一昨日から急に暑くなった所為だと思いますが、
種から育てているミカン、
同じく種から育てているキュウリ2号の苗、
そして植え付け時期を迎えている長ネギの苗も、萎れて葉が垂れ下がってしまっています。特に長ネギの苗は、暫くすれば立ち上がるだろうと思っていたのに、立ち上がらないばかりか、葉の色が黄変して来ているように見えます。雨で植え付けが遅れて焦っているのに、これで苗までダメになってしまったら今年の長ネギ栽培はアウトになります。お願いだから頑張ってね。
それはそれとして、この長ネギ用の畝作りの一環として始めた草むしりですが、肝心の土がドロドロで畝作りが出来ず、一昨日、昨日と草むしりがメインの作業となっていました。草むしりは好きなので良いのですが、唯一の問題が蟻。ウチの畑はどこを掘っても蟻の巣が在り、そこの土を掘って雑草の根を抜くのですから、巣を壊された蟻達にとって私は、彼らの世界を破壊するゴジラみたいなもの。そりゃ防衛隊を編成して攻撃しようと考えても無理の無いことです。
で、蟻達に攻撃されたゴジラは、体中に虫刺されの痕が増えて行きます。
まぁ痒いことは痒いのですが、ステロイド剤の軟膏を塗っていれば4~5日で収束に向かい始めますし、小さな蟻が身体の上を這っているのを気にしていたら仕事にならないので、無視することにしていたのです。
ところが、たかが虫刺されと無視出来ない事態が出来してしまいました。それは昨日、雨で流されてしまった殺虫剤を噴霧しようとトウモロコシの林に分け入ったとき、傍に在るリンゴの樹の葉に手が触れた途端にチクッと痛みが走ったのです。あっ! この痛みはっ! と葉の裏を見ると、案の定居ました、イラガが。
痒みで眠れぬ夜を過ごして今日、私の右手はドラえもんの手になっていました。
パンパンに腫れていて、手を握ることが出来ないので野良仕事は出来ないし、明日は皮膚科に行かなければならないので畑に行けないし、これでまた長ネギの植え付け、そして台風対策が遅れることになります。イラガに、今度はお腹を刺してもらいましょうか。そうすれば今度は4次元ポケットが出来るかも。