ニコ、「遅い!」

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 ニコのエルデ化を示す実例がもうひとつ増えました。夕飯の時刻が近付くと、夜の餌遣り担当の奥さんをジッと見詰め、プレッシャーを掛けるんです。犬って同じ生活をしていると同じ行動を取るようになるんですね。

 そう言えばエルデが仔犬の頃、ドライフードを水に浸して冷蔵庫で寝かせておいて、十分にふやけてから電子レンジで温めて与えていたのですが、電子レンジの前に人が立つとワンワン吠えて催促していましたねぇ。

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 ただ面白いのは、エルデは散歩の催促なんか一度もしたことが無く、何なら行かなくったって全然構いませんよ的だったのに対し、ニコがヒンヒン鳴いてまで催促するのは散歩だけという点。それだけニコは散歩が好きなんでしょうし、そこはニコの個性なんでしょう。催促されるこっちは堪りませんが。

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 という散歩好きのニコには申し訳ないのですが、散歩に行かずとも庭でトイレを済ませられるように躾けなければいけないなと考えています。この先も私が常に散歩に行けるとは限りませんからね。

 但しこれは非常に難しいと思います。だってそれはマーキングではない排尿という、恐らく大人になってからやったことの無いことをやれって言っているのですから、そんなことが理解出来るくらいなら「伏せ」なんかとっくに出来ています。

 それに、ニコを家に閉じ込めて常に観察し、ソワソワし始めたら庭に出すと言えば簡単そうに聞こえますが、犬はそんなに分かり易くソワソワしませんし、そんなことしてたら私は何も出来なくなってしまいます。

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 長ネギの種を蒔きました。これまでは苗床に蒔き溝を掘り(直径2cmの支柱を土に押し付ける)、そこへピンセットを使って種を並べていくという方法を取っていたのですが、これだと種をどこに置いたのか分からなくなってイライラするので(湿った土の色と種の色が酷似している)、今回は割り箸を使って3cm間隔にポスポス穴を開け、種を落としたら埋めていくという方法を取ってみました。

 確かに種を蒔く場所に迷いはしませんし、種を埋める深さも均一になるのでその点は非常に優れているのですが、とにかく時間が掛かる。450粒程の種を蒔くのに3時間掛かり、ニコの散歩に遅刻して怒られました。何か良い方法は無いものでしょうかねぇ。

本日の散歩7,113歩、距離5.093歩、累積210.671㎞

ニコ、「これが私の遊びです」

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 昨日の仮説(ニコは便意があると引っ張る)ですが、検証するのはなかなか難しいことだということが判りました。

 例えば今日の朝の散歩。今日は曇っていて涼しかったのでいつもより長いコースを選んだのですが、最初は引っ張りませんでした。ああ、これはウンチはしないのかなと思ったのですが、その内に段々と引っ張りが強くなってきて、結果的にウンチをしました。しかも2回も。

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 しかしながらこれは散歩の途中で便意を催したので引っ張るようになったと解釈すれば、仮説との矛盾はありません。

 でも例えば今日の夕方の散歩。結論から言えばウンチはしなかったのですが、もう引っ張りまくり。理由はワンちゃん。散歩に出た途端に前を歩くワンちゃんを見付け、それ以降は引っ張り通し。

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 もうこうなるとウンチがどうしたこうしたなんて問題どころじゃありません。またこの季節の夕方は歩いているワンちゃんが多いんですよ。大騒ぎになるのは判っているので、ニコが気付かない内にルートを変更して遭遇を避けたりもしたのですが、それでも4回の戦闘と1回の襲撃が発生しました。襲撃というのは、目を合わせないように通り過ぎようとしていたポメちゃんに突撃していった出来事を指します。

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 奥さんは「どうしてニコは吠えられるんだろう」と言いますが、どのワンちゃんに対しても「俺は強いんだぞ」的な態度で向かって行くんだから、そりゃ喧嘩を売っている様なものなんですよ。数少ない大人しいワンちゃんだって(そしてその飼い主さんも)、飼い主を引き摺らんばかりの勢いで突進しようとするニコを見れば、その場を逃れようとするのが当然です。

 ニコも長崎では他の保護犬と一緒に生活していたんだろうから、犬との付き合い方が解らない訳じゃなかろうに、どうしてなんでしょう。ワンちゃんと遊べないことがフラストレーションになっているんでしょうか。でもニコ、お前と遊んでくれるワンちゃんはどこにも居ないよ。

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 雨が降ると言うので、肥料を入れずに玉ネギの種を蒔いちゃおうと考えたのですが、何ということでしょう、まだ種を買ってありませんでした。仕方が無いので普通に肥料を入れて耕し、普通に畝を作りました。ここは一部を玉ネギの苗床にし、残りで春菊と小松菜を育てます。

 そしてその隣のビニールマルチを剥がし、苦土石灰を撒いておきました。ここは玉ネギ用の畝にしようと考えていたのですが、玉ネギ用の畝は里芋を収穫し終わった跡に作っても間に合いますので、種蒔きが急がれるホウレン草と何か用にしましょう。

ニコ、時々チョロ

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 ニコの新しい名前が決まりました。「チョロ」です。あ、いや、新しい名前と言ってもニコでなくなる訳じゃなく、新しく名前が追加されたっていう意味ですが。由来は勿論チョロQのチョロです。

 名前をコロコロ変えたら犬が混乱するじゃないかと言う人も居ますが、犬はそれが自分の名前だなんて理解していませんよ。飼い主の口からその音が出ると何か良いことがあるから反応しているだけ。それが証拠に、「ポチ」であろうが「タマ」であろうが、何と呼んでもエルデは飛んできました。

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 犬の名前に関しては動物行動学者のスタンリー・コレンの著書に面白い話が載っていて、いつも「No!」と叱られ続けている犬が居て(日本語で言えば「コラ!」ですね)、コレンさんが飼い主さんに「私が**と遊んでいるので別の部屋からNo!と叫んでくれ」とお願いしたんです。そしたらですね、飼い主の「No!」が聞こえた途端、それまで楽しそうに遊んでいた犬が渋々といった風情で飼い主の元に向かったそうです。そう、その子は「No!」を自分の名前だと理解しちゃったんですね。

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 動物の名前に「ちゃん」を付けて呼んではいけない、何故なら動物が「ちゃん」込みで自分の名前だと勘違いしてしまうからなんて言ってる人も居ますが、バカげた話ですよね、勘違いしたところで何の問題があるの。

 犬は飼い主の声色で自分に話し掛けているんだと理解出来ますし、それがどんな言葉であっても話し掛けられたら飼い主の元に駆け付ける、その関係性の方が重要なんじゃないでしょうか。

 もっともニコの場合、何と話し掛けても来ませんけどね。特に相手が奥さんの場合、何回名前を呼んでも来ません。私が名前を呼べば直ぐに来ますが、要するに我々とニコの関係性はまだそんなところだっていうことですね。

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 でもご安心下さい、「チョロ」という名前は昨夜何回か使われただけで、今日になったら忘れ去られていましたから。つまりはニコをからかって遊んでいただけ。エルデにも3ヵ月にひとつくらいのペースで新しい名前が生まれていましたが、結局最後まで使われていたのは「デチ」と「ケイコちゃん」くらいでしょうか(「デチ」は結構気に入っていて、結構頻繁に使っていました)。その由来は面倒臭いので説明しません。

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 それにしてもこの雨はいい加減で何とかならんもんでしょうか。3日前に「出来ることからサクサク始めましょう」と宣言した畑も、毎日午後になると雨が降るので何も出来ていません。まだ土作りすらも終わっていない状況ですので、今年は種を蒔いての秋冬野菜作りは難しいかも知れません。

エルデ、「玉三郎の歩き方を参考にしてみました」

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 今日は雨で散歩に行けない筈だったのに降っていない上に、肌寒くなる筈だったのに暑い! 家の中は空気が冷たいままなので暖房を点け、しっかりダウンコートを着込んで準備を整えたのですが、外に出て30秒で後悔しました。

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 またまたレオン君と会いましたが、飼い主のおじいちゃんとの話題も「今日は暑いですねぇ」だけ。当然のことながらエルデなんか全くヤル気無しですが、それはお父さんも同じこと。さぁエルデ、大学で給水だけしてとっとと帰ろう。

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 ところで、最近エルデが散歩中によろめくことが多くなり、かなり心配しています。小石がゴロゴロしている場所やちょっとした段差のある場所を歩いたり、方向転換しようとしたときに後足を踏み外した様にヨロヨロッとすることが多いのです。3年前にも同様のことが起こり、実はそれから始まる発作の前兆現象だったと後になって判ったのですが、今度こそ筋力の衰えが原因じゃないでしょうか。

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 が、今日になって原因の一端が判明しました。この写真をご覧になって、何かおかしな点に気が付きませんか? エルデが軽くアッカンベーをしているのは別として、真っ直ぐ歩いているにも拘らず、後足が内股状態になっているんです。

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 ほら、この写真でもそうです。人間で言えば第五中足骨の外側辺りに体重が掛かっている状態なので、ちょっとしたことで簡単にバランスを崩してしまうんですね。勿論、「な~んだ、そうだったのか~」と安心してはいられません。こうなったのにも原因がある筈ですから。小型犬だと膝蓋骨内方脱臼を真っ先に疑うところですが、どうなんでしょうかねぇ。次に病院へ行ったときに相談してみましょう。ただ、あの病院の医者は何だかアテにならないし、原因が判ったところで治療は難しいでしょうね…

アブラムシ、再び

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 いよいよエルデが落ち葉を踏みながら歩く季節になりました。な~んて、我が家の庭はとっくに落ち葉に覆われていて、エルデが歩く度に蹴散らすものだから、被毛に絡まった葉っぱが家の中にまで落ちているんですけどね。掃除せにゃいかんなぁ…

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 それはそれとして、落ち葉と言えば紅葉狩り。毎年今頃の時期にエルデを連れて近くの公園まで紅葉(落ち葉?)を眺めに出掛けているのですが、今年はいつにすれば良いのかちょっと悩んでいます。だって、今年は紅葉も落葉も遅れている、と言うよりも、樹木毎にチビチビと変化しているみたいな感じで、いつがピークになるのかサッパリ判らないんだもの。同じ場所に生えているイチョウの樹ですらこんなに違うのですから、そりゃ判りませんよね。

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 エルデにしてみれば一番の楽しみは公園で食べる焼き芋なんですから、紅葉も落ち葉もどうでも良いのでしょうが、飼い主側には年賀状用の写真を撮るという目的もありますので、行ったら落ち葉が無かったじゃ困るんです。まぁ、新春を寿ぐ賀状に載せる写真が落葉で良いのかという話は確かにありますが。

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 と、その前にエルデを洗っちゃおうかなぁ。せっかく年賀状に載せるんだからピッカピカエルデの方が良いですもんね。でも、これもタイミングが難しいんですよ。あまり早く洗ってしまうと異臭犬と正月を迎えることになりますし、かといって遅過ぎると抜け毛が飛び舞う中でお節料理を食べることになりますので。遅過ぎず早過ぎずと考えると、やっぱり12月10日くらいでしょうかねぇ。

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 白菜の葉にばら撒かれた黒ゴマ、いえ、アブラムシです。一旦は駆逐したかに見えたのですが、恐らく産み付けられていた卵から再発生したのでしょう。早速トレボン乳剤で皆殺しにしてきましたし、大量発生したのは1株だけだったので大事には至らずに済みましたが、たかがアブラムシと侮ってはいけませんね、一度大量発生させてしまうと根絶するのはなかなか大変です。特に結球野菜は。春先の桃といい、今年はアブラムシの怖さがよく分かりました。maruhachi2502さんに農家さんが使っている農薬を教えて頂きましたし、来年からは初期防除を徹底しましょう。

エルデ、餌皿に入っているものは何でも食べる

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 エルデさん、今日も元気です。今日は現在使っている中では一番長いコースをルンルンで歩き、持ち帰ったバカ(センダングサの種)は1ヶ。なかなか優秀です。

 そんなエルデの元気を支えているもののひとつが発作を抑える為の抗癲癇薬(フェノバルビタール)で、1回2.5錠を1日2回、ドライフードに混ぜて飲ませて(食べさせて)いるのですが、ちゃんと飲めたかどうかを確認するのが案外難しいんですよ。

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 餌皿に残っていたり、餌皿から跳ね飛ばされて床に落ちた場合は発見するのも簡単なのですが、食事する場所から離れた廊下に1錠落ちていたりすることがあるので油断がなりません。これは恐らく口の周りの毛に貼り付いたのが歩いている途中で落ちたのだと思われますが、もっと困るのが餌の後で飲んだ水の中に半分溶けかかった状態で発見したとき。何が困るかと言うと、それが1錠なのか半錠なのか判断出来ないこと。薬が足りなくて発作を起こされるのも困りますが、多過ぎると命に係わりますので、適当に追加して飲ませるって訳にはいかないのです。そんなときには、そう簡単に血中濃度が下がる筈は無いと信じ、半錠を口の中に放り込むことにしていますが。

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 という長距離コースの途中で、プランターで栽培されている長ネギを見付けました。どのくらい土が入っているのか判りませんでしたが、葉っぱの状態を見る限りなかなか立派に育っているのではないでしょうか。この方法だったら土寄せだって簡単ですし、ちょっと惹かれてしまうかも。ただ、残念なことに土寄せされていないので、これでは葉ネギとしてしか使えません。

 だいたいここのお宅、キャベツであろうが白菜であろうが何でもプランターで作っていて、そのチャレンジ精神は見習いたいと思うものの、虫対策を何もしないので全部ボロボロ。あれじゃぁ食べられないでしょう。せっかく育てるんだから何かすれば良いのにと見る度に思うのですが、育てているのは虫の方だったりするんでしょうか。

エンドウ畝_2019_11_09_4

 我が家の畑では昨日耕したエンドウ畝建設予定地の土がギリギリ解せるようになっていたので、強引に畝立てしてしまいました。去年の様にマルチを張るかどうかはまだ決めていませんが、一応これで準備は整いました。残る作業は玉ネギの植え付けとエンドウの種蒔きだけ。今年の畑もいよいよ終わりに近付いています。

ミカン_2019_11_09_5

 ミカン(宮川早生)に大量発生していたカイガラムシは、2度の農薬噴霧で全滅させることが出来た様です。カイガラムシが死んだかどうか確かめる為に葉や枝をブラシで洗おうかと考えていたのですが、そんなことをせずとも勝手に雨で洗い落とされてしまいました。但し、せっかく実が色付いてきたものの、適用外の農薬(しかも浸透移行性)を使ったので、これは食べない方が良いでしょうね。

ビワ_2019_11_09_6

 でも大丈夫、我が家の庭にはビワの樹も居ますので。夏の間に樹が大分大きくなってしまい、これじゃぁ手が届かないじゃんと、既に蕾が着き始めていた秋口に大胆な剪定を施したので、今年は実が着かないかなと半分諦めていたのですが、あにはからんや、全ての枝の先っぽに蕾が着き、去年より豊作の予感。今年は真面目に摘蕾してみようかな。さ~て、残るは桃の剪定かぁ…