雨、再び害を為す

 ミカン(宮川早生)の実が色付いてきました。

ミカン_2016_10_17_1

 今回(隔年結果になってしまい、1年置きにしか実が着かない)も20個近くの実を着けていて、1シーズンに食べる数としては丁度良いくらいではあるのですが、元が鉢植え用に剪定されている樹なので背丈が低く、これ以上の収量増加は望めないと考えるとちょっと寂しい数でもありますよね。

 そもそも隔年結果になったのは、着ける実の数が少ないからひとつも落としたくないと欲張ったからで、これが大きな樹だったら枝毎に隔年結果させることも可能になります(ミカンは今年実を着けた枝に花芽を着けないので、花を咲かせる枝を半分に制限する)。そう、毎年20個くらいの実を着けてくれるのが我が家には理想的なんです。

 それで、この樹を大きくするのは不可能なので、新たな主幹となる樹を接木しようと考え、採れた種を蒔いて育て始めたのですが、それがこれです。

ミカン_2016_10_17_2

 これで2年目です。これを育て始めた去年、葉っぱが1枚増えるのに26日掛かるので、1年で14枚生えると冗談で書いたのですが、あれから1年以上が経った今、葉っぱの数は12枚です。何という生長の鈍さ。仮にこれを接木して、それが成功したところで、樹全体が大きくなるのは何年先のことになるのやら。

 

 午前中に土砂降りの雨が降り、心配になったので今日も畑へ行ってみました。

水溜り_2016_10_17_3

 たった半日の雨で、水溜りが出来ていました。地中の水分が抜けていない証拠ですね。

ホウレン草_2016_10_17_4

 でも、強い雨に打たれて大きくなり始めたホウレン草が倒れてしまっていますが、それ以外に被害は無いようです。って、立ち上がってくれなければこれだけで甚大な被害ですが。

ジャガイモの花_2016_10_17_5

 という事とは関係無く、ジャガイモの花が咲きました。花が咲いたからと言って、芋が出来ていることにはなりませんが、ここまで順調に育っていることの証左とはなります。

 初霜が降りるまであと半月。そうなればジャガイモ、サツマイモ、里芋、エンツァイが揃って枯れるでしょう(ついでにトマトも)。芋が出来ているか、種が出来ているか、楽しみです。

スモモ、犯罪を教唆する

アーモンド_2015_04_06_1

 毎年この時期になると登場する、お馴染みの咲き分けアーモンドです。花は綺麗なんだけど、肝心の実が貧弱で食用にならないので、自分で育てようとは思いません(実を盗んで確認しました)。

桃_2015_04_06_2

 一方、こちらは桃です。但し、ピンクと白の花が混在していますが、咲き分けではありません。桃の樹に恐らくスモモの枝を接木したのだと思います。だって、去年はピンク一色でしたからね。

 こういうことが一般的に行われているのかどうかは知りませんが、これは凄いアイデアですよ。いえ、咲き分けの樹を作るという意味ではなく、スモモの実を作るという意味で。私はスモモが好きで、出来ることなら栽培したいものだと考えているのですが、スモモには自家受粉する品種が無い為、受粉木も含めてどうしても2本を植えなければ結実させることが出来ず、それがネックになっているのです。でもこれだったら桃の花粉で受粉させることが出来るので、省スペースで桃もスモモも楽しむかとが出来ますから。

 そうと判ればどこかからスモモの枝を盗んできて、我が家の桃の樹に接木すれば良いじゃん。どうせだったら美味しいスモモの品種が良いから、ホームセンターで貴陽の苗木を探し、その枝を盗んでくればもっと良いじゃんと、相変わらず不埒なことを企てていたのですが、考えてみればなにも接木をするまでもなく、桃とスモモの鉢を並べて育て、桃の花粉でスモモに人工授粉すれば済むことなんですよね。

 

エルデ_2015_04_06_3

 散歩をしていたらタンポポの草原を見付けたので、エルデをモデルに記念写真をパチリ。