朝の薬を寝起きに少量のドライフードと一緒に与えるようにして以来、朝寝坊だったエルデが私と一緒に起きることが多くなりました。眠気より食い気。但し毎日という訳ではなく、割合で言えば2~3割程度ですが、10日間に0だったものが2~3になればそりゃ大したものです。
私はエルデの投薬時刻に合わせて起きるので、エルデが遅れればそれだけ薬を飲むのが遅れるのですが、1時間くらい遅れても大した問題にはならないでしょうし、そんなに遅れないよう、私も散歩の支度をしながら大きな音を立て、エルデの起床を促しています。
そんなことを繰り返す内に、私は或る法則性に気付きました。それは、「エルデが早起きした日は散歩中のテンションが高い」というものです。逆に、テンションが高いから早起きするんだと考えれば納得がいきますよね。
が、今朝はその法則が崩れました。15分遅れで起きてきたエルデは、散歩に出る前、家の中で暴走していました。勿論散歩中もご機嫌で、普段は歩かない建物の裏側にまで入りたがるのは良いんだけど、お願いだから女子寮の周りを徘徊するのは止めてくれないかなぁ。
そんな状態であるにも拘らず、やっぱりこの側溝を渡ろうとはしません。ここは昔から遺失テニスボールの宝庫で、今日も何かを見付けて収穫に行きたそうにしていたのですが、最後まで渡る決心がつかなかったようです。その気になれば今だって簡単な筈なのに。
でもまぁ、若い頃ならまだしも(昔は水が流れている側溝の上の蓋を渡るのを怖がって、よく練習させたものです)、今更無理して渡らせる必要もありませんし、渡って薮の中をウロウロされるとリードが絡まり、救出するのが大変なので、なまじその気になられるよりマシかも知れません。