ニコ、家庭犬失格

ニコ_2021_06_12_1

 コイツはね、我々が出掛けるときに見送りもしないし、ただいま~って玄関を開けても出迎えにも来ないんですよ。自分の毛布の上で寝たまま、我々の顔を見て、気が向いたら尻尾をパタパタと2、3回振るだけ。どう思います?

 最初の内は「もしも玄関を開けたのが知らない人間だったら困るから出てこないんじゃない?」などと善意で捉えていたのですが、車の音や足音で飼い主だと判らない訳がありませんよね。って以前に、名前を呼んでも出てこないってどういうこと?

ニコ_2021_06_12_2 対岸の犬を狙うニコ

 じゃぁ我々を怖がっているのか、怯えているのかっていうとそんなこともなく、夕飯後の甘えん坊タイムはしっかり固定化し、最近では我々がまだテーブルに着いている段階で催促しに来るようにもなりました。私がお風呂に行くときにヒンヒン鳴くくらいなら、帰宅時にちゃんとお出迎えしろ!

ニコ_2021_06_12_3 メダカを狙うニコ

 ニコがこちらに来たとき、診療履歴を記録する愛犬手帳とか、犬に食べさせてはいけないもの、犬のしつけ方、トイレトレーニングのし方、更には高齢犬を高齢者が買う場合の心得なんていう冊子まで一緒に付けて頂きました。

 特に犬のしつけ方は、恐らく何かの本をコピーしたものだと思いますが、簡潔ながら要点を押さえていて、犬を飼う全ての人間が学んだ方が良いと思いました。

ニコ_2021_06_12_4

 と同時に思ったのは、ニコ達保護犬にも「人間に飼われるにあたっての心得」的な冊子を渡して読ませた方が良いんじゃないかってこと。例えば、「飼い主が出掛けるときは必ず玄関で見送ります。このとき悲しげな表情を浮かべると更に効果的です」とか、「お腹が空いたからといってゴミ箱を漁ったり、ましてや飼い主の手から奪い取るのはもってのほかです。鈍い人間に何かを要求する場合は上目遣いに飼い主を見詰め、小さくク~ンと鳴いてみましょう」とか・・・

小玉スイカ_2021_06_12_5

 小玉スイカです。これまで殆ど花が着かず、やっぱり2次使用の畝じゃダメなのかなと心配していたのですが、やっとここに来て毎日コンスタントに雌花を見付けられるようになりました。もっとも、まだ結実したものはひとつもありませんが。

 今年はニコのことで時間が取れないかも知れないと思い、毎年2株作っていたスイカを1株だけにしたのですが、こうやって見ると、このスペースに2株っていうのが端から無理だったようにも思います。ちゃんと整枝するならOKなのかも知れませんが、私は人工授粉すらもしない完全放任栽培ですから。

エルデ、「今日のは100dBね」

畑_2019_08_09_1

 勿論今日も草むしりです。また少し綺麗になりました。他人の畑の草むしりの進捗状況なんか見せられても面白くはないでしょうが、日々変化していく畑の様子を並べていると、少なくとも私のヤル気を盛り上げる役には立ちます。それにしても雨が降ってくれないかなぁ~

 と、連日汗を流しているのも白菜やキャベツの種蒔き(直蒔き)に間に合わせる為なのですが、向こう1ヶ月も高温傾向が続くという予報が出ていて、種を蒔いて育てるのはちょっと無理かも知れません。発芽はするでしょうが、なにせ生育適温が20℃程度ですからね。一応種を蒔いておいて、苗が出回る頃の様子を見てからどうするか(苗を買って植え直すか)決めるか、最初から諦めて購入苗一本でいくか、悩むところです。私の性格からすると前者を選ぶのでしょうが。

地這いキュウリ_2019_08_09_2

 最後の希望である地這いキュウリは元気にしています。って、定植してまだ2日目ですから、そう簡単に枯れられては困るのですが。万全を期して水も遣っときました。

小玉スイカ_2019_08_09_3

 小玉スイカの収穫も行いました。一部黄ばんでいる箇所がありますが、これは陽当たりが悪かったのではなく、日焼けしてしまったのです。で、まだこれから収穫適期を迎える実も在るのですが、これを最後の収穫にすることにしました。

 今年のスイカは初期の生長不良に始まり、7月の低温と日照不足、梅雨明け後の高温と条件が最悪でしたが(30℃を超える気温はスイカだって辛いんです)、ここにきて株全体の雰囲気も明らかに枯れる方向へ向かっていて、これ以上栽培を続けても意味が無いと判断したのです。そこそこの美味しさでしたが、もう十分食べましたしね(冷蔵庫に幾つも入ってますし)。それに、もういい加減で畑を綺麗にしたいのです。

トマト_2019_08_09_5

 トマトもまだ実は着いていますがもう終わりですね。台風が来る前に抜いてしまいましょう。草むしりを始めて以来、畑を綺麗にしてサッパリしたいという欲望が抑えられなくなっています。

 という訳で黙々と草むしりをしていたら、またしてもゴロゴロと音がして、空を見上げるといつの間にか真っ黒い雲が迫ってきているではありませんか。こりゃマズイと大急ぎで帰り支度をしているとドッカンと落雷まで。これはさすがに怖かった。

エルデ_2019_08_09_6

 何を「マズイ」と思ったかと言うと、今日もエルデの為にエアコンを点けてから畑に出たのでエルデは閉じ込められていて、パニックになると写真の後ろに写るガラス戸を開けて逃げようとするので(「開けて」と言うより「掘って」。後ろに在る小さな箱に潜ろうともします)、ガラスを割って大怪我する危険があるんです。幸いにも事故は起こっていませんでしたが、箱の中身が散らかっていたので遣ろうとはしたんでしょうね。

 それでも今日はこれまで見せたことの無い行動を取りました。私が台所に立っていたら、私とキッチンカウンターの間に割り込んで隠れようとしたんです。これまで何かに怯えると私の存在なんか目に入らなくなっていたのに、私を頼りにしてくれたんでしょうか。怯えのレベルが下がったので私が見えるようになったか、それとも私が大きな箱に見えたかのどちらかでしょうね。

 その後土砂降りの雨が降り出して散歩には行けませんでした。と言っても時間が短かったので、明日になれば畑はまたカッチカチになっていることでしょうが。

キュウリ、なにがなんでも枯れる

四葉キュウリ_2019_08_05_1

 四葉キュウリを1本立ちにしました。と言うと聞こえは良いのですが、

四葉キュウリ_2019_08_05_2

実情はこれ、もう1本の方の茎が萎れて倒れてしまっていたのです。いったいこれは何なんでしょうかねぇ。鳥や小動物ではあり得ないけど、虫にやられたという感じでもないし、かといって病気という雰囲気でもないし。こうなるともうお手上げです。

地這いキュウリ_2019_08_05_3

 と、頭を抱えていても始まらないので、ポットで育てていた地這いキュウリも今日定植しました。勿論また2本立てで、鳥除けバリアも施して。

 そんな作業中にもうひとつ感じたのですが、そもそもこんな高温でキュウリが育つんでしょうか。黒マルチが張ってあることもあって、地温だって半端無い高さなんです。一般にキュウリの生育可能温度は35℃までとされていますし、根はそれよりも低い温度までしか耐えられません。そう考えると、今回四葉キュウリが枯れたのだって単なる生理障害であった可能性もあります。炎天下に置かれた黒ポットよりも畑の方が環境が悪いとは考え難いのですが、いずれにしても先行き不安です。

小玉スイカ_2019_08_05_4

 今日収穫した小玉スイカは7月3日に開花したものなのですが、ひとつだけ極端に小さい実は9日に開花したものです。9日に開花した実の積算気温は昨日の時点で約700℃で、収穫適期には100℃足りないのですが、最近の日平均気温は30℃近くありますので、日数にすれば4日足らずということになります。何が言いたいのかというと、あと4日待ってもこれ以上大きくはならないってことです。

 そう、実が大きくならなくなってきたんです。蔓ボケと言っても良いくらいサモサに茂って、ちょっと前までは地面なんか全く見えなかったのに、今は下の防草シートが透けて見えるようになっていますので、株全体のパワーが落ちてきたのも確かなんです。蔓の伸びも止まりましたし、要するにもうスイカの生育期間は終ったんですね。実はまだいっぱい着いていて、日照が回復してこれから美味しくなるかと期待していたのに、残念です。

 

エルデ_2019_08_05_5

 今日は気温が下がるという予報だったのに36.5℃。そりゃ昨日よりは下がりましたが、37.1℃と36.5℃の何が違うと言うのでしょう。ということで、今日も西日を浴びてのお散歩です。でもね、エルちゃん、君は家で寝ていたから知らないだろうけど、畑はもっと暑かったんだよ。強烈な太陽で、炭火で炙られるホッケの気持ちが解ったような気がしたんだから。

エルデ_2019_08_05_6

 「そんなこと知ったこっちゃねぇ」っていう表情だね。まぁ確かに昼間より涼しいからOKっていう問題じゃないけど、日本中のワンちゃんが我慢しているんだから君も我慢しなさい。帰ったらエアコン点けて、冷たいお水も作ってあげるから。

四葉キュウリ、3度目の正直となるか

 暑いですねぇ。猛暑日まで気温が上がったこともさることながら、今日は久々にスッキリと晴れ渡った分陽射しも強烈で、ザ・真夏。暑けりゃ暑いで畑に行く気になりませんが、仕事が溜まっているので頑張りましょう。

四葉キュウリ_2019_07_30_1

 先ずやらなければならないのがこれ。ポットで育てていた四葉キュウリの苗を定植しました。本当はこの時点で1本立ちさせるべきなのですが、何が起こるか判りませんので、暫くは2本立てのままでいきます。

四葉キュウリ_2019_07_30_2

 更には鳥除けも施しておきます。蔓性の植物をどう守るか、これといった決定打がまだ固まっていないので、取り敢えず苗トレー2つで挟んでおきました。ここまでしてキュウリを育てるのは初めてです。せめて子蔓が生え始める頃までは守りたいのですが、さてどうしたものでしょうかねぇ。

長ネギ_2019_07_30_3

 次にやらなければならないのが長ネギへの土寄せです。ずっと雨続きで土が乾く暇が無く、何も出来ないまま居たらこんなに伸びてしまいました。畝間の土はまだビショビショで使えませんが、隣にジャガイモ畝跡の盛り土が在って、その天辺は解れるくらいには乾いたのでそれを使いましょう。

長ネギ_2019_07_30_4

 一緒に追肥も行い、やっと長ネギ畝らしい景色になりました。ただ、私としては土寄せ用の土の量を削減させる意図も在って今回2条植えにしたのですが、これはこれで結構な量の土が必要になることが判りました。これは素直に1条植えにしておいた方が楽だったかも知れません。

スイカ_2019_07_30_5

 そして最後のノルマは小玉スイカの収穫です。但し、殆どが採り遅れ。中には1週間も遅れてしまったものも在ります。適期に収穫していればご近所に配ることも可能ですが、これではそれも出来ません。一応は冷やしますが、ひと口齧って不味かったらゴミ箱行きですね。

 と、以上が今日の野良仕事の全てです。長ネギへの土寄せに付随して若干の草むしりも行いましたが、それでも畑での滞在時間は2時間程度。その2時間で私は2.2㎏痩せました。そう、2.2ℓの汗を掻いたんです。畑へ出る前には水分補給に努めていますが、前後でもっと頑張らないと死にますね。

 

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 エルデも散歩前には水分補給しています。本当は帰って来てから冷たい水が飲めるようにと、出発前の水分補給が終ってから飲み水を換え、氷を入れておいてやるのですが、水入れを置いた瞬間にまたガブガブ飲み始めるので、毎日私に怒られています。

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 まぁ、我が家では昼間は滅多なことではエアコンを点けませんので(野良仕事や散歩で外へ出る度に急激な温度差に晒されることになり、自律神経に負担を掛ける為)、エルデも頑張っているんですよね。だけどエルデ、お前は2ℓも汗を掻かないだろ?

枝豆、定番品種決定

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 今日も雷雨の心配があって、事実昼過ぎにはまた空が暗くなってきて、夕方まで待っていたら3日連続でお散歩中止ということにもなりかねません。それで、ちょうど曇っていて涼しい風も吹いていることだし、思い切って15時に散歩に出ることにしました。どちらも雷雨の前兆なのではありますが、ポツポツ来たら逃げ帰ることにしましょう。

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 ところが、いざ外に出てみると黒い雲なんかどこにも無く、更には歩いている内に薄雲まで薄れていき、ポツポツ来るどころか晴れ渡ってしまいました。30℃超えで晴天となればそりゃもの凄い暑さ。良かれと思って思い切ったのに、世の中上手くいかないものですね。

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 それでもエルデはヤル気満々だったのですが、梅雨寒に慣れていた身体にさすがにこれはマズイんじゃないかと思い、「夕方になったらもう一度散歩しよう」と嘘をつき、理由は違うものの早々に逃げ帰ってきました。エルデは不満そうでしたが、ほら、お前だってやっぱり暑いんじゃないか。それはそれとして、シャンプーしたばかりなんだからそういうことは止めてくれないかなぁ。

 暑いことは暑いのですが、天気が良ければ私のヤル気も湧き上がってきます。よし、草むしりを頑張ろうと畑へ向かったのですが、その前に地這いキュウリの種をポットに蒔き、ついでに四葉キュウリの苗に水を遣っておこうとして驚きました。

四葉胡瓜_2019_07_24_4

 4本発芽した内の1本がまた鳥に喰われているじゃありませんか。今回も鳥除けとして苗トレーを被せておいたのですが、今回も日照不足で徒長した苗がトレーの天井に頭をぶつける様になり、そろそろ天井を嵩上げしてやらなければと考えていた矢先の出来事です。本当に油断も隙もありません。

枝豆_2019_07_24_5

 殆どの時間は草むしりに費やしたのですが、帰り際にエンツァイ(空芯菜)と枝豆を初収穫しました。

 が、枝豆を収穫するにはまだちょっと早過ぎました。4株抜いたのですが、豆が大きくなっている莢を集めてもお通し1回分。勿体無いことをしました。但しこの枝豆(サカタの種「早生大さや枝豆」)、かなり美味しいです。茶豆風の香りも良いですし、こんな天候で育ったにも拘らす甘味も強いですし。莢着きの悪さは密植栽培で補えますし、背が低いのでトンネル栽培するのにも適していますし、これまで色々な品種を試してきましたが、これは気に入りました。種が売られている限り定番としましょう。

小玉スイカ_2019_07_24_6

 ついでに昨日に続き小玉スイカも収穫です。写真左側が6月19日に開花したもので(昨日のと同じ)、右側が23日に開花したもので、それぞれの積算気温は835℃と739℃になります。昨日の808℃と併せて食べ比べれば、この品種の収穫適期が大体判るでしょう。

畑、喜びと悲しみ

 最高気温33.6℃。空は晴れわたり、お日様はカンカン照り。湿度も相まってもの凄い暑さですが、これなら畑の土も少しは乾いてくれるでしょう。と思っていたら午後から文字通り雲行きが怪しくなってきて、その内にゴロゴロ鳴りだし、15時頃には土砂降りの雨が。

 雷の音にパニックを起こしたエルデが入り込まないようにと、寝室や和室の扉を閉めて回りましたが、怯えはしたものの意外に落ち着いていて、暗い廊下で寝ていたりします。やっぱりあの花火+ビスケットで何かが変わったんでしょうか。

 という雨も16時には上がり、17時にはアスファルトの上の水溜りも消えたので、畑へ行って小玉スイカを収穫してから散歩に出ることにしました。また今日も散歩に行けないんじゃエルデが可哀想ですからね。

地這胡瓜_2019_07_23_1

と向かった畑で衝撃的な光景が。一番期待していた地這いキュウリがへし折られているではありませんか。葉には何者かが突いた様な穴が幾つも開いていますし、犯人は間違い無く鳥でしょう。キュウリなんか家庭菜園を始めてからずっと作り続けていますが、苗がダメになったなんて初めてのことです。

四葉胡瓜_2019_07_23_2

 もう一方の四葉キュウリの状態も宜しくなく、先行きが非常に不安です。にしてもどうして下葉が枯れたんだろうと思って写真を拡大して見ると、ここにも鳥に突かれた痕が。う~ん、こりゃキュウリにも、少なくとも苗の内は鳥除けしなくちゃダメですね。

 それにしても困りました。もう一度地這いキュウリの種を蒔き直しはしますが、収穫まで漕ぎ着けるかどうか。来年の栽培計画の為にも、せめて味見だけでもしておきたかったのですが。そしてもっと困ったことに、また雨が降り出して来ました。スイカだけ収穫して急いで帰りましょう。

小玉スイカ_2019_07_23_3

 で、収穫したスイカがこちら。昨日の時点での積算温度は808℃です。

小玉スイカ_2019_07_23_4

 切ってみるとこんな感じ。空洞果になっていますが、これは熟度とは関係ありません。

 早速冷やして食べてみました。「ぅわ~、凄く甘いスイカ」という訳にはいきませんでしたが、果物として成立するだけの甘味はあります。今年の気象条件を考えると上出来なんじゃないでしょうか。香りの悪さがちょっと気になりますが、日照時間も増えてきていますし、これからに期待しましょう。

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 ということで、エルデには今日も庭の散策で我慢してもらうことになってしまいました。ご免ねぇ~ この不安定な天気ももう少しすれば安定してくるから、エルちゃんもこれからに期待だ。

プリンスメロン、小玉スイカへの期待を繋ぎ止める

プリンスメロン_2019_07_22_1

 先日収穫したプリンスメロンを食べてみました。香りも甘味も強く、非常に美味しいと評価しても良いのではないでしょうか。これだけ美味しければ作った甲斐があったというものです。もう2度と作りませんけどね。勝手に割れるし蟻に喰われるし、割れて腐れば臭いし虫が発生するし、メロン栽培に付随するあれこれが厄介過ぎるんです。

 それはさておき、殆ど陽を浴びずに育った、しかも適正数を超えて育てたメロンがこんなに甘くなるとは思ってもいませんでした。雨で収穫には行けませんでしたが、実はちょうど今日収穫適期を迎えた(受粉からの積算温度が800℃を超えた)小玉スイカが在るんです。当然スイカだって太陽を見ずに育った訳で、どうせダメなんだろうなと殆ど諦めていたのですが、メロンがこれならスイカもねと俄かに期待感が高まってきました。

エルデ、3日ぶりで行き倒れ

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 ネットメロンは枯れましたが、小玉スイカは勢いを衰えさせることなく生長を続けています。里芋の畝は既に緑の海に呑み込まれ、とうとうオカヒジキまで覆おうとしています。もうお手上げです。で、雌花に開花日のタグを付ける作業も今日で終わりにします。というか、もう歩くスペースが無くて雌花を探すことすら出来ません。

スイカ_2019_07_10_2

 でも、昨日新たに2本の旗を立て、現時点で14個の実が着いていて、更に写真の様な、まだ小さいから旗は立てていないものの大きくなるのが確実な実も幾つか在って、遠からず20個を超すのは間違い無く、それだけ生ってくれればもう十分です。今後着いた実は全て摘果したいところですが、そんなことが出来るくらいなら誰も苦労しません。

プリンスメロン_2019_07_10_3

 一方こちらはプリンスメロンですが、裂果しているものが在ったので摘み取りました。まだ熟してもいないのに、どうしてなんでしょう。

プリンスメロン_2019_07_10_4

 割ってみるとこんな感じ。これが受粉したのが6月12日で、昨日の時点での積算気温が645.1℃。ネットメロンは1000℃~1200℃が収穫適期ですが、プリンスメロンは800℃程度ですので、残り155℃。最近の日平均気温が24℃くらいですので、あと1週間もすれば収穫となったのに。

 小玉スイカの収穫も積算気温800℃くらいからですので、そろそろということになります。いざとなって慌てないように、開花日付リストを作っておきましょう。

 

エルデ_2019_07_10_5

 私の足首は腫れも赤みも殆ど引き、痛みは全く無くなりました。ということで、エルちゃん3日ぶりのお散歩です。但し、畑で草むしりに励んでいたら出発するのが遅くなってしまい(休んでいる間に生長するのはスイカだけじゃないんですよ)、時間が無いので今日は短距離コースで我慢してね。

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 でも、そんな気遣いは無用でした。短距離コースをダラダラ歩いただけにも拘らず、エルデは行き倒れていましたから。確かに今日は久しぶりに太陽が顔を出して、気温も30℃を超えはしましたが、おいおい、それ程暑くはない筈だぞ? まぁ、3日ぶりの散歩が嬉しかったのか、出だしは駆け足で動き回っていたのでバテちゃったんでしょうかね。明日はもう少し落ち着いて歩こうね。って、明日は午後から雨だから、また散歩はお休みになるかも知れないけど。

エルデ、時々関西弁

ミニトマト_2019_07_01_1

 ミニトマトです。写真手前の株が「ミニキャロル」で、奥に見えるのが「甘っ子」ですが、2段目の実も収穫が始まりました。そうは言ってもまだ気温が低いですし、日照も乏しくて熟すまで時間が掛かっていますが、これで太陽が出るようになれば爆発的に収量が増すことでしょう。って、大玉も含めてコンビニの小さなレジ袋が毎日いっぱいになるくらいの収量がありますので、既に爆発していると言えなくもありません。

スイカ_2019_07_01_2

 もうひとつ爆発しているのが小玉スイカです。ドローンで真上から撮影すればどれだけ凄い事になっているのか簡単にお解り頂けるのですが、伸びた蔓が隣家の敷地や手前の柿畑にはみ出すのを食い止めるのに必死な毎日です。

 毎年同じ栽培方法を採っているのにどうして今年に限って蔓ボケしてしまったんだろうと考えているのですが、もしかすると定植直後、ベタ掛けした不織布で擦られた苗がボロボロになった事件、あれが原因だったのかも知れません。つまり、本来であれば順調に蔓が伸び、着果し始めた頃に効き始める筈の肥料が、苗が復活しようとしている間に根が肥料に達してしまい、蔓が伸び始めるタイミングで効いてしまったんじゃないかと。まぁ、本当のところは判りませんけどね。

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 そんなスイカに今日、9本目の旗を立てました。よしよし、やっと調子が出てきたぞ。そして10本目の旗を立てようとして、この実に日付タグが付いていないことに気付きました。仕方が無い、残念だけどこれは摘果しましょう。実際これだけ蔓がゴチャゴチャに絡み合うと、雌花を探すのは勿論、着果した実を探し出すのも至難の技なんです。スイカのお世話が段々嫌になってきました。

 

エルデ_2019_07_01_4

 今日は珍しく子供から大人まで3組の奉仕者が現れたのですが、その内の男の子の腰が引けていて面白かったのでご紹介しましょう。脚色していますが、実際にはちゃんと私に許可を取ってから触っていることを彼の名誉の為に申し添えておきます。

エルデ_2019_07_01_5

 毎日ジメジメムシムシの中を歩くのも嫌になってきましたし、このドンヨリ曇った空の下を歩くのも嫌になってきましたが、今日は比較的涼しく、エルデも短距離と長距離の中間くらいのコースを選んでいました。もっとも気温の所為ではなく、思いの外の奉仕者出現にテンションが上がっちゃっただけなのかも知れませんが。

エルデ_2019_07_01_6

 天候不順ゆえ、最近は朝いちで天気予報をチェックし(勿論、日本気象協会の1時間天気予報で)、その日のお散歩スケジュールを決めているのですが、雨で散歩に行けないことを望んでいる私がどこかに居ます。そのくらい最近の散歩が楽しくないんです。いくら梅雨だとは言え、こんなに毎日曇り空(時々雨)ってのは珍しいですよね。ああ、暑くなっても構わないから早く梅雨が明けてくれないかなぁ…

なつおとめ、色は申し分無いんだけど…

スイカ_2019_06_29_1

 小玉スイカに7本目の旗を立てました(つまり7個目の実が着いた)。数的にはもうこのくらいで十分なのですが、去年は1株で8個収穫していますので、倍の2株育てているにしては物足りない数でもあります。今年は蔓ボケして着花が遅くれ、最近になってやっと雌花が続々と咲くようになったのでこれからだと言えなくもありませんが、残念ながらこれ以上蔓を伸ばさせる場所がありません。いやまぁ、スイカの成長力の恐ろしさを久しぶりに感じています。

ツルムラサキ_2019_06_29_2

 すっかり周りをメロンに包囲されていますが、ツルムラサキがやっと大きくなり始めました。苗を定植したのが1ヶ月以上前ですので、本当に「やっと」という感じです。でも、初期生長がとっても遅い野菜をもうひとつ知っています。それはエンツァイ(空芯菜)。生育適温がツルムラサキより高いエンツァイはまだ苗のままですが、それでも真夏になると爆発的に生長することは判っています。ということは、このツルムラサキも爆発するんでしょうか。とにかく先ず味見をしてみて、不味かったら早目に始末してしまいましょう。

桃_2019_06_29_3

 桃(なつおとめ)の実が鳥に突かれたり熟して落ちたりし始めたので収穫することにしました(これで全部という訳ではありません)。と言ってこれが初収穫という訳でもなく、2週間ぐらい前から時々味見しているのですが、なかなか甘くならないんです。恐らくこれ等も大して甘くはないのでしょうが、これ以上待っても腐るだけですからね。

 鉢植えだったものを庭に下ろして今年で2年目。鉢植えで育てていた頃は抜群に美味しかったのに、路地初年の去年もこんな味でしたので、恐らく栄養生長に逆戻りしたんじゃないかと憶測しています。ま、今はまだ樹形を作り直している段階ですので、何年かして樹が充実するまで我慢しましょう。花は楽しめますし。

 

エルデ_2019_06_29_4

 気温も湿度も昨日と同じようなものでしたが、今日は雲が厚く、風があったので遥かに過ごし易く感じました。でも昨日の反省がありますので、エルデが行きたがる所へ行き、エルデがやりたいことをさせることにします。

エルデ_2019_06_29_5

 だからといって、エルデがここでジロウ君と会いたがった訳ではありませんが。それに、好きな所へ行っても良いよと言われてもエルデも困るみたいで、時には私が方向を決めてやらないと散歩が進まなくなることもありますし、そもそもエルデがやりたいことなんてクンクンだけですけどね。あ、ドッグラン1号店に入りたがりましたが、脚のことを考えてさすがにそれは止めさせました。

エルデ_2019_06_29_6

 そんな訳で、あっちへフラフラこっちへフラフラとダラダラした散歩でしたが、結果的に歩いた距離はいつもとそう変わらなかったと思います。にも拘らず最後にはもう少し歩きたそうな雰囲気でしたので、今日に限って言えば大成功でしょう。ただ、ダラダラしている分時間が掛かるんですよ。それに、本当に暑くなったときにもこれが通用するかですね。