ということで、今日は春菊と小松菜、そしてチンゲン菜の種を蒔いたのですが、やっぱりスコップで殴るくらいでは土は細かくならず、砂利道に種を蒔いている様な雰囲気です。
通常、このピンセットで種をひとつひとつ摘まんで蒔いているのですが、こんな砂利道相手にそんなことをする意味があるのかと思い、途中から指で摘まんでの筋蒔きにしてしまいました。これをやると種が無駄になるし、それ以上に間引き作業が大変になるので嫌なのですが、蒔き溝の深さを一定にすることすら出来ない様な状況ではどれだけ発芽するかも判らず、致し方ありません。
まぁ、小松菜とチンゲン菜はこんな蒔き方でも大丈夫でしょうが、春菊はちょっと心配ですね。雨が降るのを待つべきだったと後悔していますが、ダメならダメでやり直しましょう。
隣の畝の大根達と同様、水をタップリ撒いてから、不織布をベタ掛けして作業は終了です。大根達の種を蒔いて以来、結局雨は降らず、毎日水遣りする羽目になりましたが、明日は間違い無く降るみたいですし、明後日は台風13号が通過するという予報なので、今度こそ水遣りをサボれそうです。
ついでにトマト(ホーム桃太郎EX)の苗を定植しました。4株作った内の、病気になった1株を除く3株を。支柱も立ててしまおうと思ったのですが、まだ蕾も着いていないので見送りました。
他所の畑にまだ残っているトマトもありますが、花も実も殆ど着いていません。その原因が樹の老齢化にあるのか、それとも気温にあるのかは判りませんが、我が家のキュウリ3号もなかなか実が大きくなりませんし、これからの季節に夏野菜を育てるのは難しいのかも知れませんね。
でも、昼の最高気温はまだ30℃を超えていますし、最低気温だって23℃くらいあるのですから、生育適温の範囲内です。ならば昼の長さの問題でしょうか。こればかりはどうにもなりませんが、まぁその為の実験なのですから、生長を見守りましょう。
ところで、今日はもうひとつ実験を行いました。それは、蟻殺し。既に何度も話題にして来ましたが、我が家の畑には茶色くて小さな蟻がワンサカ居て、これに咬まれる(刺される?)と何日も痒く、野良仕事の障害になる程なのです。巣を見付けると殺蟻剤を注ぎ込んだりしているのですが、数が多過ぎてとても対処しきれていません。
そこで、昔から行われているホウ酸を使ったトラップを試してみることにしたのです。砂糖で誘き寄せて、ホウ酸を食べさせて殺す方法でね。誘引出来れば態々巣を探す必要はありませんから。
砂糖とホウ酸を5:5で混ぜ、ネットリする程度に水で練ったものを、小皿の裏に仕掛けてみました。野良仕事を始める前に敷設し、2時間余りの作業後の状態がこれです。黒いのは全て蟻。
この写真を見ると「お~凄いじゃん」と思うでしょうが、これは蟻の巣穴の直ぐ横に置いたもので、他の場所に置いた罠には殆ど集まっていませんでした。要するに、砂糖水程度の餌ではそれ程の集客力が無いということですね。
そもそもこれで蟻が死ぬのか、毒餌が運ばれた巣穴の中に居る蟻も死ぬのかが判りませんし、蟻の巣を探さなければならないのならフィプロニル系の殺蟻剤を使うのと手間は変わりません。しかも、殺蟻剤を使えば巣ごと壊滅させられることは実証済ですし。もう少し実験を続ける積りではいますが、ちょっと望みは薄いみたいです。
散歩に出たら、驚いたことにもう彼岸花が咲いていました。毎年お彼岸期間にピタリと合わせる様に咲いていたので、凄いなぁ~と感心していたのに、こんなこともあるんですね。
そんなことに興味の無いエルデは、今日も必殺技を繰り出し、しかも写真に写らないくらい高速で尻尾をブンブン振ってラガーマン達を誘ったのに、全員に無視されてしまいました。エルデの誘引力も砂糖水程度なんですね。