Google、お前も頑張れ!

ニコ_2021_04_30_1

 もう4日連続でニコ目覚ましが発動されていません。お蔭で寝不足も解消されました。いや~、一時はどうなることかと頭を抱えましたが、この問題は解決されたと考えても良さそうです。勿論原因は何も判っていませんし、これからも偶に鳴り出すことがあるかも知れませんが、とにかくもう我々の生活を脅かすようなことにはならないでしょう。野良卒業の兆しでしょうか。

ニコ_2021_04_30_2

 でも、昨日のブログに「お前はもう野良じゃないんだよ」なんてことを書きましたが、ニコにしてみればまだ新しい保護施設に連れてこられた程度の認識なんでしょうね。「今度の施設はやけにサービスが良いな」と思っているか、それとも「今度の施設はやけに監視が厳しいな」と思っているかは判りませんが。同じ様に保護犬を飼った方が、散歩出来るようになるのに1年掛かったと言ってましたし、ニコが我々を群の仲間だと認識するまでにもそういうスパンが必要になるのかも知れません。

ニコ_2021_04_30_3

 ところで今日発売されたAppleのAirTag、ニコの迷子札として使えるじゃんと考えたのですが、残念ながら私のスマホはAndroid、データを表示させることは出来るけど探せないんですって。それに、Appleが「人やペットに付けるものではない」とわざわざ発表していました。ちぇっ。

ビワ_2021_04_30_4

 本当は今日、植えられるようになった夏野菜の苗を植えてしまおうと考えていたのですが、風が強過ぎてとてもそんなことは出来ません。そこで、これもやってしまわなければならない作業、ビワへの袋掛けを行いました。別にやらなくても実は生りますが、日に焼けると皮が剥き難くなりますし、むざむざと鳥の餌にされるのも業腹ですので。

ミカンの花_2021_04_30_5

 そして、鉢で育てているミカン(宮川早生の種から育てたもの)の蕾がとうとう開きました。ミカンの花って、弱いもののクチナシに似た良い香りがするんですよ。庭に植えてあるミカン(同じく宮川早生、この子の親)はまだ蕾が出来始めたばかりですので、だいぶ早いですね。今年結実することはまずないと思いますが(花の数がまだ少な過ぎる)、来年? 再来年? どんな味の実が出来るのか楽しみですねぇ~

ニコ、春の新作を着る

 今日は朝から雨。ニコが庭でトイレをしないと判って以来、いつかはこんなときが来ると分かっていたので、犬用のレインコートを探していました。でもね、ニコは体格の割に首が太く、市販されているものはどれも微妙にサイズが合わないんですよ。もっとフィットするものはないかと探し続けている内に今日を迎えてしまいました。

 でも変な話だとは思いませんか? 仮に体長が同じであったとしても、ブルドッグとウィペットが同じ服を着られる訳が無いじゃないですか。最近は犬種別のフードなんてものが売られていますが、どんな犬種も犬は犬。そんなあざとい商売をするくらいならこっちの方を何とかして貰いたいものです。

ニコ_2021_04_29_1

 などと文句を言っていても始まりません、問題は今日の雨をどうするかなんですから。で、取り敢えず手作りしてみました。ビニール袋を切ったり貼ったりして。おお、ニコ、結構似合ってるじゃない。なんだよ、その不満そうな顔は。お前が庭でトイレをしてくれさえすれば父さんだってこんな苦労はしなくて済むんだぞ。

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 ところが意外にもこれがなかなか機能的なんです。二ヵ所で留めているだけなのにズレもせず、ニコを雨からしっかり守ってくれました。こんなことならフードの部分も作れば良かったと思った程です。

 ただ、ビニールのカシャカシャ音と傘を叩く雨音で周りの音が聞こえ難くて危険ですし、カシャカシャ音にニコはいつもの五割増しでビビりまくってましたし、この点は改良の余地がありますね。

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 幸いにも夕方の散歩時には雨は一時的に止んでいて、出掛けに着せたカッパも早々に脱がせることが出来ました。が、今度は私が手に持っている傘に怯えてしまい、ちょっとした物音にも激しく反応するのでその度にナデナデしてやり、手間が掛かってしかたありません。

ニコ_2021_04_29_4

 ニコよ、いい加減にしてくれないか? 臆病にも程があるぞ。それに、驚く度にお父さんから逃げようとするのは止めてくれないか? 知らない人が見たら「あいつ、普段から虐待してるんだろうな」と疑わられちゃうじゃないか。

 こういう反応が即ち虐待を受けてきた証拠だとは言えないのですが(野犬や野良犬は生存の為に刺激に過敏になる)、ニコはどんな経験をしてきのかとどうしても考えてしまいます。まぁ何にしてもその度にナデナデし続け、ニコの記憶を上書きするくらいしか出来ることは無い訳なんですが、ニコ、お前はもう野良じゃないんだよ。

ニコ、我関せず

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 散歩中にニコをナデナデしてくれる方だけでなく、擦れ違う子供や学生からも「可愛い」と声が掛かることがあります。そりゃサングラスを掛けた怖そうなおじさんに向かってわざわざ「ブサイクな犬ですね」と声を掛ける人間は滅多に居ないでしょうし、エルデに比べれば声の掛かる回数も少ないですが、そう言われれば悪い気はしません。

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 もうひとつ特徴的なのが「何ていう犬種ですか?」と訊かれること。これまで散歩中に会話した方には100%訊かれました。これもまぁ当然で、他人が連れている犬に「雑種ですか?」なんて訊くのはウチの奥さんくらいのものですが、やっぱりちょっと珍しい犬に見えるんでしょうかね。

 その度に「雑種で元野良で長崎から飛行機に乗って来た臆病者のニコです」と説明するのも飽きてきたので、「まだケンネルクラブで公認されていませんがニコグラフという新しい犬種で名前のニコはそこから採りました」ってことにしてみましょうか。

ニコ_2021_04_28_3

 それでも元野良だなぁと感じるのは家の中での活動量が極端に少ない点。殆どの時間を寝て過ごしています。確かに「仕事の無いときは寝ているのが良い犬だ」と言われてはいますが、それは余計なエネルギーを極力使わない野良犬の生き方でもありますよね。

 もうひとつそう感じさせるのは人間の命令に従おう、人間と一緒に働こうという意識が欠片も感じられない点。散歩をリードすれば大抵は素直に従いますし、呼べば来ますし、今も甘えて私の脚を枕にして寝ていますが、それだけの関係。おかしいなぁ、犬社会で社会化された犬は教えなくてもリーダーに従う筈なんだけどなぁ。ニコ、もしかしてお父さんをリーダーだと思っていないの?

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 そうは言っても「待て」だけは絶対に覚えてもらわないとならないので、道路を渡ったり交差点を曲がったりする度に必ず「待て」、「よし」を繰り返しているのですが、今のところ効果は全く出ていません。

 問題をより厄介にしているのが、食べ物で釣ることが出来ないこと。散歩中にビスケットをやろうとしても無視しますし、家の中だと食べ物を前にすると何故か怯えさえするんです。報酬無しにトレーニングするなんて、どうすりゃ良いのよ。まぁエルデだって「お手」を覚えるまで半年掛かりましたから(途中、飼い主が飽きて長期の空白期間がありましたが)、気長にやるしかないんですけどね。

トウモロコシ_2021_04_28_5

 一昨日種を蒔いたトウモロコシが早くも発芽の予兆を見せ始めました。良い感じですねぇ。

 ところで、その前に種を蒔いた枝豆も土を持ち上げ始めてきたのですが、去年の枝豆の発芽実験のブログを見直して驚愕の事実が判りました。なんと今回私は種を逆さまに埋めてしまっていたのです。ああ、なんという大失敗。せっかく実験までしてベストな種蒔き方法を編み出したんだから、蒔く前に確認しようよ。

ニコ、「あ、帰ってきたの?」

 このブログを書いていたらパソコンが初めて高温アラートを出したので、慌てて電源を落とし、掃除機で中のホコリを吸い取りました。10年以上使ってきたこのパソコンも、今後いつまで使えることやら。でも大丈夫、発注しておいた新しいパソコンがちょうど今日届いたんです。今度のは速いですよぉ。あれこれ設定したりインストールしたりしなければならないので、使い始めるまでにはちょっと時間が掛かりますが、楽しみです。

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 さて、今日のニコ目覚ましですが、鳴りませんでした。しかも、私が1時間近くも寝坊したのに。私が目を覚ましたときには隣でお座りしていましたから、「さ~て、そろそろ始めようかな~」ってところだったのかも知れませんが、取り敢えずは良い子でした。

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 でもね、ニコはなかなか良い子なんですよ。例えば散歩中、エルデだったらリールリードが伸び切ったってお構い無しでグイグイ引っ張り続けたのに、ニコはそれ以上引っ張ろうとせずに速度を緩めるんです。ただ、散歩中の他のワンちゃんを見掛けると制止を無視して追い掛けることはありますが、全部のワンちゃん相手にやる訳でもないので、恐らくは女の子なんでしょう。これまでの経験で言うと、ニコのお好みは茶色の柴犬ちゃんです。

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 あれだけ脅されていたマーキングだって家の中では一度もしたことがありませんし、マナーウェアは着けさせていくけど動物病院でだってやったことはありません。それに、和室に入ろうとしたところを一度だけ叱ったらそれ以降一度も入ろうとしませんし、ゴミ袋をクンクンしているのを一度だけ叱ったら、こちらもそれっきりです。何かを齧ったり壊したってこともありませんし、ある意味エルデよりお行儀が良いと言っても過言ではありません。まぁ、この先、もっと慣れてきたときにどうなるかは判りませんけどね。

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 ということで今日、初めてニコにお留守番させて買い物に出掛けることにしました。我々二人して出掛けようとしたらソワソワしだしましたし、車に乗り込む我々を窓から眺めていたので心配でしたが、案ずるより行くが易し、な~んの問題もありませんでした。良い子だねぇ。でもニコ、飼い主が帰ってきたのにお出迎えに来もせずに寝てるって、そういう態度は如何なものかと思うぞ。

ニコ、3歩進んで2歩下がる

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 「恐らくニコ目覚ましに起こされることはもうそんなに無いんじゃないかと思います」とほざいたその舌の根も乾かぬ今日、ニコ目覚ましに起こされました。はいはいと寝室のドアを開けてやると下に降りていきましたが、再び昇ってきたのが2時間後。その間私は眠っていましたが、散歩に出そうとしたら玄関の傘立てが倒れていたので、かなり暴れまくっていたんでしょうね。

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 まぁ、解消されるにしても突然一気になんてことはないでしょうから良いんですけど、いったい何故そんなに切実に外に出たいと思うんでしょうか。トイレが切羽詰まっていたっていう雰囲気も全くありませんでしたし。それさえ判れば対処してやることも出来るのに。

 それでもニコがここでの生活に日々馴染んできていることは間違い無く、こういうこともいずれは消えていくのでしょうが、彼の過去が全く分からない以上、その原因や理由は永遠に解らないままなんでしょうね。それがもどかしい…

ロック君_2021_04_26_3

 ところで今日、本当に久しぶりにロック君に会うことが出来ました。エルデの最後の1年近くはここまで歩くことが出来なくなっていたので、もう2年ぶりくらいになるかも知れません。元気だったんだね。相変わらずマスクを外したプレデターみたいな顔してますが、可愛い子なんですよ。でも、綺麗だった毛色がだいぶ褪せて白くなりましたし、ハッキリそれと分かる腫瘍も散見出来ましたし、エルデより年上なんだから無理もありませんが、かなりキツそうです。ロック君、ガンバ!

トウモロコシ_2021_04_26_4

 さて、今日はトウモロコシの種を蒔きます。トウモロコシの種蒔きで大事なことはただひとつ、種が軸に付いていた部分を下にして埋めること。なので種蒔き棒(割り箸に1㎝刻みで目盛を書いたもの)で土に3㎝の深さの穴を掘り、そこへ向きが変わらないようにピンセットで摘まんで種を置き、最後に種蒔き棒で3㎝の深さまで種を押し込んで土を被せます。

トウモロコシ_2021_04_26_5

 ところがですね、消毒薬で染められてこんな色をしているので、どこが軸に付いていた部分なのかが判らないんです。せめて種の形が錐体形であってくれればまだ判るのですが、これじゃぁねぇ…

 種苗メーカーがそこだけ違う色にしておいてくれたら楽なのですが、そんなことコスト的に見合わないので無理でしょう。となると、希望を持てるのはグーグルレンズ。種をスマホにかざすとAIが埋める向きを教えてくれるなんて便利じゃありませんか。あ、そのときは枝豆の種もお願いしますね。

ニコ、「だったらお前の足裏を拭いてみろよ」

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 今日もニコ目覚まし爆弾問題の探究です。寝室のドアが開いていれば起動しないということはもう判りましたので、今日はドアを閉めた状態で検証してみました。これでヒンヒンアウアウと騒ぎ出せばドアがカギであることは確実です。

 ところがですね、鳴かんのですよ、これが。私が起き上がったことに気付いてからよっこらしょと立ち上がる、忠犬を絵に描いた様な態度。う~ん…

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 こうなるともう何が原因なのかサッパリ判りません。もしかすると、初めて寝室のドアを開け放したあの時に、「あ、別に閉じ込められている訳じゃないんだ」と気付いたからかも知れませんし、偶々その頃に我が家が安全な場所なんだと理解したからかも知れませんが、今となってはもう検証のしようがありません。

 ただ何となく思うのは、我々と一緒にこの家で生活することにやっとニコが馴染んできたんじゃないかなということ。恐らくニコ目覚ましに起こされることはもうそんなに無いんじゃないかと思います。階段の上り下りも安定して出来るようになってきましたし(但し、どうしても駆け下りようとするので、私が前に立って制御する必要はありますが)、生活上の大きな問題はこれで解消されたと言って良いでしょう。

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 ところで今日の散歩の途中、横断歩道を渡り終えて歩道に上ろうとしたとき、写真に写っている茶色いポールにリードが引っ掛かり、ニコも私も引き戻されるという事件が発生したんです。エルデと一緒に歩いていたときにはこんなこと一度も無かったので驚きました(エルデは私と自分の間に障害物が在ると必ず私の側に回り込んでいました)。

 ニコとエルデの違いは色々ありますが、一番不思議なのは散歩から帰ったときの足の汚れ方。散歩から帰ると雑巾で足を拭いてから家に上げるのですが、エルデのときにはそんなに汚れなかった雑巾が、ニコの足を拭くと真っ黒になるんです。同じ様なコースを歩いているのに、どうしてなんでしょう。エルデは足の裏も毛深かったから汚れが付き難かっただけなのか、それともニコの腹の黒さが足の裏から滲み出ているんでしょうか。

里芋_2021_04_25_4

 さて、今日は里芋を植え付けてしまいます。芽出し処理していたお蔭でちゃんと芽が出ていますし(と言っても、ビニール袋に入れて家の中に置いておいただけですが)、黒マルチで畝の地温も上っていますし、もう良いでしょう。

里芋_2021_04_25_5

 ここのところ植え付け以降は放任でやってきましたが、どうしても小芋ばかりになってしまって使い難いので、今年はちゃんとマルチを剥がして土寄せもし、真面目に栽培してみようと思っています。毎年畑の隅っこで作っていたのでなかなか目が届かなかったのですが、今年は畑のど真ん中ですからね。

ニコ、1週間で3回目の病院

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 昨日は「寝室のドアが開いているとニコ目覚ましは起動しないけど、階段は下りない」というものでしたが、今日は「寝室のドアが開いているとニコ目覚ましは起動しないし、階段も下りる」に変わりました。私が目覚めたときにニコは隣で眠っていましたが、私が階段を下りると一緒に下りてきたのです。多少の逡巡と、多少の足の踏み外しはありましたが。ドアが開いていたのは予定外でしたが、まぁ望んでいた結果ではあります。

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 しかしこうなるとまた別の仮説が成り立ってきます。それは「ニコ目覚ましの起動スイッチは寝室のドアにある」というものです。寝室から自由に出入り出来る状況であればヒンヒンアウアウ鳴いて大騒ぎしないと言うのであれば、寝室に閉じ込められていることが心理的なプレッシャーになっていたとしか考えられないじゃないですか。

 階段の上り下りは目覚まし問題と切り離して良いみたいですが、目覚まし問題に関しては条件を変えての実験と観察、そして考察がまだまだ必要ですね。

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 ところで今日、ニコは初めてサラダバーを堪能していました。エルデもよく雑草をムシャムシャしていましたね。ところがニコが食んでいたのはセイタカアワダチソウなんです。エルデは頑なにイネ科の雑草しか食べなかったのでちょっと驚きました。人間にだってピーマンが嫌いな子、トマトが嫌いな子が居るように、犬にも好き嫌いがあるんですね(調べてみると、セイタカアワダチソウを好む犬は多いみたいです)。それはそれとして、そうなると毒性のある植物をもっと勉強しておかなきゃ。

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 さて、ニコは今日もお出掛けです。行先は勿論病院。それにしてもニコが車に乗るのを嫌がらないでくれるので助かります。

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 今日の受診目的は混合ワクチンの接種。これで残るは去勢手術だけとなったのですが、これに関してはちょっと悩んでいます。いえ、勿論去勢はするのですが、この病院は去勢手術でも入院させなければならないのですよ。エルデはここで避妊のお泊り手術を受けて以来すっかり病院嫌いになってしまいましたからね、やっと我が家での生活に慣れ始めてきたばかりのニコに、同じ様な経験をさせて良いものなのかと考えてしまう訳です。

ニコ、「相手が犬なら平気なの」

ニコ_2021_04_23_1

 昨日ニコが階段を上り下り出来ることが判ったので、今日は奥さんが出掛けるときに寝室のドアを開けていってくれるように頼んでおきました。そうすれば目が覚めたニコは1階に下り、私は目覚まし攻撃を受けること無くゆっくり眠れるんじゃないかと考えたものですから。

 そしたらですね、目論見通りに目覚まし攻撃は受けなかったのですが、何故かニコが寝室で一緒に寝てるんですよ。しかも、昨日は出来たのに階段が下りられません。暫く1階から声を掛けたりしたのですが、困ってクンクン鳴く声が聞こえたので回収しに向かいました。これはいったいどうしたことでしょう。

 1回や2回くらいの成功体験では恐怖心を克服することが出来なかったのか、それとも外へ出たいという欲求がヒンヒン鳴いて暴れる程に高まらなかったので恐怖心の方が勝ったのかは判りませんが、どちらにしても方法を変えましょう。寝室のドアは閉めておいて、ヒンヒン鳴き始めたら開ける。これを何度も繰り返して階段に慣れてもらうしかありません。

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 ということとは何の関係も無く、今日から首輪だけでの散歩に戻しました。人間の指示に従うことに慣れていない犬をハンドリングするのに、ハーネスは邪魔なだけなんですよ。首に刺激を与えることが出来ませんし(注意を促す場合などに軽く短くクンと引く)、向きを変えようとしてもハーネスだと横に引き摺るしかありませんから。その代わり、ポンチを買ってきて首輪にニコに合わせた留め穴を開けました。

 それにしても市販されている首輪の留め穴、あれは何とかならんもんでしょうか。多くは3㎝刻みくらいで穴が明けられていますが、3㎝単位で犬の首にジャストフィットさせるなんて不可能に決まっているじゃないですか。犬で商売しようっていうのなら、是非とも無段階調節出来る首輪を開発してもらいたいものです。

ニコ_2021_04_23_3

 そして本日のメインイベントがこちら。散歩中にキャバリア君を連れた方と立ち話をしていたのですが、ニコとキャバリア君の挨拶シーンを撮影しようとカメラを向けたら、図らずも格闘シーンが撮れてしまいました。正確にはキャバリア君がギャンギャン吠えながらニコに飛び掛かろうとしたら、ニコは咄嗟に体をかわして抱き付いたというだけのことなのですが、エルデだったら逃げるだけなのに、ニコ、やるねぇ。

ニコ_2021_04_23_3_1

 見様によっては熱い抱擁シーンと言えなくもありませんが、ニコがどう反応するのか判らない内はもっと注意しなければいけませんね。でもニコ、戦うこと無く相手を制圧しようとした君の態度、お父さんは完璧だったと思うよ。やっぱり犬業界の大物じゃん。だったらどうして階段なんかがそんなに怖いのよ

枝豆_2021_04_23_4

 枝豆と茶豆の種を蒔きました。畑に直蒔きしても発芽しないと判っているので(土が粘土質で種が腐る)、トロ箱に培養土を入れて。でも、ポットでは窮屈かと思ってトロ箱にしたのですが、これだと移植するときに掘り出さなければならず、根を傷付けかねないと今気付きました。ポットなら逆さにして培養土ごと出せば済むだけですからね。2回戦目はそうしましょう。

オカヒジキ_2021_04_23_5

 一方、先日蒔いたオカヒジキは発芽を始めました。これで今年も摘みには困らなくなります。

ニコ、やれば出来る子

ニコ_2021_04_22_1

 今日は大事件が起こりました。事件の主人公は勿論ニコ。

 今朝も恒例のヒンヒンアウアウドタバタで起こされました。無視してもこれを1時間以上も続けるのですから、何かしらの欲求を訴えているのでしょうが、それが何なのかが判りません。それはともかく、少なくとも寝室から出たいのは間違いないのだろうから、ドアを開けておいたら自分で階段を下りるかも知れないと考え、ドアを開けてからまたベッドに潜り込みました。

 そしたらね、2~3回逡巡している雰囲気が伝わってきた後、結構呆気無く下りていったんです。

ニコ_2021_04_22_2

 こうなったらこっちのもの。階段は上るよりも下りる方が怖い筈ですので、下りられるんだと判れば上るのなんか簡単でしょう。試しに2階へ上ってみると、案の定私を追い掛けて一緒に上ってきました。よ~し、これで今晩からニコを2階まで担ぎ上げなくても済みます。と同時に、これでニコの目覚まし攻撃から逃れられるかも知れないと淡い期待を抱いたりもしますが、それは高望みというものでしょうか。

エンドウ_2021_04_22_3

 さて、畑です。先ずは予定通りにエンドウの鳥避けネットを外し、初収穫となりました。「たったこれだけ?」と思われるかも知れませんが、2週間もすれば食べ切れない程の数が採れるようになります。

ジャガイモ_2021_04_22_4

 次はこれ、ジャガイモ(男爵)の芽掻きと土寄せを行います。

 ところで芽掻きって本当に必要なんでしょうかねぇ。「芽の数が多いと採れる芋の数は増えるけどひとつひとつの芋が小さくなる、だから芽の数を減らす」と言われていますが、だけど1本1本の芽はそれぞれが根を持ち、独立した株として生長する訳だから、それが何本在ったって関係無いじゃないですか。そりゃ土中栄養素の奪い合いになるのは確かですが、肥料を沢山入れたら芋が大きくなるってもんでもありませんからねぇ。どうも納得がいきません。ということでまた実験です。3株だけ芽掻きせずに育ててみることにしました。小芋なら小芋で使い道はありますから。

ジャガイモ_2021_04_22_5

 で、引っこ抜いた芽にはもう小さなジャガイモが着いていました。あと2ヶ月でこれがどこまで大きくなるかってことですね。

巣のアリ退治_2021_04_22_6

 最後に土寄せし、アリ退治用の薬剤を置けば作業完了。霜除け用の防虫ネットを剥がしたら、その下からアリのコロニーが現れたのです。こいつ等は私を噛むだけじゃなく、ジャガイモに穴を開けて傷物にしますからね、超強力誘引で巣ごと全滅して貰いましょう。

ニコ、また少し信用される

桃_2021_04_21_1

 庭の桃(なつおとめ)を摘果しました。これ以上葉っぱが増えるとどこに実が着いているのか判らなくなるので、今が最後のチャンスなんです。

 花の段階でかなり落としているのですが、それでも凄い数の実が着いていて、切っても切ってもキリが無いっていう感じ。チョキチョキチョキチョキ殆どの実を落としましたが、まだ目標の10個以上は残っているでしょう。もう少し時間が経って、実の大きさが大体判ってきたところで最終的な摘果を行い、袋を被せましょう。

畝作り_2021_04_21_2

 更には畑へ行き、トウモロコシとエンツァイ(空芯菜)用の畝を作り、マルチも張ってしまいました。手前の幅広なのがトウモロコシ用です。当初マルチを張るつもりは無かったのですが、どちらも種を直蒔きしますので、裸の地べたに水遣りすることを考えると目眩がしてきて、だったら今の内に苦労しておいた方が楽なんじゃないかと考えた訳です。乾燥防止や雑草対策にもなりますしね。

ムカゴ_2021_4_21_3

 ところで、畝を作っている最中に土の中から出てきたのですが、これが何だかお判りになりますか? これは去年作った自然薯に着いたムカゴで、落ちたのが土に潜って発芽したんですね。こんなのがゴロゴロしています。そのままにしておけば来年用の種芋になりますが、2年も掛けて自然薯を作る気はありませんので退場して頂きました。

エンドウ_2021_04_21_4

 エンドウに莢が着いているのを発見しました。明日は鳥避けネットを外して収穫しましょう。既にアスパラが持続的に収穫出来るようになってきましたし、いよいよ初夏ですねぇ。って、まだ4月なんですけどね。

ニコ_2021_04_21_5

 その間ニコはどうしていたのかと言うと、独りでお留守番していました。この子だったら破壊活動は行わないだろうと思ったのと、給水の必要もあって頻繁に家に戻るので分離不安防止トレーニングにもなるだろうという、一石二鳥と言うか、打算の産物と言うか、人間の都合を優先させたと言うか、まぁそんなところです。

ニコ_2021_04_21_6

 勿論、テロ行為もマーキングもありませんでした。う~ん、良い子だ。私が家に戻る度に窓から顔を覗かせ、尻尾をブンブンに振っていたので寂しかったのでしょうが、こういうことを何度も何度も繰り返していけばその内に平気になるでしょう。ニコ、しょうがないんだよ、それが人間と生活するってことなんだから。それにニコ、お父さんは知ってるんだよ、お父さんが居ない間お前がずっと寝てることを。