ニコ、「素直に雑種で良いじゃないですか」

　雨ですよ。朝からずっと冷たい雨。嫌ですねぇ～　エルデのときには「エルちゃん、今日は雨だから散歩は無しだ」で済んでいたのに、ニコが庭でトイレをしないばかりにこの難行苦行。ま、こんな生活も３年目ですから、もうすっかり慣れてしまいましたけどね。

　問題はこの雨が夜の間に大雪に変わるという予報も出ていること。気温が高いので積もるようなことはないだろうと考えていますが、一度積もってしまうと何日にも亘って散歩に支障が出てしまうので、嫌ですねぇ～

　そんな雨の日にも良いことはあります。それは、他のワンちゃんとの遭遇確率が下がり、ニコの引っ張りが弱くなるので心穏やかにいられること。実はニコ自身も雨は嫌なんですよ。今日みたいなショボショボ雨でも引っ張りが弱くなりますし、雨が強くなるに従って歩みが鈍くなるので判ります。嫌なら散歩しなけりゃ良いのにと思いますが、それでも散歩したいという気持ちの方が強いんでしょうね。

　そんな雨嫌いの犬を連れてトボトボ歩いていると、暇なので頭の中を様々な考えが駆け巡ります。で、ニコの犬種問題を解決する妙案が閃きました。「犬種は何ですか？」と訊かれ、「元野良犬なので誰にも判らないんですよ」と答えるのにも厭きましたので、次からはコーイケル・ホンディエと答えることにします。ええ、大谷翔平が飼ったことで有名になった、あのコーイケルです。「あれ、もっと毛が長くありませんでしたっけ？」と問われたら「この子はスムースコートなんです」と答えれば済むことですし、「随分と大きいんですね」と指摘されたら「大谷のはまだ子犬ですから」と切り返します。実際のコーイケルは成犬でもニコの半分しかないのですが、な～に、どうせ実物を見たことのある人なんか居ないんですから。

エルデ、不穏な空の下を呑気に歩く

　午前中からみぞれが降り始めるという予報でしたがそうはならず、取り敢えず今日の散歩は無事に済ませることが出来ました。なんだかんだ言ってもエルデを散歩に出せさえすればその日の厄介事の半分は片付いた様なものなので、これは非常に助かりました。

　その後１７時頃になって雨が降り始め、この時点で日本気象協会の出した予報が一番正確だったことになりますし、その日本気象協会の予報よりも現実の方が状況は良好で、これは期待が湧きますね。１８時になって大雪警報は出されましたが。

　そして只今の時刻は２２時。２１時頃に一時的に雪が舞ったので庭にブルーシートを敷いてきましたが、今はまた雨に戻っています。せかくブルーシートまで敷いて、これでこのまま雪にならなければバカみたいですが、雪掻きやエルデの散歩で何日間も雪に悩まされることを思えばそんなこと何でもありません。お願いだからこのまま降らないで。

　という願いがどこかに届いて仮に雪がふらなかったとしても、明日も雨が降り続くことには変わりが無く、そうなると散歩させられないので終日エルデのトイレの心配をしなければなりません。何故そんなにエルデのトイレが問題になるのかと言うと、雨が降っているとウンチをしないから。何故しないかと言うと、雨が嫌いだから。水に入って鳥を回収してくる為に作られた犬種のくせして、雨に濡れるのが嫌ってのは如何なものでしょう。まぁ、水に濡れるのが大好きで、水を見るや端から飛び込むようになられたらもっと困りますが。

エルデ、台風便秘

　いよいよ台風１８号が近付いてきましたが、雨に関して言えば一日中降り続いていた昨日に比べ、今日の昼間は殆ど止んでいたので助かりました。

　雨が降って何が困るかと言うと、エルデのトイレ。庭に出してさせるのですが、雨に濡れるのが嫌いなエルデはとにかく早く帰りたくて、ウンチをしてくれないんです。

　昨日なんか朝から一度もしないで、そろそろ寝ようかという段になってから外へ出せと要求したんだから、ご本人だってしたかったのでしょう。それでもしないで帰ってくるんですから、エルデの雨嫌いにも困ったものです。

　ご主人様の代わりに水に入って鳥を回収しくるレトリバーが、水に濡れるのを嫌ってどうするの。と言って、雨の日に散歩へ連れてけと言われても困るんですが。

エルデ、梅雨を呼び寄せる

　①曇っている、②気温が低い、③夕方から雨が降るといった理由から、今日の散歩は午前中にすることにしました。

　とは言うものの、雲の厚さは刻々と変わり、薄く陽が射せば暑くはなります。その所為でしょうか、今日は久しぶりのコースを選んだのですが、あまりクンクンに熱心ではありません。

　しかも、雨に降られるのが嫌だからこそ午前中に移した散歩なのに、突然雨が。それも、家から一番遠い地点を歩いているときに。

　こんなとき、エルデの雨嫌いは役に立ちます（雨犬なのに雨嫌い）。「エルデ！　帰るぞ！」のひと言で一目散に家へと向かってくれるのですが、悔しいことに、大抵は家に辿り着いた途端に雨が止むのです。

 

　最後に蒔いた枝豆の種が発芽し始めました。折しも梅雨入りではありますが、これで種を腐らせずに済みます。

　そしてこちらはオクラ。なんとなく実は着いてはいるのですが、本体が全然生長しません。更に、その実が異様に硬いのです。

　このオクラは去年育てたオクラから採取した種を育てたもの。そして去年のオクラは一昨年育てたオクラから採取した種を育てたもの（一昨年育てたオクラは苗を買ってきたもの）。つまり今年のオクラはＦ３ということになります。先日の野良トマトの話と同じで、要するに初代のオクラが固定種ではなかったのでしょう。

　オクラなんてそんなに食べないので、無ければ無いでも良いのですが、そう割り切るのも寂しいので、苗を買ってきて植え直すことにします。