲れます。それに、葉っぱを掘り返して粉砕し、掘り返して粉砕しというのも非効率的なので、穴から葉っぱを入れると粉砕されて下から出てくるような機械を作りたくもなりますが、そこまでする情熱はさすがに湧いてきません。

「自作」、それは「危険」と同義語

大鋏_2016_01_22_1

 さて、剪定ゴミから集めた葉っぱです。これで腐葉土を作るのですが、その前にこれを切り刻まなければなりません。それが必須条件かというとそんなこともないのですが、短時間で発酵させるには資材が細かい方が有利ですからね。

 去年は写真に写っている刈り込み鋏を使ってザクザク刻んだのですが、非効率過ぎてもう一度やろうという気にはどうしてもなりません。そこで、使えそうなビット(電動ドリルの先に取り付ける工具)が無いものかと探してみましたが、要求に適したもは存在しないみたいです。フードプロセッサを利用して粉砕機を作ろうかとも考えましたが、奥さんにバレると家から叩き出されそうなので実行出来ません。

 で、無いのなら作ってしまえと、こんなものを作ってみました。

自作ビット_2016_01_22_2

 ホームセンターで売られているボルトとナットとワッシャー、そしてカッターの替え刃を組み合わせた、名付けて『カッタービット』。これを電動ドリルに取り付けて使います。

 接着剤が完全に固化するまで使えませんが、結果が楽しみです。ただ問題は、接着剤とネジの締め付けだけで固定したカッターの刃が外れないか、カッターの刃が折れないか、そして、これを葉っぱの中に突っ込んでぶん回す勇気が私に有るか、ですが…

唐辛子、ジップロック(中)に納まる

 新兵器を手に入れました。

ミキサー_2015_04_13_1

 スケールが判らないから冷蔵庫の様にも見えますが、

ミキサー_2015_04_13_2

正体はミル・ミキサーです。何故の購入かと言うと、冷蔵庫の野菜室を占領している唐辛子を始末する為。嵩張る唐辛子も粉末にしてしまえば省スペース化が図られるであろうという魂胆です。その方が料理に使うにも便利ですしね。

ミキサー_2015_04_13_3

 ミルは容量が小さく、大量の唐辛子をそんなもので捌いていたら日が暮れてしまいますので、先ずはミキサーで粉砕して嵩を減らします。ミキサーで処理した状態がこちら。

唐辛子_2015_04_13_4

 意外に細かくなっていて、省スペース化という目的だけならこれでも十分なのですが、一味唐辛子として使うには無理があるので、これを更にミルで粉砕します。

ミル_2015_04_13_5

 で、ミルで処理した状態がこちら。

唐辛子_2015_04_13_6

 微粉末になったらどうしようと心配していたのですが、ちょうど良い加減ですね。それでもくしゃみが止まりませんでしたが。

 因みに、どのくらい細かく出来るのだろうと思い、茶葉をミルに掛けてみたのですが、やはりこの程度が限界みたいです。抹茶が作れると謳われた機種もありましたが、回転刃で微粉末にするのは不可能じゃぁないでしょうかねぇ。電気屋さんに抹茶を挽いてお茶を点ててくれるサーバーが在ったので分解してみると、それは内部に臼と同じ様な機構を持っていました。でなければ無理ですよ。

ヘルシオ

 

 

 

 

ヘルシオお茶プレッソ