ニコ、「疲れたときには休むに限る(お前が言うな)」

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 昼の散歩から帰ってからのご飯をニコが食べませんでした。こんなことは初めてなのですが、実は昨日も似た様な雰囲気で、ご飯を前にして何かに怯えているかの様にソワソワウロウロし、そして昨日は食べたけど今日は食べなかったという感じです。

 昨日のことがあったので今日は少しでも涼しい内に散歩させようと、エルデのときにもやったことが無い早起きをして、いつもより2時間早く散歩に出た為にご飯を2時間待たせたことも影響したと思いますが、食べないこともだけど、態度が明らかに変です。

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 太陽の輻射熱でちっこい脳味噌が煮えちゃったのかと思い、エアコンを点けて2時間程涼ませたら食べましたけど、困りましたねぇ。ニコは元々食に対する欲求がそんなに高くないんですよ。エルデなんか食欲が毛皮を被った様な子だったのに。

 だけど去年だって同じ様な暑さだったんじゃないのと記録を調べると、去年は7月8月を含めても37℃まで上がることすら稀で、殆ど冷夏みたいなものだったんですね。ニコ、これが山梨の夏だ(さすがにちょっと異常だけど)。辛いけど頑張れ。

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 という異常な暑さの中でも夏は畑に行かない訳にはいきません。トマトの誘引や芽掻き、オクラやナスの収穫は待った無しですから。今日は畑に置いておいた枝豆3号の苗を定植しなければなりませんし。

 と、その前に、この防虫ネット・トンネルの中でギュウギュウ詰めになっているものが何かお分かりになるでしょうか。これは枝豆1号です。毎年こんなものですが、今年の品種は特に背が高く、せっかく着いた花も押し潰されている有様です。

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 1号はもうどうにもなりませんが、2号はちょうど葉っぱが5枚になったところ。で、初めて枝豆の摘芯というものをやってみることにしました。生長点を摘んでしまえばそれ以上背が高くなることは無く、しかも脇芽が増えて収量が増えるという夢の様な方法なのですが、「タイミングを間違えると収量が減る」とか、「品種によっては収量が減る」とか脅されることも多く、これまで試す勇気が出なかったのです。でも、1号と同じ道を歩ませても同じことですからね、今回は実験です。3号も定植し、これで毎日水遣りする必要も無くなりました。


 さて、ブログを3日間お休みさせて頂きましたが、これまでの様に毎日ブログを投稿するというのはもう止めることにしました。理由は①利用可能容量の残りが10%を切った、②野菜の生長を記録する必要性が薄くなった、③ニコも生活が安定して話題が生まれなくなってきた、と言う様なものですが、一番大きな理由は毎日2時間以上も掛けてブログを書くことが時間的にも体力的にもキツくなってきたからなんです。

 この3日間、ブログだけじゃなく夕飯を作るのも止め、時々お昼寝なんかもしてグダグダしていたのですが、自分がどれだけ疲れていたのかが良く判りました。暑さにやられていたのはニコだけじゃなかったんですね。一番効果的なのはニコの散歩を減らすか野菜作りを止めるかなのですが、どちらも無理だし嫌なのでこういう結論になりました。

本日までの散歩29,260歩、距離20.95㎞、累積817.121㎞

ニコ、「やだ、身体中からヨダレを垂らしてる」

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 昼の散歩コースをもう一段短くすると昨日宣言したばかりなのに、その舌の根も乾かぬ今日、昨日と同じコースを歩いてしまいました。曇っていて気温も昨日程高くなかったので忘れていたのです。

 それでもニコははしゃいでいましたし、一度も行き倒れることなく帰って来たので、まぁ結果オーライということにしましょう。でも明日からは短くするよ。暑いのはお前だけじゃないんだから。

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 人間は汗を掻けるので犬より体温調節能力が高いことになっていますが、高温多湿の中では大した意味はありません。逆に水分とミネラル分を奪われる分だけ不利だとも言えます。実際、散歩に1回出るとハンカチがびしょ濡れになりますから。

 以前、畑仕事でどのくらいの汗を掻いているのか実験したことがあったのですが(畑に行く前と帰ってから体重を量り、その差を失った水分量と推定する)、2時間足らずで1.8㎏。一升瓶1本分ですよ! 今度は散歩でもやってみようかな。

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 その点、この時期の夜中の散歩は天国です。いよいよ半袖短パンで出掛けるようになり、本当に爽やか。そう言えば真夜中の散歩にハンカチなんか持ってってませんね。

 但し、夏になると真夜中にウロつく人間も出てきてドキッとさせられます。去年の夏は野生小動物の気配に驚かされましたが(気配を感じ取るのも驚かせるのもニコ)、でも一番危険なのは人間ですからね。

 実は昨夜も不審な男が歩いていて酔いが醒めました。でも同時に思ったんです、「こんな時刻に懐中電灯で犬を照らしながら歩いている男の方がよっぽど不気味だよな」って。今度誰かに会ったら挨拶しよ。

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 昼の散歩の帰り道、知り合いが一家総出でジャガイモを収穫している場面にでくわしました。そうね、そろそろ収穫しなくちゃね。ということで、私も残っていた7株分のジャガイモを収穫しました。子供も孫も居ないので私一人で。

 まぁなかなか良い結果じゃないでしょうか。ただ、直径6㎜くらいのトンネルが貫通している芋が2つあったんです。あれは明らかに蟻の仕業ではありません。オケラにしては穴が小さいような気もしますし。じゃぁ犯人は誰?

本日の散歩7,067歩、距離5.06㎞、累積796.171㎞

ニコ、「暑かったから休みましたけど、それが何か?」

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 のんびりとセイタカアワダチソウの葉っぱを食べている様に見えますが、これは休んでいるんです。日陰で。

 いや~、今日は暑過ぎました。最高気温は37.3℃の猛暑日。散歩に出た午前11時でも既に30℃を超えていたんですから。ニコなんか短距離コースを半分も行かない内にヤル気を無くし、日陰を見付ける度にご休憩です。

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 ブドウ畑で横になってのご休憩は初めてじゃないでしょうか。写真だけ見ている分には涼し気で良いんですけどね。

 あまりに歩かないので、これは抱っこして連れ帰った方が良いんじゃないかというくらい心配しましたが、それでもまぁ引っ張りを見せつつ普通に散歩を終えてくれました。

 が、帰ったら帰ったでまた別の心配が。食べないんじゃないかと思ったご飯はガツガツと平らげ、でもこれは無理だろうと思った歯磨き棒も2本とも平らげ、あら意外と元気じゃんと思ったらそのまま廊下で横になってしまいました。そう、水を飲まないんです(元々ニコは水を飲む回数が少ない)。

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 途中で私は畑へ行ってしまったので、その間に飲んだかどうかは分かりませんが、残っていた水の量から推測するに、恐らく全く飲んでいないでしょう。このまま夕方の散歩に連れて行って良いものか迷いましたが、いつも通りヒンヒン鳴いて催促しますし、トイレのこともあるので行かない訳にもいきません。

 そしたらね、普通に元気なんです。いつもと違うことと言えば、相性の悪い黒柴ちゃんと挨拶していたことくらい(脱水か熱中症でおかしくなっていたのかも知れませんが、元々バカなので区別が付きません)。

 夕方の散歩から帰ったら水を飲んで、結局全ては私の杞憂に過ぎなかったのですが、ニコ、お父さんは決めたから、明日から昼の散歩は更に短くする。そしてもしもまた水を飲まないようなことがあったら、ドッグフードを水でふやかす。それが嫌ならお父さんを心配させるんじゃない。

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 ニコが廊下で死んでる間、私が畑で何をしていたかと言うと、長ネギ苗の定植です。こう暑いと苗を掘り起こして植え付けるだけで汗ダクダク。植え溝の土が湿っているのは私の汗です(嘘です)。

 今年の苗はサイズ的には申し分ないのですが、アザミウマに吸われまくっていて状態はあまり良くありません。更に宜しくなかったのがこの猛暑。土が硬くなっていて、根を切らずに苗を掘り起こすことが出来ません。まぁネギなんて干し苗の方が生長が良いと言われているくらいで、特に心配はしていませんが。

本日の散歩8,435歩、距離6.039㎞、累積791.111㎞

ニコ、「恥ずかしいから止めてくれ」

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 草藪に入り込んでウロウロするニコを評して奥さんが言いました、「野良犬感満載」。ニコ、聞いたか? 失礼なヤツだな。咬んでやれ。もっとも、口には出さないものの私もそう思いますが。

 但し、ニコが草藪に居ると安心出来ます。土の上、草の上だったら足裏を火傷することもありませんから。代わりにダニの心配は湧きますが。

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 猛暑日寸前で気温も高いのですが、アスファルトはそれ以上に凄い熱さ。靴を通しても熱を感じます。散歩させておいて言うのもなんですが、ニコはよく平気で歩けるものです。って、平気でもないんですけどね。クンクンしたり、私がウンチを拾っているのを待っている間、片足ずつ持ち上げて冷ましていますから。今日は側溝を覆っている鉄板の上でクンクンを始めようとして、よっぽど熱かったんでしょう、まるで踊るかの様に忙しなく足を上げ下げしたのには笑ってしまいました。だから靴を履けって。

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 でも、アスファルトの温度は太陽高度で決まります。夕方の散歩時だって気温は午前中と変わらないけど、信号待ちしていてもニコは足を上げませんから。そして、一年で太陽高度が最も高いのが夏至。ということは、アスファルトの温度はこれから下がる一方。だったら心配すること無いか?

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 と言っても、夏の暑さはアスファルトだけの問題じゃありませんからね。真夏の昼間も散歩させなきゃならないという特殊事情を背負った犬を飼うと心配の種が尽きません。しかもその特殊な犬は散歩中に水を飲まないんですよ。

 ところで話は変わりますが、先日パラパラ雨が降ったとき、雨は降っているけど陽も差すという状況で、図らずも日傘の涼しさを実感することが出来たのです。ニコに傘を差すことは無理なので、光を反射するアルミ蒸着シートみたいなもので日除けを作って被せるってのはどうでしょう。通気性の問題もあるので実験してみなければ何とも言えませんが、いけそうな気がするんですよね。

本日の散歩6,503歩、距離4.656㎞、累積785.072㎞

ニコ、「お巡りさん、このひと嘘つきです」

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 ニコは散歩中、特に草藪に入ったときにクシャミをしますし(嗅覚をリセットする為に意識的にやっているという可能性も感じてはいますが)、目や口の周りが妙に赤いし、何かのアレルギーなんじゃないかという疑念をずっと持っています。医者からは未だに明確な判断を得られていませんが。

 で、昨夜初収穫した桃を味見してみたんです(まだ未熟だったけどそこそこ甘く、香りもあり、これだったらもう一年執行猶予を与えても良いかなと思うものの、それでも鉢で栽培していた頃の方がもっと美味しかった)。そして食べ終わった後で、皿に残った果汁を奥さんがニコに嘗めさせたんです。実際には果汁より水の方が多かったと思いますが、そしたらニコの目の周りが真っ赤になったんです。

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 勿論それだけで判断は出来ませんし、今朝には元に戻っていましたが、バラ科の果物を与えるのは避けた方が良いかも知れませんね。但し、もう一度桃を食べさせて(若しくは果汁を舐めさせて)反応を診ようとは考えていますが。

 ということとは全く関係無く、もうひとつ避けさせた方が良いのがこの暑さ。夏至を過ぎて初めての太陽はひと味違っていました。勿論散歩は短距離コースですが、出だしは威勢が良かったニコも目に見えてヘバっていき、歩みは鈍くなるし、葉が茂ったブドウ棚の日陰でクンクンしたり雑草を食べるフリして休むので、これなら雨に降られた方がまだマシかと思うくらい散歩が進みません。

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 挙句にこれです。だからさぁ、ニコちゃん、最初にあんなに暴れなきゃ良いんじゃないの? まぁニコちゃんがひと休みしてくれればお父さんも汗を拭えるので助かるけど。

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 このニコのご休憩処の隣に警察がテントを張ってネズミ捕りをやっていました。ここではしょっちゅうやっていて、またよく捕まるんですよ。今日も20m足らずの距離をニコと歩く間に軽自動車1台とバイク1台が捕まっていました。

 ところがその警官達の目の前でニコがマーキングなんかするものだから、軽犯罪法違反で検挙されてしまったのです。テントの下で取り調べを受けるニコを待っていると、警官がニコを諭している声が聞こえてきました。曰く、「気品溢れる飼い主さんに恥を掻かせるようなことをしちゃダメだよ」。そうだよ、ニコ。今回だけはと放免されたニコがこの教訓を悪れないようにと、パトカーの前で記念写真を撮って帰ってきました(勿論全部嘘です)。

本日の散歩8,406歩、距離6.019㎞、累積780.416㎞

ニコ、「犬を裸と呼ぶな」

ニコ_2022_06_22_1

 ニコは裸で歩いていますが、実はこのとき雨が降っています。昼間の散歩に出ようとしたらポツポツと雨が落ちていて、どうしようか迷ったものの、ニコが濡れる程の降りではなかったのでそのまま行くことにしました(私は傘を持って)。

 結局途中で止んでくれましたが、ここのところこんなことの繰り返し。昨夜の散歩も直前まで降っていましたし。

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 こうあっちこっちで降られると散歩は勿論、畑仕事もスムーズには進まなくなります。一昨日長ネギの植え溝を掘ったのですから、当然次は定植ということになる筈なのですが、昨日も今日も畑に出て暫くしたら雨が降り始め、どちらも直ぐに止んだものの時間の掛かる定植作業は始められず、結局は草むしりだけで終わってしまいました。まぁ、お陰で草むしりは大分進んだので良いのですが。

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 という畑で、とうとうミニトマトが初収穫となりました。シュガリーテールという名前で売られていた苗で、今回初めて栽培しています。ならば早速味見をということになりますが、冷蔵庫に入れたまま食卓に出すのを忘れていました。味の評価はまた次の機会に。

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 そしてこちらも初収穫です。桃のなつおとめ。もう何年も栽培していますが、恐らくこれまで収穫した中で最大だと思います。この品種の果実重は250g~330gだそうですが、これは231g。まだ標準には達していませんが、ここまで肉薄したのは初めてです。

 しかもこの実は太くて長い枝(つまり葉っぱがいっぱい)の高い位置に着いていたので日当たりも良く、条件としては最高なんです。これで美味しくなかったら今度こそ樹を切り倒しましょう。ええ、まだ味見していません。評価はまたの機会に。

本日の散歩6,741歩、距離4.827㎞、累積774.397㎞

ニコ、「俺の頭はいつもびしょ濡れ」

ニコ_2022_06_21_1

 暑いですねぇ~ 気温が高いと言うよりも湿度が高くてジメジメムシムシ。我が家では昨夜、今年初めてエアコンを点けました。

 湿度の影響を受けない筈(とは私が言ってるだけですが)のニコも暑いらしく、夜中にハァハァするのでうるさくて眠れません。お前は海の近くで生活してたんだから多湿には慣れているんじゃないのか。寝る前に点けてタイマーで消し、明け方にハァハァで起こされてまた点けと、またこんな季節になりましたねぇ。

ニコ_2022_06_21_2

 夕方には更に湿度を上げる雨が。実は散歩専用の長靴を新しく買ってあって(軽くて柔らかく、ソールのクッション性も高くて歩くのに適している)、早く試してみたいと思っているのですが、そこまでの降りではなかったので、今回は傘だけ持ってカッパ犬と出掛けました。

 新しい長靴は膝下丈なので、これとポンチョがあればどんな土砂降りでも完全防備。去年の夏、傘が役に立たない程の土砂降りに遭って、ニコと二人でずぶ濡れになったことがあり、あれを念頭に対策を講じてきたんです。が、こんな暑さでポンチョなんか着たら、雨は防げても汗でびしょ濡れになります。せっかく買ったけど、夏は海パンにサンダル履きが一番かも知れません。

トマト_2022_06_21_3

 ミニトマトのシュガリーテールに続き、次に赤くなるのはアイコだとばかり思っていましたが、アイコでも中玉のぜいたくトマトでもなく、驚いたことに大玉の桃太郎が赤くなりました。

 というアイコの一番果も色が変わり始めていて、順次収穫が始まります。楽しみですねぇ。でも楽しみなのは今の内だけ。夏野菜なんて直ぐに消費が追い付かなくなるんですから。

トウモロコシ_2022_06_21_4

 そしてこれまた驚いたことに、知らぬ間にトウモロコシの雄穂が出来ていました。あぁマズイ、早く農薬を撒かなきゃ。

 でもね、トウモロコシを作る度に思うんです。だから去年も書きました。まだどこに雌穂が着くのかすらも判らない様な状況で雄穂だけ出してどうするの。ヒゲ(雌蕊)が出てくるまでに花粉が無くなっちゃうんじゃないかと、毎回ハラハラドキドキさせられます。

 野菜なんてどれもそうですが、トウモロコシはちゃんと受粉しているか、虫に喰い荒らされてはいないか、採り時はいつかと、特にハラハラドキドキさせられます。

本日の散歩8,513歩、距離6.095㎞、累積769.57㎞

ニコ、「あんたが居なかったら誰が私を守るの」

ニコ_2022_06_20_1

 ニコは場面場面で表情がかなり違うのですが、これなんか般若の面みたいに見えませんか? ブログに載せる写真はなるべく可愛かったりカッコ良かったりするのを選んでいますが、撮り溜めた写真の中には不細工な表情をしたものも多く、今度そんな写真の特集を組んでみましょうか。

ニコ_2022_06_20_2

 そんなことはどうでも良いのですが、上の昼の散歩の写真、いつもと何か様子が違うことに気が付きません? 答えは影の長さ。昼の散歩と言いつつ、写真が撮られたのは朝の8時台なんです。こんなに早起きしたのは何年ぶりでしょう。

 何故早起きしたかと言うと、病院へ行かなければならないから。エルデのときは庭に出してトイレをさせれば良かったので簡単でしたが、ニコは出掛ける前に散歩させなければならないので大変です。

ニコ_2022_06_20_3 奥さん撮影

 でも、もっと大変なのはニコの方かも知れません。いつもは昼の散歩から帰るとご飯を食べて、夕方の散歩まで寝ているのに、奥さんに依ると私が戻るまでの3時間、ずっと家の中をウロウロして遠吠えし続けていたそうです。ニコ、前にも言ったけど、外に居てニコの遠吠えが聞こえたことはないから、無駄だから止めなさい。

ニコ_2022_06_20_4

 こんなのは慣れてもらうしか無いのですが、考えてみると週に2回は買い物に出掛けていて、その度に遠吠えしているのですから、いい加減で慣れても良さそうなものなのに。1年以上経っても慣れないのなら、あと何年したら慣れるの。って言うか、お父さんが居ない間はお母さんで我慢しなさい。

本日の散歩8,571歩、距離6.137㎞、累積763.475㎞

ニコ、「だから右足を下す前に左足を上げれば良いんでしょ」

ニコ_2022_06_19_1

 暑くなる、暑くなると言われ続けて今日が3日目ですが、やっと晴れて本当に暑くなりました。暑くなるとニコがより元気になるという私の仮説通り(本当は「足が熱くて早く持ち上げたいから速く歩く」というのが私の仮説ですが)、このクソ暑さの中でもニコは元気です。

 但し、勿論歩くのは短距離コースです。元気であればある程、どうせ直ぐにヘバるんですから。

ニコ_2022_06_19_2

 去年の夏を経験して、暑さに関してはそんなに心配していません。何と言っても去年の夏を乗り切った訳ですし、これからも暑さを凌ぐ工夫を続けていくのですから。ただ、アスファルトの熱さだけは避けようがありません。ニコもなるべく日陰を歩くようにしますし、私もなるべく土の上を歩けるコースを選ぶのですが、直射日光に焙られたアスファルトの上を歩かずに散歩を終えるなんてことは絶対に不可能ですから。

ニコ_2022_06_19_3

 なので足裏を保護する為に靴を買い、あれから毎日履かせて慣れさせる訓練を続けているのですが、私はもう見切りました、少なくとも今年の夏の内にニコが靴デビューすることは無いでしょう。

 靴を履くことには慣れてくれて、もう唸るようなことはありませんが、歩けないんです。足の感覚がおかしくなるからでしょうが、先ず足の裏を地面につけることから出来ませんし、歩いたとしてもピョンピョンと跳ねる様にしか歩けません。それもほんの2、3歩。この分だと普通に歩けるようになるまで1年は掛かるでしょう。

長ネギ植え溝_2022_06_19_4

 長ネギ用の畝周りの草むしりがやっと終わり、植え溝を掘るところまできました。

 先ず知っておいて頂きたいのが、我が家の畑の土が粘土質で、水捌けが非常に悪いと言うこと。「水捌けの悪い土地では長ネギの栽培を止めるべき」と言われているくらい栽培には適していないんです。なのであれこれと工夫を凝らしてきたのですが、去年の実験で長ネギの根は水に浸かってもヘッチャラだということが判りましたし、逆に栽培中に水切れを起こすと品質が落ちることも判ったので、今年は普通に深さ30cmくらいの植え溝を掘って植えてみようかと考えていました。

 でも、やっぱり不安なんです。水の問題だけじゃなく、長ネギの根は空気を必要とするなんてことも言われていますし。それで、中途半端ながら植え溝の深さを15cmにしました。土寄せを多少なりとも楽にし、土寄せ用に畝間の土を掘っても根が乾かないギリギリの線を狙った訳ですね。どういう結果になるかは半年後です。

本日の散歩6,549歩、距離4.689㎞、累積757.338㎞

ニコ、「ササミ君が捨てがたいのよね」

ニコ_2022_06_18_1

 今日は雲が厚くて気温もそれ程は高くなかったので長距離コースを使ったのですが、湿度が高くて地味に暑い。しかも、我慢させられ続けていた久々の長距離コースなのでニコがはしゃぐ。巡回出来なかった縄張りが荒らされていなくて良かったね。

 本当にニコは散歩が好きですね。家に居る間はずっと寝ていて、溜め込んだパワーを全て散歩にぶつけているみたいです。

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 そんなニコの姿を見ていると、以前から感じてはいましたが、野良の方が幸せだったんじゃないかとどうしても考えてしまします。

 そりゃ家庭で飼われ、食住の不安が無くなり、甘えられる相手が出来、呑気に鼾を掻いて寝ていられるようにはなりましたが、自由に駆け回る楽しみを奪われ、ちょっと引っ張れば叱られ、雨が降ればカッパなんか着せられ、礼儀知らずの犬に教育を施そうとしたら叱られ、時々恐ろしい場所に連れていかれて針で刺され、寝坊な飼い主が起きるのをじっと待って・・・

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 エルデと一緒に生活している間、そんなことを考えたことは勿論一度もありません。彼女は生後2ヵ月で我が家にやって来て以来ずっと家族でしたから。エルデも我々と離れて生活するなんてこと、これっぽっちも考えたことは無かったでしょう。

 その点、ニコは自由な生活を知っていますからね、得られたものがある反面、失ったものも沢山ある筈です。しかも、人間だって同じですが、失ったものの方が大きく見えてしまうもの。その収支バランスをどう感じているかはニコにしか分かりませんが。

ニコ_2022_06_18_4

 ところで、エルデは2~3回脱走したことがあります。状況は全て同じで、外に出た私を追い掛けたんです。

 一方ニコは脱走したことはありませんが(脱走出来ないようにしてありますから)、首輪が抜けたのと手が滑ってリードを落としたのとリードが切れた3回、逃げる気なら逃げられた状況がありました。でも3回とも呼んだら戻って来たんですから、野良に戻りたいと切実に考えている訳でも無いのかも知れませんね。但し、確保された後で「あ~失敗した~」と悔やんだかどうかは定かではありませんが。

本日の散歩8,081歩、距離5.786㎞、累積752.649㎞