ということで、新しいパソコンを発注しました。今度のパソコンはCPUもメモリもストレージも何もかも、今の私にこんなハイスペック機が必要なのかと考えてしまう程の優れ物なのですが、久々の新しいパソコンが楽しみでもあります。届くのは1ヶ月以上も先みたいですけどね。
という出来事とは何の関係も無く、いちごを買いました。私自身はいちご、そんなに好きじゃないんです。理由は美味しくないから。でも奥さんが食べたがるから時々買うのですが、どれも酸っぱいものばかり。だったら一番評価の高い「あまおう」をと今回選んでみたのですが、ハッキリ言ってこれが最悪でした。酸味はそんなに強くなかったけど甘味が無く、香りは草の臭い。どうして皆こんなものをありがたがるのか不思議でなりません。
昔、「女峰」だ「紅ほっぺ」だ「章姫」だではなく、いちごはいちごでしかなかった頃のいちごは、そりゃ偶に酸っぱい個体が混じっていたこともあったけど、どれも美味しかったのになぁ~ 同じことは他の果物にも言えます。今は甘さばかりがもてはやされていますが、味の点で言えば果物の美味しさは甘味と酸味のバランスですし、もっと大きな要素は香りなのに、最近のブランド果実は香りの弱い/無いものばかり。
それを特に感じるのはブドウです。今一番の人気品種はシャインマスカットでしょう。値段も結構しますし。でも、あんな甘いだけで何の香りもないブドウが美味しいと思いますか? 山梨は生産地なので毎年頂きますが、私はあんなの大嫌い。私が本当に食べたいと思うブドウはデラウェアと巨峰、藤稔くらいでしょうか。
そう言えば独特の香りが美味しかった「マスカット」、今は合成香料くらいでしかお目に掛かれなくなってしまいました。商業的な理由で品種改良するのは結構なことですが、過去の遺物であっても美味しいものは残してもらいたいものです。