ニコ、「脂肪があるから旨いんだろ!」

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 実はこれ、小鳥を狙って野生全開になっているところです。奥に見える生垣は厚みが1mくらいあるのですが、その生垣越しに気配を察知したんですから凄いものです。まぁ、こうしてウロウロ探し回る遥か前に獲物は飛んで行ってしまっていますので、ニコの野生がどこまで有能なのかは怪しいところですが。

 ニコを散歩させるときに、常に注意し続けなければならないものが2つあります。それは犬と鳥。ニコより発見が遅れるといきなり暴走犬に腕を持って行かれますから。

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 でも、犬はまだ良いんです、必ず人間が付いているので発見は容易ですから。その点で鳥は小さいし、そもそもが迷彩で身を隠すように出来ていて、草藪でじっとしている小鳥を野生児ニコより先に見付けるなんて私には絶対に無理。今日も腕が抜けるところでした。

 そんな野生児ですが、イメージに反してお腹が緩いんです。と言っても下痢し易いとか病的だということではなく、単にウンチが柔らかいというだけのことなのですが、毎日平均して3回拾っているこちらとしては地味にストレスになります。あれこれ試してはいるのですが、これだけは一向に改善されません。

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 そんな中で、最近始めたのがヨーグルト。犬用の乳酸菌食品は与えていたのですが、耐酸性と有効性が研究された人間向けのものの方が期待できますので交代したんです。かれこれ1ヵ月は続けていて、「まぁ何となく効果が出ているような気がしないでもないような気がするなぁ」程度には効いてる気がしないでもありません。

 但し、問題はそのカロリー。実際には体重を量っていませんし、同時期に使い始めたボーロちゃんのカロリーだって無視することは出来ませんが、何だかニコがムチムチしてきた様に見えます。それで、カロリーオフでもっと確実な人間用の腸内菌製剤にしようと探しに行ったのですが、当然のことながら添加物も多く、どれが良いのか判断が付かず、取り敢えず脂肪分ゼロのヨーグルトを買って帰って来ました。

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 昨日エンドウの種を蒔き、今年の作付けは全て終わりました。さ、次は庭木の剪定だ。

 で、これは大根です。やっと土の上に顔を出してきました。太さはまだ8㎝くらい。ただ、大根は寒くなってからも生長しますので、そこそこのものが収穫出来るでしょう。

 その他、葉物野菜(春菊、ホウレン草、小松菜)はもう収穫を始めていて、白菜もそろそろ収穫を始めても良いんじゃないかくらいに大きくなっていますが、トンネルが邪魔して確認は出来ていません。と、ここまでは大健闘。が、キャベツとレタスは小さな玉にはなっていますが、来月になると気温急降下らしいのでここまでかも知れませんね。ま、予想通りといったところです。

本日までの散歩17,231歩、距離12.337㎞,累積1,594.264㎞

大根栽培、また少し楽になる、かも

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 あまり人間に興味を示すことのないニコが、自分から誰かにこんなに近寄るのは本当に珍しいことです。と言ってもこの方はユウキ君という雑種犬を飼っている、エルデの時代からの犬友達のお婆ちゃんで(だからこそ私もニコを自由にさせているのですが)、ニコだって初めて会う訳ではないのですが、大抵はユウキ君を連れているので近寄らせることはなく、まぁ初対面みたいなものとも言えます。

 私が親しそうにおしゃべりしてるから安心したというのもあるでしょうが、やっぱり人間にも飼い犬の臭いが纏わり付いているんでしょうか。私にもニコの臭いが? 嫌だなぁ~

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 そう、ニコももうちょっと人間に興味を示せば良いんですけどね。エルデと違ってニコは万人受けする様な容姿ではありませんが、結構「可愛い~」とか「カッコ良い~」とかの声が掛かるんです。中にはナデナデしようとしてくれる人も居るのですが、ニコが不愛想で素っ気ないのでアイドルになれないんです。

 ニコがもう少し人間に興味を示せば、ナデナデしたいと思う人がもっと出てくると思うんです。なにしろ暇な学生がワンサカ居る大学構内を毎日歩いているんですから。そういう経験を積み重ね、ニコが「ああ、人間って怖くないんだな」と気付いてくれたら嬉しいんですけど。

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 昨日は大根の、そして今日は春菊とホウレン草、小松菜の種を蒔いてしまいました。既に大幅に遅れているので急がなければならないのは勿論なのですが、明日から雨が続くという予報が出ていて、そうなると更に遅れが拡大してしまうので、何としても今日中にと必死こきました。単に種を蒔くだけならそんなに時間は掛かりませんが、ダイアジノンを土に混ぜ込んで畝立てしてからの話なのですからそれはもう大変です。

 でも、雨が続けば水遣りの必要が無くなりますから、その点では助かります。それに一連の種蒔き騒動はこれにて一段落。残るエンドウの種蒔きと玉ネギの定植までには暫く時間がありますので、これでやっとのんびり出来ます。

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 で、問題だったのが大根の種蒔き。古くからの格言として「大根百耕(だいこんひゃっこう)」というものがあります。これは「大根を育てるのなら百回耕して、土を軟らかく解して石等の異物を取り除きなさい」という意味で、異物や土の塊があると変形してしまう大根を真っ直ぐ育てる為の教えなのですが、ここは3回くらいしか耕してありません。あと97回も耕していたら来年になってしまいます。実際にはそこまでムキにならなくても、根腐れさえ起こさせなければそんなに大きく変形することは無いのですが、さすがに今回は状況が酷すぎます。

 さてどうしたものかと思案を巡らせた結果、私は画期的な栽培方法を思い付いてしまいました。大根は真っ直ぐ伸びた主根が肥大して出来るものです。だったら主根が伸びる部分の土さえ解されて異物が取り除かれていれば取り敢えず変形はしない筈じゃん、て。

 大根は40cmくらいの長さになりますが、その内地下に伸びるのは20cm程度。そこで深さ30cmの穴を掘り、篩に掛けたサラサラの土で埋め戻したところに種を蒔いたんです。どうです、実に合理的でしょ? もう大根百耕なんていう時代ではありません、これからは大根三耕+穴掘りの時代です。って、どんな結果になるかはこれからのお楽しみですが。

本日までの散歩14,469歩、距離10.36㎞、累積1,285.349㎞

ニコ、無駄に高性能

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 ここは高さが70cmくらいある上に、手前には側溝も在って、エルデだったら絶対に前脚を掛けることすらしないでしょうが、ニコはここを飛び乗ってしまうんです。助走も無しに。

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 上ったからには降りなきゃならないのですが、それだって何の躊躇もありません(上った箇所よりも若干低いのですが)。身体が大きいので筋肉を効果的に使えますし(テコの原理)、体重もエルデより10㎏以上も軽いのですから運動能力が高いのは解りますが、時々驚かされます。

 ニコが土手を駆け上る写真には2度ほど登場して頂きましたが、ダーっと走ってきて1m以上もある高さをひとっ飛びしちゃうんですから、そりゃぁ散歩中に暴れるくらいニコにしてみれば当たり前なんでしょうかね。

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 ただ、身体の性能程に脳味噌の性能が高くないのが問題で、状況を考えもせずに暴れるから危なくて仕方がありません。今日も狭い道路を歩いているときに、前から車が来ているのに道路の反対側に渡ろうとしてお父さんにしこたま怒られ、尻尾を下げたままのご帰還となりました。こういうときだけは引っ張りもせず、大人しく隣を歩くんですよね。こんなときに他のワンちゃんと遭遇したらどう反応するのか、是非とも見てみたいものです。

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 明日のおでんに使う大根を収穫しに、久しぶりに畑へ行ってきました。ついでに寒さで甘さが増した筈のタアサイと小松菜、そして小さな小さな白菜も。多彩でしょ?

 例年、大根は何者かに直径5㎜くらいの穴を掘られてしまうのですが、今回は大根の畝にもダイアジノンを混和してある所為か、今のところ被害は皆無です。増々今年の白菜/キャベツ作りが楽しみになりました。

ニコ、「だから?」

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 朝起きたら腰に痛みがありまして、「よし、とうとうロコアテープの出番がやって来たぞ」と喜び勇んだのですが(腰が痛くて喜ぶってのも変な話ですが)、この程度の痛みの度に貼っていたら何枚有っても足らんぞと思い直し、場所的に筋肉由来の痛みと思われたので代わりにアンメルツゴールドEXを塗ろうと思ったのですが、散歩に行って汗を掻くとカーっと熱くなるので、結局何もしないことにしました。

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 それでも大事を取ってゆっくり歩いていたのですが、そんな事情の分からぬニコは普通に引っ張ります。それで引っ張り返そうとしたら腰に激痛が走りました。元々痛む筋肉を使ったんだから当たり前と言えば当たり前ですが、どうしてニコが引っ張って私が罰を受けなければならないの。

 私が殊更に引っ張り返さなくても、ニコが引っ張ればそれに対抗しようと身体を捻ることになり、同じ筋肉を使うことになります。まぁ、今日は日射しが強くて暑かったので、ニコもそんなにムキになって引っ張るようなことは無かったので助かりましたが、ニコ、頼むよ。

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 まったく、人間なんて損な役回りですよね。犬が身体を掻いたりしただけでも「何か変調があるんじゃないか」と気を揉むのに、人間が明らかに具合が悪そうにしていたって犬なんか気にもしないんだから。

 エルデに、そしてニコにも、「散歩中に飼い主が突然苦しみだしたらどうするだろう」という、まともな大人なら絶対にやらないであろう、でも誰しも興味があるであろう悪戯をやったことがあるんです。エルデはすっ飛んできて「お父さん何やってるの?」と大はしゃぎで、ニコは「早くしてくんないかなぁ」と退屈そうに待っているだけ。ま、犬なんてそんなもんです。

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 散歩から帰り、アンメルツゴールドEXを塗ったら痛みは消えました。その程度の痛みだったんです。で、畑へ。

 大根が大きくなったので1本に間引き、土寄せしました(写真は間引き前)。大根だけじゃなく、タアサイと春菊(3回目)、小松菜(2回目)も。

 それは良いのですが、お判りになるでしょうか、矢印の部分にオケラトンネルが出来ていることを。

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 これはタアサイなのですが、元々4株発芽していたのに3株がオケラの被害を受けて早々と枯れ、とうとう残っていた1株もご覧の通り。オケラにトンネルを掘られると根が浮いてしまい、水分を吸収することが出来なくなって枯れてしまうんです。

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 一方こちらはホウレン草の畝。全面にダイアジノンを混和してあります。畝の肩の部分にトンネルが掘られてはいるものの、畝本体にトンネルは在りません。効いているんでしょうか。

 地温が下がって来るので、そろそろオケラは地中の深い位置まで潜るようになり、地表にトンネルが現れることは無くなります。せめてそれまでの期間は様子を見なければなりませんが、それでもし効果が確認出来たら、今後は全ての畝に使用することにしましょう。と言うか、そもそもこの薬剤は圃場全体に使用することが推奨されているので、そういう使い方を検討する価値はあると思います。だって、このオケラ問題は野菜作りを止めようかとさえ思わせる原因になっているんですから。

ニコ、侵入者にも鷹揚

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 今日は涼しかったですね。畑の野菜達の為には暑さが続いていてくれる方が助かるのですが、散歩にはこの涼しさが助かります。

 涼しいので朝の散歩の距離を延ばそうと思い、暑くなってから使わなくなっていたコースへと誘ったのですが、ちょっとだけ付いてきたものの、直ぐにいつものコースに戻っていきました。ニコが私の指示に従わないのは本当に珍しいことなので驚きましたが、やっぱりこの子は散歩を縄張りの見回りと捉えているんだなと納得しました。

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 となれば、自分の縄張りをウロついているワンちゃんは全て侵入者ってことなんでしょうか。今日も華々しく戦っていました。庭に居たムギちゃん、時々会うお爺ちゃんに連れられた2匹のトイプー、散歩に出発しようとしていたゲンキ君、そして不倶戴天の敵ジロウ君。

 それでも以前と比べればそれほど手を焼かせなくなったのですが、これだけ立て続けに暴れられると、抑えるこちらも大変です。キンモクセイの香りを楽しみつつ、せっかく秋を感じていたのに、お陰で大汗を掻きました。

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 ところが、その連戦の合間に出会った、ニコより少し身体の小さな雑種君に対しては態度が違いました。初めて会う子で、ニコも相手もどう反応するか判らないので、いつでも引き剥がせるようにリードをピンと張り、固唾を呑んで見守っていたのですが、先ず鼻と鼻を突き合わせて臭いを嗅ぎ、次いでニコが体側を合わせる様に動いて雑種君のお尻の臭いを嗅ぎ、最後に雑種君がニコの後ろに回ってお尻の臭いを嗅いで挨拶終了。

 やっぱり相手が敵意を見せなければニコは普通に挨拶するんですよ。中には最初は大人しく挨拶していたのに、突然挑みかかってくる犬も居るので気は抜けませんが。それにしても、重苦しい空気を漂わせながら互いのお尻の臭いを嗅ぎ合い、いったい何が楽しいんでしょう。

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 今日は春菊と小松菜を間引きました。写真の春菊はこれが2回目で、小松菜は初めてです。

 何度も言いますが、私は間引き作業が大嫌いなんです。そもそも、小さくて込み合った苗をピンセットで摘まんでチマチマと抜くという作業自体が大嫌い。

 そして、間引きの基本は「隣り合った苗の葉が重なり合わない間隔になるよう、丈夫な苗を残して抜く」というものですが、写真の春菊の様に本葉が出てくればまだしも、双葉しか出ていない苗の良し悪しなんか私に分かる訳が無いじゃないですか。この「分かりようの無いことに対して判断を迫られる」状況も大嫌い。

 だからなるべく筋蒔きは避けるようにしているのですが、春菊や小松菜までピンセットで種蒔きしてたんじゃ時間がいくらあっても足りませんからね。

白菜、植えてはみたものの…

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 犬が迷子になったとき、確実に身元を示すにはどうすれば良いのか。これはワンちゃんを飼っている人なら誰でも頭を悩ませる問題でしょう。

 法的には登録時に渡される鑑札と狂犬病の予防注射済票を飼い犬に装着することとされていて、この鑑札で誰が飼い主かが判る仕組みになっています。ただこの鑑札、アルミ製なのであっと言う間に削れて読めなくなってしまいます。

 それで我が家では傷に強いステンレス製の迷子札をオーダーして首輪にぶら下げているのですが、それでも問題は残ります。首輪が外れたら何の役にも立ちませんから。

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 そこで登場したのがマイクロチップ。これなら身体に埋め込んであるので外れる心配はありません。但し問題はその普及率。現在は10%程度だそうで、まだ当たり前という程には普及しておらず、埋め込んでおいてもスキャンしてもらえなければこれまた何の役にも立ちません。

 ところが、或るニュースに接したんです。それは来年から販売される犬へのマイクロチップの装着が義務化されるというもの。そうなれば普及率は一気に上がり、迷子犬をスキャンすることも当たり前になるでしょう。

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 それじゃぁニコにも埋め込むかと思って調べてみると、私は知らなかったのですが、マイクロチップにも思わぬ盲点があったんです。

 先ずはマイクロチップ自体の規格が統一されていないこと。当然のことながら規格の違うマイクロチップとリーダーでは読み込むことが出来ません。

 次に、マイクロチップにはID番号だけが記録されていて、そのIDに対応する情報(犬の名前、飼い主、連絡先等)は情報管理団体に登録するのですが、その情報管理団体も統一されていないこと。

 日本では「動物ID管理普及推進会議(AIPO)」という団体が幅を利かせていて、そことISO規格のマイクロチップの組み合わせが一般的みたいですが、とにかく確実という訳ではないみたいです。

 身体に異物を埋め込む以上、絶対に安全とは言い切れませんし、ここはその道のプロ(獣医師)に相談してからにしましょう。

 でも、実はもっと確実な迷子対策があるんです。それは、ニコの白い部分に黒マジックで名前と電話番号を書いておくという方法。これなら一目瞭然でしょ?

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 畑へ行ったら、私の推測通り小松菜とタアサイと玉ネギが発芽していました。写真は代表して小松菜です。やれやれ、これで水遣りが楽になります。

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 そして、例のオケラ対策を施した畝にポットで育てていた白菜とレタスの苗を定植しました。少なくともマルチに開けた穴の部分にオケラトンネルは出現していないので、もしかしたら何かしらの効果はあったのかも知れません。これでOKなら来年からまた直蒔きに戻せます。

 でも、今年のレタスと白菜はお先真っ暗です。レタスなんかこの先枯れずに育つかどうかからして不安ですし、白菜も果たして結球するかどうか。まぁ植えないことには始まりませんので、これからも暑さが続くことに期待しましょう。

ニコ、今日もまた…

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 太陽が出て路面が乾けば臭いも飛ぶんじゃないかと期待していたのですが、相変わらずですね。今日なんかここにニコの恐怖の対象であるゴミ収集車まで登場したものだから、家に戻ろうとしていました(ゴミ収集車がどうこうと言うんじゃなくて、大きな音を出す車が怖いんです)。そんなに怖いんならクンクンしなけりゃ良いのにと思いますが、犬としてはそうもいかないんでしょうね。

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 勿論、尻尾を下げているのはほんの10mくらいのことで、そこを過ぎればあっと言う間にこの通りですが。

 でも、ニコをここまで怯えさせる臭いって何なんでしょうね。例えば熊とかイノシシとか、過去に痛い目にあったとか恐怖を味わったことのある相手の臭いというのなら分かりますが、そんなものは居ません。

 それとも、犬には臭いだけでそれが自分より遥かに強くて恐ろしい生き物だと判るんでしょうか。肉食獣とか。生憎そんなものも居ませんが。

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 となると、得体の知れない臭いだから怖いっていう可能性が残りますが、そんなことってあり得るんでしょうか。あの臆病なエルデもクンクンは大好きでしたが、臭いだけで怯えたなんてことは一度もありませんでしたよ。

 ニコの下唇に大きな傷跡があることは以前書きましたが、実は傷跡と近い下顎の歯が何本か無いんです。何者かに咬まれるか何かして傷を負い、歯を失ったんじゃないかと憶測しているのですが、それが今回のニコの怯えと何か関係があるんでしょうか。でも、そりゃここは都会と比べれば長閑な土地ですが、ニコにそんな大怪我を負わせることの出来る様な獣は絶対に居ません。

 チャンスがあったら例の怪しいプレハブの所有者に中を確認するように進言しようと考えていますが、ひとつだけ分かったことがあります。長崎の動物管理所の方が仰る通り、確かに今のニコに狩猟犬は無理ですね。

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 今日は大根と小松菜、そしてタアサイの種を蒔きました。いっぺんに種蒔きすると水遣りが大変になるので、通常ならせめて玉ネギが発芽するのを待ってからにするのですが、今回は1ヵ月も遅れているので贅沢は言ってられません。

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 キンモクセイがまた香り出しました。前回は「そろそろ花を咲かせようかなぁ~」と思ったら急に暑さがぶり返した為に急遽中止したのでしょうが、今回はもう蕾が黄色くなっているので止まらないでしょう。

 それにしても面白いですよね、キンモクセイって。1シーズンに2回花を咲かせたこともありましたから。

 と思っていたら、こんな不思議なことが起こりました。これ、アジサイです。寒くなったり暑くなったりしたんで、季節を勘違いしちゃったんでしょうね(この枝は初夏に花を着けなかった)。

手、抜けるところは抜かなきゃ

 さて、今日も風は結構強いのですが、そうそうサボってばかりはいられないので畑へ向かいましょう。

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 何と言っても喫緊なのがこのエンドウ。冬の寒さを耐え抜き、いよいよ生長を始めてくれたのは良いのですが、まだ種を蒔いたままで間引いていないんです。こうなってしまうと何株生えているのかもよく判りません。

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 主茎を折ってしまうと元も子もありませんので、注意深く蔓を掻き分けて株元を確認し、なんとか1ヵ所1株にしました。必ずしも1株にしなけりゃいけないって訳ではありませんが、蔓が多くなるとその分重くなって、去年の様に支柱が倒れるなんてことになりかねませんので。次はその支柱を立ててネットを張ります。これも急がなければ。

 ところでこの畝、秋にレタスを育てていた跡地なんです。レタスを収穫した後にそのまま種を蒔いたのですが(トンネルが掛けてあったので都合が良かったのです)、案外スクスクと育つもんですねぇ。

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 ということで、同じ畝にブロッコリーとカリフラワーの苗を植え付けてしまいました。オルトラン粒剤と化成肥料は入れておきましたが、手抜きもここに極まれりって感じですね。でも今年は予定している作物が少なく(レタスやキャベツの苗を買って育てるのはコスパが悪いので止めることにしました)、たった4株の為にひと畝使うのは馬鹿げていますし、白マルチが張ってあってトンネルが掛かっているここは最適なんですよ。

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 で、最後はこれ、菜の花です。眺める分には綺麗ですが、咲いてしまっては食べられませんので。

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 まだ花を咲かせていない脇芽を収穫し、これで小松菜はお役ご免にしましょう。利用価値の無くなった野菜達を始末しつつ、今度は夏野菜に向けて畝をひとつずつ作って行きます。さあ、ここからは本格的な肉体労働ですよ。

畑、ゴミがザクザク

畑_2021_02_28_1

 ジャガイモ用の畝を作ったんだから植え付けてしまえば良さそうなものですが、何となくまだ地温が上っていないような気がして、取り敢えず草むしりを優先しました。残った冬野菜を始末して、夏野菜向けに新しく畝も作って行かなければならないのですが、畝を作ること自体にそんなに手間が掛かる訳ではなく、手間の殆どは草むしりの方に掛かりますのでね。

カブ_2021_02_28_2

 それはそれとして、これ、カブです。カブの漬物、美味しいじゃないですかね。冬野菜の中では一番好きかも知れません。が、今回はさぁそろそろ収穫して楽しもうという段階で寝込んでしまった為、そっくりそのままゴミになってしまいました。試しに育ち過ぎてソフトボール大になったやつを1つ収穫して浅漬けにしてみたのですが、不味くて食べられたもんじゃありません。なので草むしりのついでに始末してしまおうと思ったのですが、気を取り直して止めました。

菜の花_2021_02_28_3

 理由はこれ、鳥の餌になっていた小松菜から出てきた菜の花です。この小松菜だってゴミと言えばゴミなのですが、菜の花は天麩羅にしたり辛子醤油で和えたりすればなかなか美味しいんですよ。カブだってアブラナ科の野菜なんだから菜の花は出来るでしょ。せめてそのくらいは楽しまないと。

プラテープ_2021_02_28_4

 ところで、草むしりをしているとこんなゴミがいっぱい落ちているんです。これが何かと言うと、ブドウの枝を棚(支柱に渡した針金)に固定する為のプラテープ。ブドウ農家の連中は収穫後の剪定時にこれを地面に落としてそのまま棄ててしまうのですが、風に煽られて何十mも離れたウチの畑にまで飛ばされてくるんです。時間が経っても分解される訳ではないので拾い集めて捨てるのですが、本当に腹が立ちます。

 あの連中はブドウに掛けた袋(正確には「傘」、ビニール製)もそのまま棄てるんです。どういう神経をしてるんでしょうかね。マイクロプラスチック問題が騒がれ、山梨だってプラゴミのリサイクルをしているのに、こんなことを許しておいて良いんでしょうか。ブドウ王国、果物王国なんて偉そうなことを言うんだったら、それに相応しい常識を徹底させろ!

秋冬野菜、次々と大成功

大根_2020_11_26_1

 庭木の選定作業の間隙を縫い、今日も初収穫です。大根と小松菜。大根は試し採りのつもりだったのですが、長さ36㎝にまで育っていて、根腐れの痕跡も無いし変形もしていないし、十分売り物になります。次なる課題はせっせと消費すること。前にも書きましたが、例年の7株だけでも消費し切るのが大変なのに今年は10株も作っていますので、余程頑張らないと来年大根のお花畑を作ることになります。

ミニトマト_2020_11_26_2

 ミニトマトも収穫しましたが、なかなか熟しませんね。ミニトマトはヘタが萎れ始めてから収穫するようにしているのですが、これだけ赤くなっているのに殆ど採れません。それに美味しくもありませんし、そもそもこの時期に特段トマトを食べたいとも思いません。やっぱりトマトは夏の野菜なんですよ。来年からは脇芽を挿し木して栽培期間を延ばす程度にして、8月に新しい苗を買うのは絶対にやめましょう。

玉ネギ_2020_11_26_3

 と、珍しく早い時間帯に畑へ行って判ったのですが、少なくとも午後は玉ネギ畝に日光が当たっていない訳じゃないんですね。毎年生育が悪くて問題になる写真奥側にだって十分に日差しは届いています。確かに午前中は隣家の陰になるでしょうが、それだけで生育にそんなに違いが出るものなんでしょうか。それを確かめるには、写真奥側と手前側に2本の畝を横に作って栽培してみるしかありません。