私、髪を切りました。って、単に散髪に行ってきたってだけの話なのですが、その裏には複雑な人間関係が潜んでいるのです。
30年前に東京から山梨に帰って以来、ずっと或る美容師さんにお願いしていて、黙って椅子に座れば気に入った髪型にしてくれていたのですが、10年程前にその方が店を移ってしまい、途方に暮れた私は取り敢えず近くに在る美容院へ行ってみることにしました。
それがチャッピーちゃんの家だったのです。このチャッピー美容室、予約は必要無いし、曜日さえ選べば待つことも無く、私にとっては理想的だったのですが、唯一の問題はここのおやじが顧客の要望を無視すること。事細かに長さを指示して切らせ、「こういう髪型にしてね」と頼んでも、次に行くとまた魚屋のおやじの様な髪型にするのです。そんなことを何回も繰り返し、徐々に怒りが溜まり続け、最後には五分刈りの様な短髪にされた私は見切りをつけることにしました。
そしてどこへ行こうかと迷った結果、次に目を付けたのがロック君の家。そう、ロック君の家も美容院だったのです。
そして今日がロック美容室2回目。初回は左右の後ろ髪の長さが違っていたり、私の希望より大分短くされたりして、ここもかと、もう髪の毛を切りに行くのが嫌になるくらいストレスだったのですが、意外にも今回はガッカリするくらいまともで、暫くはロック美容室へ通ってみようと思っています。
でもね、考えてみて下さい。どちらも犬仲間で、家も近く、散歩していれば出会うことだってある訳で、「ウチに来てないのにどうして髪の毛が短くなってるんだ」ということになるじゃありませんか。これでロック美容室もダメとなると、どんどん世間が狭くなってしまいます。
人間も?!
明日は雪になるという予報で、しかもその後には寒気がやって来て極寒になるという予報まで出ていて、急遽畑の寒さ対策を行うことにしました。
雪が降って一番困ることは、トンネルの上に雪が積もり、重さでトンネル支柱が折れてしまうこと。なので、玉ネギ以外のトンネルを全て外してしまいます。
先ずはレタスのトンネル。トンネル内に残っているのはこのメルボルンが1株だけ。まだ結球しておらず、収穫しても食べられないのでこのまま凍ってもらいます。
続いてはキャベツのトンネル。残っているのはもう収穫可能な四季どりキャベツが4株と、まだ収穫出来ない彩音が4株。四季どりキャベツを1株収穫し、残りには不織布をベタ掛けしておきました。
それにしても、写真の3株はどれも同時に種を蒔いた彩音なのですが、この大きさの差。何が違うのかと言うと、苗の定植時期です。大きいのを植えたのが10月4日で、小さいのが10月31日。正確に言うと、大きいのは1回しか轢かれていないけど、小さいのは2回轢かれたという違いもありますが、定植時期がどんなに大事かが良く判ります。
やっと大きくなったカリフラワーを収穫し、
残っている長ネギも全部収穫してしまいました。去年は畑に置いたまま冬を越せましたが、今年は無理みたいなので(寒さで凍ってしまう)、新聞紙で包んで保存しておきます。
不織布をベタ掛けしておいた白菜も寒さで大分やられています。7株残っている内の5株を収穫し、こちらも新聞紙で包んで保存しました。残りの2株には不織布を3重に掛けておきましたが、その程度では寒さから守ることは出来ないでしょう。でも、全部収穫してもダメにするだけですし、外側が凍っても中心部は生き残るので無駄にはなりませんので。
最後に、玉ネギのトンネルの上に透明のビニールマルチを上掛けしました。勿論、両端は開けてあります。
いえね、防虫ネットや不織布のトンネルだと上に雪が積もってしまいますが、ツルツルのビニールだったら雪が滑って落ちるんじゃないかと、前から1度実験してみたかったんですよ。これが上手くいったら、ソラ豆やエンドウにも使えますからね。
ただ、下の防虫ネットごと張り直すのなら、トンネルの両端も覆ってしまうのならもっと綺麗に張れるのでしょうが、ビニールマルチだけをピンと張るのは至難の業で、皺が寄っているんです。これがどう影響するか…
そうそう、あれだけ大騒ぎしていたソラ豆とエンドウには何もしていません(時間と資材が無くて)。彼等は寒さには強いので、耐え抜いて貰いましょう。