エルデ、雨で湿って不完全燃焼

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 予報通りに気温は低く、おまけに散歩に出た途端に奉仕者を獲得してテンションが上がり、こりゃ先が思い遣られるなと思っていたのですが、今日のエルデの情熱は専らクンクンの方に向けられました。

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 歩くの自体は速いので私も速足で追い掛け、急ブレーキを掛けて延々とエルデのクンクンを待つことの繰り返しで、或る意味インターバル速歩と言えなくもありませんが、散歩としては退屈です。

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 それに、こうやって薮に頭を突っ込んで一心不乱にクンクンしているときは、実は薮の中にフライドチキンの骨が落ちてたってことが偶にあるので注意しなければなりません。野良猫用に餌が置かれていたりしても食べることはありませんが、フライドチキンの骨に対する執着心だけは子供の頃のままです。

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 それでも定位置まで来るとお約束のウネウネを始め、さていよいよ暴れてやろうかなという決意じみたものを感じさせますが、ここで思わぬ事態となりました。予報では夕方からと言っていた雨が降り始めたのです。エルデ、ウネウネしている場合じゃない、帰るぞ!

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 雨が降り始め、私が「帰るぞ!」と言うとエルデは素直に従います。それも渋々付いてくるんじゃなくて、積極的に急いで(時々はクンクンしますが)。それが私の勢いに押されてのことなのか、それとも本当に雨が嫌いだからなのかは正直判りませんが、今日は発散できなかったパワーも相まって、横断歩道を走っていました。良く見るとこの写真、四肢が全て中に浮いているんですよね。憧れの「空飛ぶエルデ」が立て続けに撮れてしまいました。

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 というエルちゃんの協力もあって、なんとか濡れずに済みました。やれやれ。暖かくなるのは有り難いけど、雨に悩まされる季節の始まりでもあります。今年は何回こうやって逃げ帰ることになるんでしょうかねぇ…