彩音ちゃん、やはり瀕死

 交通事故から生還したキャベツ(彩音)の苗を定植しようと思ってポットを手に取ると、昨日は「変形が殆ど無い」なんて書きましたが、

キャベツ_2016_10_04_1

こんな状態になっていました。これは由々しき状態ですね。これで根が無事な訳がありません。しかし、それでも定植しようと畑へ行くと、そこにはもっとマズイ状態のキャベツが。

キャベツ_2016_10_04_2

 4日前に定植した、無傷だった筈の2株が揃って黄色くなっています。下葉が黄色いのならまだ良いのですが、生長点が黄色くなったら枯れるしかありません。一体何が起こっているのでしょう。根を傷めないようにポットから抜き、それをそのまま埋めただけなのに、いくら過湿状態とは言え、こんなことは初めてです。

 無傷と思われた苗がこれなんですから、轢かれた苗が無事に育つとはとても思えません。土を崩さずにポットから苗を抜くのは不可能なので、ポットを鋏で切って取り出しましたが、実際に根はズタボロでしたから。まぁ、仕方ありません、今年の彩音ちゃんは諦め、四季どりキャベツに期待しましょう。

 その他の野菜達は順調です。

大根畝_2016_10_04_3

 ラディッシュの収穫が始まったので大根用畝の不織布トンネルを外したのですが、前回覗いたときとは景色が変わっています。

大根_2016_10_04_4

 日照不足で葉色は悪いものの、心配していた大根は一応元気に育っているように見えます。

カブ_2016_10_04_5

 同じ畝のカブも、最初に種を蒔いた株はもう10円玉くらいのサイズに育っていました。もう少しすれば小カブとしての収穫は可能でしょう。

トマト_2016_10_04_6

 トマト(ホーム桃太郎EX)にもやっとまともな花房が着きました。但し、まともなのはこの1株だけですが。

ジャガイモ_2016_10_04_7

 そして、ジャガイモ(デジマ)にも蕾が着きました。それにしても早いですね。初めて育てる品種なので、これで良いのかどうかは判りませんが、秋作は地上部が枯れるまで置いておけば良いので、収穫時期で悩まずに済みます。

エンツァイ_2016_10_04_8

 で、とうとうエンツァイ(空芯菜)の花が咲きました。純白で綺麗ですね。エンツァイはヒルガオ科の植物なので、アサガオに似た花を咲かせます(因みに、サツマイモもヒルガオ科なので同じ様な花を咲かせます)。蕾はまだまだいっぱい着いていますので、気温が急激に下がりさえしなければ、これから花盛りになることでしょう。

 次なる課題は種の採取。一昨年も開花したのですが、そのときは種を採ろうとは考えなかったので、今回が初めての試みとなります。花は白くて大きくて目立つから見付け易いのですが、この密林の中から地味な種を探し出すのは結構根気の要る仕事になるのではないかと、今から心配しています。それに、出来た種を採り損ねると野良エンツァイの素になりますし。