ニコ、「だから身体が大きくなったんじゃない」

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 またブンちゃんに会いました。やっぱりエルデと一緒に歩いていた6年くらい前に会った子でした。12歳ですって。ニコと遊ぼうとしたりして、フレブルとしてはご長寿ですね。

 で、飼い主さんの「この子は何という犬種ですか?」という質問から始まってあれこれお話したのですが、彼女もニコが4際には見えないと言うんですよ。幼さを感じるって。幼さと言われるとさすがにどうだろうとは思いますが、私の「1歳そこそこでやって来た大型犬」説もまんざらじゃないのかも知れません。

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 でもそう考えれば真っ白だった歯の説明も付きますし、この興奮し易さにも納得がいきます。と、いくら力説したところで意味はありませんが。

 まぁ、仮に1歳大型犬説が正しかったとしても、もうこれ以上大きくなることはあり得ませんので、どうでも良いじゃないかと言われればその通りなのですが、犬のライフサイクルの上での2年間は結構な重みを持ちますので、出来ることなら正確な年齢だけでも知りたいところではあります。

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 ただ、1歳大型犬説を否定しかねない事実もあって、2歳の犬がこんなに寝るもんだろうかと言うくらいよく寝ています。基本的に散歩と食事と甘えん坊タイム以外は寝たまま。犬は動く必要の無いときは寝ているものですし、人間に近寄りたくなかった頃の生活習慣が定着してしまっただけなのかも知れませんが、2歳児のエルデは一日中私の後を付き歩いていましたからねぇ。

 本当にね、私が畑での肉体労働を終えて戻り、着替えてやれやれと椅子に座った途端に大あくびをしながら居間から出てきて、早く散歩に連れてけと催促されるとムッとします。

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 その畑で今日はジャガイモ用の畝を作りました(隣は玉ネギ)。本当は昨日これをやろうと思っていたのですが、化成肥料のストックが全く無いことが判り、先送りしたんです。

 もう既に去年の植え付け日付を過ぎてしまったのですが(去年は3日)、今年は気温が低いですからね、地温を測って植え付け日付を決めましょう。

本日の散歩8,300歩、距離5.943㎞、累積112.786㎞

ニコ、「私には父ちゃんが理解出来ないけどね」

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 昨日はミニプー君のことを書きましたが、実はこの子とも最近よく会っています。フレブルのお婆ちゃん犬、ブンちゃん(本名「ブンカ」)。と言っても今回で3回目ですが、今日はお互いに遊ぼうシグナルを出し合って、なかなか良い感じです。

 でも、恐らくこの子とはエルデと一緒に何回か会っているんです。エルデがまだ6歳になっていない頃に。その後エルデが股関節を痛め、歩行距離を抑えなければならなくなって会わなくなってしまいましたが、そう考えるとブンちゃん、元気ですね。

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 で、また昨日と同じ話題になりますが、私が最初に「あ、あの子だな」と気付き、その後でニコが存在に気付き、やっぱり他のワンちゃんと遭遇したときの様な引っ張りが無かったんです。と言うことは、「あ、犬が居る」と気付いた時点で既にニコにはそれがブンちゃんだと判っているんですよね。

 で、またまた同じ話ですが、視覚で識別するなんてどう考えても不可能だから、やっぱり嗅覚なんでしょうね。でも、今日なんか50mは離れていたんですよ。人間がチョコッと触っただけの布に付いた臭いを嗅ぎ分ける警察犬を見たことがあって、犬の嗅覚の凄さは解っているつもりでしたが、犬の嗅覚、恐るべし。

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 人間は他の生き物をどうしたって擬人化して捉えてしまいます。口角が上がっているから笑ってるとか、鼻に皺を寄せて歯を剥き出しているから威嚇しているとか。でも思うのですが、一番身近な犬だって猫だって、感覚器官からして全く違うのですから、彼等がどんな世界を生きているのか、我々には想像することすらも出来ないでしょう。

 例えば視覚。色を感じる錐体細胞が赤と黄色の2種類しか無い上に数が少ないので、薄ぼんやりした色調の世界を生きていることになっていますが、逆に犬は紫外線を認識することが出来ます。つまり、人間には白にしか見えない花やモンシロチョウが、犬には派手な模様に見えるんです。

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 嗅覚に至っては想像の埒外。人間の100万倍とか1億倍とか、それって何なの。要するに人間になんとか香りを感じられるお茶1滴を10万ℓの水に垂らしても感じ取るってことでしょ? しかも、複数の臭いが混ざると人間には元の臭いが分からなくなりますが、犬にはそれぞれの臭いを識別することが出来るんですよ。

 生まれたときからそんな世界を生きている動物を人間に理解出来る訳が無いじゃないですか。

 と解ってはいても解らないのが嗅覚。ニコは被毛に油分が殆ど無いのでそんなに臭くはなりませんが、ゴールデンのエルデなんか凄い臭いがしていました。人間だって耐えられない臭いに、1億倍のエルデがどうして平気で居られたんでしょう。自分の臭いは心地良いってやつ?

本日の散歩7,025歩、距離5.03㎞、累積31.758㎞

エルデ、始めチョロチョロあとパッパ

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 散歩の出だしは低調で、私の後をただトボトボと歩いている感じ(実際にはクンクンウロウロしていますが、あくまでも「いつものエルデと比べれば」っていう意味でね)。

 ところが、これも犬の7不思議のひとつですが、何のきっかけも予兆も無いまま、突然スイッチが入るんですね。「ヤル気スイッチ」と言うか「暴走スイッチ」が。

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 エルデの場合、それは大抵引っ張りっこという形を取ります。しかも暴走付きで。

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 良いですね、暴れるエルデ。犬はやっぱりこうでなくっちゃ。

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 一度入ったスイッチはそう簡単に切れませんし、エルデに引っ張り回されるのも疲れるので、どうせ誰も居ないんだからとリードを放してやりました。ここで野放しにするのは本当に久しぶりですね。

 が、幾らもしない内に人影が見えたので慌てて呼び戻すことに。

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 人影の正体はここ子でした。フレンチブルドッグのブンちゃんです。元気で可愛い子なんですけど、動きが突進するか腹這いになるかの2種類しかないので、エルデは引いていました。

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 どうです、この楽しそうな表情は。出だしとは大違い。ただエルちゃん、どうせスイッチを入れるんならもっと早くしてくれない? 散歩が終わりに近付いた頃に入れられても、「じゃぁもう1周する?」とはいかないんだから。