ニコ、「食べ物をくれるんなら好きだよ」

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 雪国の犬です。散歩に出て最初のニコの立ち寄り場所である売れない宅地、そしてその次の保育園の子供農園に立ち入らなかったので、「あれ、雪に入るのを嫌っているのかな?」と思ったのですが、全然そんなことはありませんでした。お前、足が冷たくはないのか。

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 但し、道路上の雪は殆ど消えていて、アスファルトも乾いています。昼の散歩は長靴を履いて出掛けましたが、夕方はスニーカーにしました。長靴で歩くのは疲れるんですよ。

 それでも日陰の雪はまだ残っていて、昼でも凍っている箇所も。夜中の散歩に備え、どこが歩けてどこが危ないかを把握する為に網羅的に見て回ってきましたが、ほんの10mながらどうしても危険を冒さなければ帰って来られない道路が1本だけ在って、そこはもう滑り止めを着けるしかないと覚悟を決めました。

ニコ_2022_02_11_3 迷彩犬

 それにしても、同じハイイロオオカミから枝分かれして生まれた筈の犬ながら、エルデとニコはどうしてこうも違うんでしょう。エルデだったらこんなとき、大はしゃぎして泥だらけになって帰って来たのに、ニコは足すら汚さずに帰って来ます。

 お座り、伏せ、待てはハンドサインでも完璧に熟したエルデに対し、未だどれも確実ではないニコ(伏せは何をすれば良いのか解っていない)。遊び好きなエルデに対して興味の無いニコ。人間大好きなエルデに対して興味の無いニコ。

 でも、遊び好きかどうかは幼児期の環境の問題もあるので置いておくとして、結局のところ人間が好きかどうかに帰結するんじゃないかと思っています。エルデは人間と一緒に何かするのが大好きで、人間が喜ぶと嬉しくなって、コマンドを出されると嬉々として従っていたのですが、ニコにはそれが無いんです。

 これから先、我々のことをもっと好きになってくれたら変化も生まれるかも知れませんが、エルデとニコの決定的な違いはそこなんでしょう。

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 でも、最近はニコもエルデそっくりになってきた点があります。それは、第一にビニール袋の音がカシャカシャすると何か食べ物を貰えると思ってすっ飛んでくること。そして第二に、夜のまったりタイムに我々が何か食べようとすると、自分も貰えるものだと思ってにじり寄って来ること。ニコ、そこでヨダレを垂らしたら完璧だ。食欲だけは全ての犬に共通しているんですね。

ニコ、「父さんが夜なべをしてカッパを縫ってくれた~」

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 明日はここ山梨でも大雪の危険性があるとアナウンスされていますが、その所為でしょう、光圀のトイレ砂を買いにホームセンターへ行ったら塩化カルシウム(融雪剤)は早々と売り切れていましたし、皆が手に手に雪掻き用のスコップを持っていましたし、灯油売り場には列が出来ていました。毎度のことですが、雪なんか毎年降っているんだからスコップくらい用意しておけよと思わずにはいられません。

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 と言う我が家では、雪に対する備えは特にしていません。エルデが居た頃は少しでも早く庭を乾かせたいという事情があったので(庭がビチョビチョだとエルデの脚の毛が汚れ、それが乾くと砂が落ちて家中がザラザラになる)、降雪前に庭にブルーシートを敷き詰めたりしていたのですが、ニコはタオルで拭くだけでOKなので必要性を感じないんです。強いて言えばニコが破いたカッパを直したくらいでしょうか。

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 もうひとつには私が一番信用している日本気象協会が大雪にはならないと予報しているからというのもあるのですが、8年前の様な記録的な大雪ならともかく、10cmやそこらの積雪で大騒ぎすることもないでしょ。

 逆に、今度こそニコに雪を経験させてやれるのかと楽しみでもあるのですが、日本気象協会の予報では殆どの時間帯がみぞれなのでそれも無理かも知れません。

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 但し、問題はその後なんです。大雪にならずとも道路が濡れれば夜には凍り、このバカ犬を連れての散歩は非常に危険になります。夜だけじゃなく、雪が残っていると日陰は昼間でも危ないのですが、だからと言って散歩コースを除雪して回ることも不可能ですし、こればかりは対策の立てようがありません。月曜日にはまた雪の予報が出ていますし、あ~嫌だなぁ~

野菜、-7℃を乗り切る

 昨日から腰の状態がだいぶ良くなってきて、もう少しで普通の生活に戻れるような気がしています。でも、な~んか治り方のスピードがいつもより遅いんだよなぁ~ 痛みの核心的な部分も残ってるし。例えば筋膜の炎症は治まってきたけど、まだ癒着が残っているみたいなことなんでしょうか。

 まぁよくは解らないけど、調子が良くなったので調子に乗って畑へ収穫に行きました。勿論奥さんのサポートを受けてですが。でもどうなんでしょうね、最低気温がー7℃なんて日もありましたし、何の防寒対策もしていない野菜達がどれだけ生き残っていることやら。

白菜_2021_01_16_1

 白菜はこんな感じ。

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 キャベツも酷い凍傷を負っています。

大根_2021_01_16_3

 大根に至ってはこの有様です。

収穫_2021_01_16_4

 でも、意外なことに殆ど凍っていないんですよ。白菜やキャベツは外葉を剥けばこの通り綺麗な状態ですし、長ネギは凍った様子が全くありません。さすがに大根は地上部が凍ったものもありましたが、地下に潜っていた部分は食べられますし、これなんか触った限りでは凍った雰囲気がありません。まぁ大根に関しては切ってみなければ本当のところは判りませんが、これだけデカければ多少破棄しても十分に利用価値はあります。

 ということで、土の上に出ているものは全部融けて無くなっているんじゃないかと危惧していたことを考えれば、上出来でしょう。

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 もう少し腰の状態が良くなったらこの霜降りホウレン草も収穫しましょう。寒さに当たって美味しくなっている筈です(茶色く見えるのは風で飛ばされてきた落ち葉です)。って言うか、雪が融けずに残っているということは、ここは陽が当たっていませんね。まぁ、こんなに長く畑に置いておく予定じゃなかったんだから仕方が無いのですが。

光圀、寒いときだけ家族になる

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 私の目の痛みは結膜結石除去以来出ていませんが、ゴロゴロ感はまだ残っています。ま、もう少し経たないと治ったかどうかの判断はできませんね。

 ところで昨日の記事のタイトルに「私の白内障も~」と付けましたが、エルデの瞳を覗き込むと白いモヤッとした影が見え、どうやら白内障が始まっているみたいなんです。空中に放り投げたビスケットを口でキャッチ出来ているので視力が失われた訳ではありませんが、最近はビスケットを高く投げ上げると失敗することが多く、あれは上を見上げると目に入った照明の光が水晶体内で乱反射し、ビスケットが見えなくなってしまうからなんでしょうね。

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 白内障は目薬で進行を遅らせることが出来ますが、目を開きっ放しの犬に目薬なんか点けて効果があるんでしょうかねぇ。という以前に、エルデが大人しく点眼させるとは思えませんが。白内障の原因は加齢と紫外線。やっぱり散歩のときにはエルデにもサングラスをさせるべきだったんでしょうか。

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 でもエルデなんか殆ど家の中で生活しているのですから、受ける紫外線の影響は外飼いされているワンちゃんより遥かに少ない筈なのに。と言うことは、一番の原因は加齢? 私もそうですが、「原因は加齢」と言われてしまうとどうにもなりません。抗酸化作用のある食品でも食べさせましょうか。

 

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 いくら暖冬と言っても最低気温が氷点下になる日も出てきて、キャベツの葉に凍った跡がありました。勿論キャベツだけじゃなく、白菜とレタスにも。もう防寒対策を施さずに野菜を畑に置いておくのは無理ですね。

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 そんな寒さで、我が家ではこんなシーンが見られるようになりました。これを「ほのぼのとして心温まる光景」と感じられれば良いのですが、傍若無人で凶暴な光圀が絡むと、「臭いけど寒いよりはマシだからと我慢する猫と、邪魔だけど逆らうと何をされるか判らないからと我慢する犬」としか見えないのが悲しい。

農夫、始動する

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 昨日、ロック君がはしゃぎ過ぎるから写真がブレると書きましたが、エルデも同じ様なものでした。今は太陽高度が低く、日影が多いとか、撮影者の影が映り込んでしまうとか、写真撮影には障害の多い季節である上に、肝心のモデルが非協力的なのでなかなか良い写真が撮れません。モデル代を払わんぞ!

 

 てなことはともかく、今日は久しぶりに畑へ向かいました。目的はこれ。

ゴミ_2016_02_11_2

 去年畑から出たこのゴミを片付ける為です。但し、単なるゴミ始末ではありません、このどこかにアシナガバチの巣が在る筈なのです。

 去年の夏、草むしりをしているとこのゴミの中からアシナガバチが湧き出してきていて、巣が在ることは判っていたのですが、そのときは危険だから手が出せなかったのです。だから気温が下がって蜂が動けなくなってから駆除しようと考えていたのですが、いざ気温が下がるとこちらも動けなくなってしまい、先延ばしにしてきたのです。

 でも、週末には気温が20℃近くにもなるという予報を聞き、もうこれ以上延ばすことは出来ないと、やっと重い腰を持ち上げたという次第です。

 先延ばしにしてきたのにはもうひとつ理由があって、それは怖いから。だって、去年アシナガバチに刺されていますからね、今度刺されたらアナフェラキシーショックを起こすかも知れないんですよ。命が危ないんですよ。そりゃ怖いでしょ。

 厚着をして軍手をはめ、傍らにゴキジェットプロを置くという完全武装で恐る恐る臨みましたが、出てきたのはこれでした。

蜂の巣_2016_02_11_3

 拳大の巣。しかも既に住人は引き払った後でした。良かったですよ、奥さんの意見を真に受けてカッパなんか着ていかなくて。

 時間が少し余ったので草むしりをし、ついでに綺麗になった部分を起耕し、畑の景色はこうなりました。

畑_2016_02_11_4

 面倒臭くてなかなかやる気が湧かずにいましたが(土が湿っていて出来なかったという面もありますが)、やり始めると楽しいものです。さ、本格的な春が来る前に畑をリセットしてしまいましょう。

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 最後にキャベツ(四季どりキャベツ)を収穫したのですが、写真右が8月23日に種を蒔いた2号で、左側が9月17日に種を蒔いた3号です。同じ品種でありながら、生長段階でこんなにも凍り方が違うのかと驚きました。2号なんか凍って腐った葉を取ると半分くらいになってしまいました。

 これなら3号は春キャベツとして収穫出来るかななんて思いましたが、当然薹立ちしてしまいますよね。

畑、春を待ち焦がれる

 雪掻き以来初めて畑へ行ってみました。

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 案の定、雪解け水と昨日の雨で土はグジュグジュですが、根腐れを心配する程でもない様です。

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 一番心配だった雪に押し潰されたソラ豆も、だいぶ起き上がって来ていますし、特に枯れて茶色くなった様子もありませんので、取り敢えずは大丈夫なんじゃないでしょうか。

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 同じく潰されたエンドウは一部変色していて、これが寒さに因るものなのか、それとも茎が折れたことに因るものかは判りませんが、狙い通り間引き株が立派に再生していますし、こちらはあまり心配はしていません。

 それにしても、早く暖かくなって土が乾いてくれませんかね。雑草だらけだし、冬野菜の後始末も出来ないし、とにかく畑が汚くて嫌になります。

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 最後にキャベツ(四季どりキャベツ)を収穫しましたが、かなり凍っています。

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 外側の葉を2~3枚剥がせば中はこの通り綺麗なので構わないのですが、やっぱりこの品種はダメですね。同じキャベツの彩音は全然平気でいるのに。要するに、四季どりキャベツの方が葉が薄くて水分が多いということなのでしょうが、3月頃まで畑に置いておきたい我が家には不向きな品種です。

焼き芋、力が入り過ぎて大失敗

 昨日サツマイモを収穫していて思ったのですが、本当に収穫の秋ですね。夏って、トマトやキュウリやスイカの様に、大きくなったものから順次収穫するものが多いですが、秋は一気に収穫するものばかりですものね。だから困ると言えば困るのですが、この「一気に」ってのが楽しくもあります。

里芋_2015_10_25_1

 サツマイモの次はこれですね。里芋。もう葉が茶色くなってきて、収穫間近です。里芋はサツマイモより保存が利くので一気が嬉しい野菜のひとつです。

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 里芋の次はこの大根。つい先日はまだか細かったのに、今日はもう立派に大根しています。追肥と水遣りが効いたのでしょうか。そろそろ収穫を始め、スが入ったり凍ったりする前に使い切ってしまいたいのですが、まず無理でしょうね。でも、土に埋めておけばある程度保存することは可能ですので、一気に収穫しても困ることはありません。

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 そして、もう少し先になりますが、大根の次に収穫するのが白菜です。トンネルの不織布が凸凹になっているのがお判り頂けるでしょうか。早くトンネルを外せと叫ぶ白菜達の叫び声です。

 白菜は… 実はこれが一番の困りもので、一部は漬物とし保存出来ますが、大き過ぎて土に埋める訳にいきませんし、新聞紙で包むくらいの防寒対策ではもどうしても凍ってしまうんです。凍る前に収穫し、新聞紙で包んで屋内に置いておくという方法も編み出しましたが、これとて1ヶ月が限界ですし。

 などと、保存方法に頭を悩ます前に、収穫したものを美味しく食べることを考えましょう。ということで、今日は焼き芋を作りました。と言っても、昨日収穫した芋ではありません。最初の試し掘りで採れ、今まで寝かしておいたものです。

 サツマイモを美味しく(甘く)食べるには、「糖化」という処理が必要になります。これはサツマイモの澱粉をβ-アミラーゼ(澱粉糖化酵素)が麦芽糖に分解することで、65℃程度の温度に10分間晒せば完了します。

 安納芋のときには電子レンジの解凍モードを使って糖化を図りましたが、これだと芋の内部が何度になっているのか判らないので、今回はもっと確実な方法を採りました。

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 70℃のお湯に1時間浸けたのです。ただ、これでも内部の温度は判りません(次回は半分に切って計ってみましょう)。心配なので解凍モード方式も併用し、それをレンジで加熱した後にオーブンで焼きました。オーブンで焼くと水分が抜けて糖分が濃縮されるので、これも甘さを増す手段のひとつになります。これ以上のことは出来ません。

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 して、そのお味は… 甘いことは甘いのですが、「安納芋に匹敵する甘さ」というには無理があります。それに、香りが弱くて風味に欠けます。最もいけないのは、レンジでの加熱が足りなかったのでしょう、芯が硬いんですよ。糖化するのに一生懸命になり過ぎて、肝心の調理が疎かになりました。

 昨日採った芋は間違い無く完熟していますし、次回に期待しましょう。2週間後のお楽しみです。

ブロッコリー、二毛作

 寒さで野菜が高騰しているということですが、あまり実感がありません。私が買い物に行く頻度が低いということもありますが、野菜は畑から採ってきますから。で、今日の収穫はこちら。

今日の収穫_2013_01_11_1

 白菜は新聞で覆って寒さ避けをしていますが、それでも結構凍っています。そりゃそうですよね、今日は夕方に畑へ行きましたが、土が凍ったまま融けてもいないくらい寒いのですから。まだ畑には白菜が7株残っていますが、どれだけが最後まで生き残ってくれるでしょう。

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 こちらはブロッコリー。ブロッコリーは昨年12月に収穫しましたが、脇芽が沢山着いていたので株を残し、花蕾が生長するのも待っていたものです。季節が季節なので大して大きくはなりませんでしたが、1回分としては十分です。ということで、彼等は今晩のシチューに化けました。

本日の散歩、4,957歩。距離3.549㎞。累積788.565㎞。

畑、ツンドラの大地となる

 今日の空気は昨日までのそれとはハッキリ違う冷たさです。

氷_2012_12_14_1

 外に置いてあるバケツには、正午を過ぎても氷が残っていました。

逆さ氷柱_2012_12_14_2

 散歩コースの途中に在る水飲み用の水道には、早くも逆さ氷柱が登場。

エルデ_2012_12_14_3

 エルデも興味深々。ワンちゃんにとっても、下から上に伸びた氷柱ってのは珍しいのでしょうか。

 

 この寒さで、畑の土が完全に凍りました。夕飯の食材を収穫に行ったのですが、日陰の部分にはスコップが刺さりません。掘り起こせた場所でも、土の中にはキラキラ光る氷の結晶が。まだ12月も中旬だと言うのにこの寒さ。小松菜と冬菜は既に倒れてしまいました。一応土寄せはしてありますが、大根が凍るのもそう先のことではないでしょう。

収穫_2012_12_14_4

 その大根、いよいよ生長しきった姿になりました。長さが45㎝で、太さが9㎝。ここまで立派な青首種の大根にはそうそうお目にかかれません。と言う以上に、これまで変形したものが1本も無いというのが驚きです。話題作りという面では役に立ちませんが。

本日の散歩、5,390歩。距離3.859㎞。累積710.131㎞。