トマト、縫合ミスで穴が開く

セロリ_2018_07_02_1

 昨日水遣りしたセロリですが、萎れ加減はあまり変わっていない様に見えます。今日も5ℓの水をマルチを捲って注いでおきましたが、ひょっとすると萎れたのは水切れの所為でなく、暑さそのものの所為かも知れません。生育適温が16~21℃という野菜なので無理もありませんが。だからどうしてトマトと一緒に苗を売るの!

スイカ_2018_07_02_2

 そしてこれはスイカの蔓の中心部ですが、ちょっと前まで下のマルチが見えないくらい密生していたのに、今はマルチが透けて見えるようになりました。これは水不足の所為だと思います。

 で、今日は頑張って水遣りするんだと宣言した訳ですが、水切れの症状が出ているナスと唐辛子、そして水が好きなキュウリとエンツァイとオカヒジキに水遣りしただけで止めました。ひとつには粘土質の土に少しばかり水遣りしても浸み込まないからという理由もありますが、明後日から暫く雨が続くという予報になったので、そちらに任せることにしたのです。それまで頑張ってね。

イラガ_2018_07_02_3

 そんな訳で、空いた時間をトマトとトウモロコシに農薬を散布することに使ったのですが、噴霧器に残った農薬を隣の畑の柿の樹にも散布しておこうとして恐ろしいものを発見しました。柿の葉の裏にビッシリ付いたイラガの幼虫です。何度これに刺されたことか。農薬の効果を待つまでも無く、全部擂り潰しておきました。

 それにしても、もうイラガのシーズンになったんですね。もう柿の樹に近寄らないようにしないと。と同時に、我が家の庭のカエデにも農薬を撒いておかないと。

奇形トマト_2018_07_02_4

 先日ご紹介した奇形トマトが今日収穫となりました。面白い結合のしかたをしていますよね。まるで手術で縫い付けた様。但し、今回注目して頂きたいのは形ではなく手術の縫合痕と穴の方です。

 以前、タバコガに開けられたかも知れない穴というのをご紹介しましたが、あの実にも縫合痕が在り、その上に穴が在りました。この縫合痕が何かと言うと、急に実が肥大して皮の生長が追い付かないとき、裂けた皮が自己修復した痕なのだそうです。そしてこの穴は、皮が癒着しなかった箇所が生長した結果出来たものだと思われます。つまり、今年は今のところタバコガ被害が皆無ということになります。素晴らしい。

 

エルデ_2018_07_02_5

 昨日は猛暑日直前でしたが、今日は猛暑日になりました。その差僅か0.2℃ですが、明らかに今日の方が暑い。散歩に出た夕刻でも30℃を超えていて、「こりゃ犬を連れて外を歩いて良い気温じゃないな」というのが正直な気持ちです。

エルデ_2018_07_02_6

 エルデも、事前に氷水を飲ませておいたので萎びはしませんでしたが、あまりの暑さに途方に暮れていました。散歩の後半はクンクンも無く、ひたすら家を目指して歩くのみ。散歩は大事ですが、「暑いから中止」ってのも選択肢として用意しておくべきだなと反省した飼い主でありました。レオン君(黒柴)なんか15時くらいに歩いていたけど、大丈夫なんでしょうか。

エルデ、ブログの犠牲にされる

ホウレン草_2017_10_03_1

 「今回は真面目に間引きして育てましょう」なんて書きましたが、結局はホウレン草、何もしない内に大きくなってしまいました。収穫するにはまだちょっと小さいのですが、今更間引いても仕方が無いのでこのまま育てることにしましょう。

ラディッシュ_2017_10_03_2

 防虫ネット越しの写真なのでぼやけていますが、9月11日に種を蒔いたラディッシュの一部が収穫可能サイズになりました。本当に早いですね。二十日大根とは良く言ったものです。明日は収穫がてら追加の種蒔きをしましょう。

イラガ_2017_10_03_3 イラガ_2017_10_03_4

 それはそれとして、隣の柿に今年もイラガが発生しました。コイツ等に刺されて何度病院へ行ったことか。イラガならまだ良いのですが、これがチャドクガだと毒針毛を飛ばすので、触れなくても被害を受けます。だからカメラを近付けるのも怖いんですよ。他人の柿の樹が毛虫に荒らされようが別に構わないのですが、自分の身を守る為、明日はベニカS乳剤に働いてもらうことにします。

 

エルデ_2017_10_03_5

 日射しが強いことは判っていましたが、16時に散歩に出ました。理由は単に写真が綺麗に撮れるように。ただ明るいと言っても西日ですからね、自分の影が入らないようにとか、エルデが逆光にならないようにとか、結構神経は使います。

エルデ_2017_10_03_6

 でも直ぐに反省しました。暑いんですよ。私自身も汗だくになりましたし、エルデもバテバテ。写真の為にお前を売ったお父さんを許しておくれ。

 とは言うものの、家を間近にしてコースを外れ、勝手に歩行距離を延ばしていましたので、私が反省する程のことでもなかったのかも知れませんが。

畑、仕事の半分が終る

 今日も種蒔きの続きです。但し、15時頃から雨が降り出すという予報で、いつ中断しなければならなくなるか判らないので、優先順位を付けて事に当たらなければなりません。

トンネル_2015_09_03_1

 最優先なのは、昨日種蒔きしたアブラナ科野菜畝のトンネル掛け。3日もすれば発芽し出すでしょうから、防虫対策は喫緊です。

玉ネギ苗床_2015_09_03_2

 その次に急ぐべきは玉ネギの種蒔き。今回作る玉ネギは中生種で、一般に九月中旬が蒔き時とされています。では何故にそんなに急ぐかと言うと、当地山梨は冬に向かって急激に気温が下がり、植え付け期までに苗が十分生長しないことが多いのです。

 だったら早生種を作れば良いじゃないかという意見もあるでしょうが、玉ネギの貯蔵性もある程度は必要で、それで今回、品種をこれまで作っていた中晩生から中生に替え、尚且つ種を早や蒔きしてみることにしたのです。結果がどうなるかは解りません。来年6月までのお楽しみです。

ホウレン草_2015_09_03_3

 そして最後にホウレン草の種蒔き。実は玉ネギの種蒔きの途中から雨が降り始めていたのですが、トンネル掛けの段階で既に汗でびしょ濡れで、汗で濡れるのも雨で濡れるのも一緒と、小雨のそぼ降る中、蒔き終えてしまいました。

 気が向いたらチンゲン菜の種も蒔くかも知れませんが、一応これで種蒔きは終了です。残るは育苗中のキャベツと白菜、レタスと、今日苗を買ってきたブロッコリーとカリフラワーを植えるだけです。勿論その前に、植える為の畝を作らなければならないのですが、それにはこの腰の痛みが消えてくれないと…

 ところで、先日イラガに刺された痕はこうなりました。やっぱりステロイド剤の威力は凄いですね。

虫刺され_2015_09_03_4

 その薬を塗るのを忘れるくらい痒みも弱くなってきました。もうひと息です。

蚊、蟻、毛虫、戦う相手が多過ぎる

 昨日、春菊と蕪の種が無かったのは逆に幸運だったかも知れません。だって、今日は大雨。特に春菊なんか好光性種子で覆土を薄くするので、ヘタすれば種が流されしまうなんてことも起こり得ます。やれやれ…

 ということで、種を買いに出たついでに皮膚科へ行ってきました。昨日の虫刺されはやはり毛虫(イラガ)だったみたいです。

虫刺され_2015_09_01_1 最盛期

 この右腕が一番酷く、他にも左腕、首、太腿と、あちこち刺されているのですが、ステロイドの内服薬は断り、軟膏だけを貰ってきました。最近急に爪が薄くなったり縦筋が入ったりしたのがステロイドの副作用ではないかと疑っているのと(医者は違うと言っていましたが)、どうせ内服したって腫れが引き始めるまで1日くらいの違いしかありませんから(更に言うと、内服するともう一度受診しなければならず、面倒)。

 これで1年分の虫刺され薬が手に入ったと考えれば、今回のことも無駄ではなかったと言えますが、毛虫だけでなく、蟻にも蚊にも刺されていて(瞼の腫れは蚊でした)、あ~痒い! もうあんなリンゴの樹は引っこ抜く!

畑、少し明るくなる

雑草_2015_07_24_1

 今日はこの雑草を退治します。基本的には隣の柿畑の雑草です。何故にお隣の雑草退治をしなければならないのか。それには深い訳があるのですよ。

 そもそもは去年の10月の台風18号の大雨。水浸しになった畑を救う為に排水路を掘ったのですが、その掘った土を置く場所が無く、お隣の柿畑に置かせてもらったのです。それが、この雑草だらけの場所。

 土が少なくなればその分こちらの土地は低くなり、当然水が溜まるようになります。なのでそろそろ土を返してもらおうと思うのですが、それには雑草が邪魔になります。で、お隣の畑の雑草退治ということになった訳です。それに、次にまた大雨が降る前に、ここにもう一度排水路を作り直しておきたいですし。

 が、ここで草むしりをするには注意しなければならないことが2つあります。先ず第一は蟻。蟻だってバカではないので、雨が降るたびに水没するような場所には巣を作りません。要するに、彼等が巣作りするのは土が盛り上がっている場所。そして、正にここが土が盛り上がっている場所なのです。

蟻_2015_07_24_2

 ほ~らね、何がなんだか判らないでしょうが、茶色っぽく見えるのは全て蟻です。一部を拡大するとこうなります。

蟻_2015_07_24_2_2

 こんな所に足を踏み入れると皮膚科に入院しなければならなくなるので、殺蟻剤を撒いておいて、全滅してから土を崩します。

 そして、注意しなければならないことの2つ目はこちら。

イラガ_2015_07_24_3

 柿の葉っぱに隠れているイラガです。去年はこいつのお蔭でえらい目に遭いましたからね。注意する方法は只一つ、柿の樹に近寄らないことしかありません。

雑草_2015_07_24_4

 ということで、なんとか目標は達成しました。

畑_2015_07_24_5

 ついでに枯れてしまったインゲンを撤去し、畑はこうなりました。雨で畑に出られなかった間に、大分雑草が広がってしまいました。暫くは雑草退治を続けなければ。

ゴジラ、ドラえもんになる

 一昨日から急に暑くなった所為だと思いますが、

ミカン_2015_07_12_1

種から育てているミカン、

キュウリ_2015_07_12_3

同じく種から育てているキュウリ2号の苗、

長ネギ_2015_07_12_2

そして植え付け時期を迎えている長ネギの苗も、萎れて葉が垂れ下がってしまっています。特に長ネギの苗は、暫くすれば立ち上がるだろうと思っていたのに、立ち上がらないばかりか、葉の色が黄変して来ているように見えます。雨で植え付けが遅れて焦っているのに、これで苗までダメになってしまったら今年の長ネギ栽培はアウトになります。お願いだから頑張ってね。

 それはそれとして、この長ネギ用の畝作りの一環として始めた草むしりですが、肝心の土がドロドロで畝作りが出来ず、一昨日、昨日と草むしりがメインの作業となっていました。草むしりは好きなので良いのですが、唯一の問題が蟻。ウチの畑はどこを掘っても蟻の巣が在り、そこの土を掘って雑草の根を抜くのですから、巣を壊された蟻達にとって私は、彼らの世界を破壊するゴジラみたいなもの。そりゃ防衛隊を編成して攻撃しようと考えても無理の無いことです。

 で、蟻達に攻撃されたゴジラは、体中に虫刺されの痕が増えて行きます。

虫刺され_2015_07_12_4 虫刺され_2015_07_12_5

 まぁ痒いことは痒いのですが、ステロイド剤の軟膏を塗っていれば4~5日で収束に向かい始めますし、小さな蟻が身体の上を這っているのを気にしていたら仕事にならないので、無視することにしていたのです。

 ところが、たかが虫刺されと無視出来ない事態が出来してしまいました。それは昨日、雨で流されてしまった殺虫剤を噴霧しようとトウモロコシの林に分け入ったとき、傍に在るリンゴの樹の葉に手が触れた途端にチクッと痛みが走ったのです。あっ! この痛みはっ! と葉の裏を見ると、案の定居ました、イラガが。

 痒みで眠れぬ夜を過ごして今日、私の右手はドラえもんの手になっていました。

虫刺され_2015_07_12_6

 パンパンに腫れていて、手を握ることが出来ないので野良仕事は出来ないし、明日は皮膚科に行かなければならないので畑に行けないし、これでまた長ネギの植え付け、そして台風対策が遅れることになります。イラガに、今度はお腹を刺してもらいましょうか。そうすれば今度は4次元ポケットが出来るかも。

台風18号、来るなら来るな(雨だけは降らせてね)

 明後日は台風18号が直撃してきそうだし、その影響で明日は朝から雨が降り続くということなので、今日中に備えを完了しなければなりません。庭の排水路に溜まった落ち葉と土を掃除し、ジョウロやバケツといった小物を片付け、鉢植えを避難させます。

避難_2014_10_04_1

 風で飛ばされそうな小鉢と、背丈が大きくて不安定なビワは屋内に入れ、その他の桃やイチジクは、家と物置に囲まれた裏庭へ移動しました。

アスパラ_2014_10_04_5

 庭に置いておいた、種から育てているアスパラのポットも避難させようと持ち上げると、ポットの穴からその下の地面へと伸びた根がバリバリと音を立てて毟れました。この根がどこまで深く伸びているか判りませんが、もっと早く定植しておくべきでしたね。この根を失ったアスパラがどうなるか、台風が齎すかも知れない被害と同じくらい心配です。

レタス_2014_10_04_2

 もうひとつ心配なのは、追加で定植したレタスの苗。まだ根が張っていなくて、もう結球させるのは無理だろうとは思うものの、いつぞやの様に風で飛ばされてしまうのも寂しいので、風除け用にトンネルを掛けました。

レタス_2014_10_04_3

 まぁ、935hPaの台風に直撃されたら、不織布ごと吹っ飛ばされてしまうでしょうけどね。

キュウリ_2014_10_04_4

 最後にキュウリを誘引し、台風への備えは完了。あとは運を天に任すしかありません。

畑_2014_10_04_6

 この景色も今日が見納めかも知れないので、記念写真をパチリ。

 

 ところで、昨日は庭木に農薬を散布したのですが、その結果が今日になって現れていました。

イラガ_2014_10_04_6

 赤円で囲った緑色の点々は全てイラガです。勿論これだけでなく、大きいのから小さいのまで、ワラワラと落ちていました。イラガと戦い続けてきた私の家の庭に、こんなに沢山のイラガが潜んでいようとは。灯台下暗し? 紺屋の白袴? 

畑、秋冬の準備は一応完了

 今日はいよいよ白菜を定植します。が、その前に、農作業前のルーティンワークとなっているイラガ退治を。もう不意に刺されるのは懲り懲りですから。

 緑色のイガイガを探して目を凝らしていると、今日は凄いものを見付けてしまいました。

イラガ_2014_09_13_1

 卵から孵り、そろそろ散らばろうとしている段階ですね。いや~、効果的な駆除が出来てラッキー。

 ということで、白菜の定植に取り掛かる訳ですが、その前にこちらも何とかしなければ。

蕪_2014_09_13_2

 代表してカブにモデルになってもらいましたが、ラディッシュ、小松菜、春菊が更に大きくなってきたので、最終的な間引きを行います。

蕪_2014_09_13_3

 で、結果がこちら。間引きし、小松菜には土寄せをし、水遣りし、殺虫剤(オルトラン液剤)を撒き、最後に不織布をトンネルに戻して出来上がり。アブラナ科の野菜って本当に手間が掛かります。

 さて、いよいよ本題の白菜、なのですが、ここにも問題がひとつ。

白菜_2014_09_13_4

 最初に種を蒔いた方は明らかに育ち過ぎですし、9日遅れで蒔き直した方はまだちょっと早いような感じですし、どっちを使ったものでしょう。

白菜_2014_09_13_5

 悩んだ結果、株間50㎝でちょうど10株植えられるので、実験の意味も含め、大きいのと小さいのを5株ずつにしました。ただ、ポットから出してみたら大きい方もまだ根鉢を作っておらず、だったら大きい方を沢山にすれば良かったなとは思いましたが。

 これにも農薬を噴霧し、最後に不織布でトンネルを作ったら完了です。

畑_2014_09_13_6

 これで予定していた秋冬野菜は全て植え終わりました。なのに、畝が丸々1本余ってしまいました。年内にはまだエンドウと玉ネギを植え付けねばなりませんが、そんなものを畑のど真ん中に置いておく訳にはいきません。

 かといって、せっかく作った畝をこのまま空き地にしておくのも勿体無いので、何か植えてみようとは思っていますが、これから種を蒔いて育つ野菜って何があるんでしょう?

ホウレン草、種蒔きに4時間掛かる

 はい、ここで問題です。

腕_2014_09_11_1

 どうして私の右腕は左腕より太いのでしょうか? ①右が利き腕で力仕事をするから、②右側により栄養が行くように食事しているから、③超人ハルクと握手したときに遺伝子が混じり合った。

 正解は④の「イラガに刺されて腫れた」でした。これまでにもイラガには何回か刺されていますが、刺された時の痛みは激しいものの、こんなに腫れ上がった記憶は無いのですが。まぁ、一応復讐は果たしてありますし、今日は腫れも引き始めていますので、追々良くなってくれるでしょう。

 

 そんなことより、今日はホウレン草の種蒔きをせねばなりません。芽出し処理で冷蔵庫の野菜室に入れておいた種が、知らぬ間に根を2㎝近くにまで伸ばしていて、最早一刻の猶予もならないのです。

ホウレン草_2014_09_11_3

 本当は根が1~2㎜出てきた段階で播種するのですが、全部の種が一斉に発芽して(根を出して)くれる訳ではなく、現にこんなに根が伸びている種もあれば、理想的な状態の種も多数在ります。発芽した順に蒔く訳にも行きませんし、かといって最初に発芽した種だけ使うようなことをしていたら、種が幾らあっても足りませんしで、致し方ない面もあります。

 さて、種蒔きです。これを畝の上に並べて土を掛ければ出来上がりなのですが、ピンセットで摘まんで並べる作業の途中、先日観たNHKの『野菜の時間』を思い出したのです。曰く、「種蒔きでは種の向きと埋める深さが重要だ」。

 そんなことは百も承知ですが、その番組で行われた実験では、意外なことに種を横向きに蒔いたものの発芽率が一番悪かったんです。で、考えました、「これだと種を全て横向きに蒔くことになるんじゃないか?」と。

 ならばと、ピンセットで土に穴を掘り、その中に根を挿入するという方法を採ったのですが、当然のことながら大変な時間が掛かります。そりゃそうですよね、これはもう種蒔きなんかではなく、ほとんど定植作業なのですから。

ホウレン草_2014_09_11_4

 何十粒という種を、しかも大気の状態が不安定で大雨洪水注意報が出ている中、ポツポツを落ちてくる雨粒に怯えながら行う作業ではありません。でも、面倒臭いからという理由だけで、間違っていると解っている方法を採用することも出来ません。

畑_2014_09_11_5

 途中、雨での短い中断もありましたが、種を蒔き(定植し)、フルイで土を掛け、水を遣り、乾燥防止用の不織布をベタ掛けするのに4時間掛かりました。本当にもう、バカみたい。

トマト_2014_09_11_2

 そんな私の苦労をあざ笑うかのように、土の中からこんなものが出てきました。落ちたミニトマトの中の種が束になって発芽しています。トマトって強いんですね。

日本列島縦断徒歩旅行、ゴールを通り過ぎる

柿の樹_2014_09_10_2

 伸び放題でもう何が何だか判らなくなっていますが、これが昨日私を刺したイラガの住処である柿の樹です。税制上の農地として認められることだけを目的として植えられている果樹ですので、何の手入れもされていません。

 毎年作っている干し柿の原材料をここから調達している身としてはあまり大きなことは言えませんが、雑草の種は飛んでくるし、蟻の繁殖地になっているし、畑の日照を妨げられるしで非常に迷惑。その上今回のイラガ事件ですからね、これは何か手を打たなければ。

 ということで、先ずは昨日の復讐です。ゴミ挟みで一匹一匹集めると、

イラガ_2014_09_10_3

簡単に15匹が捕れました。「皆殺しにしてやる!」と宣言した割には地味な復讐方法ですが、他人の樹に農薬を振り掛ける訳にもいきませんので、これが精一杯です。それに、農薬で殺しても葉っぱにへばりついていてはまた被害を被りますからね。

 

 それはそれとして、2012年4月9日に北海道の宗谷岬を出発した日本列島縦断徒歩旅行ですが、知らぬ間に鹿児島県の佐多岬に到着していました。

日本列島縦断コース_2014_09_10_1

 このルートでの距離が2,419.55㎞で、昨日時点での累積距離が2,432.417㎞ですので、佐多岬に到着したどころか、東シナ海で浮かんでいる状態です。

 いや~、長いようで短い、短いようで長い旅でした。北海道では吹雪に行く手を阻まれ、新潟では地魚を堪能し、香川ではうどん屋さんをハシゴし、鹿児島では桜島の火山灰を浴び… というような思い出は不思議なことに何もありませんが、なかなか楽しい経験でした。

 ということで、徒歩旅行は本日をもって終了とします。エルデももう6歳。これからは距離に拘らず、エルデが楽しめることを第一にお散歩して行きましょう。

本日の散歩、4,475歩。距離3.204㎞。累積2,435.621㎞。ゴール!