エルデの場合、生後2ヶ月

柿_2014_11_19_1

 柿の樹です。写真が小さいので判り難いかも知れませんが、熟した柿の色が初冬の景色を飾っています。

 今年は柿が豊作だということで、確かに散歩中に眺める柿の樹からもそんな印象を受けます。但し、柿には隔年結果と言って、豊作と不作を1年おきに繰り返す性格が強く、今年が豊作ということは、来年は不作だということになります。

 ところで、隔年結果は柑橘類にも起きる現象で、去年初めて7個の実を着けた我が家のミカン(宮川早生)に、今年はいきなり20数個の実が生って驚いていますが、これって来年はダメっていうことなんでしょうか。

 そう言えば、ご近所さんの庭のミカンの樹が(確かこれも宮川早生)、去年は枝もたわわに実っていたのに、今年は5個くらいしか実を着けていません。ミカンもそんなに食べないので、生らなきゃ生らないでも良いのですが、なんだか心配です。

 などということを考えながら、今日も速歩散歩にいざ出発したのですが、やはりこいつが邪魔をします。

エルデ_2014_11_19_2

エルデ_2014_11_19_3

 楽しそうで良いですねぇ… 

 エルデの名誉の為に一応補足しておきますが、本気で休み無しに歩くつもりなら「付け!」と一言言えば済むことで、こうやってヘラヘラしているのは私がそれを許しているからです。だって、臭いをクンクン嗅ぐのだってエルデのお楽しみですからね、それを禁止してしまうのは可哀想じゃない。それに、休み無しに速歩し続けるのは私だって辛いし。

 という飼い主の甘やかしの結果、飼い主を引っ張るわ、飼い主と違う方向へ行こうとするわ、こいつの散歩の作法は滅茶苦茶です。そもそも、飼い主の前を歩くなんて犬として失格! 次の犬を飼うときは、仔犬の頃から厳格に仕込みましょう。って、そいういう散歩を楽しいと思えない、全ては飼い主の責任なんですよね。

 因みに、犬が飼い主を無視して歩くのは、犬としての教育が為されていないからです。生後6ヶ月まで親兄弟と一緒に育った犬は、何も教えなくても飼い主の前を歩くことは無いそうです。

ブドウと柿、蜂はどっちに魅力を感じるか

ブドウ_2014_05_29_1

 品種は判りませんが、ブドウの花房です。もう花が散り、これから実の粒が膨らんできます。

 エルデと散歩していると、ブドウ畑でお爺さんが、カラフルなおろし金みたいな形状のものでこの花房を擦っているので、何をなさっているんですかと訊くと、ブラシで花殻を落としているとのことでした。

 花殻を残しておくと、それが雨に濡れたりして病気の発生源になるのだそうです。ブドウは受粉しなくても結果するので、他の果樹より簡単じゃないかなんて思っていたのですが、大変なことですねぇ…

柿_2014_05_29_2

 一方、これは柿の花です。柿の樹なんて身近に幾らでも在るのですが、こんな白い花弁が着いていることを初めて知りました。

 タンポポが桃畑で咲いても害は及ぼさないが、柿畑で咲くと実が生らなくなるという話を聞いたことがありますが(要するに、桃の花は綺麗で目立つので、蜂はタンポポではなく桃の花の方に寄って来て受粉してくれるけど、柿の花はタンポポにも劣るので蜂が寄って来ないということです)、確かにこれではタンポポの方が魅力的ではありますね。

 でも、柿も受粉無しで結果する果樹なので、蜂に無視されたところで痛くも痒くもない筈なんですが… (但し、受粉果の方が美味しくなるそうです)

本日の散歩、6,545歩。距離4.686㎞。累積2,168.145㎞。

熟柿にイモ天、血糖値は大丈夫か!?

 渋抜きした柿の美味しさに気を良くし、樹上で完熟(過熟?)した柿をひとつ捥いできました。問題はこれの渋が抜けているのかという点。

熟柿_2013_11_17_1

 断面に渋の抜けた証拠のゴマも見えるので大丈夫でしょうとスプーンで掬って口に運ぶと、おお、私好みのトロトロ食感と、果物としては過剰な程の甘さ。柿って可哀想な果物ですよね。これにせめて香りがあれば、もっと人気が出るだろうに。って、かく言う私も、年にひとつも食べれば十分という程度ですけど。

天麩羅_2013_11_17_2 

 と書いていて、「そうだ、柿の天麩羅ってのも老人向けスイーツとしてアリかな?」と閃きましたが、こちらは安納芋の天麩羅。これまで焼き芋でばかり食べていましたが、今日はイモ天です。本当は電子レンジで糖化処理してから揚げるつもりだったのですが、忘れて生のまま揚げてしまいました。

 でも、お蔭で糖化処理が有効であることが判りました。焼芋ほどの甘さがありません。それでも、ベニアズマよりネットリしていて食べ易いし、ベニアズマで作る天麩羅より甘いし、これはこれでOKでしたが、次は忘れずに糖化処理してみましょう。

本日の散歩、4,472歩。距離3.202㎞。累積1,596.018㎞。

渋柿、甘くなる

 干し柿用に採ってきたものの、熟し過ぎていて吊るすには難ありであったものを渋抜きしていたのですが、1週間以上経って柔らかくなってきたので食べてみました。

 渋柿の渋抜きには色々な方法があるのですが、要するに柿の呼吸を人為的に止めると柿内部にアセトアルデヒドが発生し、これが柿渋の素であるタンニンを不溶性にする訳です。干し柿は渋抜きした上で水分を抜き(柿表面の果肉が乾燥してバリアを作り、これが呼吸を止める)、糖度を上げ、更には保存性を高めるという生活の知恵ですね。

 という色々ある渋抜き方法の中から、今回はアルコールをヘタに垂らしてからラップで包み、それを更にポリエチレンの袋に入れて冷蔵庫の野菜室に放置するという方法を採用しました。アルコールには焼酎を使うのが一般的ですが、風味着けにもなるということなのでウイスキーを使いました。

熟柿_2013_11_16_1

 どうです、トロトロで美味しそうでしょ? 因みに、果肉の中に見える黒い斑点(通称「ゴマ」)が不溶性になったタンニンです。私としてはもっとトロトロになって、発酵が始まったくらいの方が好きなのですが、これはこれで十分に美味しゅうございました。但し、ウイスキーの風味なんかどこにも在りませんでしたし、若干の渋味が舌の上に残りましたが。低温下に置いておいたので、反応速度が鈍いのかも知れません。

 

富士山_2013_11_16_2

 知らぬ間に富士山が雪を被っていました。いよいよ冬ですね。

本日の散歩、6,192歩。距離4.433㎞。累積1,592.816㎞。

柿、ブドウに化ける

 昨日の話題に取り上げた植物の不思議、葉っぱの形が違う柿の苗の謎に、早くも一定の解答を見出すことが出来ました。結論から申し上げましょう、あれは恐らくブドウの苗です。

 昨日のブログをアップしてから考えたのです、いくらなんでも葉っぱの形があんなに違う柿の品種があるのだろうかと。第一、蒔いた種は食べた柿の種で、しかも食べたのは全て見知っている樹から採れた柿で、あんな形の葉っぱが茂っている樹は1本もありませんから。

 では何の種なんだと考えている内に徐々に思い出してきました。あの柿の種を蒔いたポットはそもそも去年ボケの挿し木をしたもので、そのボケの枝が枯れてしまってからも暫くは箪笥の上に置かれていて、果物を食べて種が出てくる度に面白がって埋めていたことを。

 可能性の有る果物をあれこれ思い浮かべ、そう言えばと辿り着いた結論がブドウです。ブドウ(恐らくは巨峰)であれば、あの葉っぱの形も納得がいきますからね。我が家では夜、酒の摘みに果物を食べることも多く、酔っ払った私が実験と称して埋めたのでしょう。それが暫くしても発芽しないので諦め忘れていたところに柿の種を埋め、時期が来て一緒に発芽したというのが正解だと思います。

 でも、考えてみても下さい。ブドウを食べたのは去年の8月か9月ですよ。そんなものが今頃発芽するとは誰も思わないでしょ? 今回はたまたま後に柿の種を蒔き、発芽まで数ヶ月掛かることを知っていたので水を遣り続けていましたが、そうでなければ今頃庭に捨てられ、やっと芽を出した苗は雑草として始末されていたことでしょう。

 もしもこれが本当なら、何だかもの凄い運命を感じてしまいます。でも、この苗を育てるかどうかは決めていません。だって、わざわざ育てなくても巨峰なんか毎年貰えますし、どうせ育てるのならもっと珍しい品種の方が良いんだもん。因みに、下の写真はネットで見付けた巨峰の苗です。

巨峰の苗_2013_04_25_5

 

 枕が長くなりましたが、レタスの苗を定植しました。

レタス_2013_04_25_1

 そして、ジャガイモの畝に施していた霜除け用のトンネルを外し、芽掻きと土寄せをしました。

ジャガイモ_2013_04_25_2 芽掻き前

ジャガイモ_2013_04_25_3 芽掻き後

 種イモを切り分けずに埋めたので、芽も結構な数が出ていて、掻き取るのに一苦労です。引っこ抜いた芽にも根が付いていて、これを植えたらジャガイモが出来るんじゃないかという考えが脳裏を過ったことを否定はしませんが、場所が無いので止めておきました。

本日の散歩、5,709歩。距離4.088㎞。累積1,108.942㎞。

柿、ニュータイプ?

 予報では朝から雨ということだったので諦めていたのですが、起きたら偶然にも止んでいたので散歩することが出来ました。

エルデ_2013_04_24_1 (イメージ)

 朝の散歩へ行けないと一日中かけて何回もウンチをさせないとならず、しかもそれは当然雨の中で行われる訳で、なかなか困難な作業となります。なので、トイレ回りに行けたのはラッキーでしたが、途中からポツリポツリと降りだし、慌てて戻る羽目になりました。ま、少ない運動でご飯にありつけたエルデにとっては、こちらの方がラッキーだったことでしょうが。

 

 さて、昨日に続いて植物の不思議です。

柿_2013_04_24_2

 これは或る植物を種から育てたものなのですが、何だと思います? 詳しい方なら葉っぱの形で判るかも知れませんが、右側は柿です。では左側は何でしょう。答えは、これも柿です。以前、食べた後の柿の種を蒔いておいたら発芽したというネタを書いたことがありましたが、生長して本葉が出てきたらこんなことになっていました。しかも、6鉢の内5鉢までもが左側の葉っぱの形をしています。

 柿は実生で育てる(種から育てる)と先祖返りして渋柿になるとは聞いていましたが、まさか葉っぱの形が変わってしまうとは思ってもいませんでした。一般的に目にするのは右側の形なのですが、ギザギザ葉っぱの品種もあるのでしょうか。またまた謎が増えてしまいました。

本日の散歩、拡張版トイレ回りで2,093歩。距離1.499㎞。累積1,104.854㎞。

柿、個室を与えられる

 1月に蒔いた柿の種が、こんな塩梅になりました。双葉だけでなく、本葉が出てきた株もあります。

柿_2013_04_06_1

 このままにしておくと根が絡み合って分離するのが困難になるので、今の内に小分けしてしまうことにしました。土ごとポットから抜くと、根はこんな具合になっていました。

柿_2013_04_06_2

 さすがに大木に育つものだからか、細かいひげ根は無く、直根が真っ直ぐ伸びた逞しそうな姿をしています。この直根が伸びれば樹が高く育つのだそうで、高く伸ばす必要の無い盆栽や鉢植え樹木は敢えて切ってしまいますが、それはまだ先の話です(って言うか、これを育てるかどうか決めてませんが)。

 全部で10株ありましたが、状態の良い株を6本植え替えました。

柿_2013_04_06_3

 桃栗3年柿8年と言われているように、実生の樹(種から育てた樹)は実が成るまで多大な時間が掛かりますが、接ぎ木するとそれが半分くらいになるそうです。ですので、後に蒔いた百目柿の種が発芽したら育てますが、その時の為にこの苗は接ぎ木の練習台にしようと考えています。だって、これから育てたら実が成る前にこちらが枯れてしまうかも知れませんもの。

本日の散歩、4,899歩。距離3.508㎞。累積1,042.606㎞。

モクレン、嵐に散る

モクレン_2013_03_18_1

 満開になった庭のモクレンが、今日の強風で早くも散り始めてしまいました。

モクレン_2013_03_18_2

 今年は何年かぶりに霜害も受けず、純白の花を咲かせていたのに。モクレンの花弁って厚くて丈夫で、掃除しない限りいつまでも残り続けるんです。しかも、茶色く汚らしく変色して。白モクレンの花は好きだけど、綺麗なのは一瞬で、あとはひたすら花弁を拾い集める日々が続くのです。

 

 干し柿を食べて残った種を1月に蒔いておいたのですが、やっと発芽しました。

柿_2013_03_18_3

 ただ、あまりに昔のことで、何の種類の種を蒔いたのか忘れてしまいました。せっかく発芽してくれても、これでは育てられません(接ぎ木の練習に使ってみようとは思っていますが)。

 でも大丈夫。実は百目柿の種を濡れティッシュで包み、冷蔵庫の野菜室に寝かせておいたのです。こんなに簡単に発芽するのならと、今度はこれを蒔きました。甘柿の種を蒔いてもどうせ出来るのは渋柿ですから、それだったら大きな実が採れる方が良いですからね。但し、この百目柿が発芽しても、育てるかどうかは判りません。柿って、あまり魅力を感じないんですよ。花も綺麗じゃないし。

本日の散歩、4,660歩。距離3.337㎞。累積972.318㎞。

ワゴンR、退場処分

 今日は奥さんのワゴンRの車検の日。それに先立ち、例のリモコンキーの電池切れアラームの件をスズキのお客様相談室に電話して訊いてみました。回答は「ドアロックの開閉を3回行ってくれ」というものでした。それはもうやったと言うと、「予備キーの方の電池切れが影響しているかも知れない」と応えるので、そうか、電池交換していない予備キーが電池切れ信号を出しているんだなと納得し、お礼を言って電話を切り、予備キーを屋内に残して試してみたところ、やっぱりダメでした。

 これ以上こんな下らない問題で頭を悩ませるのは嫌なので、車検をお願いする車屋さんへ持っていき、これこれこういう問題が発生してこれこれこういう作業を行ったけど解決しないのよと話すと、「判りました、直しておきます」で解決してしまいました。どうもリセットする方法があるようですね。と言うか、電源(バッテリー)を切ってしまえばリセットされるんじゃないでしょうか。

 というような用事を済ませ、代車のビッツで帰宅し、車を車庫に入れようとして思わず驚きの声を上げてしまいました。なんと、バケツに山盛りの柿が置いてあるではありませんか。

柿_2012_11_12_1

 去年柿を下さったご近所さんが、不作の年だけど収穫してみたら沢山採れたからとお裾分けしてくれたことが後に判りましたが、その数46個。これをいったい私にどうしろと言うのよ…

 困っていても仕方が無いので、ヘタを取り、洗って皮を剥き、紐で縛って吊るしましたけど、3時間掛かりました。腰が痛い!

 

 そろそろ周りの山々が紅葉で色付いてきましたが、散歩中に見事なイチョウの樹を見付けました。

イチョウ_2012_11_12_2

 いえ、それ程の大木ではありませんが、普段目にしているのが無残に刈り込まれた街路樹ばかりですので、たまに自然の樹形のイチョウを見ると素直に美しいと感じます。

街路樹_2012_11_12_3

 確かに、落ち葉やギンナンを掃除しなければならなくなるという問題はありますが、だったら街路樹なんか、しかもイチョウなんか植えなきゃいいのに、と思うのは私だけでしょうか。

本日の散歩、4,826歩。距離3.455㎞。累積600.3㎞。

苦労、ひとつも実らず

 もしかしたらブーちゃんに会えるかもしれないと思い、今日はいつものお散歩コースを少し外れ、ブーちゃんのお家の方へ行ってみました。

 ブーちゃんのお家はエルデのお散歩コースの内のひとつの、道路を挟んだ反対側に在るみたいで、その付近には桜並木も在って、以前から一度行ってみようと思っていたものの、道路を渡るのが大変なので果たせずにいた場所なのです。

 ところが、勿論ブーちゃんにも会えませんでしたし、そこには例のセンダングサの群生地で、エルデを歩かせるのも一苦労。しかも、帰りのルートと考えていた反対側の土手は、なんと未舗装の雑草地。そんなところをエルデに歩かせる訳にはいかないので、初めての場所を、車の通りの少ない、歩道のある道を探しながら歩いていたら、遭難しそうになりました。

 それはそれとして、ブーちゃんが検査入院してからもう1週間。検査結果はどうだったんでしょう。何でも無ければ良いのですが…

 

 そんな命がけの散歩を終えた後、エルデを洗いました。首輪を外して浴室へ呼ぶと、エルデはいつもの様にドアの前で佇み、恒例の明子姉ちゃんをします。

エルデ_2012_11_10_1

 でも、ドライヤーが替わって拷問時間が大幅に短縮されたことがエルデの心理的苦痛を軽減したのか、今回は比較的素直に入ってきました。

 それはそれで良いのですが、シャンプーしていると、エルデの身体のあちこちにセンダングサの種がくっ付いているのが判ります。あんなに注意して歩かせたのに… 洗いながらかなり取り除きましたが、まだ残っているので、今夜はこれからお宝探しです。

 

 ご近所さんから柿を大量に頂きました。

柿_2012_11_10_2

 こうなると判っていたら、あんなに苦労して干し柿の原材料を仕入れなくても良かったのに。って、こちらは甘柿ですけどね。でも、甘柿を干してはいけないってこともないんでしょうね。こんなに生食で消費するのは無理なので、枝が残っているものだけでも干してみましょう。渋柿の方が糖度は高いという話ですが、さてどうなることでしょう。

本日の散歩、死の彷徨で7,199歩。距離5.154㎞。累積592.941㎞。