蟻、有罪確定

 今日は保険会社からの電話やら何やらで家に釘付けにされました。相手側の保険会社の主張は「駐車場内での同様の事故の場合、3:7が基準になるが、今回の場合は2:8で」とのことでした。私が当方に事故を回避することは不可能だと言うと、「回避は無理だが予見することは出来る」と。どうやら車を運転するには超能力が求められ、それが無いと責任を問われるようです。

 お話にならないと電話を切り弁護士に相談すると、「それは0:10であるべき事故だと思います」と。但し、車の修理費が20~50万だとしても、弁護士費用がそれより遥かに高額になってしまうとも。どちらも想定内の回答でした。

 でもね、これは金の問題では無いんです。自腹を切ってでも保険会社の理不尽を糾弾し、判例のひとつとして積み重ねるのは社会正義の問題なのです。だから私は当方の保険会社に電話して宣言しました、「そちらで交渉して」って。ええ、私は実利的な人間なんです。だからって、2:8じゃ納得しないけどね。

 私、交通事故の当事者になるのは今回が初めてなのですが、保険会社は契約者の代弁者では無いということが良く判りました。今回のことで得た教訓は、「弁護士費用特約は必ず付けましょう」ということです。

 

 不愉快な一日でしたが、嬉しい出来事もありました。昨日、畑でスギナ退治をしていたとき、二の腕に痛みが走ったのです。慌ててシャツを脱ぎ確認してみると、茶色く小さな蟻が1匹、シャツの内側を歩いていました。これで咬まれた/刺された箇所が今までの虫刺されと同じ状態になれば、これまで謎だった犯人が特定されることになります(まぁ、確かに多少は非科学的ですが、裁判で有罪を勝ち取る程度の状況証拠にはなるんじゃないでしょうか)。

 で、楽しみに待って今日、腕はこうなりました。

虫刺され_2015_06_09_1

 有罪確定ですね。そりゃ住処を壊され、更にはその土を手で揉み解されるのですから、蟻さんにしてみれば一矢報いたくなるのも当然だとは思いますが、こんなことをしたら巣を壊される程度では済まなくなることをどうして解らないのでしょう。

 でも、この蟻は以前から疑っていて、この様な症状を引き起こす種類は居ないかと散々調べたのですが、もっと劇症を齎す蟻なら居るものの、近いものが見付からないのです。ならば姿から見分けようと思っても、相手が小さ過ぎて良く見えないし… 顕微鏡が欲しい。

 この写真を撮っていたら、私も撮ってとエルデが良い子に座っているので、パチリ。

エルデ_2015_06_09_2