ニコ、「思うだけじゃなくて行動しな」

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 昨夜の散歩の時間帯には雨が降っていて、ニコにはカッパを着せて出掛けたのですが、最近では珍しく全く引っ張らずにトコトコ歩いていました。黄色いカッパを着てトコトコ歩く姿は相変わらず可愛いですね。

 と同時に思ったんです、ニコもいずれはこんな風にしか歩けなくなるときが来るんだよなって。

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 エルデも若い頃はニコと似た様なものでした。まぁニコよりはちょっとだけ賢かったんじゃないかと思いますが、とにかくもうハイテンションで、図体がデカいだけに手の焼かせ加減はニコなんてものじゃありませんでした。

 それが7歳になったばかりの或る日、散歩中に突然歩かなくなって遠くをボーッと見詰め続け、何が起こったのか解らない私は心底心配しました。その後の観察の結果、「ああ、これは後脚が痛いんだな」と判り、薬で症状をコントロール出来るようになりましたが、あれが始まりでした。

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 8歳になると躓いて転びそうになることが時々あり、じゃぁ筋トレさせようとあれこれやっている内に今度は転換発作を起こすようになり、3年間の試行錯誤の末にやっと合う薬を見付け、やれやれこれでやっと穏やかに暮らせると思ったときにはもう昔のエルデではなくなっていました。

 いったいどこからリンパ腫の影響が始まったのかは全く分かりませんが、歩く速度が遅くなり、あんなに大好きだった人間に撫でられてもあまり喜ばなくなり、その内に歩ける距離も短くなり・・・ 学生達がチヤホヤしてくれるのでエルデが大好きだった大学へ連れて行こうと、家の傍に在る片側2車線の道路を渡ろうとしたとき、エルデがもう走れないことを知って愕然としました。

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 私は未だに後悔しているんです、あれがエルデとの別れになると判っていたら、オムツ交換なんかしていないでエルデの傍に居てやったのにと。

 ということがニコの身にも起こる訳で、そのときに後悔しないで済むように、可能な限りニコには楽しい暮らしを与えてやりたいと思っています。そうは思っていても、引っ張られればやっぱり腹は立ちますが。

本日の散歩7,765歩、距離5.56㎞、累積37.318㎞

ニコ、「どうして私が売れ残りじゃないって言い切れるの!」

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 なんとなくですが、なんだかニコの身体が大きくなったんじゃないかという様な気がしてなりません。勿論、体重は増えています。我が家にやって来たときには肋骨が浮き出ていましたから、そりゃ太ってもらわなきゃなりません。そうではなく、骨格自体が大きくなったんじゃないかって。

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 大型犬であれば1歳を過ぎても成長はしますが、ニコは3歳の中型犬ですからね。逆に3歳という推定が間違っているとしても明らかに仔犬ではありませんし、今頃成長する訳が無いと解ってはいるのですが、どうも疑念が消えません。あのとき身体測定しておけばなぁと後悔していますが、あのときはそれどころじゃありませんでしたし、まさかこんな疑念が浮かぼうとは思ってもいませんでしたので無理もありません。

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 そう言えば、例えばペットショップで売れ残ったりして、長らく狭いケージの中で育った犬は身体が小さくなるという話を聞いたことがありますが、あれは本当なんでしょうか。本当だとすれば遺伝的形質の発現を環境が左右するということですから、あり得ないことではないけど凄いことです。

 と同時に、当然浮かぶ疑問がもうひとつ。そういう個体は広々とした環境に移されると再び成長を始めるのでしょうか。まぁそうであったとしても、ニコはペットショップで売れ残っていた訳ではないので関係ありませんが。

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 ところで、昨夜凄い発見をしました。昨夜は雨で、ニコも私もカッパを着て散歩に出たのですが、私の手には最近購入した新しい懐中電灯が握られていました。

 で、その懐中電灯は明るさを2段階に切り替えられるのですが、明るくしたときには線で見えていた雨粒が、暗くすると点線にみえるんです。そう、明るさ自体を変えるのではなく、細かく点滅させることで暗くしていたんですね。全てのLEDライトがそうなのかは分かりませんが、そんな面倒臭いことをしなければ明るさを変えられないんでしょうか。