光圀、「本当にイヌってバカね」

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 ニコが我が家にやって来たとき、猫の光圀に対してどう反応するのか非常に心配したものです。昼間は光圀がケージの中に居るので問題はありませんが、夜になって光圀を野放しにしてからは絶対に2匹だけにしないようにしていました。

 3年が経ってその心配は無くなりましたが、光圀とニコの関係は当初から殆ど変わっていません。「同居している猫と犬」。互いに身体をクンクンすることはありますが、親密に接することは殆どありません。

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 それでもニコは光圀の存在が気に食わないんです。ソファーの奥さんの定位置に光圀が寝ていて、そこに奥さんがやって来るとニコは光圀をどかそうとしますし、光圀が私に甘えようと近付くと邪魔しに来ますから。それを言ったら、私の定位置に奥さんが座ろうとすると不満を表明するそうですから、私>ニコ>奥さん>光圀といった順位付けをしているのかも知れません。私の定位置にニコが寝ていることもありますが、私が近付くとサッと席を譲ります。

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 ところが、最近になって2匹の関係性に疑問符が付く状況が見受けられるようになりました。と言うのも、夜は寝室に行って寝ていた光圀が最近は居間から出ようとせず、かといってケージにも入らないので、居間でノビノビと夜を過ごすことが多くなったのですが、今度はニコが朝になっても寝室から出たがらなくなったのです(居間に入りたがらない)。そして奥さんの出勤後、私が起きてくるまでの間は2匹が居間に閉じ込められているのですが、私が居間に入ったときのニコの表情は明らかに「父ちゃん、私を助けて」と訴えています。

 ニコが光圀を恐れているとは思いませんし、ニコにも光圀が群れの一員であることは理解出来ていると思うのですが、猫と犬とは全く異質な動物で、その異質さに途方に暮れているということはあると思います。それに、光圀が何か仕出かすと私が怒るので、それもニコを困らせているのでしょう。ニコには光圀の何が私を怒らせるのか解らないでしょうし。

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