さて、昨日はオカヒジキを片付けたのですが、今日はこれを片付けてしまいましょう。よく判らないとは思いますが、枯れかけたインゲンです。まだ花が着いていますし、莢も着いているのですが、汚らしいので退場して頂きます。
と書くと簡単そうに聞こえるでしょうが、例えばこれがエンドウなんかだとネットに絡まっているのは細い巻きヒゲだけなので、力技でエイヤと轢き剥がしてしまうことが出来るのですが、インゲンは頑丈な茎自体がネットに絡み付いているので、少しずつ少しずつ解いていくしかなく、非常に面倒臭い。ネットごとゴミ袋に放り込んでしまえば簡単なのですが、そんなことをしたら奥さんからどんな制裁を受けるか判らないし…
ということで、こんなことに1時間も掛かってしまいました。数百円のネットの為に1時間。これでは最低賃金にもなりません。魅力的な食材とは言えませんし、恐らくもうインゲンなんか作らないでしょう。少なくとも今回の苦労を覚えている間は。
今度こそ間違いありません、自然薯の蔓にムカゴが着きました。つまり、以前「蕾の様なものが着いたのでこれがムカゴになるのか」みたいなことを書きましたが、あれはハズレだったことになります。
にしても、これを土に埋めれば自然薯の芽が出てくるのですから種みたいなものである筈なのに、ここに花が咲いていたことはありません。ウィキペディアによると「植物の栄養繫殖器官の一つで、わき芽が養分を貯え肥大化した部分のこと」とあります。脇芽? 脇芽から発芽? 意味がよく解りませんが、私が「スギナの種」と呼んでいる塊茎と同じようなことなんでしょうか。
それはまぁ置いておくとして、これを集めてムカゴご飯くらい作ってみるべきなんでしょうか。でも、たいして美味しくはありませんし、それ程の量が採れるようにも見えないんですよね。でもでも、これを放っておくと地面に落ちて、来年になったらノラ自然薯がウジャウジャなんてことにならないかと心配でもあります。