ワゴンR、解決

 昨日、ブランシュちゃんの飼い主さんからメールを頂きました。ブーちゃん、鼻の組織を切り取って生検した結果、円盤状ループス紅斑と診断されたそうです。要するにエリテマトーデスです。癌でなかったのでホッとはしましたが、これはこれで厄介な病気ですね。でもブーちゃん、大丈夫だよ。おじさんも一生懸命サポートするから、また一緒に遊ぼうね。

 

 と、ブーちゃんの健康を願いつつ、話題は干し柿に移ります。昨日3時間掛けて吊るした柿の光景をご覧下さい。

干し柿_2012_11_13_1

 ちょっとした農家の軒下ですね。左側5列が昨日干した渋柿46個。その隣の2列が一昨日干した甘柿4個。そして残りが最初に干した百目柿(渋柿)16個です。全部で66個。でもね、去年は11個の干し柿を作って、消費したのは10個だけですよ。残りの1個は今も冷蔵庫で眠っています。どうすんのよ、こんなに作って。

 最初に干した16個を今日揉んでみました。表面は乾いていますが、中はトロトロと柔らかく、揉み心地は最高でした。渋さえ抜けていれば、こういう状態で食べるのが本当は美味しいんですけどね。

 

 さて、全国数万人のワゴンRユーザーの皆様、本日、リモコンキーの電池切れ警告灯問題に決着を付けましょう。車検をお願いした車屋さんが持っている整備マニュアルにもリセット方法が載っておらず、あちこちに連絡して資料を入手したそうです。

 先ず、どういう仕組みで警告灯が点灯するかをご説明しておきましょう。この車は車載コンピュータに使用できる鍵が登録されていて、どちらかの鍵の電池が消耗してくるとコンピュータが「異常発生中」のステータスを立て、警告灯を点灯させます。逆に、電池が交換されるとコンピュータが異常発生中ステータスを落とし、警告灯は点かなくなります。

 で、いよいよ今回の現象ですが、結論から言えば、要するに何等かの原因で車載コンピュータが異常発生中ステータスを落とせなくなってしまい、それで電池を交換したにも拘らず警告灯が点灯し続けていたということです。つまりはバグ、不具合ですね。

 それではどうすればこの状態を解消することが出来るのか。それには「正常判定操作」と呼ばれている作業が必要になります。その方法とは、

 ① 全ての登録済み携帯リモコンで、キーレスエントリにより2回以上ドアをロック/アンロックさせる

 ② 全ての登録済み携帯リモコンが車内にある状態かつイグニッションONで、2回以上ドアを開閉させる

 ③ 全ての登録済み携帯リモコンがドアアンテナ検知範囲にある状態で、リクエストSWにより2回以上ドアをロック/アンロックさせる

以上の操作の何れかを行うそうです。この操作により、異常発生中ステータスが強制的に落とされるということでしょう。私がスズキのお客様相談室で聞いた方法は①でしたが、「全ての登録済み携帯リモコンで」という部分が抜けていたので解消されなかったのですね。実際にやってみると一発で解消されました。因みに、私が昨日書いた「電源(バッテリー)を切る」という方法は×だそうです。パソコンが電池を積んでいるか、不揮発メモリー上にステータスが書き込まれているんですね。

 ところで、この方法は本社とディーラーAに問い合わせて判らず、ディーラーBに問い合わせて初めて判ったそうです。印刷された資料が存在するのですから、こういう不具合が存在することは認知されている筈なのに、スズキ全体で共有されていないということです。これでは改善される訳がありませんよね。最近の日本のメーカーはどうしてしまったのでしょう。

本日の散歩、5,360歩。距離3.838㎞。累積604.138㎞。