畑、秋の収穫が始まる

長ネギ_2020_10_22_1

 何日ぶりでしょう、やっと畑へ行くことが出来ました。とにかくやりたかったのが長ネギへの土寄せと、玉ネギ畝を作る準備。玉ネギは来月半ばに植え付け予定なので、直ぐに土作りを始めないと間に合わなくなりますから。トマト畝だった場所からビニールマルチを剥がし、苦土石灰を撒いておきました。

玉ネギ苗_2020_10_22_2

 ただ、そこに植え付ける肝心の苗がまだこんな感じなんです。植え付けまであと24日。育ち過ぎるのも困るけど、ちゃんとした苗になってくれるんでしょうか。毎年のことながらハラハラさせられます。

ラディッシュ_2020_10_22_3

 そして、もうひとつ急いでやりたかったのがこれ、ラディッシュの収穫です。ハチに刺される前日に「そろそろ収穫出来そうだな」という状態だったのですから、気が気ではありませんでした。でも、残念ながら完全に採り遅れ。殆どが玉割れしていて、健全な状態のものは数個しかありませんでした。まぁ仕方ありません、残ったものだけでも漬物にして楽しみましょう。

里芋_2020_10_22_4

 ついでに里芋も2株だけ収穫してみました。ほ~らね、土がドロドロで落とせないから、どれだけ芋が着いているか判らないでしょ。最終的には泥を水で洗い流すことになりましたが、まずまずの出来でした。保存することを考えると水洗いは避けたいので、残りの株の収穫までには土に乾いていてもらいたいものです。

畑、秋が深まる

春菊_2020_10_14_1

 以前、エンツァイ(空芯菜)の隣に植えたミニトマトの生育が悪いと書いたことがありましたが、エンツァイの隣の畝に2条植えにした春菊が大きくなるに従い、同様の現象が顕著になってきました。ご覧下さい、この生長の違いを。因みに右端にチラッと写っているのがエンツァイです。そのエンツァイにも蕾が着き、そろそろ収穫も終わりになりますので、早めに引っこ抜いてしまいましょうか。いずれにしてもちゃんと生長している方の春菊は、最後の間引きも兼ねて収穫出来るくらいになっています。

ラディッシュ_2020_10_14_2

 こちらはラディッシュ。大雨とその影響で近付けずにいる内にこちらも収穫出来るようになっていました。

里芋_2020_10_14_3

 そして里芋。まだちょっと早いけど気温も下がってきましたし、これもそろそろ収穫ですかね。ただ、里芋は土ごと塊のまま掘り上げることになるのでとても重いんですよ。ましてやその土が湿っているとなれば尚更。おまけに塊から土を取り除く作業も難しくなるし、出来れば土が乾いてからにしたいんですけどねぇ。

ミニトマト_2020_10_14_4

 先日初収穫を迎えたばかりのミニトマトですが、支柱の高さを超えてしまったので摘芯しました。あとは今咲いている花に実が着き、それが赤くなるのを待つだけですが、まぁそこまでは期待していません。今着いている実が赤くなるかどうかというところが精々でしょう。もう秋真っ盛りですもの。

作った畝、一応埋まる

キャベツ_2020_09_18_1

 種蒔き後にオケラに荒らされ、再び種を蒔き直したキャベツの苗です。蒔いた種はちゃんと発芽したのですが、再びオケラに荒らされて瀕死の状態です。土と一緒に掘り起こしてみると、オケラが掘った穴に根が浮いた状態になっていて、これじゃぁ植物は生きられません。

キャベツ_2020_09_18_2

 かと言ってこれから種を蒔き直しても間に合いませんので、苗を買ってきて植え替えました。同じくオケラにダメにされた白菜も。これでまたオケラに荒らされたら同じことなのですが、そのときは諦めましょう。

ブロッコリー_2020_09_18_3

 一緒に買ってきたカリフラワーの苗をレタスの畝に植え付け、これにも防虫ネットでトンネルを掛けました。レタスなら虫に喰われる心配は殆どありませんが(ナメクジを除く)、カリフラワーは守ってやらないと。

大根_2020_09_18_4

 その他、春菊もカブもラディッシュも小松菜も発芽しましたが、最初に発芽した大根の様子が変です。偶々地面に出来たヒビ割れに当たってしまっただけなのかも知れませんが、ヒビ割れとは関係無く倒れているのも居ますし、何だかよく判りません。まぁ殆どの箇所では健全に育っていますし(こうなっているのは2箇所だけ)、食べ切れないくらい作っているので多少欠株したって問題は無いのですが、原因の判らないトラブルは不愉快ですよね。

夏、色々なものを残す

種蒔き_2020_09_14_1

 日本盲導犬協会からの電話が済んだので安心して畑へ出られます。ということで、今日はカブとラディッシュ、小松菜の種を蒔きました。時間切れで今日は出来ませんでしたが、大根とカブ、ラディッシュの畝に防虫ネットでトンネルを掛ければ完成。発芽までは毎日水遣りしなければならないので大変ですが、ここまでは何とかスケジュール通りです。

キュウリ_2020_09_14_2

 ところでこれが何だかお判りになりますか? 最初に作っていたキュウリを放ったらかしにしていたら種が零れて発芽しました。そう、野良キュウリ。今年も臭くないキュウリには出会えませんでしたが、これを育てたら1本くらい臭くないのが出来たりしないでしょうか。

シシトウ_2020_09_14_3

 じゃぁこれは? 唐辛子? いいえ、シシトウです。食べるのに飽きてこれまた放ったらかしにしていたらこうなりました。赤くなったのは完熟したからで、甘味が出てこっちの方が美味しいと感じる人も居るでしょうが、私はあまり好きじゃないんですよね。

 ということで、残す種蒔きもホウレン草と玉ネギだけとなりました。次はこの夏の残滓を片付け、ホウレン草用の畝を作ります。

エルデ、「ここからの時間が好きなのにぃ」

カブ&ラディッシュ_2019_10_07_1

 ということで、真面目に働いてきました。先ずはギュウギュウ詰めになっていたカブとラディッシュの間引き。間引きは大嫌いなんですが、これは対象が大きいし、それ程密集もしていないので作業としては楽です。ただ、どれを残せば良いのか悩むという問題は変わりませんが。

カブ&ラディッシュ_2019_10_07_2

 で、これが間引いたカブとラディッシュです。ラディッシュとは言っても今年蒔いたのはコメットとアイシクル、そしてフレンチ・ブレックファストという品種のミックス種で、コメットが普通の赤丸ラディッシュ、アイシクルは小型の大根、そしてフレンチ・ブレックファストは半分赤い小型大根といったところです(写真は右からカブ、コメット、アイシクル、フレンチ・ブレックファスト)。この中でアイシクルだけが作るのも食べるのも初めての品種なのですが、地下部分が長く、ラディッシュのつもりで引っこ抜いたら半分に毟れてしまいました。それにこれ、殆どの株の地際が黒く変色していて、根くびれ病かも知れません。

長ネギ_2019_10_07_3

 これもやらなきゃやらなきゃと思いながら延ばし延ばしにしてきた、長ネギへの土寄せも行いました。

 気温が下がってきてこれからまだまだ伸びるのですが、軟白部は恐らく20㎝くらいにはなっていることでしょうから、そろそろ収穫し始めようかと考えています。去年は9月中から収穫を始めましたが結局は消費し切れませんでし、今売られている長ネギは貯蔵されていたもので瑞々しさに欠けるんですよね。

 と同時に、収穫した場所の土を土寄せに使おうという魂胆でもあるのです。私の栽培方法(苗を平畝に植え、畝間を掘り下げた土で土寄せする)の肝は、根の周りの土を薄くして酸素供給量を増やし、尚且つ過湿を防ぐ点にあるので土寄せの度に畝間が深くなるのは良いことなのですが(但し、理論通りに機能しているかは判りませんよ)、今年は雨が少なく、あまり深くしてしまうと長ネギの畝だけでなく隣の畝まで乾燥させることになってしまいますので、これ以上畝間を掘り下げたくないんです。

 

エルデ_2019_10_07_4

 長かった残暑もさすがに勢いが弱まってきて、現在は16時の散歩が定着しつつあります(暑い日は30分を限度に遅らせる)。なので、本当はもう少し畑に居たかったのですが、途中で切り上げて散歩に出ることに。いえ、出発が多少遅れたって構わないのですが(写真は諦めることになりますが)、今日は18時から雨が降り始めるという予報なので危険を冒したくなかっただけなのです。

エルデ_2019_10_07_5

 そんな飼い主の愛情に応えるかの様に、今日もエルデはルンルンで歩いてくれました。また勝手にコースを延長させていましたし。

 そして散歩も終盤、そろそろ家も近くなってきたというタイミングで、最近のエルデは脚の向くまま気の向くままのクンクンを始めるのが定番になっています。まだ帰りたくないというアピールなのかも知れませんが、さぁ帰って夕飯の支度をしなくっちゃってときにこれをやられるとイラッとします。が、今日はそうはいきませんでした、予報より早く雨が降ってきたのです。納得のいかない風のエルデを引き摺る様にして帰ることになりました。

エルデ、「レンガの間に毛が挟まるこの感じが堪らないのよね~」

大運動会_2019_10_06_1

 今日はご町内の大運動会。競技に参加するつもりなど毛頭無いけど、行かないという訳にはいきません。当然発作持ちのエルデを独りで残していくのも嫌なので一緒に連れて行きたいのですが、去年の運動会に連れて行ったらピストルの音に怯えたエルデはパニックを起こして大暴れ。もう一度連れて行ったところで、また途中で連れ帰る羽目になるでしょう。

 それで、どうしたものかと悩んだ末、今年に入ってから発作も起こしていないことだしということで、思い切ってお留守番させることにしました。2年半前に最初の発作を起こして以来初めてのお留守番、ということもないのですが(だって、私が畑へ行けばその間エルデは独りぼっちですからね)、とっても心配。結局何も起こりはしなかったものの、エルデ、発作かパニックか、どっちかひとつにしてして貰えないか?

玉ネギ_2019_10_06_2

 という社会参加の後でも玉ネギへの水遣りは欠かせません。でも、もう殆どの芽が二つ折れを脱却したので、これで水遣りも卒業です。

 それにしても、今年の玉ネギ苗は発芽当初から何だか疎らな印象が拭えません。条間も株間もいつも通りなのに、例年もうちょっと写真写りが良いんですけどねぇ。発芽率が特別悪いっていう感じでもないし、ということは1本1本が細いんでしょうか。発芽してくれたのは有り難いけど、先行きに不安を覚えます。

カブ&ラディッシュ_2019_10_06_3

 最近は水遣り以外に野良仕事らしい仕事をしていないので、最初に種を蒔いたカブ(左側)とラディッシュ(右側)がこんなことになってしまいました。カブはまだパチンコ玉くらいにしかなっていないので、間引いてそのまま味噌汁の具にでもしてみましょうか。ラディッシュの方は種蒔きから22日目なので、名前(二十日大根)からすればもう収穫ということになるのですが、本当は30日くらい掛かります。でも、カブよりは大きくなっているので、小さなラディッシュとして収穫を始めてもイケるでしょう。糠味噌も良い具合に仕上がってきましたし。何にしても明日は少し真面目に働きましょう。

 

エルデ_2019_10_06_4

 勿論、エルデの散歩だって欠かせません。お留守番してくれたご褒美に、エルデが行きたがっていた大学へ連れて行きましょう。抜け毛も落ち着いてきましたし、どうせ学生だって居ないでしょうから。

エルデ_2019_10_06_5

 でも、これを忘れていました。エルデの趣味のひとつであるゴロゴロを。おいおい、奉仕者が現れないからといって、なにもシャンプー3日目でやらんでも。

エルデ_2019_10_06_6

 運動会してたときは暑かったのですが、散歩の頃になると曇り空になり、気温も急激に下がってきました。だからでしょうけど、今日は最初から最後まではしゃいでいましたね。私と一緒に走りもしましたし、私を置いて駆け足で臭いの素を探し回ったりもしていましたし。それでも気持ちが納まらなかったのか、散歩を延長しようとまでしていました。明日からはまた更に気温が下がるので(それでも平年気温よりは高いのですが)、エルデ、また少し歩くスピードを上げるよ!

エルデ、久しぶりに綺麗に撮れる

 さて、今日はいよいよ玉ネギの種を蒔きます。どんな野菜でも種蒔きは成否のカギとなる重要な作業ではありますが、特に玉ネギには特別感が付き纏います。それは玉ネギの種蒔きから定植までの一連の作業が1年の最後を飾る大仕事だからという面もありますが、種蒔き時期が9ヶ月も先の結果を大きく左右するからに他なりません。

玉ネギ_2019_09_25_1

 で、今回運命を託すのはこちらの品種。これでなければという理由は特に無いのですが、中晩生種で大玉で貯蔵性が高いという点で選びました。

玉ネギ_2019_09_25_2

 間引き作業が大嫌いだということは何回も書いていますが、実は種蒔きも嫌いで、特にこの玉ネギの種蒔きは大嫌い。理由は種が黒くて小さくて蒔く数が多いから。なにせ私はピンセットで一粒一粒置いていくので時間が掛かる上に、土が湿って色が暗くなっているとどこまで種を蒔いたか判らなくなってしまい、非常に厄介なんです。農薬で着色されている種がありますが、あんな風に白く着色しておいてもらいたいものです。

 ということで大嫌いな種蒔きは終わりましたが、昨日種を蒔いたホウレン草と併せ、また暫く水運びしなければなりません。

大根_2019_09_25_3

 それでも時間が余ったので、大きくなってきた大根を間引くことにしました。大根は真っ直ぐ育てることも大事ですから、押し合いへし合いして曲がる前に1本立ちさせちゃいましょう。

大根_2019_09_25_4

 間引きついでに土寄せも行い、根腐れ防止対策の一環として畝上に排水用の溝も掘っておきました。せっかく防虫ネットを捲ったのだからと、同じ畝で育てているカブとラディッシュも間引いて作業は終了。今年の秋冬野菜はどれも順調ですね。

 

エルデ_2019_09_25_5

 野良仕事が早く終わったので(と言うか、種蒔きに時間が掛かるだろうと、いつもより早く畑へ行っただけなのですが)、エルデの散歩も前倒しすることが出来ました。まだ明るいので写真もブレずに綺麗に撮れます。

エルデ_2019_09_25_6

 ですがそれは暑いことも意味します。暑いと言ったって真夏のそれとは比べ物になりませんが、それでも年間の最高気温が19℃の国で生まれたエルデには充分に暑いんでしょう。途中、久しぶりに自動販売機で冷たいミネラルウォーターを買って飲ませてやったのに、やっぱり散歩終盤にはヤル気を失くしていました。エルデの現在の実力を知る為にも、早く涼しくなってもらいたいものです。そうなれば散歩を昼間に戻し、ストレス無く写真も撮れますし。

エルデ、「お父さん、どうしたの?」

 今日は朝から終日雨の予報だったのですが、起きたら降っていません。あれ?っと思って日本気象協会の1時間天気予報を確認すると、降らないばかりか回復傾向だと変更されているではないですか。降っていないのなら仕方が無い、畑へ行きましょう。

カブ_2019_09_21_1

 左がカブで右がラディッシュです。1週間前に種を蒔いた大根~春菊は全て発芽し、もう本葉生えてきました。

 それにしてもラディッシュを作る度に思い出すのですが、初めて種を蒔いたときは殆ど発芽しなかったんです。いや、後から考えれば発芽はしてたんでしょうけど、皆シンクイムシに食べられちゃってたんですね。そんなこと知らないから「どうして発芽しないんだろう」って、不思議でなりませんでした。それが今では当たり前の様に収穫まで辿り着けるようになったのですから、私も上達したものです。って、全ては防虫ネットのお蔭なんですけど。

カブ_2019_09_21_2

 と言う訳で、土も程良く湿っているので追加分のカブとラディッシュの種を蒔きました。今日はともかく、明日からは雨が続く予報なので水遣りの手間も省けるでしょう。今、糠床を作っているところなのですが、何とかラディッシュの収穫までに仕上がってもらいたいものです。

ケラ_2019_09_21_3

 ところで、畑でケラ(オケラ)を見付けました。何かの折に家でオケラの話題になり(恐らく「ミミズだ~って、オケラだ~って」でしょうけど)、私が「そう言えば子供の頃はゴロゴロ居たのに、もう何十年も見てないねぇ」と言うと、何と奥さんは見たことが無いということでした。まぁそのくらい希少になったということなんですよね。但し、希少であっても害虫には違いは無いのでご退場頂きましたが。

 

エルデ_2019_09_21_4

 そう、散歩だって休む予定だったんです。困るんですよね、畑にも散歩にも行けないという前提でスケジュールが組んであるので、他が大忙しになってしまって。とは言ってもせっかく涼しいので、今日は少し早く出発して長く歩いてもらいましょう。大学コースなら文句は無いだろ?

エルデ_2019_09_21_5

 が、やっぱり学生が居ません。大学の夏休みってこんなに長かったっけと思ったのですが、考えてみたらそれ以前に今日は土曜日でした。エルちゃん、そんな営業しても無駄だよ。人が居ない所でゴロゴロしても身体が汚れるだけだから止めて。

エルデ_2019_09_21_6

 それでも今日はエルデも良く歩いてくれました。自ら冬季用の長いコースを選んで。それでまた時間が消費されてしまうのは痛手ですが、暑くさえなければまだエルデは歩きたいんだと判っただけで充分に報われました。だったらついでにダッシュで後脚の筋トレもさせちゃえと思い、駆け出すフリを何回かしてみたのですが(私を追い掛けようと地面を蹴るときに後脚が鍛えられる)、クンクンに夢中で一度も気付いてくれませんでした。エルちゃん、君って子は…

ムギちゃん、思わず仰け反る

梅干し_2019_09_17_1

 改良型梅干し台です。簡易温室のビニールを外し、棚板に網戸の網を敷いたものです。これなら陽も良く当たるでしょう。ビニールを被せて温室のまま使っても埃を防げて良かったのですが、風が結構強く、倒されでもしたら全滅ですので外しました。乾燥させる為にはその方が良い訳ですし。

 ですが肝心の太陽が出ません。今日は2時間程日光浴させられましたが、後はずっと曇り空。明日は雨が降る予報ですし、これが干物業者だったら死活問題です。でもまぁ、日光浴させる理由は知りませんが(乾燥時間の短縮? 紫外線消毒?)、乾燥だけなら時間を掛ければ何とかなるでしょう。なにせ初めてのことですので、他にも細かな失敗は色々ありますが、全ては次回への教訓としましょう。

大根_2019_09_17_2

 畑へ行くと大根が発芽し始めていました。大根だけじゃなく、発芽の遅い春菊以外のカブ、ラディッシュ、小松菜、水菜、わさび菜も発芽を始めています。やれやれ、これで水遣りがだいぶ楽になります。

トンネル_2019_09_17_3

 発芽してしまえば不織布は邪魔になるだけなので、大根とカブ、ラディッシュの畝の不織布を外し、シンクイムシ対策として防虫ネットでトンネルを掛けました。白菜やキャベツのトンネル側に大盤振る舞いしたら支柱が足りなくなり、建築基準法に抵触するんじゃないかみたいなトンネルになってしまいましたが、今更追加購入して張り直すのも面倒ですし、どうせそんなに長く使う訳ではないのでこれで我慢してもらいましょう。

 

エルデ_2019_09_17_4

 大学コースじゃないことが気に入らないのでしょうか、「さ、今日も張り切って歩くよ!」と先導するのですが、どうもエルデが乗って来ません。確かに今日も暑いですし、さっきまで寝ていたのをいきなり起こされて歩けと言われてもそんな気分になれないかも知れませんが、今日は早く帰りたいんだからクンクンばかりしていないでサッサと歩け!

ムギちゃん_2019_09_17_5

 というヤル気の無い犬と歩いていても楽しくはありませんが、今日は珍しくムギちゃんと会えたので許しましょう。

オーちゃん_2019_09_17_6

 ただ、間の悪いことに同じタイミングでオーちゃんまでやってきて、オーちゃんの飼い主さんがエルデをナデナデしてくれるからそちらにも対応しなけりゃならないし、オーちゃんは態々背伸びをしてまでムギちゃんに吠えつくし、ムギちゃんはエルデを追って動き回るし、心行くまでムギちゃんと触れ合うことが出来ません。って、ムギちゃんの興味はエルデに対してだけで、私がナデナデしたって喜んではくれませんが。

種蒔き、地味な作業ながら2時間消費

 ということで、今日は種を蒔きます。

種_2019_09_14_1

 今回蒔くのはカブ、ラディッシュ、大根、小松菜、春菊です。面白い(今まで食べたことが無く簡単に作れて美味しい)野菜は無いかと探してはいるのですが、そうそう新しい野菜は出てこないし、作っても美味しいと思えるものは殆ど無く、結局は毎年同じ布陣になってしまいます。でも、古くからお馴染みの野菜がそれだけ美味しいということなんですけどね。

種蒔き_2019_09_14_2

 で、蒔きました。土地が余ったので、去年の残り種ですが水菜とわさび菜も少し蒔いておきました。畝全体に乾燥防止用の不織布が掛けてありますが、2本の畝全部に種を蒔いた訳ではありません。カブとラディッシュは2回に分けて蒔くのでその分は空いていますし、玉ネギの苗床に使う部分も空き地になっているのですが、こうしておかないと野良猫にトイレされてしまうので。

 それにしても、こんなに土が乾いた状態で種蒔きなんかするもんじゃありません。水遣りの為にバケツをぶら下げて家と畑を4往復する羽目になりました。明日からもこれを繰り返さなけりゃならないかと思うと目眩がしますが、雨を待っていられなかったのだから仕方がありません。

エルデ_2019_09_14_3

 そんな種蒔きの途中、大きな花火の音がしたので慌ててエルデの様子を見に戻ったのですが、ご覧の通り出窓で横になってマッタリしていました。私が帰るのを待っているのですが、本当に花火や雷の音に反応しなくなりました。それが良いことなのか悪いことなのかは判りませんが、まぁ安心ではあります。

 と同時に、安心したことがもうひとつ。この出窓の下にはソファーが置いてあって、そのソファーから出窓によじ登るのですが、それでも結構な高さなんです。最近は就寝中に花火が鳴ってもベッドに登ってくることが無くなって、それは脚の筋力が衰えて登れなくなったからではないかと危惧していたのですが、ソファーから出窓まではベッドの高さよりあるので、ここに登れるんならまだ大丈夫だ。

エルデ_2019_09_14_5

 大丈夫なら歩かせようと、また大学コースへ。しかもショートカット無しに。でもダメなんですよ、大学へ行く一番の理由はエルデに奉仕者を充てがってやろうという親心で、その為に学生(特に運動部員)が居そうな場所を歩かせようとしているのに、クンクンに夢中で勝手に歩き回るものだから、今日は奉仕者獲得ならず。親の心子知らず。

エルデ_2019_09_14_6

 それでも唐突に引っ張りっこを始めたのですから、エルデはエルデなりに楽しかったんでしょうね。

 と言いながら、やっぱり脚の衰え感は消し難いものがあります。今日は軽く走らせたのですが(カメラを構えて私が走ったので付いてきた)、出だしでよろめいていましたし、他にも脚を縺れさせる場面もありました。それが関節の痛み故か、それとも筋力の衰え故なのかは判りませんが、鎮痛消炎剤を飲ませてでももう少し運動させましょうか。エルデの年齢は人間に換算すると80歳後半ということになっていますが、それは単純に寿命を比較しただけことで、幾つになったって犬は犬ですから。先ずはこの引っ張りっこを手加減するのを止めることから始めて、今日みたいに私と一緒に走らせるのも良いかも知れませんね。私の脚に何も起こらなければ、エルデの脚だって大丈夫でしょう。ま、お互いに無理せずに、ですが。