食道楽旅行、本当に終わる

手長エビ_2020_10_31_1

 最後の沼津を食べました。手長エビの干物です。ジューシーで旨味が濃く、これは本当に美味しいですねぇ。エルデとよくお散歩に行ったあの大学辺りに沼津が在ってくれたらと、心の底から思いました。

海彦、山彦に戻る

玉ネギ用畝建設予定地_2020_10_30_1

 またまた何日ぶりかでの畑です。この時期になるともうそんなにやることも無いのですが、旅行前に苦土石灰を撒いておいた玉ネギ用畝の建設予定地を耕しておかなければなりませんので。日曜日に肥料を入れてもう一度耕し、畝を立てて月曜日の雨を待ち、それからマルチを張ってしまえばいつでも植え付け可能になります。

収穫_2020_10_30_2

 ついでに収穫も。春菊の間引き菜とミニトマト、そして小カブサイズになったカブです。例年は2回に分けて種を蒔くカブを、今年は面倒臭くて一度に蒔いてしまったので、早めに収穫を始めないと食べ切れない内に巨大カブになってしまうので。

エンツァイの花_2020_10_30_3

 一方でエンツァイ(空芯菜)には花が咲きました。長きに亘って楽しませてもらいましたが、こちらにはそろそろご退場願いましょう。

大根_2020_10_30_4

 それはそれとして、大根が増々窮屈そうになっていました。葉軸が折れてしまうと光合成による養分チャージに不利になりますし、防虫が必要なのも精々あと半月くらいなものなので、もうトンネルを外してしまいましょうか。半月程度なら農薬を1回撒くだけで十分でしょ。

GoTo食道楽旅行、2日目

富士山_2020_10_27_1

 昨日は全く気が付かなかったけど、こんなに近くに富士山が見えていたんですね。朝靄で霞んでいますが、今日も良い天気です。

朝食_2020_10_27_2

 そして朝食です。朝から刺身なんか要らんよと思いつつ、ご飯を3膳も食べてしまいました。昨夜はご飯をひと口も食べていなかったので糖質が足りていなかったのか、お腹が空いてお腹が空いて。が、これがまたしても道中に暗い影を落とすことになろうとは…

沼津_2020_10_27_3

 2日目の最初の目的地は沼津港。6千円分の地域共通クーポンを使って美味し寿司をお腹いっぱい喰おうという魂胆です。沼津港には恐らく初めて来たと思いますが、狭いエリアに海鮮料理屋や干物屋がギュウギュウに詰め込まれていて、食道楽の海無し県民にとっては夢の様な場所なんですね。

 お土産の干物を探しがてら散策した後、出発前に目星を付けておいた寿司屋に入りました(事前情報が無ければとても選べません)。駿河湾の珍しい深海魚を含め、鮮度抜群のネタがよりどりみどり。やっぱりここにして良かったなと思いましたが、食べられません。「美味しい寿司をお腹いっぱい」なんて意気込んだところで、店に入る前からお腹はいっぱいなんですから。大好きな鯵とウニ、初めてのクエは意地で食べましたが、それが限界でした。クソ~

 ただ、早目に着いて早目に食事してという計画はここでも大正解でした。我々が車に戻る頃には各店舗の前に行列が出来ていましたし、ガラガラだった駐車場も満車状態。地元ナンバーの車も多かったので、それだけ美味しいってことなんでしょうね。

日本盲導犬協会_2020_10_27_4

 そして今回の旅の最後にして最大の楽しみだった目的地がここ。日本盲導犬総合センター「盲導犬の里・富士ハーネス」です。盲導犬のキャリアチェンジ犬飼育ボランティアに応募したことは以前に書きましたが、当選したらここに来なければならないので下見しておこうという意味もありました。でも一番の目的は、エルデを亡くしてから早や4ヶ月、犬との触れ合いに飢えた心を盲導犬候補のパピーやリタイア犬たちに癒してもらうんです。

日本盲導犬協会_2020_10_27_5

 が、犬が居ません。触れ合うのは無理にしても姿を眺めるくらいは出来るだろうと思っていたのに、パピーは全てパピーウォーカーの元に送り出された後で、リタイア犬も全てボランティアさんの所へ。唯一面会が叶ったPR犬(この子も一種のキャリアチェンジ犬)の2歳のゴールデンちゃんも、近付いて来てはくれましたが、アッと言う間に部屋の中へ戻って行ってしまいました。ア~ン、こんなことなら素直にブーちゃんに会いに行けば良かった。

 でも、施設の規模の小ささには驚きました。何十頭という訓練犬が居るんだろうと思っていたのに、実際に目にした訓練犬は2頭だけでしたし、それ以前に犬舎の数がそれ程無いんです。訓練は他のセンターで行っていて、ここはPR活動をメインに行う施設だったのかも知れませんが、ちょっと意外でした。

 と言う訳で、計画は完璧だったけど胃袋がそれに追い付けなかった旅行はこうして終わりましたが、最後に特筆しておきたいのは今回の道案内をお願いしたトヨタのカーナビアプリの能力の高さ。最近のがどうかは知りませんが、少なくとも私が使っていた車載型のカーナビと比べても全く遜色がありませでしたし、使用データ量だって2日間走って40M程度。画面が小さいので見難いのが玉に瑕ですが、カーナビの為にタブレットを買っても良いんじゃないかと思うくらいでした(但し、他のカーナビアプリより優秀だと言っている訳ではありません)。

お土産_2020_10_27_6

我が家へのお土産はこれだ!

GoTo食道楽旅行、1日目

  ということで、行ってきました、静岡旅行。といっても西伊豆ですので、山梨県民にとってはお馴染みの、もっとハッキリ言ってしまえば特に魅力も感じない場所なのですが、1泊2日のドライブ旅行となればそう遠くまでは行けませんし、我々の旅行の目的の殆どは「食」、それも「海の幸」に惹かれる部分が強いので(何と言っても海無し県民ですので)、旅行サイトと首っ引きでとにかく料理が美味しそうで部屋食の旅館を選んだんです。

 そう、この「部屋食の旅館」っていうのは新型コロナ対策です。本当は都市部のホテルに泊まって飲食店をハシゴする方が楽しいのですが、今はそんなことすらし難いですからね。

蕎麦_2020_10_26_1

 そんな食道楽旅は、以前から気になっていた十割蕎麦の店、「十割亭」での昼食から始まりました。海の幸にも弱いけど、蕎麦にも目が無くて、出発もこの店の開店時刻に合わせたんです。でも開店と同時に入店して正解でした、続々と客が入って来て、アッと言う間に満席になってしまいましたから。

 我々が注文したのは「一番粉を使った色の黒い」南部と、「石臼そばと更級そばを半々の」縄文そば、そして「自家挽きの挽きたてそば粉で打った」石臼そば(新蕎麦)のざる。結論から申せば蕎麦の香りも味も弱いけど歯応えは良く、そこそこ美味しいとは言えます。ただ量が多い。本格的と自負する店ほど量が少ないという法則に従って3枚頼んだのですが、お腹がいっぱい。これが道中に暗い影を落とすことになろうとは…

紅葉_2020_10_26_2

 台風の心配がほぼ無くなり、天気が安定し、そんなに寒くなる前にという条件で日程を選んだのですが、それは当たりました。まだ紅葉には早いけど穏やかに晴れ、車の中だと暑いくらい。途中の朝霧高原で道の駅に立ち寄ったときには少しだけ肌寒く感じましたが、それでもジャケット1枚で十分でした。

 朝霧高原と言えば酪農も盛んで、搾りたて生乳の1本、ソフトクリームのひとつも楽しみたいところなのですが、なにしろお腹がいっぱいで入りません。ましてや旅館で一番豪華な食事が待っているのですから。

 もうひとつ困ったのが脚の疲労。長距離運転したことのある人ならお解りでしょうが、アクセルやブレーキペダルの上で足を持ち上げ続けているので、右脚の脛部分の筋肉が非常に疲れるんです。十数年ぶりの長距離ドライブで「あ~これこれ」と思い出しましたが、今回は筋肉が鈍っていたからか酷く、仕舞いには度々脚が攣る始末。これには参りました。

港_2020_10_26_3

 そうして辿り着いたのが「やぎさわ荘」。鄙びた漁港の傍に建つ小さな温泉旅館です。漁港と言っても小さな釣り船が浮かんでいるだけで、旅館の人に訊いたら「昔から漁なんかやっていない」とのことでしたが、まぁそんな只の田舎でした。

 そんなことより大事なのは食事。部屋に着いたら先ず除菌シートであちこちを拭きまくり、別々の貸切風呂を占拠して汗を流ししている内にやっと空腹感も湧いてきて、いよいよその時を迎えました。

料理_2020_10_26_4

 ちびちび配膳されるので全容をお伝えすることは出来ませんが、船盛にアワビの踊り焼き、イセエビの蒸し物、海鮮鍋にステーキに蟹と、確かに豪華と言えるのでしょう。但し、出来合いのものを並べただけのものも多く、料理としては旅館の宴会料理の域を出ません。9室だけとはいえ、料理人ひとりではこれが限界なんでしょうかねぇ。魚介類が新鮮だったという以外に評価すべき点はありませんでした。まぁ、楽しくビールが飲めればそれで良いんですけどね。

 という具合に、持参したウイスキーを飲みつつ1日目を終えました。2日目の出来事はまた明日。

ラッキョウ、やっと出番

ラッキョウ_2020_10_25_1

 今日はこれを植えます。ラッキョウの球根です。いつ買ったか覚えていないくらい大昔(7月だったか?)に手に入れ、でもさすがに暑過ぎるだろうと秋になるのを待っていたのですが、そのまま忘れてしまっていたのです。「植え付け時期8月~10月」と書かれていますので一応間に合ったことにはなりますし、生育適温が18~22℃なのでこちらも一応は範囲内なのですが、これから厳冬期に入る前にしっかり根を伸ばしてくれるでしょうか。

ラッキョウ_2020_10_25_2

 毎年花壇に植えていたのですが、今年は球根の数が多いので畑に植えました。畑なので面積的には花壇より有利で、せめてもの応援として株間を少し広くして。結果が判るのは来年です。

大根_2020_10_25_3

 そしてこちらは大根です。太さはまだ4~5㎝程度なのですが、早くも葉っぱがトンネルの天井に届いてしまいました。トンネルを外してやりたいところではありますが、まだチョウやガが飛んでいるのでそうもいきません。

カリフラワー_2020_10_25_4

 こちらのカリフラワーもです。もう少し我慢していてね。

白菜_2020_10_26_5

 一方、毎年トンネルの中で窮屈そうに四角くなっている白菜が、今年はまだ余裕があります。今年は種まきから70日で収穫出来る品種を選んだのですが、やっぱりこのくらいの方が良いですね。80日や85日の品種は大き過ぎて、収穫してからも扱いに苦労しますから。来月中旬には収穫を迎えます。

 さて、いよいよ明日から静岡旅行です。8年前にエルデを連れて河口湖のペンションにお泊りして以来の旅行ですので、仕事もせず、家事もせず、ブログも書かず、ひたすら食べて飲んで楽しんできます。

結果、アシナガバチとスズメバチには気を付けましょう

検査結果_2020_10_24_1

 蜂毒に対するアレルギー反応検査の結果が出ました。興味のある方は写真をクリックして見て頂くとして、早い話がアシナガバチとスズメバチに関してはやや強い反応があるものの、ミツバチに対しては殆ど無いというものです。

 さて、今回のハチ刺され事件をおさらいすると、庭木の枝に隠れていたミツバチに刺されて左手がパンパンに腫れたというものでした。いいですか、相手はミツバチですよ。つまりは手が腫れたのはアレルギー反応ではなく毒自体に因る反応だった訳です。

 ところが医者は私の手の腫れ具合(かなり酷いと言っていました)と今回の検査結果を見て、「次に刺されるとアナフェラキシーショックを起こすかも知れないので薬を出しておきましょう」と言うのです。おかしくはありませんか? まぁ過去にアシナガバチに刺されたこともあり、アナフェラキシーショックに関しては常々不安を抱いていたので、緊急時に使える薬を処方してもらえたのは嬉しいのですが、なんだか釈然としません。

畑、秋の収穫が始まる

長ネギ_2020_10_22_1

 何日ぶりでしょう、やっと畑へ行くことが出来ました。とにかくやりたかったのが長ネギへの土寄せと、玉ネギ畝を作る準備。玉ネギは来月半ばに植え付け予定なので、直ぐに土作りを始めないと間に合わなくなりますから。トマト畝だった場所からビニールマルチを剥がし、苦土石灰を撒いておきました。

玉ネギ苗_2020_10_22_2

 ただ、そこに植え付ける肝心の苗がまだこんな感じなんです。植え付けまであと24日。育ち過ぎるのも困るけど、ちゃんとした苗になってくれるんでしょうか。毎年のことながらハラハラさせられます。

ラディッシュ_2020_10_22_3

 そして、もうひとつ急いでやりたかったのがこれ、ラディッシュの収穫です。ハチに刺される前日に「そろそろ収穫出来そうだな」という状態だったのですから、気が気ではありませんでした。でも、残念ながら完全に採り遅れ。殆どが玉割れしていて、健全な状態のものは数個しかありませんでした。まぁ仕方ありません、残ったものだけでも漬物にして楽しみましょう。

里芋_2020_10_22_4

 ついでに里芋も2株だけ収穫してみました。ほ~らね、土がドロドロで落とせないから、どれだけ芋が着いているか判らないでしょ。最終的には泥を水で洗い流すことになりましたが、まずまずの出来でした。保存することを考えると水洗いは避けたいので、残りの株の収穫までには土に乾いていてもらいたいものです。

ドラえもんの手、今度は牛皮を纏う

完全防備_2020_10_21_1

 左手が使えるようになったので、また今日から庭木の剪定作業を始めます。勿論完全防御で。牛皮の手袋にナイロンの腕抜きです。牛皮でハチの針を防御出来るのかと言われると自信がありませんが、これ以上のものをとなるとアラミド繊維の手袋を探さなければなりませんので、ここら辺で手を打つしかありません。

 それに、今回は偶々ハチに刺されてしまいましたが、ハチに遭遇することなんか殆ど無く、私が一番心配しているのは毛虫なんです。毛虫の毒針毛だったらこれで十分でしょう。って、ヤツ等は必ず隙を突いてくるんですよね。そうして段々と防御が厳重になっていくんです。究極的には宇宙服でしょうかね。

右腕、現代アートのキャンパスにされる

医療過誤_2020_10_19_1

 連日ハチに刺された手の経過観察をお送りしてきましたが、実はその裏で私の身体にはもうひとつの変化が現れていたのです。それは私の右腕に現れた変化。2日前に皮膚科に行き、ステロイドの注射を打つのにハチに刺された左腕を差し出したので、血液検査用の採血にはこちらだと右腕を差し出したらこうなりました。これはこれで痛い。左手の腫れは日々引いていきましたが、こちらは日々サイケデリックさを増しています。

 それにしても酷いですね。これはもう医療事故レベルですよ。もう一度あの看護師に採血させる勇気は私にはありません。

ぼく、もうドラえもんじゃないよ

ドラえもんの手_2020_10_18_1

 医療とは素晴らしいものですね。4日ぶりに手の甲に皺が出来るようになりました。もうドラえもんの手ではありません。刺された人差し指はまだ完全には曲がりませんが、他の指は握れるようにもなりました。この調子で行けば明日にも形だけは元の状態に戻るんじゃないでしょうか。ただ、もう既に腕の方に痒みが出ていますし、組織が受けたダメージなりの変化(例えば皮膚の色が変わるとか)が現れてくるかも知れませんが。

 今回は庭木の枝に潜んでいたミツバチらしき蜂に刺されましたが、5年前の12月には履こうとしたパンツの中に潜んでいたアシナガバチに刺されました。外に干されていたときに、ここで越冬しようと忍び込んだんでしょう。もう少しすると昆虫達は活動を終えますが、決して死ぬわけではありません。動かないから発見し難いし、逃げもしないので余計に危険です。ご注意を。