組長、氏子総代になる

 事情を話せば長くなるので省きますが、ひょんなことから地域の神社の氏子総代を引き受けざるを得なくなり、今日は初仕事として新嘗祭に参加してきました。新嘗祭とは要するに収穫祭で、今年の収穫を神に感謝して供える祭りです。積極的無神論者の私としては、かような神事に参加するのは不本意なのではありますが、これも付き合いなので致し方ありません。

新嘗祭_2012_11_23_1 神楽

 

 11月2日に吊るした柿を食べてみました。

干し柿_2012_11_23_2

 干し始めてからちょうど3週間。まだ中はトロトロで、干し柿としては成立していませんが、渋は完全に抜け、甘くて美味しいです。

 これは百目柿。高級品種だから激甘かと思ったら、去年普通の渋柿で作ったものの方が甘かったような気がします。まぁ、ろくな手入れもされていない樹から採った(盗った?)柿ですので、元々の糖度が低いのかも知れませんね。実際、農家が収穫用に作っている百目は、これより遥かに巨大ですから。これから更に水分が抜ければ、更に甘くはなるとは思いますが。

 そうそう、去年は謎だった干し柿とアンポ柿の違いが判りました。アンポ柿とは単に水分を抜き切っていない干し柿、つまりは今回試食したこのトロトロ柿がアンポ柿そのものということですね。

本日の散歩、4,151歩。距離2.972㎞。累積636.291㎞。

ワゴンR、退場処分

 今日は奥さんのワゴンRの車検の日。それに先立ち、例のリモコンキーの電池切れアラームの件をスズキのお客様相談室に電話して訊いてみました。回答は「ドアロックの開閉を3回行ってくれ」というものでした。それはもうやったと言うと、「予備キーの方の電池切れが影響しているかも知れない」と応えるので、そうか、電池交換していない予備キーが電池切れ信号を出しているんだなと納得し、お礼を言って電話を切り、予備キーを屋内に残して試してみたところ、やっぱりダメでした。

 これ以上こんな下らない問題で頭を悩ませるのは嫌なので、車検をお願いする車屋さんへ持っていき、これこれこういう問題が発生してこれこれこういう作業を行ったけど解決しないのよと話すと、「判りました、直しておきます」で解決してしまいました。どうもリセットする方法があるようですね。と言うか、電源(バッテリー)を切ってしまえばリセットされるんじゃないでしょうか。

 というような用事を済ませ、代車のビッツで帰宅し、車を車庫に入れようとして思わず驚きの声を上げてしまいました。なんと、バケツに山盛りの柿が置いてあるではありませんか。

柿_2012_11_12_1

 去年柿を下さったご近所さんが、不作の年だけど収穫してみたら沢山採れたからとお裾分けしてくれたことが後に判りましたが、その数46個。これをいったい私にどうしろと言うのよ…

 困っていても仕方が無いので、ヘタを取り、洗って皮を剥き、紐で縛って吊るしましたけど、3時間掛かりました。腰が痛い!

 

 そろそろ周りの山々が紅葉で色付いてきましたが、散歩中に見事なイチョウの樹を見付けました。

イチョウ_2012_11_12_2

 いえ、それ程の大木ではありませんが、普段目にしているのが無残に刈り込まれた街路樹ばかりですので、たまに自然の樹形のイチョウを見ると素直に美しいと感じます。

街路樹_2012_11_12_3

 確かに、落ち葉やギンナンを掃除しなければならなくなるという問題はありますが、だったら街路樹なんか、しかもイチョウなんか植えなきゃいいのに、と思うのは私だけでしょうか。

本日の散歩、4,826歩。距離3.455㎞。累積600.3㎞。

ミカンの花一輪、凛と咲く

 10月14日に発見したミカン(宮川早生)の蕾がやっと開花しました。さすがに寒かったんでしょうね。

ミカンの花_2012_11_09_1

 調べてみると、こういう時期外れの花は樹を疲れさせるので、蕾の内に摘み取ってしまうべきものだそうですが、たった一輪ですので咲かせました。真っ白で可憐で、綺麗ですね。但し、着果させるのはマズイでしょうから(どうせ育たないでしょうし)、これで摘み取ってしまいます。

 

 一方、干し始めて1週間経った柿はこうなりました。

干し柿_2012_11_09_2

 今のところカビたりはしていません。去年は1ヶ月経たずに干し上がりましたが、まだフニャフニャで萎んだ柿といったところです。

 しかし、なんですな、干し柿作りと言っても、柿の皮を剥いてぶら下げておくだけですから、2度目になると面白味に欠けます。しかも、驚愕の事実が発覚しました。私が干し柿を好きではないことは前にも書きましたが、なんと!、実は奥さんもそんなに好きではないそうです。おいおい、それじゃどうして私はこんなことしてるんだよ。ま、自作したものは特別ですけどね。。燻蒸用の硫黄をホームセンターで売っていることも発見しましたし、来年は硫黄で燻してみましょうか。

本日の散歩、5,328歩。距離3.815㎞。累積587.787㎞。

玉ねぎ、早くも成功の予感

 今日は玉ねぎの苗を定植しました。

玉ねぎ苗_2012_11_03_1

 これが今年の玉ねぎの苗。去年の苗なんか根が3本くらいしかなかったですからね、良い出来だと言って宜しいのではないでしょうか。やっぱりネギ類の苗は畑で育てた方が良いみたいです。

玉ねぎ定植_2012_11_03_2

 そしてこちらが定植後の畝。去年は写真に撮ると見えないくらいヒョロッコイ苗でしたが、今年のは逞しいですね。畝の位置も今年は陽の当たる位置に作ってありますし、これだったら大丈夫でしょう。

 84本植えるのに3時間近く掛かりました。そりゃそうですよね、1本を1分で植たとしたって84分掛かるんですから。しかも、植え付ける位置を測り、穴あけ機でマルチに穴を開け、根を傷つけないように苗を掘り返し、それから植えるんですから。毎年思うのですが、玉ねぎって種を直播きしちゃいけないんでしょうかね。その方が根を傷つけることも無くなるし、定植する手間も掛からないし、よっぽど賢いやり方だと思うのですが。どなたか植え替えなければならない理由をご存知の方がおられたら、是非ともお教え下さい。

 という孤独な作業をしながらふと顔を上げると、小松菜の上で毛虫さんがお食事をしていました。コラッ!

毛虫_2012_11_03_3

 

 昨日の柿は昨日の内に皮を剥いて吊るしてしまいました。

干し柿_2012_11_03_4

 今日触ってみたら、もう既にシナシナしています。まだ気温が高いのでカビないか心配ですが、去年は11月9日に吊るしていますので、なんとかなるでしょう。

本日の散歩、5,126歩。距離3.67㎞。累積564.978㎞。

柿、揉まれる

 柿を揉みました。あの干し柿を。これもご近所さんに教えて頂いたのですが、干し柿を作るとき、干し過程の途中で揉むんですって。干し過程のどこで揉み作業を入れるのか判らなかったので、毎日触って感触を確かめていたのですが、柿の外側が乾いて表皮様に硬くなり、尚且つ内側が柔らかくなった今がチャンスだと思い、揉みました。揉んでみて解りましたが、こうして支持組織を解して、乾燥し易く、柔らかく食べられるようにするのでしょうね。ポニポニと柔らかく、なかなか良い揉み心地でした。

 それで、ブヨに刺された目は(正確には、刺されたのはおでこですけど)、ステロイド剤と抗アレルギー剤を内服して一日半でこうなりました。さすが、餅は餅屋、皮膚トラブルは皮膚科医ですね。正常時の私を知らない方がご覧になれば、腫れているとは思わないかも知れません。何より、やっと目が見えるようになりました。

お岩_2011_11_20_1

干し柿を作る

 玉ねぎ用の畝を作ろうと畑に向かって歩いていると、ご近所さんが庭で干し柿を作っていました。我が家の近辺は昔からの農家も多く、庭や畑のあちこちに柿の樹が在り、この季節、ベランダに干し柿をぶら下げているお宅も結構目にします。何年か前から私も作ってみたいと思っていたのですが、我が家には柿の樹は無く、買ってまで作ろうとは思わないし(柿も干し柿も、実はそんなに好きではない)、カツオ君じゃあるまいし、いい歳こいた大人が柿泥棒というのも何なので、毎年「作ってみたいな~」で終わっていたのです。もうひとつ、本職の干し柿生産者とは違い、硫黄で燻煙して殺菌するというわけにもいかないので、カビさせてしまうのが心配だったという面もありました。

 それで、ご近所さんに作り方を聞き、ついでに柿をおねだりし、とうとう干し柿初体験です。頂いた柿は13個。調理師でもある私にとって皮剥き自体は何でも無いことなのですが、一気に13個の柿を小さなペティナイフで剥くと手が疲れます。その前に畑を耕していたからということもありますが、たった13個でこれですもの、沢山作るご家庭は大変ですよ。ホームセンターに行くと柿剥き機と称したオモチャみたいなものが売られていて、「皮剥きくらい包丁でやれよ」とバカにしていたのですが、誰かがあれを購入しているところを目にすることがあっても、今後は温かい眼差しを送ろうと思います。

 皮を剥いてしまえば、後は紐で縛って吊るすだけ。どのくらいの期間干しておけば干し柿になるのか知りませんが、今から結果が楽しみです。どうかカビが生えませんように。

 

柿_2011_11_09_1 今日は柿の3変態。明日外に干します。

柿_2011_11_09_2

柿_2011_11_09_3