今日もエルデに起こされました。ベッドの上に登ってくるんです。体重35㎏がベッドに飛び乗る振動だけでも十分な目覚まし効果なのに、身体を踏まれるんですからとても寝ていられません。そして、「今日も」と書いた通り、これが最近は頻繁に繰り返されているんです。
ベッドに登ることは禁止しているのですが、花火や雷の音に怯えて助けを求めてくる場合は許すことにしました。以前はこれも禁止していたのですが、不安を和らげてやるのだって飼い主の務めじゃないかと思うようになって(本当は良くないんですけどね)。でも、最近のはどうも違うんです。エルデを怯えさせる要因が明らかに何も無い状況で登ってくるんですから。
で、今日、ベッドの上で尻尾をブンブン振っている姿を目にしてやっと理解出来ました。遊んで欲しいんです。朝の5時からテンション上げてんじゃない! 人間としては「怖いんなら傍に居て良いよ」の積りで例外的に許していたのを、犬は「あっ、ベッドに登っても良いんだ」と都合良く理解したんでしょうね。考えてみれば当然のことなのですが、それが犬ってものです。勿論叱って蹴落とし、2度と登らせませんでした。
と、ここまでの話を読んで、「あんたが目を覚ます前に花火が鳴ったのかも知れないじゃない」と思った方も居られることでしょう。実はエルデがベッドに登る前から目は覚めていたのです。だって、先に目が覚めちゃって退屈だったんでしょうね、部屋の中を行ったり来たりして足音を響かせたかと思えばドタンと倒れ込み、また起き上がっては行ったり来たりした挙句、顔の前でハァハァと暑く激しい息をされてごらんなさい、花火なんか鳴らなくたって目は覚めますよ。エルデ、まさかボケちゃって徘徊してるんじゃないだろうね。