青空、割れる

梅_2021_02_23_1

 もうだいぶ前から梅開花の便りが届いていましたが、気付いたら我が家の梅もひっそりと咲いていました。咲き分けが面白くて買った盆栽なんですが、段々と白だけになってきて徐々に興味を失い、今では植え替えもしなくなっちゃったんですよね。だから花数も段々減って来てしまったのですが、散歩で他所の草花に触れる機会が減った今となっては真っ先に春の訪れを教えてくれる存在になりました。もう大きくなることはないでしょうから、これも庭に下ろしてしまいましょう。

雲_2021_02_23_2

 という春めいた今日、面白い雲が出ていました。手前に普通の形をした雲が浮かんでいたので、高い位置に出来た雲でしょう、塀の様に一直線に空を二分しています。これを地震雲と言う人も居るみたいですが、北から寒気が入って来て小規模な前線が出来ていたのでしょう。そう言えば雲を眺める機会もめっきり減ってしまいましたね。

エルデ、「私はすこぶる暇なんで代わりに行ってきましょうか?」

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 私のauの携帯電話(所謂ガラケー)が使えなくなるから機種変更しろというDMが何通も来ていて、使えなくなるんじゃしょうがないから変更するかと、重い腰を上げてauショップへ行ってきました。私、携帯だって年に数回しか使いませんし、1日中パソコンの前に座っている様な生活を送っているのでガラケーで十分なのですが、いずれガラケー自体が無くなるんだろうからとスマホに替えることにして。そもそもそんな人間が携帯/スマホを持つ必要があるのかという疑問も抱かぬではありませんが、年に数回であっても無ければ不便なこともありますからね。

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 で、auショップへと赴いた訳ですが、何だか閑散としているんですよ。平日の昼間なれば先客が3人だけなのは解るとして、カウンターが幾つも並んでいるのに座っている店員は1人だけ。しかも一生懸命働いていますっていう雰囲気が全く感じられず、こりゃどれだけ待たされるのかと、この時点で既に嫌な感じになりました。が、暫く待っていると奥からもう1人出て来て、これで労働力は一気に2倍。おお、意外と早く順番が回ってくるかも知れないぞとちょっと喜んでいると、その出てきた店員が寄ってきて、「今日はどういったご用件で?」、「機種変更」、「それですとかなりお待ち頂くことになるかと」、「じゃぁいいです」。即座に店を出ました。

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 あの状況で「かなりお待ち頂く」と言われてしまうとなると、とてもじゃないけど機種変更なんか出来ませんよ。皆そんなに暇なの? たった3人の客をそれ程待たせることに何の疑問も感じないの? ムカついたので2年縛りの違約金を払ってでもキャリアを替えようかと思ってしまいました。

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 そんな飼い主の怒りを感じてか(嘘です、auショップへ行ったのは散歩の後ですから)、今日のエルデは一目散に歩いていました。勿論間にクンクンを挿んでではありますが。そうそうエルちゃん、そのくらいのスピードで歩かないと運動にはならないよ。

梅の花_2020_01_16_5

 先日1輪だけ花を咲かせていた梅の樹が、今日は2分咲き程度に花を着けていました。去年この樹に花が咲いているのを最初に発見したのは1月18日でしたが、そのときはこんなに沢山咲いてはいなかったので、やっぱり今年は開花が早いんですね。ただ、気温差程の差にはなっていない様な気はしますが。

さよなら、チャッピーちゃん

チャッピーちゃん_2018_09_21_1 5年前のチャッピーちゃん

 心配していたことがとうとう現実となってしまいました。チャッピーちゃんが11月に亡くなったそうです。エルデと同様の発作を起こすようになり(しかももっと頻繁に)、年齢も16歳になってかなり衰えていると聞いていたのでそろそろなんだろうなとは思っていましたし、そもそも最近は会うことも出来ていなかったのですが、いざ居なくなってしまうとやっぱり寂しいですね。もう一度会いたかったなぁ~

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 ずっと介護していた飼い主さんが「チャッピーが死んでから家の中が暗くて」と言うので、「もう犬は飼わないのか」と訊くと、「孫が小学校へ行くようになるから連れてくるんじゃないかと思って」ですって。今どき捨て犬なんか居ないって。「それに1日でも早く飼い始めないと、仔犬の相手をするのがどんどん大変になるよ~」と脅かしておきました。

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 彼は以前ラブを飼っていたことがあって、「自分としてはまた大型犬を飼いたいんだけど他の家族が小型犬の方が良いって言っている」などと軟弱なことを言うので、だったらエルデをひと晩貸し出しましょうと提案しました。そうすれば家族全員がゴールデンの魅力にメロメロになりますから。

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 エルデを飼い始めてから11年が経ちますから、昔から仲良し顔見知りだったワンちゃんがどんどん居なくなってしまい、散歩中の楽しみがどんどん減ってしまっているんです。それでなくても近年は犬を飼う家庭が少なくなってきているんですから、何とか次の子を飼ってもらわないと。実際問題、犬も屋内で飼うのが当たり前の様になっていますので、どのくらいの家庭で犬を飼っているのかはなかなか窺い知れませんが、少なくとも散歩中に出会うワンちゃんの数が減っているのは肌で感じています。

梅_2020_01_10_5

 梅の花が咲いているのを発見しました。「えっ、もう?」と驚きましたが、調べてみると去年とそんなに変わらないんですね。でも例年は梅の花を見付けると、「ああ、もう少し我慢すれば春が来るんだな」と軽いワクワク感が湧いたものですが、今年は暖か過ぎて有難味を感じません。逆に、このまま春を迎えたら夏はどうなってしまうんだと、恐怖すら覚えます。

エルデ、花より奉仕者

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 近しい方からは全然登場しないじゃないかと批判を受けている猫の光圀です。勿論批判を受けているのは私ですが、こいつは写真に撮られると魂を吸い取られると信じている節があって、カメラを向けると逃げるので眠っているときにしか写真が撮れない上に、真っ黒だから眠っていると黒い塊でしか無く、登場のさせようが無いんです。珍しく目鼻の写った写真が撮れましたが、タスマニアデビルと区別のつく方がどれだけ居るでしょうか。

 それに、7歳を過ぎた人間嫌いの猫なんて話題も生みませんし。私も長年に亘り猫を飼い続けてきましたが、こんなに人に懐かない猫は初めてです。さすがに気が向いたときだけは私に身体を擦り付けてゴロゴロするようになりましたが、他に接触の無い(接触を許さない)猫を記事にするなんて不可能です。この子だってもう少し人懐っこかったらもっと可愛がってもらえるのに。

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 その点、犬は良いですね。何歳になっても能天気にはしゃぎ回ってくれるので話題の宝庫。ただ、真っ黒だと写真写りが悪いのは犬も猫も同じみたいで、黒ラブ盲導犬ニーシャちゃんの飼い主さんが嘆いておられました。

 そんな写真写りの良いエルデの散歩を、今日は休む予定でいたのです。昨夜から強風がゴーゴーと音を立てて吹いていて、とてもじゃないけど歩けないよって。ところが朝起きたら音がしません。窓から外を見ても庭木の枝が揺れていません。これじゃぁ休む訳にいかないじゃありませんか。渋々支度をして散歩に出て、暫く歩いているとまた強風が… 偶々風が弱まったタイミングで目が覚めてしまったんですね。

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 でも、そのお蔭で新しい出会いに恵まれました。風が強いのでいつもはあまり歩かないルートでショートカットしたら、沿道の薬局から女性が出てきて、「ちょっとワンちゃんに触っても良いですか?」と訊かれたのです。何と彼女は時々前を通る我々の姿を見掛け、声を掛けたいとずっと思っていたんですって。

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 彼女自身もラブラドールを飼っているそうで、ズボンが毛だらけになるのも厭わずエルデを抱きしめていました。これだけ濃厚に奉仕してくれる人は滅多に居ないので、さぞやエルデも満足したことでしょう。偶々シャンプー直後の、フローラルエルデで良かったと、心の底から思いました。

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 良かったね、エルちゃん、優しいお姉ちゃんに出会えて。また時々あそこを歩こうね。但し、その前にはシャンプーするよ。

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 そんな散歩の途中で、梅の花が咲いているのを見付けました。そろそろ大寒ですが、つまりは寒さの底。いよいよ春に向かい始めたんですね。と言うほどこの冬は寒くありませんでしたが。

梅、10年ぶりに咲き分ける

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 梅が咲きました。随分と疎らに見えるでしょうが、それでもこの樹が盆栽として我が家にやって来て以来最多の花数ではないかと思います。やっぱり去年選定を行い、新しい枝が増えるようにしたのが良かったのでしょうか。

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 しかもちゃんと咲き分けになっています。これまで白い花しか咲かなかったのは花数が少な過ぎたからかも知れません。

エルデ、梅の花を愛でる

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 エルデが昔と違ったなと感じることがもうひとつあって、それは体温の低下。何度から何度に下がったと数値で比較することは出来ませんし、病院で検温されるときはいつも大興奮状態で測るので、毎回40℃近くの高熱なのですが、日常的に身体を触っている者の実感としてはそうです。

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 だから、エルデはソファーで横になっている私の上で寝るのが好きなのですが、昔は暖かくて幸せだったのに、最近は重いだけ。人間が高齢になると体温が下がることは知られていますので、犬に同様の現象が起こっても不思議はありません。

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 実際、エルデの体重を維持する為に餌を減らし続けなければならない時期もありましたので、代謝量が減っているのは間違いのないことです。ならば今はどうして体重が減少傾向にあるかと言うと、昔より運動量が増えている筈も無く、要するに消化吸収能力が低下してきたとしか考えられません。

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 体温が1℃下がると免疫力が3割も低下するという話もありますが、エルデの身体にボコボコと腫瘍が出来るのにはそういう理由もあるのでしょうか。だとすると、エルデを湯船に浸けて体温を上げさせるってのもアリですよね。って、やりませんけどね。

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 無駄だというのもありますが、昔、猫と一緒にお風呂に入ろうと抱いて湯船に浸かったら、暴れる猫に血塗れにされたことがありますので、同じ過ちは犯したくありません。

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 散歩の途中で梅が綻んでいるのを見付けました。まだまだ寒い日が続いていますが、植物はちゃんと春を感じているんですね。

エルデ、春の訪れは迷惑?

オオイヌノフグリ_2017_02_25_1

 私が密かに「春告げ草」と呼んでいるオオイヌノフグリです。オオイヌノフグリとイヌノフグリを鑑別するだけの知識を私は持っていませんが、イヌノフグリは絶滅危惧種に指定される程希少になっているらしいので、オオイヌノフグリの方なんでしょう。

梅_2017_02_25_2

 満開になっている梅もありますし、何より太陽の暖かさが力強さを増してきて、やっと春の訪れを実感出来るようになりました。

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 エルデもさぞや嬉しいだろうと思いたいところですが、残念ながら晴天の太陽に炙られると既に暑いみたいです。ここのところ私もダウンを着て歩いていると暑いと感じる日が出てきましたので、エルデの体感温度はそんなものだと考えれば良いのでしょう。

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 そう考えると、真夏の散歩はやっぱり過酷ですよね。毎年5月になると散歩を夕方に移していますが、それでもセーターとダウンを着て歩けと言われたら嫌ですから。

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 今日は何故かエルデが私を見上げることが多かったのですが、「ちょっとアンタ、あたしゃ暑いんですけど」と訴えていたんでしょうか。済みませんねぇ、私だけダウンを脱いできてしまいまして。

 

ファン_2017_02_25_6

 注文しておいたノートパソコン用のファンがやっと届きました。私は単なる同規格製品(要するにコピー製品)だと思っていたのですが、製品ラベルを見る限りパソコンに付いているオリジナルと同じものでした。早速明日交換してしまいましょう。あ~、面倒臭いなぁ~

シクラメン、「隔離すべきは獣の方ではないのか」と静かに叫ぶ

 人知れずシクラメンが花盛りになっていました。

シクラメン_2016_03_07_1

 せっかく綺麗に咲いてくれたのですから、本当は居間の出窓辺りに置いて楽しみたいところではあるのですが、我が家には花を食い荒らす獣が2匹も居て、内1匹は実際にシクラメンの花を食べ尽くして病院送りになったという前科を持つくらいで、仕方無く獣が立ち入らない、ついでに人間も殆ど立ち入らない部屋の縁側に隔離しています。勿体無いことです。

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 この梅もそう。普段は屋外で育て、花が咲いている間だけ玄関に置いているのですが、黒い方の獣が居間から寝室へ移動する際には必ず護衛を配置します。

 因みに、梅はこれで満開です。ね、寂しい花盛りでしょ? 今年は真面目に剪定し、花が増えるかどうかやってみます。

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 で、これがその2匹の獣。微笑ましい姿ではありますが、獣は獣、油断はなりません。

梅、開花するも…

梅_2016_02_20_1

 我が家の梅もやっと開花しました。まだ2輪だけですが、それはそれでまた趣があります。

 でも、年々花の数が少なくなっています。って言うか、新しい枝が増えないのに枯れ枝が増えています。梅なんて放っておいてもボウボウになるもんだと思っていたのに、とんだ誤算です。しかもこの樹は盆栽だったものを大きな鉢に植え替えていて、条件は良くなっている筈なのに。やっぱりちゃんと剪定しないとダメなんでしょうか。

エルデ、寒さに負ける

 なんという寒さでしょう。最高気温が5.0℃なので、この時期としてはビックリするような寒さではないのですが、これまでが暖かかったので身に応えます。今シーズンで初めてダウンコートを着ました。

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 嫌々ながら散歩にも行って、エルデもこんなことしていますが、足早に通り過ぎるだけで誰も相手にしてくれません。そりゃそうですよ、私だって付き合う気にはなりませんから。

梅_2016_01_12_1

 ここの梅も咲き進んできましたが、今日これを見せられてもねぇ。

 ただ、今日は特別ですが、やっぱりこの冬は暖かいんですよ。

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 畑へ白菜を収穫しに行き、防寒用の新聞紙を剥ぎ取るとこの通りなのですが、

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外葉を剥けば全く痛んでいません。例年ならもうかなり凍っていて悔しい思いをしている頃ですから、暖冬とは有り難いものです。