ニコ、「雨上がりのサラダは美味しいんだよ」

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 今日は朝からカッパ散歩です。しかも本降り。尻尾の上がり具合は昨日と同じですが、今日の距離感はこんなものでした。つまりは歩みが鈍くなったということ。そりゃいくら元野良犬だって、雨に濡れながら歩くのは楽しくありませんよね。

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 もうひとつ言うと、水溜りに入るのもあんまり好きじゃないみたいです。勿論「あんまり好きじゃない」程度のことで、必要とあらば躊躇無く入りますが。

 これが必要性のある状況だったのかは疑問の残るところですが、スズメを捕まえようと、水に浸かった畑の中に突進していったのには驚きました。

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 夕方は45分間の雨間が巡ってきたのでカッパ無しで散歩させることが出来ました。やっと慣れたとは言え、せめて日に1回くらいはノビノビと遊ばせてやりたいので助かりますね(まぁ、カッパ着ててもノビノビしてますが)。

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 と言っても45分間ですからね、いつ雨が降り出すか分からないのでハラハラですけど。なるべく長い距離を歩かせてはやりたいけど、降り出したときに家から離れた場所に居るというのも避けたいし。こういう緊迫した状況下で呑気に道端の草なんかをハムハムされるとムッとします。

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 ところで、ニコのカッパ問題に夢中で忘れていましたが、畑です。これだけの大雨が続くと無事ではいられないだろうと、状況を確認しに行くことにしました。台風のとき等に川に流されるパターンですね。

 予想していたほど酷くはありませんが、畝間は水路状態になっていますし、長ネギの根元には水溜りが出来ていて、決して良好とは言い難い状況です。去年夏の天候不順ではかなりの野菜が被害を受けましたが、今年もヘタすると里芋と空心菜以外は全滅しかねません。

畑、何となく雰囲気が変わる

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 収穫の都合があるので畑へ行ったのですが、当然在って然るべき筈の水溜りが在りません。私は眠っていて知りませんでしたが、奥さんの話しでは朝方に土砂降りの雨が降っていたということなのに。ということは、昨日はもっと乾いていたということですよね。

 確かにここ3日くらいは天気の傾向が変わってきたように思います。毎日雨は降っているものの降雨時間が短くなりましたし、以前の様な大雨にもならなくなりました。それに気温が高くなってきたのも水溜りが出来ない、早く消える理由のひとつなんでしょう。天気予報にもそんな雰囲気が現れてきましたが、いよいよ梅雨明け間近っていう感じがしてきました。

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 で、畑へ向かった都合というのがこれ、枝豆の収穫です。3日前に見たときにもう収穫しても良いかなと思ったものの、当日はビールを飲む予定が無かったので控えたのですが、あんまり待ってると食べ頃を逃してしまうので、今日は無理してでもプハーしましょう。

 でも、美味しくありません。味が無ければ香りも無し。毎年作っている白毛種なので品種の問題ではあり得ません。太陽の光を浴びず水だけで育った結果なのでしょう。これが最初に種を蒔いた1期生。2期生も環境に大した違いは無いので期待は出来ません。1ヶ月遅れで種を蒔いた3期生達に莢が着きはじめているので、彼等に期待しましょう。

里芋_2020_07_30_3

 それに引き替え里芋の逞しいこと(その手前のモサモサしたのは自然薯です)。今年は初期段階であまり背が伸びず、スイカの蔓に埋もれそうになっていて「大丈夫かいな?」と心配していたのですが、スイカが枯れた頃から大きくなり始め、今では私の胸くらいまで育ち、威圧感を感じる程です。砂漠で生まれたスイカと灌水で育てることも可能な里芋で明暗が分かれてしまいました。

 にしても凄い雑草ですね。その向こうの手入れされていない柿の樹と相まってどこかの耕作放棄地みたい。梅雨が明けたら先ずここを何とかしましょう。

夏野菜、梅雨明け前に終わる

 毎日毎日雨降りで、行ったところで何が出来る訳でもありませんが、せめてトマトとオクラの収穫だけでもと久しぶりに畑へ行ってきました。

畑_2020_07_27_1

 これはもうお約束になっていますので水溜りが出来ていても驚きはしませんが、1週間ぶりの畑は驚きの連続です。

ピーマン_2020_07_27_2

 真っ先に目に留まったのがピーマン。枝が折れてしまっています。ちゃんと支柱で支えてやらなかった私が悪いのですが、ひとつひとつの実がとんでもなくデカい上に、完熟して赤くなってから収穫する品種なので実がぶら下がっている期間が長く、その間に次々と実が着くので重さに耐えられなかったんでしょう。

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 次に驚いたのは甘い甘いミニトマト、シュガープラムの支柱が倒れていたこと。こちらは重さでというより、雨で土がぬかるみ支柱を支え切れなくなったみたいです。ミニトマトは脇芽も1本育てていて、倒れたのはその脇芽の方。支柱を土に挿し直しておきましたが、他の株もご覧の通りに病気で酷い状態ですし、トマトはもう終わりですね。

ナス_2020_70_27_4

 更にナスを収穫しようとして驚きました。葉が萎れています。症状は唐辛子と全く一緒。要するに根がやられたんでしょう。ナス科野菜全滅。

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 元気なのは里芋と雑草くらいなものです。あ、エンツァイもね。あと1週間くらいでやっと梅雨が明けそうですが、真夏になる前に夏野菜が殆ど終ってしまいました。もうこんな畑は見るのもイヤ。土が乾くのを待って一気に片付け、秋冬野菜の準備を始めましょう。

台風19号、爪痕を残したような残さなかったような

 史上最強の超大型台風19号。屋根が飛ばされるくらいのことは覚悟しなけりゃならないと考えていましたし、近くの川が氾濫危険水位を超え、サイレンが頻繁に鳴って避難指示も出されましたが(指定避難所よりも我が家の方が標高が高いし、エルデを連れて行けないので避難はしませんでしたが)、暴風と言える風が吹いていたのは3時間程度でしたし(最大瞬間風速30.8m)、正直言って拍子抜けするくらい呆気無く過ぎていきました。まぁ日本中で被災した方々のことを思えば有り難いことなんですけどね。

 但し、雨は凄かった。豪雨という感じはしなかったけれど、時間が長かったので総雨量は169㎜。脅されていた500㎜からすれば可愛いものですが、私が畑を始めてから(気象データを取り始めてから)は文字通りに桁違いの大雨。水捌けが悪く、40㎜程度の雨でも水没して根腐れを起こす畑なんですから、これはもう絶望的ですね。

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 という訳で暗い気持ちを抱えたまま向かった畑ですが、先ず目に入ったのは飛ばされずに残ったトンネルではなく、水溜りが出来ていないこと。雨が止んでから半日経っているとは言え、これは到底あり得ないことです。ここだけ雨が降らなかったんでしょうか。

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 どうやら西風が強かったようで、長ネギが揃って東側に傾いていたり、春菊や小松菜等の葉物野菜が少しやつれていたり、里芋の葉っぱが吹き飛ばされていたりと、細かい事を言えば色々ありますが、一番危なそうなのがこのキャベツ。葉が萎れています。

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 そして次に危なそうなのが大根。これも外側の葉が倒れて萎れています。とは言っても、この気温でこの日照ですから、根が完全に死んでいればとっくに干乾びている筈で、本当にダメかと言われると何とも言えません。大根をよく見ると中心より西側の葉が消えていて、風の影響もかなり受けているのでしょう。大根の変形は避けられないとしても、他の野菜がどうなるかはもう少し経たないと判りませんね。

 

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 台風の影響は勿論エルデにも。暴風や叩きつける雨の音、そしていつもと違う人間達の様子に、エルデも落ち着きませんでした。でも、エルデを一番ソワソワさせたのはトイレ。そりゃ仕方がありませんよ、いつでも好きなときに庭へ出すって訳にはいきませんし、出しても風の音に怯えてソソクサと帰って来てしまうし、そもそもこの子は雨が降っているとウンチをしないのですから。私がちゃんと傘を差し掛けているというのに。笑っちゃったのは昨日何度目かのトイレのとき、玄関を出たところに大きな水溜りが出来ていたのですが、その深さ数センチの水が怖くて外へ出てられなかったんです。確かに水遊びをさせてこなかった飼い主も悪いけど、湖沼に入って鳥を回収する為に作られた犬がそんなことでどうする!

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 という心細い1日が終わり、雨戸も開き、いつもの日常が戻ってエルデも嬉しそう。今日は歩くのがやけに速かったですからね。そんなエルデの様子を見ていると、「普通が一番!」と改めて思わされます。

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 ところで、散歩の途中で久しぶりにミーちゃんに会いました。ミーちゃんは16、7歳のアイリッシュ・セター(保護犬なので正確な年齢は不明)。元の飼い主が亡くなって世話をする人が居なくなり、命を落としそうになっていたところを今の飼い主さんに救われ、フィラリアからも生き延びて頑張ってきましたが、もう目も耳も利かなくなり、認知症も疑われているそうです。しかも最近はエルデと同様の発作も起こすようになってしまったとか。「また会おうね」と言ってお別れしましたが、年齢のことを考えるとミーちゃんと会えるのもこれが最後かも知れません。会えなくなるのは寂しいけど、もう十分頑張ったもんね。

畑、どっちを向いても問題だらけ

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 昨日の大雨で畑にまた水溜りが出来てしまいました。困りましたねぇ、雨続きで既に土が水をタップリ含んでいる上に気温が下がってきて、これではいつまで待っても土が乾きません。大根や玉ネギの種蒔き時期が迫ってきているのに、畝を作ることすら出来ません。

 「種をまく」という言葉を表記する場合、一般には「播」の漢字が使われますが、私は「蒔」を使っています(但し、「播種」は熟語ですのでそのまま使いますが)。野菜作りも年を重ねるにつれ、判ったことのひとつが種蒔き時期の大切さ。特に夏が暑くて冬が寒いここ山梨では春と秋が短く、ピンポイントで蒔かなければ収穫は望めません。だから草冠に時と書いて「蒔」。どうです、教訓を端的に表している文字だとは思いませんか? もっとも、本当の成り立ちは知りませんけどね。

レタス畝_2018_09_11_2

 てなことはともかく、待っているだけでは時期を逃してしまうので、無理を承知で作業を進めるしかありません。ということで、今日はブロッコリーの苗を植え付け、一昨日から芽出し処理していたレタスの種を蒔きました。

レタス種蒔き_2018_09_11_3

 前にも書きましたがレタスの種は発芽に光が必要で(好光性種子)、種への覆土は極薄にするのですが、ベタベタの土でそんな器用なことは出来ないので、種蒔き用の培養土を振り掛けておきました。

 但し、何だか心配なんですよ。これも前に書きましたが、レタスの種は発芽が非常に早く、芽出し処理の為にひと晩水に浸けておくとそれだけで発根してしまうくらいなのですが、今回は浸水後に更にひと晩冷蔵庫の野菜室に入れておいたのに、ひとつも発根していなかったのです。もう一度やり直そうかなぁ…

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 こちらは畑に種を直蒔きした白菜です。既に本葉が大きくなってきていますが、この写真から2つの問題点が明らかになりました。

 ひとつは葉っぱが派手に喰われていること。農薬を頻繁に散布してあるので青虫の類が犯人だとは考えられず、恐らく一緒に写真に写っている小型コオロギの仕業であろうと思われます。こいつ等には専用の農薬がありますので早速買ってきましょう。

 そしてもうひとつは、地面とマルチの間に空間が出来てしまっていること。大雨の所為で穴の部分だけ地盤沈下したのでしょう。これでは雨水が溜まってしまいますし、陽当りが悪くなって徒長してしまいます。そろそろ間引かなければならないので、同時に土寄せしましょう。考えてみれば、マルチを張って種を直蒔きするなんて今回が初めてなので、思わぬことが起こるものです。

 

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 昨日は不気味な寝顔を晒していたエルデですが、今日は元気にお散歩です。元気と言っても、運動失調は相変わらずで、散歩中にも脚を縺れさせてよろけていましたけど。

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 でも、今日はエルデが長距離を歩きたがったんです。半袖では肌寒く感じる気温で、エルデにはそれが心地良かったのでしょうか。勿論、エルデは目の前の交差点を気の向くままに曲がっているだけで、それが結果的に長距離になるなんて解っていませんが、少なくともいつもと違う所へ行きたいと思う程度には歩くことが苦になっていないことは窺えます。だったらエルデ、もう少し距離を延ばしてみるか? ただ、そうすると時間が掛かるんだよなぁ、歩くのが鈍いから。

富士山は白くなり、畑には堀が出現する

富士山_2018_03_10_1

 昨日は夜になってから寒気が入った様で、予報に無かった雨が降ったのですが、それが山頂では雪になったのでしょう、こんなに真っ白な富士山は今シーズン初めて見るような気がします。それだけこの冬は雨が少なかったんですね。

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 その雨も夜半過ぎには止んだので散歩に出ることは出来ましたが、土が濡れているのでコースは限られますし、エルデの行動も制限しなければなりません。土が露出している箇所を歩けば足が汚れますし、草叢に入れば脚が濡れますし。

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 勿論、噴水に近付くなんてもってのほかです。ところがエルデさん、飼い主が「やって欲しくないなぁ~」と思っていることが特に好きなんですね。昨夜の雨は結構激しく、玄関前に水溜りが出来ていて、夜のトイレに出したときには歩くのを嫌がったのに、どうしてこの水溜りは平気なの。

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 近寄って欲しくない場所にエルデが向かったらどうするか。リードを引けば簡単なことですが、それではエルデが楽しくありません。なので逆方向に向かって走り出します。飼い主が走ると何か面白いことが有るのかと後を追いたくなる犬の性を利用するんですね。ただエルデの場合、飼い主の行動に気付かないことも多々ありますが。

 

 さて、追加購入した苗達を植えちゃおうと畑へ向かったのですが、

キャベツ畝_2018_03_10_5

畝の周りはお堀状態になっていて近付けません。苗達と一緒にスゴスゴと引き返す羽目になりました。こりゃ暫くは何も出来ませんね。

 この畝もそこそこ高く作ってありますし、先住苗達もまだ定植したばかりで根も伸びていないでしょうから、これで根腐れ等のトラブルが発生するとは思えませんが、後輩苗達の植え付けが遅れればそれだけ生長も遅れる訳で、楽しみに待っているエルデさんに怒られてしまいます。

ジャガイモ畝_2018_03_10_6

 懸念していたジャガイモ畝はこんな感じ。土がタップリと水を含んでいるので同じことですが、さすがは超高畝、表面が既に白っぽく乾いてきています。結果は3週間程待たなければ判りませんが。

畑、3日ぶりに行くとそれなりに新鮮

 14時過ぎに突然土砂降りになり、それは直ぐに止んだのですが、スーパーで買い物していても音で気付く程の土砂降りがまたやって来て、エルデの散歩は早々と中止が決定しました。

水溜り_2017_08_13_1

 その後、夕飯の食材にエンツァイと枝豆を収穫する必要があって、雨が止むのを待って畑へ行ったのですが、台風5号通過後にも無かった水溜りが出来ていました。こんな景色、どのくらいぶりでしょう。

 それはそれとして、畑へ来たのも3日ぶりくらいになるのですが、夏の畑はたった2日で様子が変わります。

トマト_2017_08_13_2

 後半戦用に植えたトマト7本はどれも順調に生長しているのですが、虫に喰われたか、先端が折れてしまっている株がありました。そろそろ農薬を噴霧しなけりゃいけないなと考えていたのに、日射しの強い日が続いていたからという言い訳もあるのですが、要するにサボていたツケが回ってきたんですね。

 でも、この株には花房の先が枝になった側枝があるので、それを主幹として伸ばせば問題はありません。

サツマイモ_2017_08_13_3

 サツマイモの葉っぱもかなり喰われていました。そろそろ農薬を噴霧しなけりゃいけないなと…

 サツマイモの葉っぱなんか幾ら喰われても痛くも痒くもないのですが、ここを繫殖場にさせる訳にはいかないので皆殺しにしましょう。

 スイカと雑草を撤去し終え、最近は畑へ行ってもすることが無いのでヤル気も湧かなかったのですが、ちょっと真面目にならなければいけませんね。それに、この雨でまた雑草が勢力を盛り返してくるでしょうし。

 

迎え火_2017_08_13_5

 今日はお盆の入り。迎え火を焚きました。

雨、再び害を為す

 ミカン(宮川早生)の実が色付いてきました。

ミカン_2016_10_17_1

 今回(隔年結果になってしまい、1年置きにしか実が着かない)も20個近くの実を着けていて、1シーズンに食べる数としては丁度良いくらいではあるのですが、元が鉢植え用に剪定されている樹なので背丈が低く、これ以上の収量増加は望めないと考えるとちょっと寂しい数でもありますよね。

 そもそも隔年結果になったのは、着ける実の数が少ないからひとつも落としたくないと欲張ったからで、これが大きな樹だったら枝毎に隔年結果させることも可能になります(ミカンは今年実を着けた枝に花芽を着けないので、花を咲かせる枝を半分に制限する)。そう、毎年20個くらいの実を着けてくれるのが我が家には理想的なんです。

 それで、この樹を大きくするのは不可能なので、新たな主幹となる樹を接木しようと考え、採れた種を蒔いて育て始めたのですが、それがこれです。

ミカン_2016_10_17_2

 これで2年目です。これを育て始めた去年、葉っぱが1枚増えるのに26日掛かるので、1年で14枚生えると冗談で書いたのですが、あれから1年以上が経った今、葉っぱの数は12枚です。何という生長の鈍さ。仮にこれを接木して、それが成功したところで、樹全体が大きくなるのは何年先のことになるのやら。

 

 午前中に土砂降りの雨が降り、心配になったので今日も畑へ行ってみました。

水溜り_2016_10_17_3

 たった半日の雨で、水溜りが出来ていました。地中の水分が抜けていない証拠ですね。

ホウレン草_2016_10_17_4

 でも、強い雨に打たれて大きくなり始めたホウレン草が倒れてしまっていますが、それ以外に被害は無いようです。って、立ち上がってくれなければこれだけで甚大な被害ですが。

ジャガイモの花_2016_10_17_5

 という事とは関係無く、ジャガイモの花が咲きました。花が咲いたからと言って、芋が出来ていることにはなりませんが、ここまで順調に育っていることの証左とはなります。

 初霜が降りるまであと半月。そうなればジャガイモ、サツマイモ、里芋、エンツァイが揃って枯れるでしょう(ついでにトマトも)。芋が出来ているか、種が出来ているか、楽しみです。

エルデ、狩りに失敗する

 昨夜避難準備情報を出させた川の2.88mあった水位は、今は0.41mまで下がっています。気になるもうひとつの水位、畑の水溜りを見に行くと、

畑_2016_09_21_1

こちらも昨日の降り出し時とそんなに変わらない程度にまで下がっていました。

畑_2016_09_21_2

 まぁ、溜まる所には溜まっていますけどね。問題はこの水がいつまで残るか。真夏だったらあっと言う間に乾くのですが、気温が下がってきていますし、明日もまた雨が降るみたいですし、なかなか厳しい状況ではあります。

 畝が低い上に深植えしてあるトマトはダメでしょう(トマトの根は水に弱い)。大根は超高畝にしてありますが、根は既にかなり深いところまで伸びているでしょうから、多少は影響を受けるかも知れません。ジャガイモは…

玉ネギ_2016_09_21_3

 という暗い話ばかりではなく(って、本当はトマト以外はそんなに心配していないのですが)、玉ネギの種が発芽し始めていました。これでまた完全に発芽するまで(二つ折れの芽が1本に立ち上がるまで)、土の表面が乾かぬように水遣りする必要が出てきましたが、今年はどんな苗に育つのか、楽しみです。

 但し、その前に猫避けの対策を施さねばなりません。

猫の足跡_2016_09_21_4

 写真はキャベツ定植予定地に残された足跡ですが、これが玉ネギの苗床だったらと思うとゾッとします。例年は苗床の四隅に支柱を立て、そこに麻紐を張ってフェンスを作っていたのですが、土がもうちょっと乾いてくれて、畑に入れるようにならないことにはそれも不可能です。

 

エルデ_2016_09_21_5

 エルデは4日ぶりのお散歩。涼しかったので2時間程早く出発です。エルデは3日くらい散歩に行けなくても何とも思っていないようですが、それでもやっぱり嬉しいみたいで、その証拠に珍しくウンチを3つしました。

エルデ_2016_09_21_6

 というのは冗談ですが、せっかくだから夏休みも終わり獲物達の戻った大学へと向かったのですが、残念ながら時刻が早いことが災いし、学生達は活動中で、「可愛い~」と声は掛けてくれるものの、奉仕者は現れませんでした。

エルデ_2016_09_21_7

 虚しく獲物を追うエルデでありました。

サイレン、鳴る

 大雨です。

庭_2016_09_20_1

 庭にも水溜りが出来ています。こうなると畑の状態が心配になり、様子を見に行きました。あれだけダメだダメだと言われ続けているのに、台風のさ中に田んぼの様子を見に行き、翌日土左衛門になって発見される爺さんの気持ちも解るような気がします。

畑_2016_09_20_2

 思っていた程ではありませんが、さすがに水溜りは出来ています。

 が、これはまだ雨が激しくなり始めたばかりの頃の話で、夜7時、そろそろ夕飯を食べようとしていたその時、突然サイレンの音が。それに続いて防災無線放送が何かを話し出したものの、雨の音が大きくて聞き取れないんです。

 何事かと慌てて市の防災メルマガをチェックすると、なんと私が住む地域に避難準備情報が出されていたのです。ここで暮らし始めて10数年の私は勿論、子供の頃から住んでいる奥さんにも初めての経験だそうです。

 河川水位情報を調べると、氾濫危険水位まであと12㎝。ここより海抜の低い避難所に避難する意味があるのか、避難するのかしないのか、するとすればエルデと光圀をどうするのかといった切迫した問題を、食事しながら話し合っている内に雨脚が弱まり、食後のお茶を飲みながらチェックしていた河川水位も下がり始めたので事無きを得ましたが、慌てました。

 にしてもですよ、「大雨」とは書きましたが、時間当たりの降水量は最大でも19㎜で、しかも10㎜を超える降水は4時間しかなかったのに、それで氾濫する川ってどうよ。川の水位の問題をピンポイントの降水量で論じるのは無意味ですが、自分が住む地域が実は災害に対して脆弱であったことを初めて知った出来事でした。