ニコvs光圀、今日も続く

ニコ&光圀_2021_11_27_1

 相変わらず光圀は黒いばかりで全く判らんでしょうが、ニコと光圀の距離がここまで縮まりました。と言ってもこれはニコが寝ていたところへ光圀が近付いたと言うか、光圀が定位置にしている私のスウェットの近くにニコが寝ていて、光圀は仕方無く近寄ったというだけのことで、逆(ニコが光圀に近付いて一緒に過ごすというパターン)は今のところ起こる気配はありません。

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 ニコは光圀と遊びたいのですが、怖くもあるんです。光圀はニコなんかと親しくなりたくないけど、温かいなら隣に寝てもまぁ良いかくらいに思っているんでしょう。だからニコが近付こうとすると光圀は逃げますし、逆に光圀が近付くとニコはどうして良いか分からず、実に困った顔をします。ニコが静かに近付くと光圀はニャゴニャゴ文句を言いながらも逃げないことはありますが、光圀に引っ掻かれてニコが怪我をしちゃいけないと、今度はこちらが気が気じゃありません。

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 でも、犬と猫を一緒に飼っている家庭では大体こんな感じなんじゃないでしょうか。あれだけ陽気なエルデとあれだけ甘えん坊なタレちゃんの組み合わせでも似た様な関係性でしたから。先住犬が居るところへ仔猫が加わるという条件だともう少し仲良しになれるんでしょうが。但し、我が家ではニコが仔猫に対してどう接するのか想像が出来ないので、ちょっと怖いですね。

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 別にニコが凶暴だなんて思ってはいませんが、ニコは野良時代、絶対に小動物を食料にしていたんです。今日だって街路樹で休んでいたスズメにアタックを掛けていましたし、走りながら臭いを追う姿はハウンドドッグそのものですから。そんなニコがヨチヨチ歩く仔猫を食料と見るか家族と見るか、これは私にも分かりません。多分に本能的な部分もありますし。

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 どうしてこんなことを書いているかと言うと、猫を飼いたいなぁ~と思っているから。光圀? あれはダメですよ、殆ど野獣みたいなものですから。抱っこも出来なきゃ自由に撫でることも出来ないなんて、猫を飼っている意味がありません(最近になってようやく私にだけは撫でさせるようになりましたが、あくまでも気分次第)。

 ただ、それも光圀が居なくなってからじゃなきゃ無理でしょうね。何故って、光圀が新参者を快く受け入れるなんて考えられないから。犬と猫なら生活の場を分けることも可能ですが、猫同士だとそれも難しいですし、何よりこれ以上家庭内にトラブルの素を抱え込みたくありません。

ニンジン、規格を外れる

 エルデを連れての散歩の帰り道、真っ暗な草薮の中からミャ~ミャ~という仔猫の鳴き声が。タイムリーにも今日から持ち歩くことにしたライトを点けて確かめようとすると、電池が切れていて点きません。

 どうにもならないので立ち去ろうとすると、エルデがその草薮の中へ。行ったり来たりしながらクンクン、クンクンと、やけに熱心に探し物をしている様子です。「おいおい、まさか仔猫を咥えて出てくるなんて、安いドラマの様な展開を狙ってるんじゃないだろうな」と思っていたら、草薮から出てきたエルデの口に、本当に何かが咥えられているではありませんか。

 えっ! まさか? 混乱する私の前に戻ったエルデが、その口に咥えた白い小さなものをそっと地面に置くと… テニスボールはコロコロと坂を転がり下って行きましたとさ。

 そのテニスボールを私が取り上げると、エルデはまた草薮の中に入り、別のテニスボールを咥えて戻ってきました。エルちゃんは本当にボール好きだねぇ…

 

玉ネギ用畝造成地_2014_09_28_1

 で、これなんですよ。玉ねぎ用畝作成予定造成地にポツンと植わっているキュウリは。

キュウリ_2014_09_28_2

 ほら、もう小さなキュウリも生っているですから、これを引っこ抜くのは忍びないじゃぁありませんか。なので、やっぱりこのキュウリは残し、造成工事だけを続けることにしました。但し、そうなると今度は、写真左に写っているアヤメが邪魔になる訳けではあるのですが。

 と、毎日土木工事ばかりで飽きてしまったので、葉が立派に茂ったニンジンを試し採りしてみることにしました。

ニンジン_2014_09_28_3

 本来の収穫時期はまだ先ですが、地上部がこれだけ立派になっていれば、それなりになっていることでしょうから。

ニンジン_2014_09_28_4

 長さが20㎝。五寸ニンジンなので、長さは十分です(五寸は約15㎝)。ただ、種袋の写真はもうちょっと太っているんですけど、そっち方面はこれからなんでしょうか。

バッタ_2014_09_28_5 不織布でバッタもシャットアウト

エルデ、そして光圀、お前達なんか幸せなんだよ

 昨日のブログで、我が家のジャガイモはこの乾燥と高温を生き延びているみたいなことを書きましたが、今日畑へ行ってみると、これまで溜め込んだストレスが一気にダメージとなって現れたような状態になっていました。

ジャガイモ_2013_05_31_1

 写真では良く判らないかも知れませんが、これはもうかなりヤバい状態です。株元を探ると、昨日の雨でまだ土が湿っているので、原因は乾燥ではありません。ならば高温が原因かと言われても判りませんが、もうこれ以上どうすることも出来ないので、諦めました。このまま様子を見守り、枯れたら掘り起こし、それを今年の成果とします。

 という畑の見回りから帰ろうとしたところ、私の畑の愛人、ニャー子の子供と思われる仔猫が現れました(私の子供ではありませんよ)。ところが、前回見たときは元気に走って逃げて行ったのに、今日は走る元気が無いようです。だからこそ近付けたのですが、両目がヤニに潰れ、栄養状態もかなり悪いみたいに見えます。

ニャー子の子供_2013_05_31_2 5月6日

ニャー子の子供_2013_05_31_3 5月26日

ニャー子の子供_2013_05_31_4 今日

ニャー子の子供_2013_05_31_5 同じく

 そう言えば前回(5月26日)は隣の空き地でず~っと鳴き続けていて、畑を横切って帰ろうとしたら私が居るものだから何回か引き返し(写真はそのときのもの)、私が他所を向いてやっている隙に走って逃げて行ったのですが、それが今日は状況が同じなのに(やはり隣の空き地で鳴いていた)、私が近付いても走らず、車の下に潜り込んだところを写真に撮ろうとしても、シャッと1回威嚇するのが精一杯なようで、直ぐに目を閉じてしまいました。

 と考えると、私が畑へ向けて歩いていると必ず駆け寄ってきたニャー子が最近顔を見せません。ひょっとすると、お母さんの身に何かあったのでしょうか。愛人とその子供ですから(もっと言えば、この子は光圀の兄弟ですから)、何とかしてやりたいのは山々ですが、人間に慣れていないので捕まえられないでしょうし、恐らくこの子は助からないでしょうね。

 

 話は全く変わりますが、エルデを狂犬病の予防接種に連れて行きました。もっと早く連れて行く筈だったのですが、忘れていました。

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 前回の手術に纏わる出来事がよっぽど堪えたのでしょう、とうとう動物病院の駐車場に停めた車から降りるのを嫌がるようになりました。出来ることなら私だって連れて行きたくはないのですが(お金が掛かりますから)、これは法律で義務付けられている注射だから、仕方無いんだよ、エルデ。

本日の散歩、控えめに4,550歩。距離3.258㎞。累積1,232.376㎞。

光圀、エルデの餌になる

 光圀が自らエルデの餌皿に入り、己の身体をエルデに捧げました。右端に写っているピンク色のものは、舌なめずりしているエルデの舌です。

光圀_2011_11_15_1 美味しく食べてね

 光圀はエルデが食べているものに興味深々で、エルデがキャベツを食べていればキャベツに、氷を食べていれば氷に、そして当然、餌を食べていれば餌に、「俺にもよこせ」とばかりに突進します。犬が何かを食べているときにちょっかいを出すのは実は非常に危険な行為で、犬の世界では獲物を横取りできるのは自分より上位の者だけですので、食べ物だけでなく地位も奪われると解釈され、これを支配欲の強い犬に対してやると、「おーし、やってやろうじゃないの」ということになるわけです。世の奥様方はよく、「餌をやってるのは私なのに、私の言うことなんか全然聞かない」という発言をしますが、下位の者が上位の者に食べ物を譲るのは犬の世界では当たり前のことなので、餌をやるだけで犬の服従は得られません。

 そんな訳で、エルデの餌皿にちょっかいを出す光圀を最初は心配していたのですが、支配欲なんか欠片も無い心優しいエルデ姉ちゃんは、唸ることすらせず、迷惑そうに餌を食べています。そして今日、餌を食べ終わって器の残り香を楽しんでいたエルデを押しのけ、光圀が餌皿への登頂を成功させました。光圀が現れてからエルデが甘える回数が増えたような気がしますが、エルデも辛い日々を送っているんでしょうね。

光圀、再挑戦を始める

 光圀に離乳食用ミルクとカルカンの混合物を与えていたことは既に書きましたが、実はその後、徐々にミルクの割合を減らしていき、ついにはカルカンだけの食事にまでもっていったのです。ところが3日くらいすると下痢してしまい、慌てて離乳食用ミルクとの混合物に戻しました。

 下痢はすぐに止まりましたが暫くそのままの食事内容を続け、そして今日、再びカルカンへの挑戦を開始しました。これまでスプーン3杯の離乳食用ミルクにカルカンを加えて与えていましたが、今日からはミルクを2杯に減らします。どうも食事内容を変えてから3日すると下痢するときはするようなので、4日経ってOKなら更に減らします。もうそろそろ生後2ヶ月になるので、もうそろそろ離乳食から卒業してもよさそうなものなのですがねぇ。

 思い起こしてみると、以前飼っていたタレちゃんは、今の光圀よりも小さい頃にやってきて、最初から普通のウエットフードで何の問題も無かったのに、ひょっとしたら光圀は胃腸が弱いのでしょうか。と言うか、そもそも不思議なのは、カルカンが消化できないのであれば、たとえミルクとの混合比率がどうであれ下痢するものなのではないのでしょうか。

 

柿_2011_11_14_1

 話は変わり、干し柿のその後です。9日に吊るした柿は、5日経って少し萎んできました。いまのところカビてはいないようです。

光圀、階段を昇る

 とうとう恐れていたことが起こりました。光圀が階段を昇れるようになったのです。まぁ、階段の段差よりも高いソファーに楽々と飛び乗れるようになったのですから、階段の昇り降りなんか当たり前なんでしょうが、これで益々見付け難くなってしまいます。

 飼ってみて初めて気が付きましたが、黒猫の欠点は見付け難いこと。只でさえ光圀は小さくて動きがむちゃくちゃ速い上に黒いので、暗い所に入られたら見付けられないし、足元をウロチョロされると動きが予測できず、踏みつけてしまいそうで歩けないのです。今まで飼ってきた猫達もそうでしたけど、「踏んづけられるかも知れないから注意しなくっちゃっ」とはどうして考えられんのでしょう。

 というようなことはともかくとして、二階に昇られて一番心配なのはトイレのことなのです。最近は「トイレが近くに在れば大丈夫だろう」と思えるようになり、我々が食事をしている時と寝るとき以外は自由にさせているのですが、二階にいるときにもよおしたら、わざわざ下に降りてくるとも思えませんし。二階には前に飼っていた猫のトイレがそのまま残してあるものの、光圀にそれがトイレだと判るような訓練はしていませんから。

 それに、活動範囲が広がるということは悪戯のレパートリーも広がるということですからね。最近は肉体的能力が増した所為か、生活に慣れてきた所為か、着々と悪戯の才能に磨きをかけています。本の角を噛んで穴を開ける、新聞を切り裂く、カーペットのタグをボロボロにする等々。私はこれまで実際に目にすることはありませんでしたが、猫の悪戯の定番、「ティッシュペーパーの一気出し」まで披露してくれるようになりました。ま、猫ってのはこんなものですけどね。今も私のスウェットの紐と戦っています。せめて鈴を付けとこうかしら…

光圀_2011_11_12_1 ちょっと、あんた、二階に昇っていいのは私だけよ

光圀、吊るし切りされる

 こう寒くなってくると、「今夜は鍋料理」ということになります。鍋料理。最近はスーパーに、本当にこんなに需要があるのかと首を傾げてしまう程様々な種類の鍋つゆが並んでいて、どんな具材が合うかとあれこれ考えるのも楽しいですが、やっぱり定番鍋に落ち着いてしまいます。

 そんな定番鍋のひとつに「あんこう鍋」があります。醤油仕立ての鍋にしたり、アン肝と味噌で煮込んだどぶ汁にしたりと、どれも美味しいのですが、なかなか新鮮な鮟鱇が手に入らないので食卓に上ることは稀です。鮟鱇は、そもそもでかい上に、ブヨブヨしていてまな板の上では切り難いので、フックに引っ掛けてぶら下げた状態で捌きますが、これを「吊るし切り」と呼びます。色々な魚を捌いてきた私としては、是非鮟鱇もとは思うのですが、丸の鮟鱇なんか手に入りませんし、オモチャにするには高価過ぎるので、未だに果たせていません。

 それで代わりに、というわけではありませんが、今日は光圀を吊るし切りにしました。天井からぶら下げたフックに光圀の顎を引っ掛け、先ずは口の周りの皮に包丁を入れ、切れ目に手をかけて皮を一気に下に引き剥がし… いえいえ、ただ単に爪を切るだけなのですが、こいつは嫌がって大暴れするので、首根っこを掴んでぶら下げて、大人しくしている内に済ませてしまおうという高度な技なのです。それでは笑ってやって下さい、吊るされた光圀です。

光圀_2011_11_11_1 えへへ~

 でも、それでもこいつはジタバタするのですよ。獣医の裏ワザとして、「暴れる猫の首をクリップで摘まむと大人しく診察させる」というのがあるそうですが、光圀には多分通用しないでしょう。

光圀、猫らしくなってくる

 保護した当初はクマのぬいぐるみみたいな顔をしていた光圀が、鼻(マズル)が出てきて、目も真ん丸な時だけではなくなり、だんだん猫らしい顔になってきました。

 姿だけでなく、仕草や行動も。口の周りに付いたミルクを舐め取れず、その口髭を生やした様な姿から、女の子にもかかわらず「光圀」などと呼ばれているのに、今では餌の後にはちゃんと自分で綺麗に舐め取り、その上前脚で顔を洗うようになりました。後脚で身体を掻こうとすると、バランスがとれずにひっくり返っていた子が、今では一人前にカジカジしてますし、毎日のようにシャンプーされてジタバタ暴れていた子が、今では自分で身体を舐めて綺麗にしていますし、日々成長しているんですねぇ。さんざん走り回った後で、私かエルデに張り付いて眠る姿も、まるで猫みたい。

 私が最後に飼っていた猫のタレちゃんは、恐らく生後1ヵ月のときにやってきたのだろうと思いますが、それだってもう21年前にのことですから、仔猫がどんな生き物だったのかを忘れてしまっているんですね。だから、その後ずっと一緒に生活してきた大人の猫のイメージをリファレンスとして判断してしまい、だから「光圀は変な猫」ということになってしまうのかも知れません。考えてみれば、今年中学に入った私の甥っ子だって、ご幼少の砌は十分に変な生き物でしたからね(最近会っていませんので、今は変でないかどうか知りませんが)。

 タレちゃんもよくやってくれていましたが、光圀も私の毛繕いをしてくれるようになりました。私の身体をよじ登り、肩に乗って髪の毛を舐めるのです。それは嬉しいけど、耳の穴の中にまで鼻を突っ込んで舐めようとするのは止めて。くすぐったくてたまらん。

 

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エルデ、光圀に追いかけられる

 シーザー・ミランはゴールデンのことを「異常なエネルギー」と表現しましたが、我が家の異常エネルギー生物は光圀です。何が楽しくて何を目的にしているのかは解りませんが、とにかく走り回っています。走りながら時々ジャンプもしています。時には攻撃の姿勢である、背中を曲げて尻尾を立て、身体を斜めにした姿で走っています。カニのように斜めに。

 大抵は独りで勝手に走り回っていますが、彼女が狩りの練習をしたいと思った時にこの異常なエネルギーが誰に向けられるかというと、困ったことに、主にエルデなのです。人間を咬んだり引っ掻いたりすると怒られますが、心優しいエルデは反撃しない上に(餌等に夢中になって踏んづけることはありますけど)、スリッパよりは反応してくれますから。お昼寝していると鼻先や尻尾にじゃれつかれ、大好きなご飯を食べていると餌皿によじ登られ、エルデの今までのお気楽で穏やかな生活が一変してしまいました。お蔭でエルデは睡眠不足です。でも一番心配なのは、仔猫の針のような爪で、エルデの目が傷付けられないかということです。

 

光圀_2011_11_06_3 エルデの足に戦いを挑む光圀

 

光圀_2011_11_06_1 その他の戦い光圀_2011_11_06_2

光圀、脱走する

 囚人生活を送っていた光圀が脱走しました。監獄として使っていたエルデのケージをよじ登って。遠からずこういうことが起こるだろうとは判っていましたが、まさかこんなに早くこの日がやって来ようとは。

光圀_2011_11_01_1 自由を得ようと逃亡中の光圀

 結局あれ以降吐くこともなく、いたって健康そうなので隔離は必要無くなったのですが、まだトイレの問題が残っていますので、ケージに閉じ込めることが出来なくなるとちと困ったことになります。それで、手元に在った板でケージの上を覆ったのですが、その板の隙間から脱出することもあっと言う間におぼえてしまいました。引田天功か、おまえは。

光圀_2011_11_01_2 監獄を遊び場にする光圀

 それにしても、光圀の成長のスピードには驚かされます。一昨日はどうしても登れなかったソファーの上に、昨日は何とかよじ登れるようになり、今日は当たり前のように飛び乗っていますから。エルデがケージから脱走したのは生後6ヶ月を過ぎてからからだったのですがねぇ。