ニコ、「このお調子者め」

畑_2023_10_21_1

 白菜やキャベツに掛けていたトンネルを外しました。本当は蝶や蛾が活動できなくなる11月になってから外す筈だったのですが、中の野菜の生長が思いの外早く、防虫ネットを持ち上げるようになってしまい、隙間が出来てしまっているんだから掛けておいても意味がありません。トンネルの中をモンシロチョウが飛んでいるのを目にして諦めました。まぁ防虫が必要なのも2週間程度でしょうから、あとは農薬で守りましょう。

 それにしても今回はどれも完璧です。一番の要因は直蒔きして育てた苗がオケラの被害を受けなかったこと。これは今年の異常な暑さが功を奏したんじゃないかと思っています。例年は種が発芽したタイミングでオケラの活動が活発化し、苗を全滅させられていたのですが、今年は少し早く種蒔きしたこともあり、暑過ぎてオケラが地表近くまで上がってこられなかったんでしょう。

ニコ_2023_10_21_2

 夕方、大学の近くをニコと一緒に歩いていたら、擦れ違った女子大生5人組から揃って「可愛い~」と声が掛かりました。私のことかとも思いましたが、常識的に考えればニコのことなんでしょう。勿論ニコはそんな歓声など無視して先を急ぎますので、代わりに私が愛想を振り撒いておきました。

本日までの散歩14,078歩、距離10.08㎞、累積3,458.541㎞

ニコ、「私用には軟らかく茹でてね」

落花生_2023_09_13_1

 気温だけならまだ真夏ですが、畑は間違いなく秋へと季節を移しています。エンツァイ(空心菜)以外の夏野菜はもう枯れ始めていたり、既に撤去してしまったりしていて、もう夏感は殆どありませんから。

 で、夏野菜の最後を飾るのが落花生。9月の中旬以降が収穫期とされているのですが、目安となる下葉の色もまだ青々していますし、いつ試し掘りしようかと迷っていたんです。そしたらですね、今日、落花生周りの草むしりをしていたら、誰かが私の代わりに試し掘りしてくれたみたいで、地中に在る筈の落花生が地表に転がっているのを発見したんです。

落花生_2023_09_13_2

 誰の仕業かは判りませんが、そんなことより、殻には網目模様が出来ていますし、割ってみると豆も出来ていて、これはもう収穫を始めるべきでしょう。大変な収量になることでしょうから、今回は乾燥させて焙煎にもチャレンジしてみましょうかね。

白菜_2023_09_13_3

 夏の後始末だけでなく、冬への準備も進んでいます。そのひとつがこの白菜。何年か前から種を直蒔きして栽培する方法に拘っているのですが、ちょうどオケラの活動期と重なり、かなりの割合で苗をダメにされることもあって、その保険としてポットでも苗を育てるようにしています。

 写真は種を直蒔きした苗(左)とポットに蒔いた苗(右)を並べたものですが、今年はこれまでのところオケラの被害を受けることなく、全ての直蒔き苗が順調に育っています。で、注目して頂きたいのはそのサイズの違い。両方とも同時に種を蒔いたのにも拘らず、成長度合いが全く違います。私が直蒔きに拘る理由がこれ。ポット苗を定植すると、根が活着して生長が再開するまで2週間くらい掛かりますし。今年は大きく結球するまで気長に待つという訳にはいきませんので、なんとかこのまま直蒔き苗が順調に育って貰いたいものです。

本日までの散歩22,282歩、距離15.954㎞、累積3,265.318㎞

ニコ、「あんたがベタベタ触るから汚れるんじゃないのか?」

ニコ_2022_10_20_1

 ニコを洗って2日目ですが、腋の下やお腹の赤味が改善されました。やっぱりバッチかったんですね。

 原因が食物アレルギー等ではないと判って安心しましたが、定期的にシャンプーするとなるとそれはそれで大変です。なにせニコ、前回洗われたのがよっぽど怖かったらしく、またあそこ(浴室)へ入れられるのかと判ると家中を逃げ回り、最終的にはリードを付けて引っ立てなければなりませんでしたから。まぁ暫くは今回の様に顔を洗わずに、「ああ、別に怖いことは起こらないし、結構気持ち良いじゃん」と気付いてもらうしかありませんね。

大根_2022_10_20_2

 先日種蒔きした野菜達を間引きました。そしてこれは大根。引っ張ったらスッと抜けたので根の状態を観察することが出来ましたが、まだ短いながらも真っ直ぐに伸び、ここまでは思惑通りに育ってくれています。実際にどんな大根が出来るかは2ヵ月ほど待たなければ判りませんが、何となく期待は持てます。

空心菜_2022_10_20_3

 そして玉ネギとエンドウの畝を作るべく、エンツァイ(空心菜)が生えていた畝のマルチを剥がしたのですが、こんなことになっていて驚きました。マルチの穴から外に出そびれた枝が生長し続けたということでしょうが、凄い生命力ですねぇ。

 もうひとつ驚いたのが、春からずっと張りっぱなしだったマルチを剥がしたのに、去年は縦横無尽に走っていたオケラトンネルが殆ど無かったこと。10日間しか効果が続かないんじゃ役に立たないとバカにしたダイアジノンですが、個体数を減らすことは出来ていたのかも知れません。

本日までの散歩14,386歩、距離10.3㎞、累積1,371.006㎞

秋冬野菜、見切り発車する

種_2022_08_28_1

 キャベツと白菜の種を蒔きました(レタスはもう少ししてから)。キャベツは適正時期より2週間ほど遅く、本当は畑に直蒔きしたいのですが、まだ畝が出来ていないので仕方無くポットに。

 ポットで育苗して畑に定植すると、根が活着して生長を再開するまで結構な時間が掛かりますが、直蒔きだとその時間が節約出来るのです。それに、直蒔きの方が寝張りも良いですから。

 但し、その直蒔きの大敵がオケラ。ちょうど発芽の頃に活動が活発になってトンネルを掘りまくるので、発芽間も無い苗の根が浮いて枯れてしまうのです。これに気付くのに何年も掛かりましたが、去年ダイアジノンというオケラに有効な農薬を見付け、今年のキャベツ/白菜は成功間違い無しと楽しみにしていたんですけどね。

オケラトンネル_2022_08_28_2

 が、これは今年の、エンツァイ(空心菜)の種を蒔いたばかりの畝の写真なのですが、見紛うことなきオケラトンネルが出現しているではありませんか。勿論この畝にもダイアジノンを混和してあります。

 おいおい、どういうことだよと調べてみると、ダイアジノンの効果は10日間程度しか続かないのだそうです。たった10日間じゃ意味が無いだろ。去年、オケラにやられてダメになったキャベツ/白菜のマルチを剥がしたらトンネルだらけで、そこにダイアジノンを混ぜてマルチを張り直し、今年になって再びマルチを剥がしたらトンネルは皆無で、「おお、これは凄い効果じゃん」と大喜びしたのですが、あれはちょうどその頃にオケラの活動期が終わったというだけのことだったんですね。

 それで今回はダイアジノンを混和した上で直蒔きし、と同時にポットでも育苗し、運悪く枯れてしまった苗だけを植え替えようと考えていたのですが、高温と雨と腰痛とで全てが計画倒れになってしまいました。

 しかもまだ畝が出来ていません。今年もまた前途多難ですね。

本日までの散歩13,988歩、距離10.015㎞、累積1,101.642㎞

ニコ、「散歩コースにエアコンを設置しろ」

ニコ_2022_03_27_1

 久しぶりに夏日になりました。まぁ暑いこと。昨日はせいぜい5分咲きだった桜が一気に満開になりました。マスクして歩くのもしんどいので、今日は外しました。但し、去年は外したマスクをウエストポーチの中に入れておいたのですが、それだと咄嗟に付けることが出来ないので、顎マスク状態にしておくことにして。これは良いアイデアですね。

ニコ_2022_03_27_2

 ニコも暑かったのでしょう、舌をダランと垂らして歩いていました。と言ってもまだ3月ですし、このまま一直線に暑くなる訳ではありませんが、そう遠くない時期に散歩のメインを夕方の方に移していかなければならなくなるでしょう。

 でも、山梨の夏の暑さも冬の寒さもニコは乗り切りましたね。そりゃエルデだってそうでしたが、エルデは真夏の昼間や真冬の夜中に散歩することはありませんでしたから、ちょっとだけ心配していたんです。

ニコ_2022_03_27_3

 ただ、この1年は台風に直撃されることも、気温が40℃を超えることも、大雪に降られることもありませんでしたので、最悪の年って訳でもなかったんですよね。強いて言えば冬は特別に寒かったですけど。これから気候は年々苛烈になっていくのでしょうが、そこは野良犬の頑強さで乗り越えて貰いたいものです。

畑_2022_03_27_4

 その暑さの中、夏野菜の畝2本分に苦土石灰を撒いて耕しました。あと3本分が残っているのですが、苦土石灰と体力が切れたので今日はここまで。

 耕している最中にオケラを1匹見付けました。勿論殺しましたが、もう地表近くまで上がっていているんですね。まぁ私にはダイアジノンがありますので、なんぼでも来なさいってなものですですけど。

本日の散歩8,621歩、距離6.172㎞、累積247.606㎞

ニコ、「これを新しい習慣にするよ」

ニコ_2021_11_18_1

 昼間、勤めに出ている奥さんから連絡が入りました。「出窓のカギが開いてました」と。サッシのカギ、クレセントのことですね。気温が下がって以来あんなところを開けたことが無いので、犯人はニコでしょう。出窓で我々が出掛けるのを為す術も無く見送った後、窓をガシガシと引っ搔いている内に開いてしまったんでしょうけど、油断がなりませんね。今後は忘れずにサブロックも掛けるようにしましょう。

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 そしてもうひとつ判ったことがあって、それはニコが案外冒険好きであるということ。「冒険」と言うのはちょっと大袈裟ですが、毎回同じ散歩コースを歩きたがり、ちょっと遠回りしてみようとしても反対されることが多いので(そりゃ私がどうしても行くと主張すれば従いますが)、てっきりニコは習慣行動を好むのかと思っていたのですが、今日はまだ足を踏み入れたことのない場所に行くんだと私を引っ張って行ったんです。

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 ここはブドウ畑を潰して新しい道路を作っている工事現場(とそこに続く空き地)で、実は昨夜の散歩でも行きたがったのですが、真っ暗で危ないので止めさせたんです。

 初めての場所なので当然嗅ぐ臭いも初めて。リードが伸びる限りクンクンし歩いて大興奮していました。以前ここへ誘ったときには無視されたのにどうして急に?と思わなくもありませんが、喜んで頂けたようで何よりでした。

 ただ、工事現場なので立ち入り禁止エリアもありますし、一緒になって私が他人の土地に立ち入ることも出来ませんので、ニコにしてみれば欲求不満なことでしょう。この面倒臭い冒険は当分続くんじゃないでしょうか。

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 トンネルの中に並ぶ白菜です。ここ何年も白菜とキャベツはまともに育てられてなくて、極端に生育の悪い株があったり、苗の内に枯れてしまって歯抜けになったりという景色しか見られなかったので、こんな風に全ての株が揃ってスクスク育っているのを見るとそれだけで嬉しくなります。

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 これで結球していれば言うこと無いのですが、どうやらそれは無理みたいですね。でも嬉しい。

 それもこれもオケラの所為だったのですが、原因が判るまで、更には対処方法が判るまでに何と長い時間が掛かったことか。私なんか何年か前に轢き殺したキャベツ苗の祟りかと思っていました。でも、判ったからにはもう安心。来年の白菜/キャベツ栽培が今から楽しみでなりません。

オケラ問題、答えが出る

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 最近、ニコが積極的に甘えるようになりました。以前は私の夕食が終わるのを待ってナデナデを強要する「甘えん坊タイム」以外に自分から甘えるってことが殆ど無かったのですが、夜、我々が一杯やりながら寛いでいると割り込んできてナデナデを強要します。

 それだけでなく、夕方の散歩から帰ってきて夕飯の支度をしていると、以前は毛布/長座布団の上で横になっていたのですが、私の周りをウロウロしたり(これ自体が非常に珍しい)、後ろでお座りしてたり、散歩の催促のときにしか出さないヒンヒンという鳴き声を出したりするんです。まぁこれは食い物を寄こせというアピールなのかも知れませんが。

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 それはそれで嬉しくもあり、鬱陶しくもあるのですが、にも拘わらず、ニコがご飯を食べているときに私が後ろに立つと、食事を中止してその場を離れてしまうという現象はまだ続いています(今日は身体の向きを変え、私の方に頭を向けて食べ続けましたが)。

ニコ_2021_10_15_3

 2、3日もすれば元に戻るだろうと思っていたのですが、これはいったいどういうことなんでしょう。勿論私を警戒してのことでしょうが、ニコちゃん、お父さんが君の食事中に何かした? ニコは当初から変わらず、食べ物が絡むと警戒心が強くなるのですが(最初はおやつをやろうとすると逃げていた)、理由が全く分かりません。

 ナデナデしろと甘えてくるとき、私に背中を向けて座ったり、私の脚の上にお尻を載せたりしているので、私を信用していない訳じゃないんですよね。だったらなんで? 

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 まだ小さくて見え難いですが、ホウレン草が発芽しました。他の畝では着々と増えているオケラトンネルも、ダイアジノンが撒いてあるこの畝には出来ていません。やっぱり効いているんでしょうか。

 という検証することが難しい問題に今日、明確な答えが出ました。

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 ホウレン草畝の脇にオケラの死骸が。

 勿論これがダイアジノンの効果に因るものであるとは言い切れません。でも、畑を始めて十数年にして初めて目にするオケラの死骸が、ダイアジノンを混和してある畝の隣に在ることが偶然だと考えるには無理があります。よ~し、これでやっとオケラ問題から解放されるぞ。

ニコ、「だから?」

ニコ_2021_10_14_1

 朝起きたら腰に痛みがありまして、「よし、とうとうロコアテープの出番がやって来たぞ」と喜び勇んだのですが(腰が痛くて喜ぶってのも変な話ですが)、この程度の痛みの度に貼っていたら何枚有っても足らんぞと思い直し、場所的に筋肉由来の痛みと思われたので代わりにアンメルツゴールドEXを塗ろうと思ったのですが、散歩に行って汗を掻くとカーっと熱くなるので、結局何もしないことにしました。

ニコ_2021_10_14_2

 それでも大事を取ってゆっくり歩いていたのですが、そんな事情の分からぬニコは普通に引っ張ります。それで引っ張り返そうとしたら腰に激痛が走りました。元々痛む筋肉を使ったんだから当たり前と言えば当たり前ですが、どうしてニコが引っ張って私が罰を受けなければならないの。

 私が殊更に引っ張り返さなくても、ニコが引っ張ればそれに対抗しようと身体を捻ることになり、同じ筋肉を使うことになります。まぁ、今日は日射しが強くて暑かったので、ニコもそんなにムキになって引っ張るようなことは無かったので助かりましたが、ニコ、頼むよ。

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 まったく、人間なんて損な役回りですよね。犬が身体を掻いたりしただけでも「何か変調があるんじゃないか」と気を揉むのに、人間が明らかに具合が悪そうにしていたって犬なんか気にもしないんだから。

 エルデに、そしてニコにも、「散歩中に飼い主が突然苦しみだしたらどうするだろう」という、まともな大人なら絶対にやらないであろう、でも誰しも興味があるであろう悪戯をやったことがあるんです。エルデはすっ飛んできて「お父さん何やってるの?」と大はしゃぎで、ニコは「早くしてくんないかなぁ」と退屈そうに待っているだけ。ま、犬なんてそんなもんです。

大根_2021_10_14_4

 散歩から帰り、アンメルツゴールドEXを塗ったら痛みは消えました。その程度の痛みだったんです。で、畑へ。

 大根が大きくなったので1本に間引き、土寄せしました(写真は間引き前)。大根だけじゃなく、タアサイと春菊(3回目)、小松菜(2回目)も。

 それは良いのですが、お判りになるでしょうか、矢印の部分にオケラトンネルが出来ていることを。

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 これはタアサイなのですが、元々4株発芽していたのに3株がオケラの被害を受けて早々と枯れ、とうとう残っていた1株もご覧の通り。オケラにトンネルを掘られると根が浮いてしまい、水分を吸収することが出来なくなって枯れてしまうんです。

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 一方こちらはホウレン草の畝。全面にダイアジノンを混和してあります。畝の肩の部分にトンネルが掘られてはいるものの、畝本体にトンネルは在りません。効いているんでしょうか。

 地温が下がって来るので、そろそろオケラは地中の深い位置まで潜るようになり、地表にトンネルが現れることは無くなります。せめてそれまでの期間は様子を見なければなりませんが、それでもし効果が確認出来たら、今後は全ての畝に使用することにしましょう。と言うか、そもそもこの薬剤は圃場全体に使用することが推奨されているので、そういう使い方を検討する価値はあると思います。だって、このオケラ問題は野菜作りを止めようかとさえ思わせる原因になっているんですから。

ニコ、恐怖の日々が終わる

ニコ_2021_10_03_1

 ニコ、朝の散歩では尻尾を下げている距離が短くなり、夕方の散歩では尻尾を下げることが無くなりました。道路のど真ん中で立ち止まってクンクンするのは止めて貰いたいものですが、やれやれです。

 ということは、正体が判らないままどこかへ移動したということなのでしょうか。住宅街で住処となる場所がそう簡単に見付かるとは思いませんし、これだけ大騒ぎさせられたんだからせめて正体を見極めたいものだとも思いますが、これでニコがもう怯えなくなってくれるんだったらそれに勝ることはありません。

ニコ_2021_10_03_2 バッタを探すニコ

 でも、ニコはここに来た頃より何だか臆病になっているんじゃないかという気がしてなりません。だって、以前は花火や雷の音がしても平気だったのに、最近はソワソワと家の中を歩き回るようになりましたから。

 独りで生きていかなきゃならない緊張から解放され、固定したテリトリーを手に入れ食住の苦労からも解放され、甘やかされ、軟弱になっちゃったんでしょうか。

ニコ_2021_10_03_3

 そう言えば、以前は他のワンちゃんに吠えられたくらいで即応戦するようなことは無く、静かに唸っていただけだったのに、これも臆病さの裏返しなのかも知れません。

 ただ、これに関しては私にも責任があるんです。トラブルを恐れて他のワンちゃんから遠ざけていますし、挨拶させるときもリードをギッチギチに引っ張っていますから。とは言うものの、警告も無しにいきなり咬み付くニコを、ギャンギャン吠えているワンちゃんと自由に触れ合わせるなんてことは絶対に出来ません。

トンネル_2021_10_03_4

 勿論まだ発芽はしていませんが、昨日種を蒔いた大根とタアサイの畝に防虫ネットでトンネルを掛けました。

 一方、オケラに壊滅状態にされた白菜の畝からはトンネルを外し、マルチも剥がしました。このまま何かを育てようとしてもまた同じことの繰り返しでしょうから、オケラ退治です。

トンネル_2021_10_03_5

 マルチを剥がすと、一面にトンネルの迹が。凄いですね、これじゃぁ幼苗なんかひとたまりもありませんよ。これがオケラの仕業だという証拠はありませんが、他にこのサイズのトンネルを掘る生物が思い浮かばないので、まぁそういうことなんでしょう。

作り直し畝_2021_10_03_6

 入手可能な農薬の中で、オケラが適用になっているのはダイアジノンだけなので、効果に疑問はあるものの、これを使うしかありません。

 畝の表面にダイアジノンをばら撒き、混和させる為に土を掘り返しましたが、やっぱりオケラの姿を見付けることは出来ませんでした。

 整地してマルチを張り直し、作業は終了。ここにはポットで育てている苗を植え直しますが、これでダメならもうお手上げです。

ニコ、「相手がオケラなら何とか出来るかも知れません」

ニコ_2021_09_29_1

 あまりに左肩が痛いので、今日はリードを右手で持ってみたのですが、慣れていないってこともあるのでしょうが(なにせ12年間以上も左手を使ってきましたので)、何だか怖くて止めてしまいました。そもそも利き腕を塞がれるのはゴルゴ13でなくたって避けたいものです。カメラを持ったりウンチを拾ったり出来ませんからね。

 じゃぁ腰のこともあるので両手で持ってみようともしたのですが、これは「暴れ犬に引き摺られているおじさん」感が強過ぎて、恥ずかしいので直ぐに止めました。だからニコ、引っ張るな。

ニコ_2021_09_29_2

 そんな暴れ犬ですが、ニコは私が考えている以上に臆病なのかも知れません。今朝、光圀がケージの中に入るのを待っている間、光圀がゴミ袋の奥の空間に隠れようとしていたので、隙間を塞ごうとゴミ袋を蹴ったんです。で、暫くしてから隣の部屋へ行ったら、ニコが震えているんですよ。

 困ったもんだと思いながらナデナデしてやりましたが、これはまぁ人間が怖いっていうことなのでまだ理解が出来ます。

 ニコの臆病さを感じるのは深夜の散歩です。基本的に警戒心が凄く強いんですよ。何に反応しているのか私にはさっぱり判らないのですが、突然立ち止まってあらぬ方向を凝視することが頻繁にあります(これをやられると私もドキッとします)。

 そして昨夜、いつのも様にニコが反応したので、何だろうと思って目を凝らすと、先日のニコの脱走事件の元凶となった2匹の野良猫が居たんです。よ~し、2度と我が家の庭に入り込まないようにニコに脅かさせてやれと思って近付こうとしたのですが、何とニコが行きたがらないんですよ。私が何者かに襲われても、ニコの助けは期待できないなとハッキリ判りました。

オケラトンネル_2021_09_29_3

 昨日種を蒔いた玉ネギに水遣りしようと思ったら、何ということでしょう、早くもオケラトンネルが掘られていました。ココは昨日、種を蒔く前に耕し直したんですよ。勿論ダイアジノンも入れてあります。どうしてこういうことになるの。

オケラトンネル_2021_09_29_4

 畑に種を直蒔きした白菜の畝だってこの通り。せっかく発芽していたのに枯れてしまっています。

 こんなんじゃ野菜作りなんか出来ませんよ。うんざりです。この畝は一旦諦めて、マルチを剥がして掘り返し、オケラの徹底退治をしてからポットの苗を植えましょうか。1匹でも2匹でも捕殺できれば多少は気分も良くなります。でも、玉ネギの苗床の例からも分かる通り、土を掘り返したくらいじゃ捕まえられないんですよね。

大根用畝_2021_09_29_5

 とは言いつつも、大根とタアサイ用の畝を作りました。大根用部分は30cm以上のカマボコ型の高畝にしました。

 あれ、大根は作らないんじゃなかったっけ? ええ、そのつもりだったのですが、作る野菜が殆ど無く、だったら何か新しい野菜を作ろうとタアサイを選び、それがアブラナ科だったので防虫トンネルが必要になり、どうせトンネルを掛けるんだったら大根も作っちゃおうということになったのです。初収穫でおでんを作るのはなかなか楽しいですしね。