ニコ、「犬って複雑なのよ」

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 青い空と白い雲lをバックに、ニコは「夏休みを田舎で過ごすガキ大将」みたいな雰囲気で写真に納まっていますが、今日、こんな晴天になるなんて誰に想像できたでしょう。だって、昨夜は土砂降りの雨だったんですから。

 ニコにカッパを着せたのは勿論、とても傘なんかで凌げる降りではなかったので。今度は予行演習ではなく、私もカッパで散歩に出ました。

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 でも、カッパが好きとか嫌いなんて問題じゃなく、雨が強すぎてニコは歩くのが嫌そうでした。「どうして私がこんな雨の中を歩かなきゃいけないの!」って。それはね、君が庭でトイレをしないからだよ。

 ニコが水溜りに入りたがらないと書いたばかりですが、どこもかしこも水溜りだらけ。夜の散歩コースの一部は水没していて、引き返さざるを得ませんでした。あれじゃぁ熱海で土石流が発生したのも頷けます。

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 一転この晴天はありがたいのですが、その代わりにまぁ暑いこと。日差しと湿気で息苦しいくらい。連日の大雨が「梅雨末期の~」と表現されていることに違和感を感じなくもありませんが、梅雨明けまでのあと20日間くらい、こういった大雨と猛暑の繰り返しが続くんでしょうね。明けたら明けたで猛暑と台風ですが。

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 ところで今日は久しぶりにムギちゃんと会えたのですが、ムギちゃんはニコに向かってずっと吠えていました。ムギちゃんも元野良で、人間よりも犬の方が好きで、エルデのことは大好きだったのに、ムギちゃんにとってエルデとニコの違いって何なんでしょう。

 と同時に、ギャンギャン吠える犬に対しては向かっていくニコが、吠えもせずに尻尾を振っているんです。ニコにとってムギちゃんと他の犬の違いって何なんでしょう。

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 という太陽の力は大したもので、畝間の水はあらかた消えていました。

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 それでも平畝に植えた長ネギは助けてやらないとと、両脇に溝を掘って土中の水を抜こうと思ったのですが、底無し沼状態で歩けないだけじゃなく、苦労して溝を掘っても泥だから直ぐにまた埋まってしまい、途中で諦めました。そういうことは雨が降る前にやりましょうってことですね。

 それでもまだ苗が残っているので、最悪植え直すことは出来ますし、もしもこの状態で苗が生き残ることが出来たとしたら、過湿に弱いと言われている長ネギをもう少し違う方法で栽培することが出来ることになります。

エルデ、「ごめん、居るのを忘れてた」

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 目を閉じ、口を開け、エルデは昨日と同じ表情をしていますが、雲で太陽が隠されているので実はまったく暑くありません。だからエルデがヘラヘラしていて当然だとも言えますが、実はこれにも理由があって、ここに至る前に自転車で通りかかった柔道女子から奉仕を受けているんです。エルちゃん、ラッキーじゃん。

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 ところが今日はそれだけで終わりません。健康診断か何かで偶々学校に来ていた学生達に取り囲まれて集団奉仕。エルちゃんはもう天国。実はこれにも理由があって、左端に写っている方は大学職員で、エルデとは古い顔馴染みなんです。単に人が集まっているだけではダメで、誰かトリガーとなってくれる人が居ないとなかなかこうはなりません。

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 あっち行ってナデナデ、こっち行ってナデナデ、おいお前は頭だ、お前は背中だと奉仕を強要して回り、その様子を私は「服に毛が付かなきゃ良いが」とヒヤヒヤしながら眺めていたのですが、何順かして満足したエルデが何をしたと思います? 驚いたことに私に向かって駆け寄ってきたのです。「やっぱり飼い主さんが一番なんだねぇ~」という声を聞いて悪い気はしませんでしたが、どうしちゃったんでしょう? 「そう言やぁお前はまだ奉仕してなかったな」ってことだったんでしょうか。

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 散歩の後半になると雲が晴れて一気に暑くなりましたが、ご機嫌なエルデはヘッチャラです。良かったなぁ、エルデ。こんなちょっとしたお楽しみをウイルス感染の心配無しにさせてやれる日が一日も早く来ると良いんですがねぇ…

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 さていよいよ肥料を入れて畝を立てようと決意を固めて畑へ向かったのですが、スコップを入れてみると土はまだ泥で、畝を作るどころか耕すことすら出来ません。撒いた牛糞堆肥が風で飛ばされては困るので一応掻き混ぜてはきましたが、土がもう少し乾くのを待ってから仕切り直しです。こうして写真で見ると良い感じに見えるんですけどねぇ…

エルデ、飛び退くときは俊敏

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 昨日1日エルデが発作を起こさなかったので、カレンダーの昨日の欄に「1」と書き入れました。無発作日数です。前回はこれが「55」までいったのですが、さて今回は幾つになるでしょう。

 今日も発作は起こしていないけど、エルデは激しくフラフラしていて、時々転んでいます。頭の中が混乱している感じも相変わらず。さぞ不安だろうなと思うと可哀想になりますが、いつものエルデに戻るまで、怪我をさせないよう気を使いながら待つしかありません。

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 そんな訳で、今日は散発的に4人もの奉仕者が現れてくれたのですが、エルデはあまり嬉しそうでもありません。直ぐに飽きて他所へ行こうとします。

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 じっと見詰めて寄って来るのに、頭を撫でてやると直ぐにソッポを向くので、奉仕者達も拍子抜けのご様子。でも、改めて写真を見ると尻尾を振っているので、嬉しかったことは嬉しかったんでしょうね。

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 そんなエルデが今日一番激しく反応したのがこのシーン。お友達のジロウ君に飛びつかれて「イヤ~ン」と言っています。どんな時でも犬は嫌なのね。

 

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 種芋が手に入らなかったので食用里芋を植えることにしたことは以前書きましたが、スーパーの冷蔵庫に並んでいた里芋をレンジ台の中(中に収められている電子機器の排熱で暖かい)に入れておいたら芽が出てきたので植えることにします。

 本当はもうとっくに芽は出ていたのですが、大雨で植え付け予定地が底無し沼になってしまったり、そろそろという頃にエルデの発作が起こり、今日まで延期していたのです。

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 ところがまだ土が乾いていません。見てお解りの通り、殆ど泥。でも、今晩にはまた雨の予報で、このまま待っていても土が乾く保証はありませんし、そもそも里芋は多湿を好み、海外では水田の様な場所で育てられているとも聞きますので、それを信じて植えてしまうことにしました。とは言うものの、こんな泥の中に植えるのは初めてですので不安ではありますが。株間50㎝、覆土厚7㎝で植え付けました。

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 最後にマルチを張って作業は終了です。これだけピンと張っていれば、発芽したときに直ぐに気付けます。お願いだから発芽してね。

エルデ、洗っても泥犬

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 陽の当たるツツジの上に積もった雪がまだ融けずに残っていることが、この3日間の寒さを如実に物語っています。と言っても、今日は9.1℃まで上がりましたが。

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 勿論日陰にはまだまだ雪がいっぱい残っていて、エルデとしては楽しくて仕方がありません。

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 楽しくて遊ぶのは良いのですが、この雪の下は泥。上に雪の無い、単なる泥の中だって平気で歩くので、散歩から帰れば足はドロドロです。肉球だけならまだしも、その間に生えている毛に絡み付いた泥は、雑巾で拭いたくらいじゃ落ちないんですね。これじゃぁいくら庭を乾かしても意味がありません。

 で、閃いたのです。家に上げる前に足を洗っちまえば良いじゃないかと。我が家には犬の足洗い場なんて気の利いた設備はありませんので、庭の水道でエルデの水飲み用の桶に水を汲み、玄関の前で嫌がるエルデの脚を掴んでジャブジャブすると、

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ほら、この泥水ですよ。よし、これで問題はオールクリアだとドアを開け、先に上り框に上ったエルデの足を雑巾で拭き、続いて上ってスリッパを履くと、床からジャリッとした感触が…

 まぁ、なんとなく原因は判ります。エルデの前脚に生えた長い毛、通称「西城さん」に付いた泥が落ちたのでしょう。要するにもっと本格的に洗わなければ効果は無いということですね。明日は玄関先に洗濯機を用意しましょう。

大根、長ネギに助けられる

 昨日種を蒔いた畝は8月31日に作ったのですが、実は同じ日に大根用の畝も作り始めました。他の野菜用の畝はただ耕せば良いのですが、大根用の畝は土をフルイに掛けなければなりません(大根の変形を防ぐ為)。

 その日も深さ30㎝程の溝を掘り、その土をフルイに掛けて穴に戻すという作業を続けていたのですが、溝の幅が20㎝程度。確かに大根1本が育つ環境としては十分なのですが、種を蒔く位置がちょっとでもズレたらアウトであることに途中で気付き、翌日にやり直すことにしました。

 が、翌日は雨。しかも、結構な大雨。土は水を含みドロドロ。昨日と今日は晴天で、土も多少は乾いたのですが、まだまだ作業が出来るような状態ではありません。でも、この先2週間は不順な天候が続くという予報ですので、土が乾くのを待っていては種の蒔き時を逃してしまいます。で、仕方無しにフルイ掛けを開始したのですが、まぁこれが大変な作業なんですよ。

 先ず、今度は50㎝幅の溝を掘り、次に掘り返した土をフルイに入れて篩うのですが、相手は泥、篩ったくらいで落ちてくる訳がありません。それで、フルイの網に泥を擦り付け、無理矢理細かくして落とすのですが、重いし、時間が掛かるし、暑いし、汗は目に入るし、話題のヒトスジシマカには襲われるし、たかが大根を作るのにどうしてこんなことをしなけりゃならないのかと、怒りすら湧いてきます。

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 疲労困憊になり、もうこんなこと止めようかと思い始めたその時、隣の長ネギの畝が目に入りました。長ネギの畝はネギを挟むように土手が作ってあって、当然その土手の土は平地よりも乾きやすく、頂上部は既に乾いて白くなってすらいます。で、閃きました、「そうか、この土手と泥を入れ替えれば良いんだ」と。

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 狙いは大当たり。そもそもこの土手の土は、一度長ネギ用に耕してありますし、肥料や苦土石灰等も入っていて、しかも十分に寝かされているので大根用用土としては最適ですし、そこそこ乾いているのでサクサクと篩えます。ああ、私って天才。

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 なんとなく出来上がった大根用畝と、土手が新しくなってご機嫌な長ネギ達です。明らかに土手が高くなっていますが、雨が降れば大根用の畝の土は沈みますので、そうしたらこの土手の乾いた土を使って補修しようという魂胆です。ああ、私って天才。但し、大根用にと撒いたカルホス(土中害虫向けの農薬)は長ネギの方に行ってしまいましたが。

本日の散歩、3,738歩。距離2.676㎞。累積2,413.932㎞。