大根、長ネギに助けられる

 昨日種を蒔いた畝は8月31日に作ったのですが、実は同じ日に大根用の畝も作り始めました。他の野菜用の畝はただ耕せば良いのですが、大根用の畝は土をフルイに掛けなければなりません(大根の変形を防ぐ為)。

 その日も深さ30㎝程の溝を掘り、その土をフルイに掛けて穴に戻すという作業を続けていたのですが、溝の幅が20㎝程度。確かに大根1本が育つ環境としては十分なのですが、種を蒔く位置がちょっとでもズレたらアウトであることに途中で気付き、翌日にやり直すことにしました。

 が、翌日は雨。しかも、結構な大雨。土は水を含みドロドロ。昨日と今日は晴天で、土も多少は乾いたのですが、まだまだ作業が出来るような状態ではありません。でも、この先2週間は不順な天候が続くという予報ですので、土が乾くのを待っていては種の蒔き時を逃してしまいます。で、仕方無しにフルイ掛けを開始したのですが、まぁこれが大変な作業なんですよ。

 先ず、今度は50㎝幅の溝を掘り、次に掘り返した土をフルイに入れて篩うのですが、相手は泥、篩ったくらいで落ちてくる訳がありません。それで、フルイの網に泥を擦り付け、無理矢理細かくして落とすのですが、重いし、時間が掛かるし、暑いし、汗は目に入るし、話題のヒトスジシマカには襲われるし、たかが大根を作るのにどうしてこんなことをしなけりゃならないのかと、怒りすら湧いてきます。

大根用畝_2014_09_03_1

 疲労困憊になり、もうこんなこと止めようかと思い始めたその時、隣の長ネギの畝が目に入りました。長ネギの畝はネギを挟むように土手が作ってあって、当然その土手の土は平地よりも乾きやすく、頂上部は既に乾いて白くなってすらいます。で、閃きました、「そうか、この土手と泥を入れ替えれば良いんだ」と。

長ネギ用畝_2014_09_03_2

 狙いは大当たり。そもそもこの土手の土は、一度長ネギ用に耕してありますし、肥料や苦土石灰等も入っていて、しかも十分に寝かされているので大根用用土としては最適ですし、そこそこ乾いているのでサクサクと篩えます。ああ、私って天才。

大根用畝_2014_09_03_3

 なんとなく出来上がった大根用畝と、土手が新しくなってご機嫌な長ネギ達です。明らかに土手が高くなっていますが、雨が降れば大根用の畝の土は沈みますので、そうしたらこの土手の乾いた土を使って補修しようという魂胆です。ああ、私って天才。但し、大根用にと撒いたカルホス(土中害虫向けの農薬)は長ネギの方に行ってしまいましたが。

本日の散歩、3,738歩。距離2.676㎞。累積2,413.932㎞。