エルデ、「エヘヘ」

エルデ_2020_05_12_1

 人間とは不思議なもので、昨日の33.4℃を経験してしまうと今日の28.8℃が涼しく感じられます。つい最近まで「うゎ~夏日だよ」なんて言ってたのに。って、本当は日照が少なかったからなんですけど、エルデもそんなに暑そうにしていなかったので、犬も人間と同じようなものかも知れません。

エルデ_2020_05_12_2

 それで少し遠回りしたお蔭で、ちょっとむさ苦しいけど優しいラグビーのお兄ちゃん達に奉仕してもらったんだから、勘違いでも何でもエルちゃんは構やしないけどね。それにやっぱり少しだけ脚の動きが良くなっているような気がします。少しであろうが変化があるということは、歩行困難の原因のひとつに痛みがあって、尚且つ消炎鎮痛剤の効果があったということですよね。

エルデ_2020_05_12_3

 それでも時々、人間で言うところの「膝カックン」みたいになってよろけることもあるので、原因は他にもあるのでしょう。そう、その複合的原因のひとつとして大事なものを忘れていました。抗癲癇薬の副作用。それを確かめる為には薬を止めてみる必要がありますが、今でも時々ピクピクすることがあるので、怖くてとても出来ません。因みに、エルデの無発作期間は今日で515日になります。

里芋_2020_05_12_4

 畑ではまたひとつ変化が。里芋の発芽が始まりました。この新芽を狙ってナメクジが集まってくるのでトラップを仕掛けたいと考えているのですが、誘引殺虫剤を土の上に直接ばら撒くのは危険だということを去年のキャベツで学習しましたし、かと言ってマルチの下に空缶を押し込むことも出来ませんし、何か良い容器が無いものかと思案中です。

インゲン_2020_05_12_5

 インゲンに早急にネットを張らなければなりません。また今日もエンドウの収穫をサボってしまいましたし(時間が無くて出来なかった)、オカヒジキの苗を植え付けちゃいたいし、そろそろ枝豆や空芯菜の種も蒔きたいし、明日は少し真面目に野良仕事に励みましょう。

エルデ、優しい顔したヤクザ

ホウレン草_2019_09_27_1

 蒔いた種達に水遣りしに行ったらホウレン草が発芽し始めていました。これでもうホウレン草への水遣りは必要無くなります。残るは玉ネギの発芽を待つだけですが、こちらは心配になるくらい発芽が遅いので、まだまだ水遣りに通わなければなりません。

キャベツ_2019_09_27_2

 一方こちらはキャベツ。葉っぱの一部が白く萎んでいるのがお判り頂けるでしょうか。何日か前に葉っぱの一部が枯れた様に萎れた株が幾つか在るのに気付きドキッとしたのですが、株全体は元気そうだしと様子を見ている内にこうなったのです。症状が広がっていないので取り敢えず安心はしていますが、何故こうなったんだろうと考え、ひとつの仮説に辿り着きました。

 ナメクジやコオロギの食害を防ぐ目的で誘引殺虫剤をマルチの上にばら撒いておいたのですが、それが雨に溶けてマルチの上に溜まり、その溶液に触れた葉っぱが焼けてしまったのではないでしょうか。確かに使っている誘引殺虫剤は農薬ではありませんので、植物に有害であっても不思議はありません。ま、これを教訓とし、ナメクジ対策は空缶トラップだけにすることにしましょう。

 ただ、この仮説が正しいとするともうひとつ困ったことがあります。実はこの誘引殺虫剤、マルチの下にも撒いてあるのです。マルチで守られていますし、植穴からも離れているのでそう簡単に溶けるとは思えませんが、もしも溶けて地中に浸み込んだら根を枯らしてしまいます。とんだ時限爆弾を仕掛けてしまいました。

唐辛子_2019_09_27_3

 で、こちらは辛くない唐辛子。辛くない唐辛子を育てていても意味が無いので、これを撤去して代わりにポットで育てているレタスの苗を幾つか植えようと考えていたのです。でも、こんなに赤いのに勿体無いよなぁと思い、ひとつ毟って噛んでみると、意外に辛いじゃないですか。

 それで、家に戻ってから(棄てるつもりだった)乾燥中の唐辛子を齧ってみると、意外にもかなり辛いじゃないですか。以前味見したときには全く辛くなかったのに、どうしたということでしょう。実毎に辛さが違うということでしょうか。だからと言って、ひとつひとつ齧って確認するなんて出来ません。かと言って、辛い唐辛子を棄ててしまうのも勿体無いし。なので決めました、一応乾燥させて一味唐辛子に加工した上でもう一度味見し、それが辛くなかったら廃棄しましょう。廃棄して素直に唐辛子を買ってきます。

 

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 いくらなんでももう学生達が帰ってきているだろうと、今日の散歩は大学コースです。ところが、練習中の運動部の学生以外には殆ど人が居ません。時刻が遅過ぎるんでしょうか。でもまだ17時ですよ。もっと勉強しなさい。

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 それでも数少ない獲物の中から、エルデは自力で奉仕者を獲得していました。って言うか、狙いを定めた獲物との距離をジワジワと詰め、落ちるまで尻尾を振りながら見詰め続けるのですから、そりゃ相手だって根負けしますよね。気の弱そうな人間に因縁をつけて金品を脅し取ろうとしているヤクザに似ていると言えなくもありません。優しい顔をしたエルデだから許されますが、同じことをドーベルマンがやったらきっと違う結果になっていたことでしょう。

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 と言う訳でエルデ、明日は夕方から雨の予報だし、気温も低いらしいから、昼間に大学へ行ってみるか? 但し、明日は土曜日だからまた獲物は少ないと思うけど。

エルデ、年寄りの冷や水?

畝予定地_2019_09_07_1

 さて、予定通りに今日はこの畝を潰します。ここに植わっているのはナスとオクラ、ピーマン、パプリカ。その気で育てればまだまだ収穫は出来るのですが、その気で育てていませんし(ナスなんか大分前から収穫すらしていない)、場所を空けてもらわないと困るのでお別れです。

畝予定地_2019_09_07_2

 はい、綺麗になりました。明日、台風が接近して雨が降り出す前に石灰を撒いておきましょう。

 これで畝3本分の土地を確保したことになりますが、出来る事ならもう1本作りたいと考えています。ところが困ったことに、隣の畝にはキュウリと唐辛子が居て、まだ潰すことは出来ません。その隣に空いている畝は在るのですが、季節が進むと陽が当たらなくなってしまうので、ならばじゃ使いたくないんですよね、唐辛子はそろそろ収穫しようと考えていますので、最悪キュウリだけ残して畝を新設するという手もありますが…

キャベツ_2019_09_07_4

 という作業を終え、いつもの様にレタス等に水を遣りながら見回っていると、キャベツの葉に穴が開いているのを発見しました。でも、よくよく見ると穴だけじゃなく、葉っぱの上に何かが乗っかってもいるんです。土が着いたのかと思って水を掛けると消えたのですが、帰ってから写真を拡大し、乗っかっていたのは小型のコオロギだと判りました。

 おかしいじゃないですか、新鮮な誘引殺虫剤を仕掛けておいたし、土にはダイアジノンだって混ぜてあるのに。実はこの図々しいヤツだけじゃなく、トンネルの中をコオロギが跳ね回っているんです。私としてはトンネルの中だけは野菜達の天国にしておきたいのですが、これじゃぁ天敵から守られる上に食料にも困らない、コオロギの天国になってしまってるじゃないですか。

 

エルデ_2019_09_07_5

 お散歩開始早々にお子達の奉仕を受けて気分アゲアゲと思いきや、今日のエルデさんは全くヤル気無し。勿論クンクンはしますが、「あなたが歩くと言うのなら仕方が無いですね」みたいな感じでトボトボと歩くばかり。そんなに暑くはないと思うのですが(炎天下で野良仕事した後なので、暑さがよく判らなくなっているんです)、どうしちゃったんでしょう。

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 でも、エルデのヤル気の無さが今日は好都合。通販で購入したエルデのウンチ袋が届く時刻が迫っているので、今日は最短コースを通って帰りましょう。

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 そしたらエルデ、或るアパートの駐車場の前まで来たら急に立ち止まり、「あっちに行こうよ」と訴えるのです。実はここ、エルデが仔犬の頃から散歩の度に入り込み、よく引っ張りっこした場所なんです。もう何年もそんなことしていなかったのに、やっぱり覚えているんですね。なんだか嬉しくなりました。

 それでも、若かった頃とは違うことも。暫く駐車場内を徘徊し、このまま帰るのかと思ったら引っ張りっこをせがんできたのですが、足を滑らせたのか縺れたのか、エルデが転んだんです。こんなことは初めて。直ぐに起き上がったエルデの身体を暫く撫でてやりましたが、驚いたのと同時に、なんだか悲しくなりました。エルデは「そんなこと良いから早く引っ張りっこしろ」と挑んできましたが。

エルデ、「昔は私もオシッコするときに痛むことがありました」

畝予定地_2019_09_06_1

 採石場ではありません。我が家の畑の土をスコップで掘り返したときの様子です。笑っちゃうくらい岩っぽかったので写真に撮ってしまいましたが、この角の立った土塊の様子からも、如何に土が硬いかがお解り頂けることでしょう。この塊を更にスコップで切り分けてから足で踏みつけて崩し、土の中に隠れている塊を掘り返して足で踏みつけて崩しを繰り返すのですから、そりゃ時間も体力も半端無く使います。

畝予定地_2019_09_06_2

 それでも昨日耕し残した部分は何とか終わらせることが出来ました。これで畝を作る準備は整ったのですが、一度雨が降らないことには肥料を入れられませんので、次はその右側に在るナスやオクラが植えられている畝を潰すことにしましょう。

ナメクジトラップ_2019_09_06_3

 そしてこちらは昨日葉っぱに穴が開けられているのを発見した白菜です。今日は防虫ネットを捲って葉裏を調べてみたのですが、犯人らしき存在は確認出来ませんでした。かと言って被害が広がっている訳でもないので、昨日噴霧した農薬で解決したのかも知れませんが、トンネルの中を小さなコオロギが跳ね回っているのが気になり、新たな薬を仕込んでおきました。

 ダイドーブレンド・ブラック無糖がその農薬、という訳ではありません。この缶の中にはヨトウからナメクジ、コオロギまで集めて殺すという誘引殺虫剤が入っているんです。鱗翅目の幼虫に葉を喰われるくらいなら大した問題にはなりませんが(それ用の農薬が幾らでもありますし)、特に結球野菜の葉にナメクジが付くと球の中で生活されて悲惨なことになるので、これで食い止めます。今回から薬を替えたので何とも言えませんが、少なくとも今まではかなり有効でした。

 

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 時間が無かったので散歩は近場でお茶を濁したかったものの、エルデが行きたがるのでまた大学へ向かったのですが、途中で犬の叫び声がきこえました。キャ~ンって。ちょっと進んで声のしている方を見ると、ジロウ君がウンチしながら叫んでいたんですね。ジロウ君、もう大分前から便秘気味で、排便時に痛がるという話は聞いていたのですが、あんなに痛がっていたとは想像もしていませんでした。

 飼い主のお婆ちゃんは勿論獣医に診せていますし(但し往診)、便秘を解消させようとあれこれ努力しておられるみたいですが、単なる便秘というのとは違うんじゃないかと思えてしかたありません。と言って肛門周りに異常があるようにも見えませんし、じゃぁ何だと言われても困りますが、検査機器の揃った病院へ連れて行って違う医者に診てもらった方が良いんじゃないでしょうかねぇ。余所のワンちゃんのトラブルって本当に歯痒い。

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 で、快食快便のエルデさんはご自分で望んだ大学コースであったにも拘らず、後半は暑さで歩く気を失くしていました。ね、だから止めといた方が良いって言ったでしょ。しかも、久しぶりに通る道ということもあってクンクンが長い。しかもしかも、こっちは急いで帰りたいのに、いつも行き倒れている場所で立ち止まり、「またここで行き倒れたいのですが宜しいでしょうか」みたいな顔をするので、「倒れたかったら家に帰ってから倒れろ」と無視して強引に歩かせました。エルデ、大学は学生達が戻ってくるまでお預けな。

拡大再生産化計画、オクラに続いて第二弾

 大葉の花殻が大分茶色くなったので、種採り用に少し刈り取ってきました。

大葉_2015_10_16_1

 手で軽く揉んでから叩くと、簡単にパラパラと落ちてきます。それを拾い集めるのですが、小さいので種なのかゴミなのかよく判らない上に、ピンセットで摘まむのもなかなか大変な作業です。

大葉の種_2015_10_16_2

 それでもなんとかこれだけの種が採れました。発芽率が50%だとしても(実際は60%程度だそうです)、これだけ在れば来年分には十分ですが、株毎に個体差がありますので、あと何株分か採取しましょう。

 ところで、一緒にカブも収穫してきたのですが、葉っぱを塩漬けにして菜飯用のフリカケを作ろうと処理していたら、小さなカタツムリが2匹も出てきました。

カタツムリ_2015_10_16_3

 2株から2匹ですので、結構な割合です。雨に濡れたアジサイの葉っぱの上に載ったカタツムリは絵になりますが、葉っぱを食い荒らす害虫でもあります(葉っぱだけでなく、紙まで食べるそうです)。

 特に同類のナメクジはキャベツや白菜の中に潜り込んでくれるので、薬剤での駆除が出来ず、厄介な害虫です(虫ではありませんが)。去年、誘引殺虫剤を初めて使ってみたところ、被害は皆無でした。また今年も仕掛けておきましょう。

 方法は簡単です。洗って乾燥させたジュースやビールの空き缶の中に薬剤を入れ、キャベツや白菜の株元に置いておくだけです。このとき、ナメクジが入り易いように飲み口が地面に近くなるようにします。缶に守られているので雨にも濡れず、1回仕掛ければ収穫まで放っておけます。お困りの方はお試し下さい。

 それにしても、様々な敵を相手に露地栽培で穴の開いていない野菜を作ることがどれだけ大変な事か。売られている野菜が農薬塗れなのは容易に想像がつきます。