畑、今日もまた少しだけ綺麗になる

インゲン_2020_07_21_1

 さて、昨日はオカヒジキを片付けたのですが、今日はこれを片付けてしまいましょう。よく判らないとは思いますが、枯れかけたインゲンです。まだ花が着いていますし、莢も着いているのですが、汚らしいので退場して頂きます。

 と書くと簡単そうに聞こえるでしょうが、例えばこれがエンドウなんかだとネットに絡まっているのは細い巻きヒゲだけなので、力技でエイヤと轢き剥がしてしまうことが出来るのですが、インゲンは頑丈な茎自体がネットに絡み付いているので、少しずつ少しずつ解いていくしかなく、非常に面倒臭い。ネットごとゴミ袋に放り込んでしまえば簡単なのですが、そんなことをしたら奥さんからどんな制裁を受けるか判らないし…

インゲン_2020_07_21_2

 ということで、こんなことに1時間も掛かってしまいました。数百円のネットの為に1時間。これでは最低賃金にもなりません。魅力的な食材とは言えませんし、恐らくもうインゲンなんか作らないでしょう。少なくとも今回の苦労を覚えている間は。

ムカゴ_2020_07_21_3

 今度こそ間違いありません、自然薯の蔓にムカゴが着きました。つまり、以前「蕾の様なものが着いたのでこれがムカゴになるのか」みたいなことを書きましたが、あれはハズレだったことになります。

 にしても、これを土に埋めれば自然薯の芽が出てくるのですから種みたいなものである筈なのに、ここに花が咲いていたことはありません。ウィキペディアによると「植物の栄養繫殖器官の一つで、わき芽が養分を貯え肥大化した部分のこと」とあります。脇芽? 脇芽から発芽? 意味がよく解りませんが、私が「スギナの種」と呼んでいる塊茎と同じようなことなんでしょうか。

 それはまぁ置いておくとして、これを集めてムカゴご飯くらい作ってみるべきなんでしょうか。でも、たいして美味しくはありませんし、それ程の量が採れるようにも見えないんですよね。でもでも、これを放っておくと地面に落ちて、来年になったらノラ自然薯がウジャウジャなんてことにならないかと心配でもあります。

怠け者、梅雨入り目前に慌てて働く

 また畑へ行けない日が続きましたが、明日からは雨が続いて間違い無く梅雨入りとなるでしょうから、今日は無理をしてでも溜まっていた野良仕事、梅雨入り前に済ませてしまわなければならない野良仕事を片付けてしまいます。

ビワ_2020_06_10_1

 先ず行ったのがビワの収穫です。ビワは収穫時期が重要で、早過ぎれば酸っぱくて渋くて食べられたもんじゃありませんし、ちょっとでも遅れると酸味が消えてただ甘いだけの不味い果物になってしまいます。今年はかなりの数を鳥に食べられてしまいましたが、20個程は収穫出来ましたのでこれで十分です。

トマト_2020_06_10_2

 次に行ったのがトマトの脇芽掻きと誘引と農薬散布。雨が少なくて生長が遅いので偶にのお世話でも何とかなってきましたが、雨が続けば一気に大きくなるので、ここでリセットさせておきます。

エルデ_2020_06_10_3

 そして一旦家に戻り、エルデにトイレをさせて水を飲ませ、定時の目薬です。目の状態はあまり変わりませんが、全身の状態、特に脚の力は徐々に衰えているように感じます。それでも食欲があるのがせめてもです。

ジャガイモ_2020_06_10_4

 再び畑に戻り、次はジャガイモの収穫です。写真左側がメークインで右側が男爵。試し掘りした男爵は小さかったけど、今回は結構良いサイズのものが採れました。やっぱりあれは株が早く枯れちゃったのが原因だったんでしょうね。但し、メークインは小ぶりのものが殆ど。本来ならメークインの方が大きい筈なのに。

 考えてみると暫く男爵しか作ってなかったんです(2種類も作っても食べ切れないので)。だから現在の植え付け方法を採るようになったのも男爵が相手で、ひょっとするとメークインに限って言えば従前の浅植え+こまめな土寄せの方が良いのかも知れません。

玉ネギ_2020_06_10_5

 玉ネギも収穫しました。但し収穫する価値も無い程小さいものは畑に残してきましたが。

収穫_2020_06_10_6

 更にはインゲンとオカヒジキも初収穫し、ついでに採り遅れて巨大化したキュウリも収穫して予定していた作業は全て終了です。あ~疲れた。

スイカ_2020_06_10_7

 ところで困った事態が発覚しました。まだ開花日付の記録を開始する前にスイカが着果していたのです。これは大玉スイカですが、小玉スイカも幾つか。既に結構大きくなっていますが、開花日付が判らないので収穫時期も判りません。どうしたものでしょう。

 今着いている実を全て摘果してしまい、いちからやり直すのが正しい方法だとは思うのですが、せっかく大きくなってるのに勿体無いですよね。それに、摘果した途端に蔓が爆発的に伸び始めるなんてことが起こったら困るなとも考えているんです。仕方が無い、今生っている実は当てにならない打音検査に賭けましょうか(成功したことはありませんが)。まぁ、今年の夏は毎日畑へ行くってことが難しいので、全ての野菜を半分諦めているんですけどね。さ、帰ってまたエルデに目薬を点さないと。

エルデ、誤解を生じさせる

エルデ_2020_06_04_1

 昨日或る方から「エルちゃん歩ける!」というコメントを頂きまして、私はちょっと反省しました。エルデの目の問題が表面化してからというもの、散歩には行けないし、私の意識はエルデの目の状態にばかり集中しているしで、掲載する写真といえば目のアップばかりで、あれじゃぁエルデが寝たきり状態だと勘違いされても無理は無いなと。足腰の衰えも同時進行しているので、「目が見え難い以外は元気ハツラツです」とは言い難いものの、こうして庭を歩いたりはしています。時々植木に頭突きしたりはしていますが。

エルデ_2020_06_04_2

 でも私の関心はどうしてもエルデの目に行ってしまいます。比較的見えている左目は白目部分の赤見が大分取れてきて、かなり良くなってきている様にも見えます。が、角膜の奥にはまだ赤いものが見えるんですよね。とは言うものの、外側の赤さは内側の状態を反映しているのでしょうから、間違い無く改善しているんじゃないかという気もしています。目が見えない状態で歩かせてもエルデを不安にさせるだけだと考えて散歩をお休みしていましたが、足腰がどんどん弱っていくだけですし、注文しておいた歩行補助用のハーネスも今日届いたので、もしも明日エルデの目の状態が良いようなら久しぶりに外をクンクンさせてみようと思っています。

インゲン_2020_06_04_3

 自然薯の蔓がえらいことになっていると連日書いていますが、このインゲンの蔓も大変なことになっています。インゲンなんか偶にしか作りませんし、去年は購入した苗が病気になって殆ど育たなかったので、インゲンがこんなにモサモサになるなんてすっかり忘れていました(今年は種からの栽培)。これじゃぁ風に倒されたエンドウの二の舞になるんじゃないかと心配です。

インゲン_2020_06_04_4

 その代わりに元気溌剌で、花もいっぱい着いています。インゲンの花が黄色いことも忘れていましたが(って言うか、前回作ったときには白い花が咲いていたように思います)、エンドウに比べれば小さい、マメ科らしくスイトピーに似た花で、これはこれで綺麗です。

インゲン_2020_06_04_5

 で、もしやと思って探してみると、在りました、小さな莢が。開花から10~15日で収穫出来るそうなので、来週には収穫が始まることでしょう。でも、マヨネーズを付けて2、3回食べる分には楽しいのですが、インゲンてそんなに魅力的な野菜じゃないんですよね。にも拘らず、収穫期間が2ヶ月も続くんですよ。インゲンより好きで、収穫期間が1ヶ月も無いエンドウですら辟易としていたのに、どうしましょ。インゲン豆にしてみるっていう手もありますが、インゲン豆だってそんなに食べないし…

エルデ、「あんたが歩けなくなったら置いて帰るわ」

 今日の最高気温は28.9℃。気温は昨日と殆ど同じではありますが、日射しギラギラでまぁ暑いこと。でも今日はそんなこと言ってられません。宣言通りに畑で汗を流しましょう。

インゲン_2020_05_13_1

 先ずはインゲンに掛けてあった防虫ネットのトンネル(鳥除け用)を外し、ネットを張りました。本来であれば更に鳥除けネットで周りを囲うべきなのでしょうが、なんだか今年は鳥の被害が少ないので手を抜きました。まぁそれだけ大事にされていないということなのですが、何かあったらそのときに考えましょう。

枝豆_2020_05_13_2

 そして次に行ったのが枝豆の種蒔き。今年はこの2種類を育てます。黒豆の枝豆を作るのは初めてですが、枝豆の状態で黒いんでしょうか。なんだか不気味な感じもしますが…

枝豆_2020_05_13_3

 畝の半分にだけ蒔いて、インゲンから剥がした防虫ネットをこちらに掛けました。残りの半分には収穫時期をずらす為に2週間程してから蒔きます。

オカヒジキ_2020_05_13_4

 更にはポットに種を蒔いて育てていたオカヒジキの苗も植え付けてしまいました。まだあまりにか細くて見えないでしょうが。

収穫_2020_05_13_5

 そして最後は収穫です。今日採ったのはレタスとブロッコリー、どちらも初収穫となるキャベツにカリフラワー、そしてお馴染みのアスパラとエンドウです。レタスとキャベツは既に採り遅れ気味なので、本当は全部収穫してしまいたいのですが(どちらも残り3株)、そんなに採っても冷蔵庫に入らないので畑に置いておくしかありません。でもまぁどれも良い出来で大成功です。

エルデ_2020_05_13_6

 てなことをしていたらすっかり遅くなってしまい、その皺寄せはエルデの散歩に及び、今日のコースは最短コースにしてもらいました。とは言っても2ブロック、3ブロック散歩よりは長距離で、今のエルデにはこのくらいが丁度良い距離なんじゃないかという気もしています。勿論エルデが望めば好きなだけ歩かせますが、途中で歩けなくなったエルデを担いで帰るのは嫌だなぁ~

エルデ、「エヘヘ」

エルデ_2020_05_12_1

 人間とは不思議なもので、昨日の33.4℃を経験してしまうと今日の28.8℃が涼しく感じられます。つい最近まで「うゎ~夏日だよ」なんて言ってたのに。って、本当は日照が少なかったからなんですけど、エルデもそんなに暑そうにしていなかったので、犬も人間と同じようなものかも知れません。

エルデ_2020_05_12_2

 それで少し遠回りしたお蔭で、ちょっとむさ苦しいけど優しいラグビーのお兄ちゃん達に奉仕してもらったんだから、勘違いでも何でもエルちゃんは構やしないけどね。それにやっぱり少しだけ脚の動きが良くなっているような気がします。少しであろうが変化があるということは、歩行困難の原因のひとつに痛みがあって、尚且つ消炎鎮痛剤の効果があったということですよね。

エルデ_2020_05_12_3

 それでも時々、人間で言うところの「膝カックン」みたいになってよろけることもあるので、原因は他にもあるのでしょう。そう、その複合的原因のひとつとして大事なものを忘れていました。抗癲癇薬の副作用。それを確かめる為には薬を止めてみる必要がありますが、今でも時々ピクピクすることがあるので、怖くてとても出来ません。因みに、エルデの無発作期間は今日で515日になります。

里芋_2020_05_12_4

 畑ではまたひとつ変化が。里芋の発芽が始まりました。この新芽を狙ってナメクジが集まってくるのでトラップを仕掛けたいと考えているのですが、誘引殺虫剤を土の上に直接ばら撒くのは危険だということを去年のキャベツで学習しましたし、かと言ってマルチの下に空缶を押し込むことも出来ませんし、何か良い容器が無いものかと思案中です。

インゲン_2020_05_12_5

 インゲンに早急にネットを張らなければなりません。また今日もエンドウの収穫をサボってしまいましたし(時間が無くて出来なかった)、オカヒジキの苗を植え付けちゃいたいし、そろそろ枝豆や空芯菜の種も蒔きたいし、明日は少し真面目に野良仕事に励みましょう。

エンドウ、嫌われる

インゲン_2020_05_08_1

 昨日は腰が痛くて散歩も畑仕事もお休みにしたので、2日ぶりの畑です。サボっていた仕事もあるので、少しずつ滞留を解消していきましょう。先ずはこれ、大きくなってきたインゲンの苗を間引いて独り立ちさせました。去年は畑が余っているからというだけの理由で買ったインゲンの苗が生長途中で病気になり、結局1本も食べられなかったのが悔しくて種を蒔いたのですが、今のところ順調に育っています。

スイカ_2020_05_08_2

 続いて、これも大きくなってしまったスイカの苗を定植しました。

スイカ_2020_05_08_3

 去年はトンネル掛けが出来なかったので不織布をベタ掛けしておいたのですが(防草シートが張ってあったので支柱を刺せなかった)、風で煽られた不織布と擦れ、苗の先端が枯れてしまうという苦い経験をしたので、今年はちゃんとトンネルを掛けました。苗が在る程度の大きさになるまで、ウリハムシや寒さや風や猫といった様々な障害から守ってもらいます。

収穫_2020_05_08_4

 収穫も待った無し。特にエンドウは昨日出来なかったし、一昨日も雨が降って来てしまったので殆ど採れていないし、一昨昨日は時間が無くてザットしか探していないしで、丹念に探したらこんなに採れてしまいました。もうエンドウなんか見るのもイヤ。

 一緒に採れたのはブロッコリーとレタス、そしてアスパラです。レタスは良いサイズになってきました。伸び過ぎたアスパラ(40㎝以上あります)と並べても遜色ありません。逆にブロッコリーは小さいのですが、花が咲きそうになったので収穫しました。

エルデ_2020_05_08_5

 ということで、エルデの散歩も2日ぶり。西日を浴びて身体が輝いていますが、気温も湿度も低くて快適です。エルデも珍しく尻尾なんか上げちゃって楽しそう。散歩に行けないからといって何の反応も示しませんが、こうやってルンルンで歩く姿を見ると「やっぱり外に出られないとつまらないんだよなぁ」と改めて反省させられます。

エルデ_2020_05_08_6

 楽しかったからか、今日は結構長い距離を歩いてくれました。あ、いかんいかん、もうエルデに運動させるという意識は捨てようと決めたのに、どうしても期待してしまう。そう、歩くことが好きなエルデが歩かなくなったということは、歩けない理由があるんだろうということで、もう筋トレなんてことは望まないことにしたんです。エルデが私の意向を無視して勝手に帰ろうとするなんて嘗て無かったことですからね、日に1回でもクンクンして気分転換出来ればそれで良し。楽しく過ごそうぜ。

初体験、自然薯栽培始まる

エルデ_2020_04_29_1

 今日は夏日になるんじゃないかと思っていたのですが、そこまで気温は上がりませんでした。が、暑いことには変わりありません。その暑さの中、今日のエルデは寄り道欲求が激しく、家を出た途端に畑を見回っていました。エルデにとっては野菜も雑草も違いが無く、平気で踏み荒らすのであまり入れたくないのですが(破壊力は猫なんかの比にあらず)、霜注意報の結果も確認しておきたかったので、特別だよ。

エルデ_2020_04_29_2

 暑そうにはしていましたし、途中の給水所ではガブ飲みしていましたが、それ程参っている風でもなく、アパートや学生寮の裏等、私としてはあまり立ち入りたくない場所まで隈無く探索していました。引っ張りっこも飛び出したので、このくらいの暑さならヘッチャラってことなんでしょう。

エルデ_2020_04_29_3

 とは言うものの、明日からは夏日になり、明々後日には真夏日の予報も出ています。ここら辺が限界ですね。5月になるのを機に散歩を夕方に移しましょう。その代わりに私は真昼間に畑へ行くことになるのですが。

インゲン_2020_04_29_4

 で、その畑です。先ずやらなければならないのはインゲンに鳥除け用のトンネルを掛けること。6ヵ所に種を蒔いておいたのですが、26日に最初の発芽があってから昨日までに発芽したのはその内の4ヵ所だけでした。仕方が無いのでポットにも種を蒔いておいたのに、今日見たら残りの2ヵ所も発芽しているじゃないですか。このポット4個分はどうするの。

自然薯_2020_04_29_5

 続いて里芋を定植し、いよいよコイツの出番です。短形自然薯。里芋の種芋を探しているときに発見し、見ると既に根が出ていたので、「これなら楽勝じゃん」と衝動買いしたんです。まぁ一度は作ってみたいとは思っていたんですけどね。ところが袋から出して驚きました、根どころか蔓まで伸びているじゃありませんか。どうも今日はよく驚かされますね。

自然薯_2020_04_29_6

 ということで一応蔓を外に出して植え付けてみました。但し、今後の栽培イメージが全く出来ていません。本来なら2mを超える蔓を支柱やネットに誘引するのですが、そんな長い支柱はありません。地這いで育てようかとも考えたのですが、カビ菌で病気になるそうなので賢明な手段とは言えません。う~ん、こうなったら行燈仕立てしかありませんかねぇ。

エルデ、「実はお腹が空いちゃって…」

エルデ_2020_04_26_1

 明け方、と呼ぶには時刻が遅いけど、要するにまだ起床時刻になる前、変な音で目を覚ますとエルデが吐きそうにエホエホしていました。取り敢えず水でも飲ませてみるかと1階へ降りたのですが、エルデはまっしぐらに玄関へと向かいます。こんなときエルデが望んでいるのはサラダバー、イネ科の雑草を食べたいんですね。しかも猛烈に。

 と言っても庭にそんなもの生えていませんので、散歩の支度をし、目的の雑草が生えている空き地へ連れて行きます。但し、それだけじゃエルデの要望には応えられません。エルデの歯は草を噛み切る様には出来ておらず、私が摘み取って与えてやらないと殆ど食べられませんので。でも、雑草が生えている時期はまだ良いんですよ。真冬にこれをやられると途方に暮れます。雨が降る中を私独りで草刈りに出掛けたこともありますし。

エルデ_2020_04_26_2

 という騒動を巻き起こしたことなど我関せず、いい気になって奉仕を受けています。

エルデ_2020_04_26_3

 前回果たせなかった戸別訪問による奉仕者獲得にも成功し、エルデとしてはウハウハでしょう。ありがたいことですが、知らないよ、エルちゃんは部屋の位置を覚えてしまったからね(こういうことの記録力は良い)、ドアを開けっ放しになんかしていると次は上がり込むよ。この中には日本代表のホッケー選手も居たけど、そんなことエルちゃんには関係無いからね。

エルデ_2020_04_26_4

 でも不思議なんですよね。猫も胃がムカムカするとイネ科の草を食べますが、大抵はその後で吐きます(イネ科植物の硬く尖った葉っぱで胃を刺激して吐く為に食べるという説も有ります)。でもエルデは吐いた試しがありません。しかも、吐いていないにも拘らず、草を食べると症状が治まります。

 犬猫が草を食べる理由としては他に、不足しているビタミンやミネラルを補充する為だとか、単に味や食感が好きだからとか色々言われていますが、そんなことの所為であんなに切羽詰まった状態にはならんでしょ。私は喉に引っ掛かった抜け毛が嘔吐中枢を刺激し、それを押し流す為に食べているんじゃないかと憶測していますが(喉に刺さった魚の骨をご飯を丸飲みして取る様なもの)、こればっかりはエルデに訊いてみないと判りません。

インゲン_2020_04_26_5

 17日に種を蒔いたインゲンがやっと発芽し始めました。それは良いけど、このままじゃ鳥に食べて下さいと言ってる様なものなので、取り敢えず苗トレーを被せておきました。明日になったらトンネルを掛けます。

 今日はホームセンターを巡って野菜苗と種を買い集めてきました。それで畝を全部埋められるかは判りませんが、取り敢えず予定していたもの以上のものは手に入ったので、いよいよ準備から栽培へシフトしていきましょう。

エルデ、「だから雨って嫌よねぇ」

エルデ_2020_04_17_1

 エルデは今日も散歩に大学コースをご所望でした。同じコースを2日続けて選ぶのは結構珍しいことなんですが、でも何となく判るんです、どうやら奉仕を渇望しているんだろうなって。歩いている人を見付ければじっと見詰めたり、近寄って行こうとしますから。ドアが開いていたアパート(運動部の寮)の部屋の中に入っていこうとしたりして。おいおい、それはいくらなんでも犯罪だぞ。

エルデ_2020_04_17_2

 但し残念なことに歩いている人間が殆ど居ないんです。そりゃそうですよね、大学は休業中で学生は帰省しているでしょうし、残っている運動部員達だって外出は控えているでしょうし。そもそもコンタクトスポーツの自粛が要請されているんだから、運動部だって活動出来ないでしょ。と思っていたらホッケー女子達は練習していましたが。買い物なんかでそこら辺を歩いている運動部員がマスクをしている姿を殆ど見たことがありませんし、大学はもう少し教育的指導を行うべきなんじゃないでしょうか。

エルデ_2020_04_17_3

 てなことはともかく、そんな訳でエルちゃんは奉仕者を獲得することが出来ませんでした。まぁ良いじゃない、お父さんがナデナデしてるんだから。でもそれじゃぁダメなんですよね。エルデが一番好きなのは私だってことは間違い無いと思っていますが、隣の芝生は青いと言うか、隣の夕飯は美味しそうと言うか、やっぱり赤の他人から受ける奉仕は格別なんですよね。

 が、私は知っています。エルデが本当に嬉しいときには唸り声みたいな音を出すのですが(猫のゴロゴロみたいなものだと考えています)、その音を出すのは私がナデナデした時だけなんです。どうだ、参ったか。よしよし、家に帰ったらいっぱいナデナデしてやるからな。

インゲン種蒔き_2020_04_17_4

 という舌の根も乾かぬ内に、独りエルデを残して私は畑へ。今日はインゲンの種を蒔きました。ところが蒔いた後で気付いたんです、おっとここは枝豆を作る為に作った畝じゃないか、って。茫然としましたね。種を掘り出して余所に蒔き直そうかとも考えましたが、他の畝には肥料がタップリ入っているのでマメ科野菜には向かないんですよ。仕方が無い、枝豆用には別に畝を作りましょう。

地盤沈下_2020_04_17_5

 そしてもうひとつ茫然としたのがこれ。先日の大雨で畝が地盤沈下を起こし、マルチに水溜りが出来ています。普通に耕した土でも似た様なことは起こるのですが、間違えてインゲンの種を蒔いた畝と違って他の畝には溝施肥してあり(つまり、もっと深い位置まで耕してある)、症状が顕著に出てしまいました。中央が凹んでいるのは畝として最悪ですし、何より見た目が悪いので、どうしようかと散々迷った末に作り直すことにしました。あ~面倒臭ぇ~

マルチ張り直し_2020_04_17_6

 ということで、マルチを剥がして凹んでいる部分に土を盛り、平らに均してからもう一度マルチを張って出来上がり。何という二度手間。1日に3本もマルチを張ったのは初めてです。こんな写真を見せられても楽しくは無いでしょうが、綺麗になった記念に1枚パチリ。ただ、明日もまた大雨が降るんですよね。お願いだからもう沈まないで。

エルデ、何かを感じる

枝豆_2019_06_04_1

 枝豆の種を蒔きました。今回は白毛系枝豆と茶豆を6ヶ所ずつ。畑に来るまでは比較的発芽させ易い茶豆だけを直蒔きし、枝豆はポットに蒔くつもりでいたのですが、悩んだ末に枝豆も直蒔きしてしまいました。ポットに蒔けば雨に当たることは防げますが、それじゃぁ湿度管理が簡単になるかと言うとそんなこともなく、土の量が多い畑の方が湿度が安定するんじゃないかと考えて。

 蒔いてしまったからには最低3日間は雨に降られたくなく、天気予報でも3日間は降らないことになっているのですが、間の悪いことに明日から寒気が入り込んで大気が不安定になるんだそうな。この上からマルチを敷いて雨避けにしようかとも考えたのですが、さすがに地温が上り過ぎるだろうと止めました。まぁ明日までに何か方法を考えましょう。

エンツァイ_2019_06_04_2

 こちらはポットで育てていたエンツァイ(空芯菜)の苗を定植しました。エンツァイはとにかく水を遣ってさえいれば良いので簡単です。さて、これで全ての夏野菜の植え付けが終りました。あとは収穫を待つのみ、です。

インゲン_2019_06_04_3

 もう既にキュウリの収穫は始まっていますが、花が着き始めて久しくなるインゲンはどうなっているんだろうと思って探ってみると、人知れず莢が出来ていました。まだ収穫するには短いのですが、間も無くそうなることでしょう。最初に着果したミニトマトの色がなんとなく変わってきたような気もしますし、それはそれでまた忙しくなります。

 

エルデ_2019_06_04_4

 最近は私の股関節の調子が良く、何かの折に痛みを感じることはあるもののそれが後を引くことが無く、散歩していても楽に歩けるので助かっています。

エルデ_2019_06_04_5

 エルデも暑さに負けず元気で、楽しそうに歩いています。お子にナデナデされて更にウハウハ。それは良いのですが、今日は散歩の終わり近くになってから何故か大学方面へ行きたそうにするんです。

エルデ_2019_06_04_6

 ほら、「あっちへ行こうよぅ」と訴えています。この通りに沿って歩いている間ずっと反対側に行きたがっていましたので、特に大学へ行きたい訳ではなく、あちら側から何か興味深い臭いが風に乗って流されてきていたんじゃないでしょうか。何がエルデの興味を引いているのか確かめたくもありましたが、いくら脚の調子が良いからって、散歩に使える時間にも限りがありますからね。でも、本当に何だったんでしょうかね。勿論私の鼻には何も感じられませんでしたが、こんなに長い時間何かに一貫した興味を示し続けるエルデを初めて見ました。