それでは問題です。下の2枚の写真、左側は昨日の、右側は今日の散歩の様子ですが、共通している点は何でしょう。勿論、エルデ以外で。
正解は「道路の水玉模様」。まったくもう、散歩に出る度に雨に降られます。今日なんか青空が見えているのに降っていて、その内に止むだろうと思って歩き続けたら、ず~っと降りっぱなし。うんざりです。
という散歩から帰り、テレビを観ながら食事をしていると、明日の朝までに150㎜の雨が降るというニュースが。150㎜! 今月は毎日の様に雨が降り、畑は未だにドロドロですが、それでも今月の降水量は合計で108mですよ。それが一晩で150㎜。せっかく発芽してくれたけど、これでジャガイモは絶望的ですね。それどころかエンドウも。
既に雨は本降りになっていますし、このまま諦めるしかないかと思いましたが、やれることが有るのに何もしないで諦めるのは悔しいので、エイヤッと気合を入れ、カッパを着て畑へ向かいました。こんなこと、野菜を作り始めて以来初めてのことです。
そして作ったのがこの溝。ジャガイモとエンドウの畝の両側に、深さ20㎝程度の溝を掘りました。さすがに溜まった水を排水する為の溝までは作れませんでしたので、どれ程の効果があるかは判りませんが、後は明日からの高温に期待しましょう。
今日はもうひとつ初めてのことを。
里芋の芽出しです。これまでは種芋をそのまま畑に植えていたのですが、去年はその幾つかが発芽せずショックを受けたので、今年はより完璧を期そうと考えたのです。と同時に、畑の水が引いて準備が出来るまでの時間稼ぎという側面もありますが。
スーパーに在った大きな発泡スチロールの箱を貰ってきて、そこに濡れない程度に湿らせた培養土を入れ、種芋の頭が隠れる程度の深さに埋めました。明日から昼間の内は陽に当てて土を温め、夜は蓋をして保温します。
種芋のひとつが部分的に腐っていたのでそこを切り取り、切り口に灰を付けてから埋めるということも行いました。ジャガイモの植え付け方法の応用ですね。本当は切り口を乾燥させるか、抗菌剤を塗る方が良いのでしょうが、緊急避難的措置なので仕方ありません。だから上手くいくかどうかは判りませんが、元々廃棄すべき芋なのですから、失敗しても惜しくはありません。
そうそう、これも初めてなのですが、今回の品種は「土垂」です。我が家では茹でて皮を剥いて塩を付け、絹担ぎ風に食べることが多いのでこれまでは石川早生ばかりを作っていたのですが、小さな芋が多くて使い難い面もあるので、違い品種を試してみようと思いまして。