エンツァイ、傍若無人

ホウレン草種_2020_09_29_1

 一昼夜水に浸けておいた後(途中何回か水を換える)、湿らせたキッチンペーパーとラップで包んで冷蔵庫の野菜室に入れて2日目のホウレン草のタネです。チラホラと白い根が頭を出しているのがお判り頂けるでしょうか。所謂「芽出し処理」ですね。もう1日待っていればもっと発根するのですが、そうすると急に根が伸びてそれはそれで厄介なことになってしまうので、この状態で蒔いてしまいました。

白菜_2020_09_29_2

 次に行ったのが白菜とレタスへの農薬散布。去年、気付いたときには白菜がアブラムシの大群に集られていて、農薬を撒いても撒いても根絶出来ず、結局は何株かを廃棄せざるを得なくなったという苦い経験がありますから、初期防除は必須です。但し、レタスには少し集っていましたが、白菜には見当たりませんでした。

カブ_2020_09_29_3

 続いては知らぬ間に大きくなってしまったカブの間引き。生長の様子を見ながらもう1回くらい間引くかも知れませんが、取り敢えずはこのままいきます。

エンツァイの根_2020_09_29_4

 ところで、春菊も2回目の間引きを行って土寄せしたのですが、春菊の畝を鎌で掘ると白い根がいっぱい出てくるんです。これは隣に居るエンツァイ(空芯菜)の根に違いありません。ここはエンツァイ畝との中間地ですが、試しにと思って春菊畝の反対側を掘っても出てくるんです。恐ろしい生命力ですね。

 と、驚いてばかりも居られません、要するにエンツァイの根が密集している場所で春菊は生長しなければならないということですからね。せっかく春菊の為に入れた肥料をエンツァイに横取りされるということもありますが、それ以上に、他の植物の根の存在にはアレロパシーという問題も絡んできますから。

ミニトマト_2020_09_29_5

 その点に関しては思い当たることがあるんです。これは先月2株植えたミニトマトなんですが、黄色い線を挿んで左右の株の生長具合の差をご覧下さい。ヒョロヒョロミニトマトの左側でモサモサしているのがエンツァイです。勿論、ヒョロヒョロ側の苗が偶々ハズレだったという可能性だってありますが、何となく因果関係を感じさせるじゃありませんか。エンツァイの根がどこまで伸び広がるのか知りませんが、来年からは他の作物と離して植えなければいけませんね。

雷雨、絶品ピザを生む

 どこにも売られていないので、仕方無く通販で注文しておいた彩音(キャベツ)の種がやっと届きました。

キャベツ種_2016_08_23_1

 でもこれ、まだ代金を払っていないんですよね。コンビニ払いを選択したので、支払番号がメールされて来るのかと思いきや、何のアクションも無いままいきなり商品が郵送されて来ました。タキイの通販を初めて利用するので、どういう流れになっているのかサッパリ解りません。

 とは言うものの、届いてしまえばこっちのもの。既に蒔き遅れ気味だったので、早速蒔いてしまいました。

キャベツ_2016_08_23_2

 まさか「商品を返せないのなら100万円払え」なんてことにはなりませんよね?

土砂降り_2016_08_23_6

 なんてことをしていたら、いきなりの土砂降り。今日の雨に比べたら、昨日の台風の雨が子供騙しの様。雷もドンガラガッシャンと落ち続け、エルデは怯えるし、私も怖いし、大変なことになりました。

 こうなってしまうともうエルデを車に乗せて避難することも出来ないので、気を紛らす為、ピザを作ることにしました。

 前回初めて作った発酵生地は水分量が多過ぎてベタベタで扱えず、ならばと打ち粉(強力粉)を使ったら煎餅の様な焼き上がりになってしまったので、今回はいつも作っているクリスピータイプの生地材料(強力粉150g、水90ml、食塩3g、オリーブオイル小さじ2)にドライイースト3gを追加するという方法で再挑戦です。

ピザ_2016_08_23_3

 これが一次発酵が終った段階の生地。水分が少ないので生地が硬く、充分に捏ねることが出来ないので膨らみも弱いし、全体的に粗い感じがしますよね。これはまた違った意味でカチカチの焼き上がりになるんじゃないかと覚悟していたのですが、意外や意外、

ピザ_2016_08_23_4

縁を指で摘まむと凹むではありませんか。

ピザ_2016_08_23_5

 ほら、断面だってパン状に膨らんでいるでしょ? 食感だってフンワリモチモチで、これなら市販されているピザは勿論、ピザーラやドミノにだって引けは取りません。定番レシピになりますね、これは。

ボケとブドウとシクラメンの種、ものは試しで蒔かれる

 ピンボケですが、これが何の実かお判りになるでしょうか。

ボケの実_2013_11_11_1

 断面図はこうです。

ボケの実_2013_11_11_2

 実はこれ、ボケの実なんです。私も初めて目にしたように思いますが、リンゴとカリンの中間の様な匂いがします。これをホワイトリカーに漬けた果実酒は「果実酒の王様」と呼ばれているとかで、整腸作用から疲労回復、果ては慢性リウマチまで様々な薬効があるそうですが、リンゴだけならともかく、カリンの匂いが混ざった酒なんかとても飲めないので、私には利用価値がありません。

 ならばどうして採って来たのかと言うと、この種を蒔きます。蒔いて育てて花を咲かせます。この実が生っていたのは咲き分けの樹で、原生種ではないので親と同じ様な花は咲かせないでしょうけど、ものは試しでやってみます。

 こちらも「ものは試し」で、今年食べたブドウの種、ロザリオビアンコ、シャインマスカット、そして甲斐路の種を蒔きました。どんなものでも種を蒔くときはワクワクするのですが、ブドウもボケも来年の春にならなければ発芽しないので、それまで乾燥しないよう監視を続けなければならず、長い道程です。

 あっ、そうそう、今日はシクラメンの種も蒔きました。シクラメンは今年の春にも蒔き、発芽はしたものの、大きくならずに枯れてしまったので再挑戦です。

本日の散歩、5,268歩。距離3.772㎞。累積1,578.131㎞。