ニコ、「あんたがベタベタ触るから汚れるんじゃないのか?」

ニコ_2022_10_20_1

 ニコを洗って2日目ですが、腋の下やお腹の赤味が改善されました。やっぱりバッチかったんですね。

 原因が食物アレルギー等ではないと判って安心しましたが、定期的にシャンプーするとなるとそれはそれで大変です。なにせニコ、前回洗われたのがよっぽど怖かったらしく、またあそこ(浴室)へ入れられるのかと判ると家中を逃げ回り、最終的にはリードを付けて引っ立てなければなりませんでしたから。まぁ暫くは今回の様に顔を洗わずに、「ああ、別に怖いことは起こらないし、結構気持ち良いじゃん」と気付いてもらうしかありませんね。

大根_2022_10_20_2

 先日種蒔きした野菜達を間引きました。そしてこれは大根。引っ張ったらスッと抜けたので根の状態を観察することが出来ましたが、まだ短いながらも真っ直ぐに伸び、ここまでは思惑通りに育ってくれています。実際にどんな大根が出来るかは2ヵ月ほど待たなければ判りませんが、何となく期待は持てます。

空心菜_2022_10_20_3

 そして玉ネギとエンドウの畝を作るべく、エンツァイ(空心菜)が生えていた畝のマルチを剥がしたのですが、こんなことになっていて驚きました。マルチの穴から外に出そびれた枝が生長し続けたということでしょうが、凄い生命力ですねぇ。

 もうひとつ驚いたのが、春からずっと張りっぱなしだったマルチを剥がしたのに、去年は縦横無尽に走っていたオケラトンネルが殆ど無かったこと。10日間しか効果が続かないんじゃ役に立たないとバカにしたダイアジノンですが、個体数を減らすことは出来ていたのかも知れません。

本日までの散歩14,386歩、距離10.3㎞、累積1,371.006㎞

ニコ、「それは命令? お願い?」

ニコ_2022_03_04_1

 ニコは「お手」を完全にマスターしました。いつもの特訓タイムではコマンドを発する前に手を上げます。それはそれであまり宜しいことではありませんが、「はい、これでしょ? 早くササミ君を頂戴!」ということで、まぁよくあることです。

 試しにお散歩中にもやらせてみましたが(屋外では色々な刺激があるので難易度が上がる)、ちょっと戸惑いはしたもののちゃんとやったので、もう特訓タイムは必要ありません。以降は遊びの中で復習を続けましょう。

ニコ_2022_03_04_2

 ということで、昨夜からお手の特訓は3回くらいで切り上げ、続けて「待て」の特訓を始めることにしました。ニコにはお座りをさせてから「待て」と声を掛け、手にボーロちゃんを持ったまま後ろに下がり、5mくらい離れたら「よし」と声を掛けます。

 でも、これはなかなかの難題ですよ。「待て」は散歩を始めたときから実践し続けていますが、未だに熟せていませんから。「待て」で止まることは出来るのですが(但し完璧ではない)、「よし」が出るまで待つことが出来ないのです。

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 昨夜5回試したら、3回は待つことが出来ました。が、そんなのは当てになりません、今日の散歩でも何度も「待て」は発令しましたが、全く身に付いていませんでしたから。まぁ、ボーロちゃんの魔力でどれだけニコのちっこい脳味噌に染み込ませることが出来るかという点に期待するしかありませんね。

 もうひとつには、仮にニコがコマンドの意味を理解したとしても、コイツには「はい解りました、でも従うかどうかは私の気分次第ね」というところがあって、いくら特訓しても成果が出るとは限らないんですね。なにしろコイツの行動原理は興奮>食べ物>飼い主ですから。

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 さて、いよいよ春の農作業に取り掛かりました。先ずはチョボチョボ生えている雑草を退治し、そしてエンドウを間引きました。冬の寒さを乗り切って、健やかに育っています。

 蔓も生えていますし、そろそろ支柱を立てて誘引ネットを張っちゃいましょうか。ただ、これがなかなか大変な作業なんです。支柱と誘引ネットだけならまだ良いのですが、それだと鳥にみんな食べられてしまうので、周りをグルリと防鳥ネットで囲わなければならず、これが面倒臭いんです。面倒臭いものだからなかなかヤル気が湧かず、そして毎年地這い状態になってから慌ててネットを張るということになるんです。

本日の散歩8,127歩、距離5.819㎞、累積106.843㎞

ニコ、「だから?」

ニコ_2021_10_14_1

 朝起きたら腰に痛みがありまして、「よし、とうとうロコアテープの出番がやって来たぞ」と喜び勇んだのですが(腰が痛くて喜ぶってのも変な話ですが)、この程度の痛みの度に貼っていたら何枚有っても足らんぞと思い直し、場所的に筋肉由来の痛みと思われたので代わりにアンメルツゴールドEXを塗ろうと思ったのですが、散歩に行って汗を掻くとカーっと熱くなるので、結局何もしないことにしました。

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 それでも大事を取ってゆっくり歩いていたのですが、そんな事情の分からぬニコは普通に引っ張ります。それで引っ張り返そうとしたら腰に激痛が走りました。元々痛む筋肉を使ったんだから当たり前と言えば当たり前ですが、どうしてニコが引っ張って私が罰を受けなければならないの。

 私が殊更に引っ張り返さなくても、ニコが引っ張ればそれに対抗しようと身体を捻ることになり、同じ筋肉を使うことになります。まぁ、今日は日射しが強くて暑かったので、ニコもそんなにムキになって引っ張るようなことは無かったので助かりましたが、ニコ、頼むよ。

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 まったく、人間なんて損な役回りですよね。犬が身体を掻いたりしただけでも「何か変調があるんじゃないか」と気を揉むのに、人間が明らかに具合が悪そうにしていたって犬なんか気にもしないんだから。

 エルデに、そしてニコにも、「散歩中に飼い主が突然苦しみだしたらどうするだろう」という、まともな大人なら絶対にやらないであろう、でも誰しも興味があるであろう悪戯をやったことがあるんです。エルデはすっ飛んできて「お父さん何やってるの?」と大はしゃぎで、ニコは「早くしてくんないかなぁ」と退屈そうに待っているだけ。ま、犬なんてそんなもんです。

大根_2021_10_14_4

 散歩から帰り、アンメルツゴールドEXを塗ったら痛みは消えました。その程度の痛みだったんです。で、畑へ。

 大根が大きくなったので1本に間引き、土寄せしました(写真は間引き前)。大根だけじゃなく、タアサイと春菊(3回目)、小松菜(2回目)も。

 それは良いのですが、お判りになるでしょうか、矢印の部分にオケラトンネルが出来ていることを。

タアサイ_2021_10_14_5

 これはタアサイなのですが、元々4株発芽していたのに3株がオケラの被害を受けて早々と枯れ、とうとう残っていた1株もご覧の通り。オケラにトンネルを掘られると根が浮いてしまい、水分を吸収することが出来なくなって枯れてしまうんです。

オケラトンネル_2021_10_14_6

 一方こちらはホウレン草の畝。全面にダイアジノンを混和してあります。畝の肩の部分にトンネルが掘られてはいるものの、畝本体にトンネルは在りません。効いているんでしょうか。

 地温が下がって来るので、そろそろオケラは地中の深い位置まで潜るようになり、地表にトンネルが現れることは無くなります。せめてそれまでの期間は様子を見なければなりませんが、それでもし効果が確認出来たら、今後は全ての畝に使用することにしましょう。と言うか、そもそもこの薬剤は圃場全体に使用することが推奨されているので、そういう使い方を検討する価値はあると思います。だって、このオケラ問題は野菜作りを止めようかとさえ思わせる原因になっているんですから。

ニコ、侵入者にも鷹揚

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 今日は涼しかったですね。畑の野菜達の為には暑さが続いていてくれる方が助かるのですが、散歩にはこの涼しさが助かります。

 涼しいので朝の散歩の距離を延ばそうと思い、暑くなってから使わなくなっていたコースへと誘ったのですが、ちょっとだけ付いてきたものの、直ぐにいつものコースに戻っていきました。ニコが私の指示に従わないのは本当に珍しいことなので驚きましたが、やっぱりこの子は散歩を縄張りの見回りと捉えているんだなと納得しました。

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 となれば、自分の縄張りをウロついているワンちゃんは全て侵入者ってことなんでしょうか。今日も華々しく戦っていました。庭に居たムギちゃん、時々会うお爺ちゃんに連れられた2匹のトイプー、散歩に出発しようとしていたゲンキ君、そして不倶戴天の敵ジロウ君。

 それでも以前と比べればそれほど手を焼かせなくなったのですが、これだけ立て続けに暴れられると、抑えるこちらも大変です。キンモクセイの香りを楽しみつつ、せっかく秋を感じていたのに、お陰で大汗を掻きました。

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 ところが、その連戦の合間に出会った、ニコより少し身体の小さな雑種君に対しては態度が違いました。初めて会う子で、ニコも相手もどう反応するか判らないので、いつでも引き剥がせるようにリードをピンと張り、固唾を呑んで見守っていたのですが、先ず鼻と鼻を突き合わせて臭いを嗅ぎ、次いでニコが体側を合わせる様に動いて雑種君のお尻の臭いを嗅ぎ、最後に雑種君がニコの後ろに回ってお尻の臭いを嗅いで挨拶終了。

 やっぱり相手が敵意を見せなければニコは普通に挨拶するんですよ。中には最初は大人しく挨拶していたのに、突然挑みかかってくる犬も居るので気は抜けませんが。それにしても、重苦しい空気を漂わせながら互いのお尻の臭いを嗅ぎ合い、いったい何が楽しいんでしょう。

春菊_2021_10_07_5

 今日は春菊と小松菜を間引きました。写真の春菊はこれが2回目で、小松菜は初めてです。

 何度も言いますが、私は間引き作業が大嫌いなんです。そもそも、小さくて込み合った苗をピンセットで摘まんでチマチマと抜くという作業自体が大嫌い。

 そして、間引きの基本は「隣り合った苗の葉が重なり合わない間隔になるよう、丈夫な苗を残して抜く」というものですが、写真の春菊の様に本葉が出てくればまだしも、双葉しか出ていない苗の良し悪しなんか私に分かる訳が無いじゃないですか。この「分かりようの無いことに対して判断を迫られる」状況も大嫌い。

 だからなるべく筋蒔きは避けるようにしているのですが、春菊や小松菜までピンセットで種蒔きしてたんじゃ時間がいくらあっても足りませんからね。

畑、6日ぶりで大忙し

ニコ_2021_05_23_1

 何日ぶりでしょう、日光を浴びての散歩は。やっぱり良いですね、雨雲レーダーを気にせず、ニコのご機嫌取りの必要も無く、明るい景色を眺めながら歩けるのは。ニコも私も久しぶりのビタミンD補給です。

アイコ_2021_05_23_2

 だけど私はニコのお世話ばかりしていられません。6日ぶりの畑がどうなっているかと気が気じゃないんですから。

 先ずやらなければならないのが、トマトの脇芽かきと誘引。これはミニトマトのアイコで、全てのトマトの中でこれが一番生長著しいのですが、もうどれが主幹でどれが脇芽か判らないくらいになっていました。

アイコ_2021_05_23_3

 育てる脇芽を1本だけ残し、他の脇芽を摘み取るとこんなにサッパリしました。ひょっとすると病気かも知れないと思っていたレッドオーレも含め、今のところトマトは全員元気にしています。

トウモロコシ_2021_05_23_4

 そして次はこれ、トウモロコシの間引きです。「間引き」と言っても生長の悪い株を鋏でちょん切って1本立ちにするのですが、私は茎の太いものを残すようにしています。

 心配していたネキリムシの被害も無く、ここまで来ればもう大丈夫でしょう。どうやら欠株無しで栽培を続けられそうです。

スイカ_2021_05_23_5

 もうひとつ気になっていたのがスイカの摘芯なのですが、もう既に子蔓が生えていて意味が無くなってしまいました。と言っても、親蔓を伸ばしても仕方が無いので一応摘んでおきましたが。

 ウリハムシ除けの不織布も外し、スイカのお世話はこれで終わり。あとは雌花の開花日を記録し、積算気温を計算し、採り頃を迎えた実を収穫するだけです。って、これが一番面倒臭いんですけど。

里芋_2021_05_23_6

 暫く見ない内に里芋も大きくなっていました。そして、13個植えた種芋の内、12個は発芽しました。残りの1個が発芽するかどうかは判りませんが、美観を別にすればこれだけで収量的には十分です。

 ところで、畑の中で一番生長していたのは何だと思います? 答えは雑草。今日も少しだけ始末してきましたが、夏の間はいたちごっこが続きます。

手、抜けるところは抜かなきゃ

 さて、今日も風は結構強いのですが、そうそうサボってばかりはいられないので畑へ向かいましょう。

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 何と言っても喫緊なのがこのエンドウ。冬の寒さを耐え抜き、いよいよ生長を始めてくれたのは良いのですが、まだ種を蒔いたままで間引いていないんです。こうなってしまうと何株生えているのかもよく判りません。

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 主茎を折ってしまうと元も子もありませんので、注意深く蔓を掻き分けて株元を確認し、なんとか1ヵ所1株にしました。必ずしも1株にしなけりゃいけないって訳ではありませんが、蔓が多くなるとその分重くなって、去年の様に支柱が倒れるなんてことになりかねませんので。次はその支柱を立ててネットを張ります。これも急がなければ。

 ところでこの畝、秋にレタスを育てていた跡地なんです。レタスを収穫した後にそのまま種を蒔いたのですが(トンネルが掛けてあったので都合が良かったのです)、案外スクスクと育つもんですねぇ。

植え付け_2021_03_15_3

 ということで、同じ畝にブロッコリーとカリフラワーの苗を植え付けてしまいました。オルトラン粒剤と化成肥料は入れておきましたが、手抜きもここに極まれりって感じですね。でも今年は予定している作物が少なく(レタスやキャベツの苗を買って育てるのはコスパが悪いので止めることにしました)、たった4株の為にひと畝使うのは馬鹿げていますし、白マルチが張ってあってトンネルが掛かっているここは最適なんですよ。

菜の花_2021_03_15_4

 で、最後はこれ、菜の花です。眺める分には綺麗ですが、咲いてしまっては食べられませんので。

菜の花_2021_03_15_5

 まだ花を咲かせていない脇芽を収穫し、これで小松菜はお役ご免にしましょう。利用価値の無くなった野菜達を始末しつつ、今度は夏野菜に向けて畝をひとつずつ作って行きます。さあ、ここからは本格的な肉体労働ですよ。

エンツァイ、傍若無人

ホウレン草種_2020_09_29_1

 一昼夜水に浸けておいた後(途中何回か水を換える)、湿らせたキッチンペーパーとラップで包んで冷蔵庫の野菜室に入れて2日目のホウレン草のタネです。チラホラと白い根が頭を出しているのがお判り頂けるでしょうか。所謂「芽出し処理」ですね。もう1日待っていればもっと発根するのですが、そうすると急に根が伸びてそれはそれで厄介なことになってしまうので、この状態で蒔いてしまいました。

白菜_2020_09_29_2

 次に行ったのが白菜とレタスへの農薬散布。去年、気付いたときには白菜がアブラムシの大群に集られていて、農薬を撒いても撒いても根絶出来ず、結局は何株かを廃棄せざるを得なくなったという苦い経験がありますから、初期防除は必須です。但し、レタスには少し集っていましたが、白菜には見当たりませんでした。

カブ_2020_09_29_3

 続いては知らぬ間に大きくなってしまったカブの間引き。生長の様子を見ながらもう1回くらい間引くかも知れませんが、取り敢えずはこのままいきます。

エンツァイの根_2020_09_29_4

 ところで、春菊も2回目の間引きを行って土寄せしたのですが、春菊の畝を鎌で掘ると白い根がいっぱい出てくるんです。これは隣に居るエンツァイ(空芯菜)の根に違いありません。ここはエンツァイ畝との中間地ですが、試しにと思って春菊畝の反対側を掘っても出てくるんです。恐ろしい生命力ですね。

 と、驚いてばかりも居られません、要するにエンツァイの根が密集している場所で春菊は生長しなければならないということですからね。せっかく春菊の為に入れた肥料をエンツァイに横取りされるということもありますが、それ以上に、他の植物の根の存在にはアレロパシーという問題も絡んできますから。

ミニトマト_2020_09_29_5

 その点に関しては思い当たることがあるんです。これは先月2株植えたミニトマトなんですが、黄色い線を挿んで左右の株の生長具合の差をご覧下さい。ヒョロヒョロミニトマトの左側でモサモサしているのがエンツァイです。勿論、ヒョロヒョロ側の苗が偶々ハズレだったという可能性だってありますが、何となく因果関係を感じさせるじゃありませんか。エンツァイの根がどこまで伸び広がるのか知りませんが、来年からは他の作物と離して植えなければいけませんね。

オケラ、再び

 今日は私が畑に於いて一番嫌いな作業、間引きを行います。なぜ嫌いかと言うと、密生した小さな芽をチマチマと摘み取る作業が性格的に合わないというのもありますが、これからどう育つかなんて判らないものに無理矢理優劣を付けなきゃならないのが嫌なんです。せっかく発芽してくれたのにねぇ。とは言うものの、密生させたままでは共倒れにさせてしまいますので、涙を呑みましょう。

大根_2020_09_21_1

 先ずはこの大根。点蒔きしてあるし、図体がデカいので間引き自体は簡単なのですが、判る訳の無い地中の状態を推測し、なるべく根が真っ直ぐ生えているであろう株を残すという難しさがあります。それがそのまま大根の形になりますので。

大根_2020_09_21_2

 という具合に当てずっぽうで間引いたら、これも真っ直ぐな大根を育てる為のひと手間、土寄せして出来上がり。この後地上部が伸びてきたらそれに従って土寄せを繰り返しますが、基本的にお世話はこれで終わり。後はどんな大根が出来るか楽しみに待つだけです。

カブ_2020_09_21_3

 続いてカブの間引き。と思ったら見覚えのあるトンネル跡が。オケラが通ったんですね。

オケラ被害_2020_09_21_4

 メカニズムはキャベツのときと同じなんでしょう、オケラが根を食べたりする訳ではないけど(もっと太くなれば食べるでしょうが)、土を掘られるので根が浮いてしまい、水分を吸えずに枯れてしまいます。にしても困りましたねぇ。カブなんかだと数が多いので多少枯れても大した被害にはなりませんが、これがキャベツや大根だと1株の重みが違いますから、偶々通られただけでも被害は甚大になってしまいます。ダイアジノンは全く効きませんでしたし、来年に向けて何か他の対策を考えなければ。

来るか来ないか判らないけど、もう名前は決まってるから

 今日は奥さんが家に居るので、電話番をさせて私は畑へ。

白菜_2020_09_13_1

 とにかくこれを何とかしないと。最初に種を蒔いた(つまりはオケラに荒らされなかった)白菜はもうこんなに大きくなって、一刻も早く間引かないと後々の生育にも影響しかねませんから。

キャベツ_2020_09_13_2

 最初に種を蒔いた(しつこいようですが、つまりはオケラに荒らされなかった)キャベツもこんな状態。白菜もキャベツもアブラナ科。アブラナ科の野菜は生長が速いので、密生させた状態にしておくと互いの生長を阻害し合ってしまいます。

間引き_2020_09_13_3

 それぞれを間引いて1本立ちさせ、ついでにナメクジとコオロギ用のトラップを仕掛けて取り敢えずの作業は終了。間引いた苗に小さなヨトウの幼虫と思われる虫が1匹たかっていたので(勿論それは捕殺)、明日にでも農薬を散布しておきましょう。

長ネギ_2020_09_13_4

 そして緊急性は無かったものの、長ネギに土寄せもしておきました。これから長ネギはいよいよ成長期に入りますが、秋の長雨の時期にも重なり、土が濡れると土寄せ出来なくなってしまうので、出来るときにやっておいた方が良いですからね。

種蒔き_2020_09_13_5

 で、最後に大根と春菊の種蒔きです。大根は放っておいても発芽しますが、春菊は覆土が薄いので乾燥防止に不織布をベタ掛けしておきます。但し、大根の畝には直ぐにカブとラディッシュの種も蒔き、防虫ネットでトンネルを掛けなければなりません。大根もカブもラディッシュもアブラナ科。虫除けしておかないと発芽すらも難しいですから。

 という具合に畑仕事を終え、家に帰ってから庭でミカンの枝を支柱に縛り付けていると電話が鳴りました、「盲導犬協会さんです」。来た~と思って走ったけど電話番の奥さんが出たのでお任せすることにしました。日曜日に掛けてきたということは、本当に家に居るのかの確認ではなかったんですね。

 後で奥さんの話を聞くと、要はどんな生活をしていてどんな風に犬を飼っていたかのか、どんな犬が良くてどんな風に暮らそうと考えているのかを知りたかったみたいです。エルデが初めて飼った犬なのか、エルデはどんな性格だったのか、吠えたのか、攻撃的だったのか、そもそもどうやって手に入れたのか、どんな躾をしたのか、何歳から大人しくなったのか、最後はどうだったのか、光圀はどうして飼い始めたのか、仲はどうだったのか、股関節形成不全であっても良いか、ゴールデンとラブではどっちが良いか、雄と雌ならどっちが良いか等々、随分と根掘り葉掘り訊かれたみたいです。

 そんな質問の中に、「休日はエルデと一緒にお出掛けしたのか」というものもあったそうですが、奥さんは河口湖のペンションでエルデが不穏になった話をして、「だから以降は旅行に連れて行かなくなりました」と答えたそうです。バカですねぇ、旅行には行かなかったけど、お花見や紅葉狩り、もっと言えば車に乗せて遠くへお散歩しに行ったりしてたのですから、そういう話をすれば良かったのに。

エルデ_2015_10_15

 でも、現時点で60組の待機者が居るそうですし、出来れば股関節形成不全でない雌のゴールデンが良いと言ってあるので、そう簡単には回ってこないでしょうね。去年3月の時点で活動している盲導犬はたったの928頭。盲導犬の活動寿命が約10年ですから、年間93頭の盲導犬がデビューしていることになります。候補生の内で盲導犬に成れる確率が3~4割だそうなので、仮に35%として年間173頭のキャリアチェンジ犬が発生していることになりますが、89%がラブなので、ゴールデンは19頭。そりゃ173頭を60人が待っていると考えれば期待は出来ますが(「ラブはダメという訳ではない」とも言ってあります)、我が家は休日に犬を連れてお出掛けもしない様な家庭ですからねぇ…

スイカ、親はどうでも子は育つ

キュウリ_2020_05_25_1

 今日は暑かったですねえ。湿度が上がったんでしょうね、畑に居るだけで汗が流れ落ちます。そんな暑さの中、遅ればせながらキュウリにネットを張り、摘芯しました。

黒豆_2020_05_25_2

 そしてこれ、今年初めて作っている黒豆(枝豆)です。発芽率はほゞ100%。素晴らしいですね。大きくなったので間引いてしまいましょう。

枝豆_2020_05_25_3

 それに引き替え枝豆は酷い状態です。4ヵ所に4粒ずつ蒔いたのに、発芽したのは5株だけで、発芽率は31%。悔しいので2株ずつを2ヵ所に纏めて移植し、空いた2ヵ所には間引いた黒豆を移植しておきました。そろそろ2回目の種蒔きを行う予定ですが、黒豆は1ヵ所に蒔く種の数を減らし、枝豆は条件の良いポットで育苗することにします。

スイカ_2020_05_25_4

 そして最後にスイカの不織布トンネルを外しました。これだけ育っていれば多少ウリハムシに齧られても問題はありませんから。問題なのはもう子蔓が伸びてしまっていること。こうなってしまうとどれが親蔓なのか見付けるのは至難の業です。基本的に放任栽培ではあるものの、毎年親蔓の摘芯くらいはやっていたのに、今年はそれすらも無しになりそうです。

エルデ_2020_05_25_5

 今日からエルデに人間用のロキソニンを飲ませ始めました。禁じ手ではあるものの、毒性試験は犬を使って行われているのだから大丈夫でしょう。ただ、フェノバルビタールとの相互作用がどう出るか判らないので、先ずは半量で注意深く様子を見ているところです(禁忌薬にはなっていませんが)。今エルデに起こっている全てのことの最大の原因が老化であることは解っていますが、痛みが有るのと無いのとじゃQOLが全く違いますからね。