また今日ニコはやらかしてくれました。買い物から帰ってきたらゴミ袋が荒らされていたのです。朝食で使ったハムとベーコンの包装を引っ張り出し、寝床でカミカミしていたみたいですね。
それを発見した私は当然「あっ!」と大きな声を上げた訳ですが、ハムのトレーの残骸を回収しに近付いたら、ニコは伏せて震えているんです。そんなに怯えるくらいなら最初からやらなきゃ良いのに。
ストレス発散目的ではなく、何か食べられるものは無いかなと探していたら良い匂いのする物が在ったということなんでしょうが、これは止むことはないでしょうから、面倒臭いけど出掛けるときはゴミ袋を隠していくことにしましょう。実際に空腹な訳ではないでしょうから、ニコだってそんなにムキになって漁る様なことはしないでしょう。
でも確かにニコは食べ物に対して貪欲ですね。何種類か用意してあるオヤツは全てビニール袋に入っているのですが、それが何であれビニールをカシャカシャさせる音が聞こえるとどこに居てもすっ飛んできます。
ニコ以上に貪欲だったエルデがゴミを漁るなんてことしたことが無いので、ニコのは「次はいつ食べられるか判らない」という野良の名残かも知れません。
だからこそ不思議でならないんです、食べ物を前にしたときにだけ見せるあの怯えが。今回のことだって、これまでニコがゴミを漁ったからといって私は一度も怒ったことが無いのですから、震えるほど怯えたのは食べ物絡みだからとしか考えられません。
しかも、他のことにはアッと言う間に馴染んだニコが、大好きな食べ物を目の前に出されても未だに怯えるというのは根深いですよね。「待て」とか「来い」とか「伏せ」とか、もっと積極的にトレーニングしたいのですが。オヤツを出されると怯えるのではやりようがありません。レインコート問題よりも切実です。
地上部が枯れたのでラッキョウを収穫してみました。こりゃ酷い、全然肥大していません。種球根が大きかっただけに期待していたのに、食べずにこのまま捨ててしまおうかと思ったくらいです。
結局のところ、ラッキョウは粘土質の土では育たないのかも知れません。畑にも砂質の場所が無いではありませんが、ラッキョウの為にそこを空ける訳にもいきませんので、来年からまた花壇栽培に戻しましょう。