昨日は予報より早い昼過ぎから雨が降り始め(予報では18時から)、それが夜になったら結構な大雨になり、更に夜半を過ぎた頃からは雪になりました。私が知る限り初雪です。あ~、これで春菊も終わりだな。
でもまぁ大した降雪量ではなかったみたいで、私が起きた時刻には雪なんかどこにも見当たらず、陽当りの良い場所は乾いていました。エルちゃん、残念だったねぇ。
でも、降ったのが雪でも雨でも、道路が濡れているときの散歩はダメですね、エルデのクンクンが激し過ぎてさっぱり前に進みません。クンクンに夢中で超短距離コースを辿ってくれたので助かりましたが、それでもいつもと同じくらいの時間が掛かったのですから、これで通常のコースなんか歩かれたら私はまだ家に戻っていなかったかも知れません。
で、散歩から戻って直ぐに春菊の様子を見に行ったのですが、意外にも平気にしています。雪は降ったものの気温は氷点下にならなかったので、それが春菊の命を救ったのでしょうか。いずれにしても氷温程度なら春菊は耐えるということで、寒さに弱いというイメージがちょっと崩れました。
そんなこんながあった後、昼食の鮭チャーハンを作っているときに町内放送が入りました。曰く、「アイリッシュセターのミーちゃん16歳が今日の6時頃から行方不明になっています」。そう、当ブログに何回も登場しているあのミーちゃんのことに間違いありません。これはえらいことです。
ミーちゃんは目も耳も利かなくなっているので、家に帰れなくて不安になればどこかに身を隠している筈で、そう簡単に見付けられるとは思えないけどとにかく心配だからと、クンクン好きのエルデを加えたミーちゃん捜索隊を急遽結成したのでありました。
出発式もそこそこに捜索活動を開始したのですが、奥さんが買ってきて玄関に置いたケーキに反応した以外、我が家の捜索犬は全くの役立たずであるばかりか、2回目の散歩が嬉しいのかイレギュラーな状況が不安なのか大興奮で、捜索活動の邪魔にしかなりません。
迷子の犬が潜みそうな場所を探しつつ、情報収集の為に飼い主さんの家へ向かって歩いているとき、ちょうど自転車に乗った飼い主さんが帰ってきたので声を掛けると、川に落ちていたミーちゃんを学生が見付けてくれたとのこと。川と言ってもそこは高さ6mくらいの護岸に囲まれた河川で、恐らく目の見えないミーちゃんがウロウロしている内に足を踏み外して転落しちゃったんじゃないでしょうか。水が少ない上に雑草が生い茂っていることが幸いしたのでしょうね、寒さに震えてはいましたが、大きな怪我も無いようで本当にホッとしました。ミーちゃん、ダメだよ、お婆ちゃんを心配させちゃ。
それにしても、飼い主さんの家から発見現場までは結構な距離がありますし、間には片側2車線の大きな通りが横たわっていて、よくぞ車に轢かれなかったものです。人間でも這い上れないような川に落ち、どこにも行けなかったのも逆に幸運でした。後は低体温と感染症、食中毒の心配だけです。