青空、割れる

梅_2021_02_23_1

 もうだいぶ前から梅開花の便りが届いていましたが、気付いたら我が家の梅もひっそりと咲いていました。咲き分けが面白くて買った盆栽なんですが、段々と白だけになってきて徐々に興味を失い、今では植え替えもしなくなっちゃったんですよね。だから花数も段々減って来てしまったのですが、散歩で他所の草花に触れる機会が減った今となっては真っ先に春の訪れを教えてくれる存在になりました。もう大きくなることはないでしょうから、これも庭に下ろしてしまいましょう。

雲_2021_02_23_2

 という春めいた今日、面白い雲が出ていました。手前に普通の形をした雲が浮かんでいたので、高い位置に出来た雲でしょう、塀の様に一直線に空を二分しています。これを地震雲と言う人も居るみたいですが、北から寒気が入って来て小規模な前線が出来ていたのでしょう。そう言えば雲を眺める機会もめっきり減ってしまいましたね。

家、痕跡だらけ

エルデの痕跡_2021_02_19_1

 大掃除はまだチビチビと続けていて、今日はこの壁の汚れを落とします。ここがどこかと言うと、トイレの前の廊下の壁で、なぜこんなところが汚れたかと言うと、エルデがここに寝っ転がって身体を押し付けていたからです。エルデ、今更ながらにバッチイ犬だったんですね。

 じゃぁどうしてエルデがこんなトイレの前の、陽の当たらない狭い廊下なんかで寝っ転がっていたかと言うと、トイレに入った私を待っていたから。私がトイレに入ってドアを閉めると、カチャカチャと廊下を歩くエルデの足音が近付いてきて、寝っ転がった拍子に壁に身体をド~ンとぶつけるんです。懐かしいなぁ…

エルデの痕跡_2021_02_19_2

 これで私が気付いている限りのエルデの痕跡は全て消えました。と思っていたのですが、考えてみたら消せない痕跡があちこちに残っているんですよ。例えばこの玄関の壁に付けられた傷。まだ若かった頃のエルデが「私も出せ~」と立ち上がって付けた傷です。仔犬だった頃に齧られた敷居とか、寝ているエルデの呼気で湿って表面が禿げた床とか… まぁ壁に穴を掘られたりはしていませんので、軽微な痕跡なんですけど。

エルデ、また少し消える

痕跡_2021_02_07_1

 居間の壁を掃除する為に動かしたソファーの隙間から出てきたエルデの抜け毛です。たぶん一昨年の年末に掃除したきりですので、もっと束になって出てくるものだと思っていたのに、たったこれだけ。半年しか抜け毛を撒き散らす期間が無かったということもありますが、もうあまりソファーに上らなくなっていたのかも知れません。で、思ったのですが、こうやって掃除するってのはエルデが生きていた痕跡を消していくってことでもあるんですよね。

エルデの趣味、実は被毛のお手入れか

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 シャンプー後最初のお散歩です。どうです、以前の脂ギッシュな毛並みが嘘の様にサラサラしたのが写真からもお判り頂けるでしょう。そもそも色が白くなりました。となれば大学へ連れて行って可愛さアピールをさせたいところですが、残念ながらエルデが選んだのは別コース。まぁ仕方ありませんね。

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 それに、シャンプー直後は只でさえ遊び毛が落ちるのに、今回は換毛期が重なってもの凄い飛散量で、こんな状態で奉仕を受けたら毛だらけになった奉仕者から悲鳴が上がるのは必定。もうちょっと落ち着いてからにしましょう。

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 というエルデと歩いていてひとつ気が付いたことがあるのですが、エルデが好きな壁に身体を擦り付ける動作、それを今日は全くやらないのです。実はこの写真、私が誘導して半ば無理矢理やらせて撮ったのですが、いつもならこのコンクリートの壁(土留め)の最初から最後まで身体を擦り付けながら歩くのに、今日は直ぐにやめてしまいました。

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 ひょっとしてあの動作、オーバーコートの根元に纏わりついていた抜け毛に違和感を感じ、それを擦り落とそうとしていたんでしょうか。そう言えば特に夏場にすることが多いんですよね。だから身体を冷やしているのかとも考えていたのですが。エルちゃん、毎日ブラッシングしていても取れないものが、壁に身体を擦り付けるだけで取れるわけ無いでしょ。逆に身体がゴミだらけになるだけなんだから止めてね。

 

マルチ張り_2019_04_12_5

 夕方から雨が降り出すという予報だったので無理かとも思ったのですが、予報は外れ、順調に畝2本のマルチ張りが完了しました。左側が枝豆用の畝で、右側にはトマトとピーマン、パプリカ、そしてナスを植える予定です。明日もう1本の畝にマルチを張れば、取り敢えず今予定している夏野菜は全て賄えるので、そうしたらいよいよスイカ用の畝を完成させてしまいましょう。

エルデ、趣味を広げる

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 予言通り空気は冷たくなりました(予言したのは気象庁ですが)。勿論陽射しは強いのですが、昨日とは違ってその熱を心地よく感じます。

 ということとは関係無く、今日のエルデは浮かれています。ネタばらしをすると、この片側2車線の道路を、車の流れの間隙を突いて横断するだけでエルデのテンションは上がり、それが持続しているだけなんですけど。

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 趣味のひとつである階段探検をし、

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唐突に転がり、

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寄り道に付き合わされるのに業を煮やした飼い主にリードを放してもらい、

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最後は奉仕者まで獲得していました。彼女、「最高の癒しだ、これで今日一日頑張れる」と言ってましたが、そんなに大変な人生を歩んでおられるんでしょうか。

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 ところで、3枚目の写真の様に今日も倒れ込んでウネウネするエルデを眺めながら、これには①暑いから地面で身体を冷やす、②集客目的のパフォーマンス、以外の理由も有るのではないかと思うようになりました。だって、今日なんか日陰では寒いくらいなのですから身体を冷やす必要はありませんし、幾らエルデだって人っ子一人居ない場所で集客しようとする程のバカじゃないでしょう。

 で、頭に浮かんだのは「身体を地面に擦り付ける感触を楽しんでいるのではないか」という可能性。エルデは建物の壁や塀に身体を擦り付けながら歩くのが好きで、実際に今日もやっていましたから、強ち的外れな推測とは思わないのですが、正解かどうかはご本人に訊いてみなければ判りません。

 まぁ理由はともかく、ウネウネされると身体がゴミだらけになるから、①以外ではやらないでね。