ニコ、今日も縄張りを見回る

ニコ_2021_05_06_1

 相変わらずゴーイング・マイ・ウェイですが、あれ以来ニコは引っ張らなくなりました。案外こいつは賢いのかも知れません。って、「待て」の方は一向に進展がありませんが。

 面白いもので、エルデは毎日違うお散歩コースを喜んだのですが、ニコは放っておけば朝夕晩とそれぞれ全く同じコースを歩こうとします。なので、メインとなる朝の散歩では、長崎からこちらに来て初めて散歩したコースを飽きもせずに歩き続けています。

 どうして知らない場所を探検してみたいと思わないのかと不思議だったのですが、ニコにとってこれは散歩ではなく、縄張りの定期巡回なんだと考えれば頷けます。本当にもうニコはマーキング命ですからね。

ニコ_2021_05_06_2

 もうひとつ不思議なのが、仕事から帰った奥さんが家に入ると逃げ出すこと。先日、二人で買い物から帰った時にも逃げ出しましたが、例えば私が一人で畑から戻ったときなどには尻尾をブンブン振ってお出迎えしてくれますので、あれは奥さんから逃げたんですよね。

 奥さんが洗面所で手洗いを済ませて出てくると濃厚なお出迎えを開始するのですが、あれはいったい何なんでしょう。新型コロナ感染を危惧しての反応なんでしょうか。

スイカ_2021_05_06_3

 さて、今日は買ってきた苗の残り、小玉スイカとオクラの苗を植えてしまいます。

 今年の夏野菜に関しては全てに手を抜いてきましたが、スイカに至っては去年のスイカ畝にそのまま植えてしまおうという、究極の手抜き栽培です。まぁ去年のスイカは大きく育つ前に天候不順で枯れてしまったので、肥料もそのまま残っているでしょう。

 風に煽られると苗が傷付きますので、木の棒で固定しておきます。

スイカ_2021_05_06_4

 もうひとつ対策しておかなければならないのがウリハムシ。小蔓/孫蔓が伸びてくれば問題は無いのですが、苗が小さい内に齧られると影響が大きいので、それまでは不織布でトンネルを掛けておきます。

ナス_2021_05_06_5

 昨日植えた、根が茶色くなっていたナスですが、炎天下に置かれるとやっぱりキツそうですね、葉っぱが萎れています。今の内に新しい苗と入れ替えてしまうという手もありますが、まぁ放っておきましょう。どうせナスなんて殆ど食べないんですから、苗を植え替える程の執着はありません。

ミカン、凍える

ミカン_2021_01_29_1

 ミカン(宮川早生)の樹です。常緑樹ながらだいぶ葉っぱが枯れてしまっています。この樹を庭に下ろした当初は冬になると不織布で包んで防寒していたものの、そんなことしなくても大丈夫だと判って以来無防備で放っておいたのですが、さすがに今年の冬は寒過ぎたようです。

 もうひとつマズいことに、本来は11月の末頃に収穫すべき実が、私が寝込んでいたが為に殆ど手付かずで樹に残っているんです。寒さで葉を減らし、収穫されずに体力を削り、今年の出来が心配という以前に、生き残ってくれるかが心配です。まぁ枯れたら枯れたでも良いんですけど。

ミカン_2021_01_29_2

 ということで、遅ればせながら収穫してみました。でもね、小さいけど味は良いんですよ。酸味は強いけどそれに見合うだけの甘味もあり、濃厚な味わい。何年も育てて判ったことは、肥大期に雨が多いと実は大きくなるけど水っぽくて美味しくなく、雨が少ないと小さくて美味しい実になること。どちらにしても皮が薄くて剥き難いんですけどね。

エルデ、「同伴者が変われば気分も少しは変わるんだけど」

エルデ_2020_03_28_1

 今日もエルデからはなんだかヤル気が感じられません。元気が無いとか身体の具合が悪いとかではなくて、「歩けと言われれば歩きますけど、決して喜んでやってる訳じゃ無いってことは覚えておいて下さいよ」といった感じ。まぁエルデだって毎日毎日同じ様な道を歩いているだけじゃ、毎日毎日喜べって言う方が無理か。でも、その割にクンクンには熱心じゃないの。

エルデ_2020_03_28_2

 今日は柔道女子が奉仕してくれましたが、それでも喜びようはこんなものですからね。視線が合っただけで尻尾をブンブン振りながら突進していたあの頃が、今となっては懐かしい限りです。あの頃のエルデの暴れっぷりをビデオに残しておけば良かったと悔やみもしますが、当時はエルデを抑えるのに精いっぱいでそれどころじゃありませんでしたし、まさかあの困りごとが懐かしくなる日が来るなんて思いもしませんでしたから。

エルデ_2020_03_28_4

 ということで、今は意識的にビデオを撮るようにしています。日常の散歩風景だっていつか懐かしくなる日が来るんだろうと。ただ、こいつの散歩は10秒歩いてクンクンし、また10秒歩いてクンクンしの連続ですから、1回撮ればもう良いかなって感じはどうしてもしてしまいますが。

畑_2020_03_28_5

 雨が降り出す前にまだ耕していない土地に苦土石灰を撒くだけのつもりでいたのですが、時間は有りますし、この畝2本分の土地を耕してしまえば最低限のノルマは一応達成するので、よしやってしまおうと思ったのが間違いの素。もう1回に耕すのは畝1本分が体力の限界。脱水なのか酸欠なのか、途中で気持ち悪くなりました。早く雨が降り出せば止められるのにと思いながらスコップを振るい続けましたが、こういうときに限って降らないんですよね。

カリフラワー_2020_03_28_6

 そうそう、以前私は「キャベツの葉の色が抜けた」と書きましたが、勘違いしていました、これはカリフラワーです。でもあれから症状が進むことは無く、どうやら根も活着して生長を始めたようですし、特に大きな問題は無いみたいです。それにしてもこれは何なんだという疑問は残りますが(病気や生理障害ではなく、葉に何らかの物理的/化学的な刺激が加わった所為じゃないかと考えていますが)、判らないことは放っときましょう。

エルデ、「だから勝手に名前を変えないで」

エルデ_2019_12_04_1

 エルデと散歩に出ると直ぐに生後3~4ヶ月くらいのラブラドールに会いました。その子はエルデにビビッて逃げ隠れしていたので接触出来ませんでしたが、連れていたお母さんがエルデのことを「ベルちゃんですよね?」と言うんです。距離があって聞き取り難く、私には「エルちゃん」と聞こえたので「ええ、そうです」と答えたのですが、その後の会話の中で勘違いされていることが判りました。

 別に「エルちゃん」でも「ベルちゃん」でも構わないので敢えて間違いを指摘するようなことはしませんでしたが、名前を訊かれて「エルデ」と答えると「エルベ」と聞き間違えられることが多く、あれこれ説明するのが面倒臭いから「エル」と答えることにしたというのに、それを聞き間違えられたんじゃ私はどうしたら良いの。私の滑舌ってそんなに悪いんでしょうかね。

エルデ_2019_12_04_2

 まぁ、あの子と親しくなるのはまず無理でしょうから、名前を間違えられたままでも実害は無いでしょうけど、気になるのはもうひとつの言葉。「いつも子供が遊んでもらっているんです」と言ってましたが、エルデと遊ぶ子供なんて私には思い当たらないんですけど。ひょっとして別のゴールデンと間違えられたんでしょうか。でも、私の知る限り「ベル」なんて名前のゴールデンは居ませんが…

エルデ_2019_12_04_3

 で、置いてけぼりにされたことに因る不穏の影響ですが、今日はすっかり消えていました。猪突猛進どころか、どちらかと言うとヤル気無し。クンクン、クンクンを繰り返し、散々寄り道もしたけど、既定のコースを途中で切り上げて帰ってきてしまいました。エルデ、猪突猛進は困るけど、もう少し運動した方が良いと思うぞ。

落ち葉_2019_12_04_4

 今日は午後から強風が吹き、庭の落ち葉がどえらいことになっていたので掃除することにしたのですが、その落ち葉の中にひときわ大きな葉っぱが。因みに茶色い落ち葉がモクレンで、赤いのはハナミズキです。

 実はこの葉っぱ、これまでにも庭に何枚も落ちていたのですが、我が家の庭にはこんな葉っぱの生える樹は無く、さりとて風で飛ばされてきたにしては枚数が多く、いったいこれは何の葉っぱなんだろうかとず~っと不思議だったんです。

モクレン_2019_12_04_5

 それが今日、やっと正体が判りました。モクレンの徒長枝に生えた葉っぱだったんです。今迄は他の葉に隠れて見えなかったのが、樹があらかた裸になったことで姿を現したんですね。

 でもそうなると新たな疑問が。徒長枝であってもモクレンに違いは無い訳で、だったらどうしてこの枝に生える葉っぱだけこんなに大きいんでしょう。形だって違うし。で、私は思ったんです、徒長枝とは植物の癌なんじゃないかと。遺伝子が損傷していると考えれば、枝の生長が速いのも葉っぱの形が違うのも説明は付きますから。いえ、それが正しいかどうかは知りませんよ。

エルデ(と私)、空を恨む

ぜいたくトマトミニ_2019_07_19_1

 2日ぶりに畑へ行くと、不安が現実になっていました。写真からは伝わり難いかも知れませんが、ぜいたくトマトミニの株全体の色が黄ばんでいます。病気なのか生理障害なのか判りませんが、これはいずれ枯れるでしょう。

大玉トマト_2019_07_19_2

 大玉トマト(左が麗夏で右がホーム桃太郎)も下葉から黄色くなっています。経験から言って、根がダメージを受けたんじゃないかという気がします。写真の右下端に水溜りが出来ているのがお判り頂けるでしょうか。これじゃぁ根腐れを起こしたとしても不思議はありません。

 でも、トマトはもう良いかなっていう気もしています。毎日毎日ミニトマトを食べ続けて、正直言ってもう飽きました。それに、こんな天候では致し方ありませんが、今年のトマトは水っぽくて美味しくありません。梅雨明けまであと一歩と言うところまで来て、これから美味しくなる可能性が無いではありませんが、大玉トマトはもう半分以上を収穫しちゃいましたし、枯れるんじゃ枯れてくれて結構っていう気分です。

 と言う以上に、今年は畑仕事自体が楽しくありません。何故って、太陽を浴びずに育った野菜が美味しくなる訳が無く、そろそろスイカや枝豆が収穫期を迎えますが、どうせ美味しくないんだろうなと思いながらの作業が楽しい訳がありません。そもそも薄暗い空の下でドロドロの土を相手にして気分を上げろって言う方が無理でしょ。晴れてくれさえしたら草むしりだって楽しいんですけどね。

パプリカ_2019_07_19_3

 という暗い気分に追い打ちを掛けるかのように、悲しい事件が起こりました。パプリカの枝が1本、重さに耐え兼ねて折れてしまいました。まさかこんなに実が着いているとは思わなかったのです。残った枝だけでも守ろうと、支柱を立てて吊り上げようとしたら麻紐が無いし。おまけに雨まで降り出してきたじゃないですか。もう帰ろっと。

 

エルデ_2019_07_19_4

 その雨も直ぐに止み、じゃぁ散歩にでも行こうかと外に出たら今度はエルデに悲劇が。また雨が降り出していたのです。仕方がないので首輪を外し、庭でトイレをさせて散歩は終了。なんだか最近はこんなことが多いね。繰り返し言うけど、これはお父さんの責任じゃないからね、文句はお空に言っておくれ。

エルデ、時の流れに翻弄される

エルデ_2019_01_08_1

 ドッグラン2号店で久しぶりに管理人さんに会えました。勿論エルデは大喜びです。人に対する執着心が徐々に薄れてきていて、大学で学生達とすれ違っても興味を示さないことが増えてきましたが、やっぱり管理人さんは別格なんですね。

エルデ_2019_01_08_2

 年に数回、数分間だけの触れ合いに過ぎませんが、エルデがやっと成犬になった頃から常に濃密に接し続けて下さったのですから、そりゃ当然だという気もしますが。それに、おやつを貰ったことも大きいですね。人に対する執着心が薄れても食べ物に対する執着心は決して薄れることの無いエルデのこと、食べ物の恩は一生ものなんです。

エルデ_2019_01_08_3

 余程嬉しかったのか、普段は滅多にしないのに、私にまで抱き着いてきました。リードを外して走らせることは出来ませんでしたが、これだけ暴れれば運動は十分でしょう。

エルデ_2019_01_08_4

 ところで管理人さん、今年でブドウ作りを止めるという話は伺っていたのですが、その後は東京へ帰られるのだそうです。となるとエルちゃん、来年からはもう会えなくなっちゃうんだよ。エルデを飼い始めてから犬絡みで色々な方と知り合うことが出来ましたが、10年も経つとそれぞれの方にそれぞれの変化があり、会えなくなった方も少なくありません。仕方の無いことではありますが、寂しいですね。

エルデ_2019_01_08_5

 と同時に、管理人さんが居なくなった後、ドッグラン2号店はどうなってしまうんでしょう。持ち主が耕作を続けられないからこそ貸していたのでしょうから、耕作放棄地になってしまうんでしょうか。仮に他の方がブドウ作りを続けるとしても、その方と親しくならなければドッグランとして利用出来ませんし、いずれにしてもエルデは管理人さんとドッグランの両方を一度に失うことになります。どうする、エルちゃん。いっそのこと、私が借り受けてブドウを作っちゃいましょうか。

 

大根_2019_01_08_6

 久しぶりに畑へ行ったら大根の葉が萎れていました。大根だけではありません、カブも春菊も水菜もみんな寒さにヤラレていました。毎年のことですが、或る日突然こうなるんです。寒くて畑へ行く気にもなかなかなりませんが、大根や長ネギを細々と収穫しながら春を待ちましょう。

秋冬野菜、風前の灯

白菜_2018_09_28_1

 白菜の葉にレースの様に穴が開けられていますが、ナメクジかカタツムリの仕業でしょう。誘引駆除剤を撒いておいたのですが、雨で流されて役に立たなくなってしまいました。ならば例年やっている通り、空き缶に駆除剤を入れたトラップを導入しようと畑へ行ったのですが、それどころでない状況になっていました。

キャベツ_2018_09_28_2

 キャベツの葉が萎れています。これはもう根腐れに違いありません。枯れはしないかも知れませんが、只でさえ出遅れているのにここでまた生長が停滞するとなれば、とても結球は望めません。キャベツだけでなく、白菜の一部やブロッコリー、カリフラワーにも葉の萎れが見られます。

水溜り_2018_09_28_3

 その原因は勿論これ。土が乾く間も無く雨が続いているのですから無理はありません。とは言うものの、明日からまた大雨が降り、その上台風24号に直撃される見込みとなれば、抗いもせずに手をこまねいている訳にはいきません。

排水路_2018_09_28_4

 という訳で、畑に排水路を掘ってみました。と言って、この溝の水がどこかへ流れる訳ではないので、100m単位の雨が降れば畑全域が水没して終わりですが。

 排水路を掘って出た土はトンネルの防虫ネットを押さえる重りとして使いましたが、車が飛ばされる様な暴風が吹けばひとたまりもありません。どうせ雨で野菜がダメになるのなら、ネットを外してしまった方が良かったのではないかと思い始めています。と言うか、今は畑より家の方が心配です。

 

エルデ_2018_09_28_5

 エルデの元気は今日も続いています。運動失調も続いていますが、フェノバルビタールの量を減らし始めてから今日で4日目。取り敢えず大発作の危機は去ったのではないでしょうか。

エルデ_2018_09_28_6

 それはそれとして、前回の発作から今日で55日目です。これまでの最長無発作期間は59日なのですが、これは発作を起こし始めの頃のことで(そんなことを言ったら1回目と2回目の間には4ヶ月ありましたし)、安定して起こすようになってから(というのも変な表現ですが)の最長無発作期間は56日ですので、それに並ぼうとしています。副作用が現れるくらいだからフェノバルビタール、効いているんじゃないかと淡い期待も生まれ始めています。

モンシロチョウ、子沢山

白菜苗_2016_09_05_1

 白菜の苗を間引いて1本立ちさせました。って言うか、本葉が5枚になっているのでそろそろ定植ですね。

 高温障害も起こさず、虫に因る食害も皆無で、ここまでは非常に順調です。その両方にあれだけ悩まされていた去年までの苦労はなんだったんでしょう。

 但し、食害に関しては、同じ場所に置いておいたブロッコリーとカリフラワーの苗(どちらも購入品)が守ってくれたと言えるかも知れません。

モンシロチョウの卵_2016_09_05_2

 これはブロッコリーの葉裏ですが、薄黄緑色の小さな粒々がお判り頂けるでしょうか。全てモンシロチョウの卵です。

孵化したモンシロチョウの卵_2016_09_05_3

 こちらの卵は既に孵化し、小さな青虫が葉っぱを齧り始めています。ブロッコリーもキャベツも白菜も同じアブラナ科の野菜で、同じ様に虫の大好物なのですが、モンシロチョウにしてみれば大きい株の方が卵を産み付け易いのでしょう。

 しかも、白菜以外のアブラナ科野菜は葉っぱが水を撥いてしまうので、農薬の水溶液が定着し難く、定期的に農薬を散布していてもこういう結果になってしまいます。これもそろそろ定植しなければなりませんが、葉っぱ1枚1枚を調べて、卵と幼虫を除去してからトンネルの中に入れる必要があるでしょう。

 と言う以前に、今回は風通しを優先して不織布バリアを止めたのですが、やっぱり次回からは何らかの防御策は必要ですね。不織布より通気性が良く、尚且つ設置が簡単なもので。

白菜用畝_2016_09_05_6 葉物野菜用畝_2016_09_05_5

 その苗を植える為の畝(左)と、葉物野菜の種を蒔く畝(右)も今日完成しました。本当は種蒔きする畝は表面の土を篩掛けしたいのですが、乾燥していて塊が石の様に硬いので、スコップで殴って粉砕するという荒業を使いました。早速種蒔きと定植を進めて行きましょう。

 

エルデ_2016_09_05_7

 道端で座り込むエルデさんですが、脚が痛い訳でも、疲れた訳でも、暑い訳でもありません。

エルデ_2016_09_05_8

 獲物を引き寄せる為に寝転ぼうとしたら、肝心の獲物(保育園児とその母親)が遠ざかっていってしまったので茫然と見送っているのです。エルデ、皆がお前みたいに暇じゃないんだよ。

長ネギ、空想と現実

 今日は午後から雨具が手放せないでしょうという予報だったので、チャンスとばかりに長ネギに追肥をすることにしました。長ネギ、背丈がなかなか伸びないんですよ。

 ここで問題になるのは、地中深くに在る長ネギの根の近くに、どうやって肥料をいれるかということ。長ネギの脇を掘るという手はありますが、根を痛めてしまっては元も子もありませんので、それは却下。

 で、考えたのですが、そもそも我が家の長ネギの根は地中深くには無いのです。最初に土手を作り、そこに溝を掘って苗を植えていますので、イメージとしてはこんな感じで、根は地表近くに在る筈なのです。

イメージ

 ならば、土手の脇に肥料を撒き、土を耕せば、根の傍に施肥することになりますし、酸素を供給することも出来るではありませんか。これは一石二鳥!

 が、いそいそと畑へ行ってみると、現実はこうなっていました。

現実

 土手の幅が広く、これでは土手の脇に肥料を撒いても、恩恵を受けるのは雑草達の方でしょう。土手を削って狭くするのもしんどいので、仕方無く土手の上に肥料を撒き、土手を耕してきました。あとは雨で浸透してくれることを願いましょう。

長ネギ_2014_09_24_1

 それにしても、ずっと同じ方法で栽培している筈なのに、去年、そして今年と、長ネギの育ちが悪いですねぇ。太さは立派になるけど、長さがありません。去年は秋になってからもずっと高温が続き、それが原因だったのだろうと考えていたのですが、今年はどちらかと言うと低温傾向ですものね。

 思い起こせば、育ちが良かった年は真夏までにある程度のサイズにまで育っていたのに、近年はそれがありません。何がいけないのでしょう。定植する苗が小さいのか、株間が少ないのか… 来年はちょっと工夫してみましょう。

 もう一方のネギ類、ホーム玉ネギは、つい先日発芽したばかりなのに、もうこんなに育っています。

ホーム玉ネギ_2014_09_24_2

 そう、ネギ類は苗さえちゃんとしていれば、栽培はそんなに難しくない筈なんですが…

 そしてこちらは、不織布越しなので霞んだ画になっていますが、先日唯一トンネルを外せなかった大根です。

大根_2014_09_24_3

 大根は生育に問題が無いと葉っぱがシンメトリックに生えてくるとか。順調なようですね。

 

 雨が降り出す前に済ませてしまわなければならないことがもうひとつ。それは、エルデの散歩。曇天で涼しかったので、久しぶりに昼間に出掛けました。

エルデ_2014_09_24_4

 いつもはお迎えの時間帯ですが、今日は保育園児達が運動会の練習中です。エルデも参加したそうですが、お前はもう6歳だからね、入るんだったら小学校だよ。

畑、夏が終わる

 勿論以前から気付いていたのですが、ナスの葉っぱに小さな穴がブチブチ開いて、綺麗なレース状になっています。

ナスの葉_2014_09_04_1

 多分カメムシが刺した針跡なんだろうと思いますが、見事な職人技ですね。ひとつひとつは小さな穴でも、これだけ開けられると光合成効率が大分落ちるんじゃないでしょうか。

 でも、良いんです。今日、抜いてしまいましたから。

畑_2014_09_04_2

 ナスだけでなく、まだまだ収穫を続けられるピーマンやキュウリも、ついでに自立するゴミと成り果てたトマトも抜いてしまいました。世間では野菜が高騰していて、キュウリなんか1本100円近くもしているようですが、申し訳ないことにもうウンザリするくらい食べましたし、秋冬野菜に場所を譲って貰わなければなりませんので。現在畑に残っているのは、長ネギ、ニンジン、唐辛子だけとなりました。

畑_2014_09_04_3

 夏野菜にどいて貰ったからには、即座に畝作りです。今日新たに1本半の畝を作り、これで準備は全て整いました。いよいよ定植や種蒔きということになりますが、これでやっと少し休めます。

本日の散歩、4,241歩。距離3.037㎞。累積2,416.969㎞。