私を含む多くの日本人にとっては石油危機でも起こらない限り遠い国の出来事でしかありませんが、イスラエルとハマスの戦闘で日々大きな悲劇が生まれ続けいることには嫌な気分になります。
別にイスラエルを擁護するつもりはありませんし、オスロ合意を無視して入植地を広げ続けるイスラエルはクズだと思いますが、それにしてもハマスの所業は酷過ぎます。あの様なテロを行えばイスラエルがどう反応するか、そしてハマスに勝ち目が無いことも百も承知でしょう。だからこそハマスは実行したんです。イスラエルが報復する→パレスチナ側に多くの人的被害が生じる→アラブ諸国で反イスラエル感情が燃え上がる→イスラエルとアラブ諸国の国交樹立の流れを阻止できる、という思惑なのでしょう。つまりハマスは自国民の命をゲームの駒として活用しているのです。
そんな策略にまんまと嵌ったイスラエルもバカとしか言い様がありませんが、ハマスの悪辣さはそれだけではありません。他国の援助で敷設された水道管を掘り返して武器を作り(つまりは市民生活を犠牲にしている)、それらの武器を学校や病院といった場所に置き(つまりはイスラエルの攻撃を誘導している)、救急車を兵士の移動手段に使い(つまりは傷病者を危険に曝す)、しかも指導者は外国でのうのうと生活しながら戦闘の継続を指示している。
オスロ合意の後だったでしょうか、イスラエルとパレスチナの子供達が友達として遊ぶ姿をテレビで観て、これからは少しずつ変わっていくのかなと期待したものですが、人間はより愚かさを増した様に見えます。
予想通りブロッコリーが初収穫となりました。しかも、直径30cmの巨大ブロッコリー。暖か過ぎて経験則が役に立たないくらい生長が速いんです。という暖かさも今日が最後になるみたいですが。