ニコ、「このお調子者め」

畑_2023_10_21_1

 白菜やキャベツに掛けていたトンネルを外しました。本当は蝶や蛾が活動できなくなる11月になってから外す筈だったのですが、中の野菜の生長が思いの外早く、防虫ネットを持ち上げるようになってしまい、隙間が出来てしまっているんだから掛けておいても意味がありません。トンネルの中をモンシロチョウが飛んでいるのを目にして諦めました。まぁ防虫が必要なのも2週間程度でしょうから、あとは農薬で守りましょう。

 それにしても今回はどれも完璧です。一番の要因は直蒔きして育てた苗がオケラの被害を受けなかったこと。これは今年の異常な暑さが功を奏したんじゃないかと思っています。例年は種が発芽したタイミングでオケラの活動が活発化し、苗を全滅させられていたのですが、今年は少し早く種蒔きしたこともあり、暑過ぎてオケラが地表近くまで上がってこられなかったんでしょう。

ニコ_2023_10_21_2

 夕方、大学の近くをニコと一緒に歩いていたら、擦れ違った女子大生5人組から揃って「可愛い~」と声が掛かりました。私のことかとも思いましたが、常識的に考えればニコのことなんでしょう。勿論ニコはそんな歓声など無視して先を急ぎますので、代わりに私が愛想を振り撒いておきました。

本日までの散歩14,078歩、距離10.08㎞、累積3,458.541㎞

ニコ、「どうしてあんたの雨具だけ次々と増えるんだ?」

ニコ_2022_10_07_1

 寒いですねぇ~ 30℃だった最高気温ががいきなり15℃。昼間はまだ良いのですが、夜中の散歩は冬の寒さ。慌てて防寒着を引っ張り出しました。

 その上にこの雨。私はポンチョを着る都合上、気温が低いのは助かるのですが(汗で濡れずに済む)、ニコちゃんは寒いよね。散歩から帰って、今シーズン初めて暖房を入れました。もっともこれは、雨で湿ったニコを乾かす為でもあるんですが。

ニコ_2022_10_07_2

 ニコはカッパを着るのは平気になりましたが(私がカッパを手にすると、散歩に行けると解って喜びます)、雨に濡れるのは嫌みたいですね。パラパラ程度の雨なら意に介さずにテンションアゲアゲなのですが、本降り以上になると出だしから歩みが遅く、散歩が進むに従って更に鈍くなり、時々立ち止まっては「どうして私がこんな雨の中を歩かなきゃならないんだろう」みたいな表情で遠くを見詰めたりします。引っ張られないのは助かるけど、そういう哲学的な考察は家に帰ってからにして、取り敢えずはとっとと歩いてくれんかね。

ニコ_2022_10_07_3

 まだニコがカッパに慣れていなかった頃、カッパを着せると怯えて殆ど歩かなくなってしまっていましたが、あんな感じなんです。ニコみたいに毛が薄く、撥水機能も持たない野良犬が冬の雨に濡れると命に係わることにもなりかねませんが、古い過去の記憶に怯えているんでしょうか。って、私には不貞腐れている様にしか見えませんけどね。

 この雨、もうひとつ困った問題を孕んでいて、蒔いたばかりの種に水遣りせずに済むのは良いのですが、これはちょっと降り過ぎです。種が流されてしまったらアウトですし、発芽したかどうか確かめに行くことも出来ません。

 更には大根です。恐らくもう発芽していることでしょうが、時間が無かったのでトンネル掛けしてないんです。ダイアジノンが入っているので土中の虫は大丈夫でしょうが、モンシロチョウには無防備です。雨が止んだらとは思っていますが、これだけ降ってしまうと畑に入れるようになるまで何日も掛かってしまいます。多難。

本日までの散歩23,435歩、距離16.779㎞、累積1,302.128㎞

ニコ、「やだ、身体中からヨダレを垂らしてる」

ニコ_2022_06_26_1

 昼の散歩コースをもう一段短くすると昨日宣言したばかりなのに、その舌の根も乾かぬ今日、昨日と同じコースを歩いてしまいました。曇っていて気温も昨日程高くなかったので忘れていたのです。

 それでもニコははしゃいでいましたし、一度も行き倒れることなく帰って来たので、まぁ結果オーライということにしましょう。でも明日からは短くするよ。暑いのはお前だけじゃないんだから。

ニコ_2022_06_26_2

 人間は汗を掻けるので犬より体温調節能力が高いことになっていますが、高温多湿の中では大した意味はありません。逆に水分とミネラル分を奪われる分だけ不利だとも言えます。実際、散歩に1回出るとハンカチがびしょ濡れになりますから。

 以前、畑仕事でどのくらいの汗を掻いているのか実験したことがあったのですが(畑に行く前と帰ってから体重を量り、その差を失った水分量と推定する)、2時間足らずで1.8㎏。一升瓶1本分ですよ! 今度は散歩でもやってみようかな。

ニコ_2022_06_26_3

 その点、この時期の夜中の散歩は天国です。いよいよ半袖短パンで出掛けるようになり、本当に爽やか。そう言えば真夜中の散歩にハンカチなんか持ってってませんね。

 但し、夏になると真夜中にウロつく人間も出てきてドキッとさせられます。去年の夏は野生小動物の気配に驚かされましたが(気配を感じ取るのも驚かせるのもニコ)、でも一番危険なのは人間ですからね。

 実は昨夜も不審な男が歩いていて酔いが醒めました。でも同時に思ったんです、「こんな時刻に懐中電灯で犬を照らしながら歩いている男の方がよっぽど不気味だよな」って。今度誰かに会ったら挨拶しよ。

ジャガイモ_2022_06_26_4

 昼の散歩の帰り道、知り合いが一家総出でジャガイモを収穫している場面にでくわしました。そうね、そろそろ収穫しなくちゃね。ということで、私も残っていた7株分のジャガイモを収穫しました。子供も孫も居ないので私一人で。

 まぁなかなか良い結果じゃないでしょうか。ただ、直径6㎜くらいのトンネルが貫通している芋が2つあったんです。あれは明らかに蟻の仕業ではありません。オケラにしては穴が小さいような気もしますし。じゃぁ犯人は誰?

本日の散歩7,067歩、距離5.06㎞、累積796.171㎞

ニコ、「私はやりたい事しかやらない犬です」

ニコ_2021_12_13_1

 未明近くからどえりゃー風が吹き続けていて、こりゃ散歩なんかにゃ行けんぞと思ったのですが、昼近くになったら急に収まってきてくれたので助かりました。もっとも、風が強いから今日は中止って訳にはいかないのですが。

 しかし、今年は幸運にも台風の影響を受けずに済みましたが、いずれ必ずやって来ます。風が強いとか土砂降りだという以前に、ドアを開けたら家が飛ぶといった状況にもなりかねません。もうそうなったらオムツを履かせて家に閉じ込めておくしかありませんが、そこまでいかなくても私の腰が壊れたとか、面倒臭いので行きたくないとか、どうしても散歩させられない場面もあるでしょうから、何とか庭でトイレを済ませられるようになって貰いたいものです。

ニコ_2021_12_13_2

 と、期待しているだけでは物事は動きません。と言って、どうやってトレーニングしたら良いんでしょう。ニコは我が家にやって来たその日、キャリーから出して庭を歩かせたときにマーキングしたっきり、一度たりとも庭で排泄したことがありません。

 散歩中に排便しているときには「ウンチ、ウンチ」とコマンドを聞かせてはいますが(盲導犬の「ワンツー、ワンツー」と同じ。排尿は速過ぎてコマンドを口にする暇ががありません)、こんなものが効力を発揮するようになるのを待っていたら、それこそ100年は掛かるでしょう。

ニコ_2021_12_13_3

 という排泄トレーニングとは必要性が全く違いますが、呼び戻しが出来るようになったことだしと、今日、新しく「伏せ」をやらせてみることにしました。

 やり方は簡単。お座りさせたニコの鼻先にオヤツを差し出し、オヤツを床の位置まで下げれば勝手に伏せます。エルデはこれを1回やっただけで覚えました。犬には標準装備されていると思っていた「お手」を覚えるまで半年掛かったエルデが。だから楽勝でしょう。

 の筈だったのですが、ニコは伏せません。何回やっても伏せません。う~ん、困ったなぁ、伏せのポーズを取ってくれないことにはトレーニングのしようがないじゃない。今回はオヤツにビスケットを使いましたが、次はもっと訴求力の強いササミちゃんを使ってみましょう。それにしてもニコ、筋金入りだなぁ。

エンドウ_2021_12_13_4

 その強風でエンドウの鳥除けがどうなったか心配だったので畑へ行ってみると、案の定半壊していました。それで取り敢えずトンネルに切り替えたのですが、こんなことなら最初からトンネルにしておけば良かった。

 とは言えトンネルのまま春を迎えることは出来ないので(高さが足りない)、間引きまでには別の方法を考えましょう。

 それにしても小さいですねぇ。発芽して今日でちょうど1週間ですが、まだこんなものです。もう少し大きくなってくれないと冬が越せないかも知れません。

大根_2021_12_13_5

 ついでに大根を初収穫しました。種蒔きが遅れたからか、例年からするとだいぶ短いのですが、太さはもう立派な大根になっています。今年は数が多いので、これでも十分でしょう。さて、初収穫を祝って週末はおでんにしましょうか。

エンドウ、完全防備

ニコ_2021_11_26_1

 夕方の散歩は車と犬が通らない道を厳選したつもりでいて、事実これまでワンちゃんと遭遇することは殆ど無く、遭っても1回だったのですが、今日は何故か6匹のワンちゃんと遭遇しました。

 あの短い道程を同時に7匹の犬が歩いているというのはちょっと異常な感じもしますが、車が通らないので案外人気があるのかも知れません。

ニコ_2021_11_26_2

 それはまぁ仕方が無いとしてもニコ、吠えている相手には端から近付けはしませんが、この子なら大丈夫だろうと踏んだ子にまで吠え掛かって、まるでお話になりません。

 その中の1匹は、以前から遠くで眺めることが何度かあった、恐らくホワイトシェパードのまだ子供だと思うのですが(女の子)、ニコと遊びたくて近付こうとしているのに(飼い主さんがリードを引っ張っているので立ち上がる格好になっていましたが)、そんな子にまで唸ったり吠えたりしたんですよ。バカじゃないの。ブーちゃんと会わせたらどうなるか、目に浮かぶようです。

ニコ_2021_11_26_3

 基本的にニコは他の犬と触れ合いたいんだと思います。だから私を引き摺ってでも近寄りたいんだけど、いざ近寄って相手が友好的でないと「やろうってのか、われ~」になっちゃうんです。相手の身体が大きい場合はこれに更に警戒心も加わるじゃないかと思っています。

 こんな犬に対しては特別はオヤツで釣って飼い主を意識させると本には書かれていますが、興奮した犬に食べ物なんか効きません。じゃぁどうすりゃ良いんだで頭を悩ませている訳ですが、引っ張り防止ハーネスの導入に加え、やっぱり口輪をさせて犬との触れ合いの機会を増やしてやる方が早道なんじゃないかという気がしています。

エンドウ鳥除け_2021_11_26_4

 昨日トンネル掛けが不可能だと判ったエンドウ畝ですが、取り敢えずこうしてみました。合掌式に支柱を立て、そこに防虫ネットを巻いたんです。

 でも、これだとネットが苗に近過ぎて、本当はあまり宜しくありません。いっそのことこの支柱に蔓野菜用のネットを張り、鳥除けと栽培の一石二鳥にしちゃおうかとも考えましたが、やっぱり風除けも欲しいよなぁと思ったりして。また考えます。

大根_2021_11_26_5

 一方で大根とタアサイの畝に掛けてあったトンネルを外しました。大根に土寄せしなければなりませんし、もう虫の心配は要らないでしょうから。

 大根はこんな感じになっています。太さは直径がまだ5cmくらい。でも大根は寒くなっても育ちますので、その内になんとかなるでしょう。早速1回目の土寄せを行いました。

タアサイ_2021_11_26_6

 問題はタアサイの方。作ったことは勿論、買ったことも食べたことも無いので、どうなったら採り頃なのかが分かりません。とは言ってももうこんなにキッチキチになっていますので、順次収穫して隙間を開けるしかありませんが。で、どうやって料理したら良いんでしょう。

エンドウ、無防備

ニコ_2021_11_25_1

 昨日マイクロチップのことを書いていて思い出したのですが、愛犬を殺されてしまった飼い主さんが起こした慰謝料請求の裁判で、請求は認められたのですが、マイクロチップを装着していなかったので愛情深く飼育していたとは認められないと判断されたというニュースがありました。

 そりゃ裁判ですから、愛情という計量不能なものを客観的事象から判断しなければならない難しさは解りますが、毎年のワクチン接種や飼育環境、身体状態ならまだしも、マイクロチップをそれに使うってのは酷いとは思いませんか?

ニコ_2021_11_25_2

 私はエルデにマイクロチップを装着しませんでした。飼い始めた頃にはそんなもの知りませんでしたし、知識を得た頃にはもう必要性を感じませんでしたから。でもニコには入れます。必要性をヒシヒシと感じますので。じゃぁそれをもって私がエルデよりニコの方を愛していると言えますか? じゃぁ愛情を量る客観的事象が何かと言われると私にも分かりませんが。

ニコ_2021_11_25_3

 そして今日、もうひとつ衝撃的なニュースが飛び込んできました。ウチで使っている動物病院に併設されているトリミング室が閉鎖されるんですって。ああ、ニコを洗ってもらおうと思っていたのにぃ~

 そう言えば、最近はあんまり盛ってないみたいだったもんなぁ~ そんなこと言ったら病院本体だって最近は暇そうだし。コロナ禍で完全予約制になったから待合室が空いているんだと思っていたけど、案外経営危機なのかも知れません。

ニコ_2021_11_25_4

 まぁ確かにあそこは料金が高いと評判が悪いし、付近に新規の病院も何軒か出来ていますし、大変なんでしょうなぁ。それでもあそこはエルデを最初にシャンプーしてもらったところなので、ニコもと思っていたのに。まさかニコが来ると察知して急遽閉めることにしたとか。

エンドウ_2021_11_25_5

 ちょっと遅れましたが、エンドウの種を蒔きました。これで今年の作付は全て終了です。

 が、さぁ鳥に食べられないようにトンネルを掛けちゃおと思い、ふと隣のトンネルを見て驚愕の事実に気付きました。毎年2条植えにしているのですが、毎年条間が近過ぎてモサモサになり、収穫も大変だからと今年は畝幅を広くし、条間も開けたのです。これで来年も豊作だぞとニンマリしたのも束の間、この写真をご覧になって何かお気付きになりませんか? そう、トンネルより畝幅の方が広いんです。これじゃぁトンネルが掛けられません。どうしましょ。

ニコ、「口で咥えてでも行ってもらうよ」

ニコ_2021_11_05_2

 ニコは昨日も奥さんの帰宅を出迎えたので、「おお、そうか、これからはお出迎えすることにしたのね」と思ったのですが、今日は居間で寝たまま出てきませんでした。奥さんに言わせると「せっかく出てってもササミチップス1枚じゃメリットが無いってことじゃない?」だそうですが、要するに気分次第なんですね。心配させるんじゃないよ。

ニコ_2021_11_05_3

 とは言うものの、奥さんが帰って来たときに玄関に居るっていうのは進歩したと評価して良いんじゃないでしょうか。これまでは私が名前を呼んでも奥に引っ込んで行きましたから(他の場面で私に名前を呼ばれ、来ないことはあっても逃げることは無い)。

 ただ不思議なことに、業者さんなんかがピンポンしたときには玄関へすっ飛んで行くんですよ。ガス屋さんや配管屋さんが家に上がったときにも逃げませんでしたし、逆に吠えて威嚇していたくらい。これって奥さんを家族だと認識しているから警戒はしないけど、出迎える程でもないってことですよね(じゃぁなぜ私が名前を呼んでも逃げるんだという疑問は残りますが)。ま、それを言ったら私だって出迎えられたことなんか一度もありませんが。

ニコ_2021_11_05_4

 それはそれとして、またひとつ困った症状が現れました。いえ、ニコじゃなくて私に。夕方の散歩から帰ってきたらいきなり左手の親指の付け根が痛むんです。物を掴むのが困難な程に。最初はどこが痛いのか判らなかったのですが、あれこれ調べて母指CM関節という部分が痛いんだということが判りました。母指CM関節症?

 これは困りました。ニコを散歩に連れていけません。リードを左手で持つことが出来ませんし、他の指を使って持ったとしてもリードの操作が出来ません。逆に右手でリードを持ったとすると、ウンチが拾えないしカメラが持てないし懐中電灯も点けられません。これから日本一強力な湿布薬を貼ってみますが、果たしてどこまで改善されることか。

保温_2021_11_05_5

 白菜に掛けてあった防虫ネットトンネルの上に不織布を追加しました。保温の為に。実際に測った訳じゃないから定かなことは判りませんが、不織布の2枚掛けで白菜の凍結を防げるくらいですので、トンネル内部の気温をけっこう上げられる筈です。これで多少は白菜の生長を助けられるでしょう(少なくとも雑草は大きくなります)。

 但し、その代わりに日照は阻害される訳で、本当は透明ビニールでトンネル掛けすべきなのですが、内部の気温に応じて開け閉めするなんてことは私には出来ませんので次善の策です。

アスパラガス_2021_11_05_6

 草むしりをしていたら小さなアスパラを発見しました。11月にアスパラ。だからこそ白菜もここまで大きくなってくれたのですが、それにしてもこの暖かさはちょっと異常ですね。

ニコ、恐怖の日々が終わる

ニコ_2021_10_03_1

 ニコ、朝の散歩では尻尾を下げている距離が短くなり、夕方の散歩では尻尾を下げることが無くなりました。道路のど真ん中で立ち止まってクンクンするのは止めて貰いたいものですが、やれやれです。

 ということは、正体が判らないままどこかへ移動したということなのでしょうか。住宅街で住処となる場所がそう簡単に見付かるとは思いませんし、これだけ大騒ぎさせられたんだからせめて正体を見極めたいものだとも思いますが、これでニコがもう怯えなくなってくれるんだったらそれに勝ることはありません。

ニコ_2021_10_03_2 バッタを探すニコ

 でも、ニコはここに来た頃より何だか臆病になっているんじゃないかという気がしてなりません。だって、以前は花火や雷の音がしても平気だったのに、最近はソワソワと家の中を歩き回るようになりましたから。

 独りで生きていかなきゃならない緊張から解放され、固定したテリトリーを手に入れ食住の苦労からも解放され、甘やかされ、軟弱になっちゃったんでしょうか。

ニコ_2021_10_03_3

 そう言えば、以前は他のワンちゃんに吠えられたくらいで即応戦するようなことは無く、静かに唸っていただけだったのに、これも臆病さの裏返しなのかも知れません。

 ただ、これに関しては私にも責任があるんです。トラブルを恐れて他のワンちゃんから遠ざけていますし、挨拶させるときもリードをギッチギチに引っ張っていますから。とは言うものの、警告も無しにいきなり咬み付くニコを、ギャンギャン吠えているワンちゃんと自由に触れ合わせるなんてことは絶対に出来ません。

トンネル_2021_10_03_4

 勿論まだ発芽はしていませんが、昨日種を蒔いた大根とタアサイの畝に防虫ネットでトンネルを掛けました。

 一方、オケラに壊滅状態にされた白菜の畝からはトンネルを外し、マルチも剥がしました。このまま何かを育てようとしてもまた同じことの繰り返しでしょうから、オケラ退治です。

トンネル_2021_10_03_5

 マルチを剥がすと、一面にトンネルの迹が。凄いですね、これじゃぁ幼苗なんかひとたまりもありませんよ。これがオケラの仕業だという証拠はありませんが、他にこのサイズのトンネルを掘る生物が思い浮かばないので、まぁそういうことなんでしょう。

作り直し畝_2021_10_03_6

 入手可能な農薬の中で、オケラが適用になっているのはダイアジノンだけなので、効果に疑問はあるものの、これを使うしかありません。

 畝の表面にダイアジノンをばら撒き、混和させる為に土を掘り返しましたが、やっぱりオケラの姿を見付けることは出来ませんでした。

 整地してマルチを張り直し、作業は終了。ここにはポットで育てている苗を植え直しますが、これでダメならもうお手上げです。

トンボ、「おい!」

ニコ_2021_09_25_1

 本日、2回目の新型コロナワクチン接種を終えました。これで2週間後にはマスクも手洗いも必要無くなります(嘘ですよ)。

 2回目なので副反応も強く出るんじゃないかと思っていたのですが、前回より接種箇所の痛みが強いような気がするものの、その上の左肩が痛過ぎてそれどころじゃありません。肩と言うか首と言うか背中と言うか、そこら中が痛いような重たいような切ないような。明日はどうなっているんでしょう。

ニコ_2021_09_25_2

 その痛む左腕にリードを握り、勿論今日もニコの散歩です。私が引っ張り癖の矯正を諦めたことを知ってか知らずか、今日のニコはいつもより積極的に引っ張っていた様に思います。うんうん、良いんだよそれで。でも、お父さんは叱らないなんて言ってないからね。お父さんが諦めたのは叱ったことによる効果の方だけだから。

ニコ_2021_09_25_3

 そして、あれ。昨日紹介したばかりの、ニコが面と向かって吠えられなくなるあれですが、今日は上手くいかず、ニコはトイプー相手に吠え続けていました。ええ、面と向かって吠えられたんです。

 でも、改良点にも気付きました。私は今日、効果を確認したい気持ちもあってニコの身体の向きを変えなかったのですが、それが悪かった様に思います。喧嘩相手が視線の中に居たんじゃ、私の圧も効かないってことですね。次回はニコの身体をグリっと反転させて試してみましょう。

畑_2021_09_25_4

 昨日白菜とレタスの種を蒔いた畝に防虫ネットのトンネルを掛けてきました。発芽する前に防御する方が確実ですからね。台風の襲来も予想されているので、これでもかってくらい土を盛って。

 でも、種蒔き2日目にして早くも暗雲がドッカリと垂れ込めてしまいました。種蒔きした箇所にまたあれが現れたんです。オケラトンネルが。発芽前に風前の灯火です。

 土を耕しながら常にオケラの捕殺を意識していました(3匹殺しました)。効果がある筈のダイアジノンを土に混和してもあるんですよ。それでもヤツは当たり前の様にトンネルを掘っています。気候的な条件も年々厳しくなっていますし、もう野菜作り自体が嫌になってきました。

トンボ_2021_09_25_5

 そのトンネルの中に、シオカラトンボを閉じ込めてしまいました。ごめんね、もう一度トンネルを外して君を逃がす時間も根性もおじさんには無かったんだよ。トンネルの中でピョンピョン跳ねてる黒い虫(コオロギ)を好きなだけ食べて良いから、そこで幸せな人生を送って下さい。

白菜、枝豆方式を応用される

ニコ_2021_09_08_1

 今日はニコ、穏やかに歩いていました。と言っても引っ張りますし、走りますし、車の前に飛び出そうとしたりもしましたが、一昨日の様な躁状態で制御不能みたいなことはありません。いったい何がどう影響しているんでしょうかね。

 そりゃ勿論、興奮しているかしていないかの違いなのですが、何がニコのやる気スイッチをONするのかが判りません。

ニコ_2021_09_08_2

 それを言ったらエルデも同じ様なもので、何かの拍子に突然スイッチが入って暴れ出していました。幸いにもニコの様に一直線に暴走するといったことはありませんでしたが(36㎏の犬に本気で暴走されたら、私でも抑えるのは難しかったでしょう)、四肢を横に広げて同じ場所をバタバタと動き回るんです(私はこれをホバークラフトと呼んでいました)。

 もっとも、エルデのスイッチは数秒程度で切れるのですが、ニコのは入りっぱなし。何度も何度も全力ダッシュを繰り返します。

ニコ_2021_09_08_3

 そんなとき、リードを短くロックして行動を抑制し続ければ程無く落ち着くと書いたことがありますが、ニコを落ち着かせる方法がもうひとつあります。それは、胸元を撫でること。暴走モードのときに試したことはありませんが、ワンちゃん相手にギャンギャンやっているときには効きました。

 何にしても我に返らせれば興奮は引くのですが(脇腹を突くのも同じ原理)、この胸元を撫でるのには心を落ち着かせる効能があって(あくまでもニコの場合)、撫で続けてやると目を細め、ウトウトしてくるんです。可愛いですよ。

発芽_2021_09_08_4

 ポットに蒔いた白菜とレタスの種が発芽しました。畑の準備はひとつも進んでいないのに、困ったものです。

育苗_2021_09_08_5

 と言って、これをこのまま庭に置いておいても蝶や蛾の餌食にされるだけですし、日照不足で徒長するのは目に見えているので、収穫の終わった枝豆のトンネルの中に置いてきました。トンネルの中でもナメクジやコオロギからは守れないので、誘引殺虫剤のトラップも仕込んで。

 さ、これでいよいよ待った無しになってしまいました。これで稼げる時間はせいぜい2週間でしょうから、畑の準備を頑張らないと。