エルデ、また薄くなる

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 エルデのベッドです(と言っても畳んだ毛布を2枚重ねただけのものですが)。エルデが居なくなって一旦はどかしたのですが、12年間在ったものが無くなるとなんだか寂しくて、どちらかと言うと邪魔なんだけどまた置いていたのです。

 ですがニコがやって来るまであと1週間。いきなり我々の寝室で寝たがるかどうかは判りませんが、そうなったときに他の犬の臭いがするのは嫌でしょうから、今日はこのベッドを洗い、ついでにエルデが触れた可能性のある場所を全て拭き上げ、更にはワックスも掛けておきました。但し相手は犬の臭覚ですから、どれ程の効果があるかは判りませんが。

 他の部屋や廊下は去年夏のカビ騒動のときや、先にやった大掃除でほぼ拭き上げてあるので、もう殆どエルデの痕跡は残っていない筈です。勿論、人間の鼻には、ってことですが。でも、これ以上やりようが無いもんなぁ… カーテンだって全部洗ったし、あとはファブリーズか?

 犬の嗅覚のタチが悪いのは、何かの臭いを被せて元の臭いを消そうとしても効かないっていうことなんです。例えば空港で働く検疫犬。肉や植物の種を臭いの強いものと一緒にして誤魔化そうとしても、必ず見付けますからね。缶詰の臭いを嗅ぎ分けられるような鼻を誤魔化せる訳がないんです。

 なんてことをしていると、エルデを消しているみたいで嫌なんですが、今度はニコのこと第一に考えてやらないと。でもエルデ、安心しな、お前のことはず~っとお父さんの記憶の中に残っているから。お父さんがボケるまでだけど。

エルデ、時刻設定の出来ない目覚まし時計

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 今日もエルデに起こされました。ベッドの上に登ってくるんです。体重35㎏がベッドに飛び乗る振動だけでも十分な目覚まし効果なのに、身体を踏まれるんですからとても寝ていられません。そして、「今日」と書いた通り、これが最近は頻繁に繰り返されているんです。

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 ベッドに登ることは禁止しているのですが、花火や雷の音に怯えて助けを求めてくる場合は許すことにしました。以前はこれも禁止していたのですが、不安を和らげてやるのだって飼い主の務めじゃないかと思うようになって(本当は良くないんですけどね)。でも、最近のはどうも違うんです。エルデを怯えさせる要因が明らかに何も無い状況で登ってくるんですから。

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 で、今日、ベッドの上で尻尾をブンブン振っている姿を目にしてやっと理解出来ました。遊んで欲しいんです。朝の5時からテンション上げてんじゃない! 人間としては「怖いんなら傍に居て良いよ」の積りで例外的に許していたのを、犬は「あっ、ベッドに登っても良いんだ」と都合良く理解したんでしょうね。考えてみれば当然のことなのですが、それが犬ってものです。勿論叱って蹴落とし、2度と登らせませんでした。

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 と、ここまでの話を読んで、「あんたが目を覚ます前に花火が鳴ったのかも知れないじゃない」と思った方も居られることでしょう。実はエルデがベッドに登る前から目は覚めていたのです。だって、先に目が覚めちゃって退屈だったんでしょうね、部屋の中を行ったり来たりして足音を響かせたかと思えばドタンと倒れ込み、また起き上がっては行ったり来たりした挙句、顔の前でハァハァと暑く激しい息をされてごらんなさい、花火なんか鳴らなくたって目は覚めますよ。エルデ、まさかボケちゃって徘徊してるんじゃないだろうね。

エルデ、「どうかしましたか?」

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 ドッグラン2号店として使わせてもらっているブドウ畑の奥の方で作業していた管理人さんにエルデが気付き猛ダッシュ。湿ってヌルヌルする土の上を引っ張られて、後を追う私は転ばないようにするのに必死です。

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 いつもなら管理人さんが遠くに居る場合は素通りさせるのですが、お会い出来る機会は意外と少なく、可能な内に逢瀬を重ねさせてやろうと親心を出したのが失敗でした。それでもお互いに嬉しそうだからまぁ良いのですが、エルデに跳び付かれて管理人さんは泥だらけになっていました。

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 興奮したエルデは私にまで跳び付いてきましたが、勿論私は避けて無事です。エルデ、そんなことしていると嫌われちゃうぞ。それでもこういうことがあると、その後の散歩をルンルンで続けてくれるので、ヘタな芝居までして気分を盛り上げようとしなくても済むので助かります。

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 基本的に下を向いて歩くエルデが(地面の臭いに神経が集中しているので)、ルンルンだと顔を上げることが増えるのでカメラマンとしても助かります。

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 そうそう、そういう表情が欲しいのよ。お父さんに集中して歩けとは言わないから、時々はポーズを決めてくれると助かるんだけどな。

 

 昼間、2階の寝室にエルデが上って行きました。陽当りが良くて暖かいからでしょうが、禁止されている私のベッドで寝ているんじゃないかという疑惑もあり、洗ったエルデの毛布を干すついでにカメラを持って犯行現場に踏み込むことにしました。

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 な~んだ、自分のベッドで寝てるんだ。良い子だけどお父さんはちょっとガッカリしたよ。

エルデ、可能性を追い求める

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 2回目に種を蒔いた枝豆が収穫期を迎えました。先ず6株を収穫しましたが、内2株は殆ど生長していなかったので、実質4株です。莢の数もまずまずで、良い出来と言えると思います。

 ただ、この品種(タキイ:福獅子)、豆が小さい感じがします。甘味はあって美味しいとは思うのですが、香りが弱く、来年もこれを育てるかと言われれば「否」と答えるしかありません。

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 その枝豆を収穫する都合上、サツマイモの片側だけ蔓返ししました。土が乾いていた所為か、新たに地中に潜った不定根はありませんでした。ってことは、スイカの蔓に偶に発生する不定根も、品種ではなく、その年の雨量に影響されるということでしょうか。因みに、今年のスイカの蔓に不定根は生えていません。

キュウリ2号_2017_07_24_3

 キュウリ2号が大きくなり始めたので、1号の蔓を1本切って生長スペースを空けてやりました。で、思い出しました。早く3号の種を蒔かないと。

 

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 エルデはまたムギちゃんの居場所を覗いています。お前も会いたいのか? そうなんですよ、あの日以来ムギちゃんに会えないので、私も残念で。普段はどこに居るのか知りませんが、ムギちゃんがここから通りを行き交う車や人を眺めるのが好きだと知っているんだから、せめて我々の散歩時刻にだけでも繋いでおいてくれれば良いのに。

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 それはそれとして、最近エルデが私のベッドに上るようになって困っています。そもそもベッド禁にしたのはあちこちにそうしろと書かれていたからだけで、だから花火や雷の音に怯えたときには許していたのですが、これがいけませんでした。当初は花火でも鳴ったのかと考えていたのですが(なにせこちらは眠っているので)、積み重なる内にそうでないことは当然判ります。これもあちこちに書かれている通り、一貫した姿勢で臨まなければ犬はどんどん付け上がるんですよ。

 特に理由が無いのなら許してやったって良いじゃないかという話もありますが、今では立派な理由が幾つも在るのです。邪魔、重い、痛い、暑い、臭い、眠れない、ベッドが毛だらけになる…

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 勿論、上ろうとしているときに気付けば叱りますし、上ってしまったときには下りるよう命令しています。なので上ってはいけないということは理解している筈ですし、私の命令には従うのですが、それでも尚上ろうとすること自体が困りものなのです。

 とは言うものの、懲りもせずに花火が鳴っているときにはまだ許している私が一番いけないんですけどね。じゃぁなに、怯えて助けを求めてきたエルデを蹴り落とせとでも言うの? バカな飼い主にはバカな犬しか育てられないってことですね。

エルデ&光圀、寝心地は抜群

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 説明するまでもありませんが、エルデと光圀です。問題はお二人が寝ている場所。ベッドの掛布団の上なんです。夜中、トイレに起きたらこの有様だったので、わざわざカメラを持ってきて写しました。

 傍若無人な光圀と違い、エルデは幼い頃から「ベッドに上ってはイケナイ」と教え込まれ、それをずっと守ってきました。花火の音に怯え、私の布団の中に潜り込もうと上ることはありましたが、怯えているときに優しくすると怯えることが良いことだと勘違いしますので、そんな時にも叱って下ろしていました。

 ところが、最近はこれです。もう当たり前の様に上るようになってしまいました。それはやはり最近私が、花火の音に怯えているときは上るのを許すようにしたのが原因なのか(許すどころか、身体を撫でて安心させたりもしています)、それとも、「あの黒いチビが上っているんだから私だって良いじゃない」との自己主張が原因なのかは判りませんが、36㎏の毛むくじゃらにベッドの上をウロウロされると、①目が覚める、②重くて寝返りが打てない、③布団が毛だらけになる等々、被害は甚大です。

 まぁ、私の宗旨替えが原因なんでしょうね。上っても叱られないものだから、「なんだ、上っても良いんだ!」と理解してしまったのでしょう。でもね、ベッドに上ることを禁止し続けたって怯えが解消される訳ではないし、眠いのを我慢して怯えを解消させてやる訓練を始める程の根性は無いし、だったら安心させてやる方がフェアなんじゃないかと考えた訳なんです。ダメ飼い主の見本みたいなものですが、それでエルデが心安らかに暮らせるなら、良いんですよ、私は、ダメ飼い主で。

 とは言うものの、それはあくまでも花火が鳴ったときだけね。それ以外のときは許さないよ。エルデのことだから、1~2回下ろされれば理解してくれるでしょうが。

枝豆、可憐な花を咲かせる

 何かのお祭りか、どこかの開店日か、早朝から打ち上げ花火が盛大に鳴り出しました。アッと思う間もなく、怯えたエルデは我々のベッドの上へ。ベッドへ上ることは禁止していて、以前はこんなときにも叱って下ろしていたのですが、怯えて助けを求めているのに可哀想かと考えたのと、一緒に寝るのが楽しいのと、いちいち下ろすのも面倒臭いのとで、最近はそのまま許すことにしています。ベッドへ上るのは悪いことだと解っているらしく、花火が治まると自主的に下りますし。

 それはそれで良いのですが、エルデの鼻息が強烈で、エルデの顔が向いている方に寝ている人間が眠れません。今日は私がエルデの脇腹を優しく叩く係りを担当し、鼻息の方は奥さんが担当しました。何とかならんのですかね、あの花火ってやつは。

 

 三日ぶりに畑へ行くと、バケツ2杯分の野菜が採れました。

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 もう冷蔵庫に入らないので、溜まっていたトマトでソースを作ることにしました。

トマトソース_2012_07_16_2 ヘタを取り

トマトソース_2012_07_16_3 皮を湯剥きし

トマトソース_2012_07_16_4 ザク切りにしてフライパンへ。

トマトソース_2012_07_16_5 アクを取りながら加熱し

トマトソース_2012_07_16_6 半分くらいに煮詰めたら出来上がり。

 プロの料理人の中にも捨てると仰る方が非常に多いので驚きますが、旨味が多いので種の部分(ゼリー状の部分)は一緒に使います。また、これは私の知る限りどのレシピにも載っていないのですが、必ずアク取りをします。これをすることにより、雑味というか、脂臭さというかが無くなり、すっきりした味になります。

 トマトソースとして使うには、これにニンニクやら玉ねぎやらオレガノやらローリエやらバジルやらオリーブオイルやら塩やら何やらを入れるのですが、これはあくまでも「トマトソースの素」なので何も入れません。冷めたらジップロックにいれて冷凍し、使うときに用途に合わせて味付けをします。

 

 枝豆に花が着いていました。

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 白くて可憐な花ですね。今のところカメムシの再襲来は起こっていないみたいです。このままの状態が収穫まで続くなどと甘いことは考えていませんが、良いですよ、カメムシ君、来るなら来なさい、返り討ちにしてあげますから。

本日の散歩、様子見に1,725歩。距離1.235㎞。累積221.285㎞。