ニコ、「だったらルームランナーを置け」

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 今日は父ちゃん権限で昼の散歩コースを短くしました。だって暑いんだもの。もう気温云々という段階じゃありません、太陽が照っているだけで暑い。

 短くしたと言っても去年はそれが通常のコースだったのですから、これまでが長過ぎたんです。もっと暑くなったらもっと短くする訳ですし。勿論ニコは文句ひとつ言いませんでしたし、散歩終盤にいつもの日陰でご休憩したときには「お父さん、ありがとう」と思ったことでしょう(思わないか)。

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 代わりに夕方と夜中の散歩を長くするのですが、どちらもお尻が決まっているので無制限にと言う訳にはいかず、総距離が短くなるのは仕方の無いことでしょう。ニコちゃんだってそのくらい分かっているよね。お互いに妥協し合いながら生活していくしかないんだよ。でも大丈夫、運動不足で体重が増えたらまたご飯を減らしてあげるから。

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 ということで、夕方の散歩ではニコの望む通りに歩かせてやったのですが(途中でケーキ屋さんに寄りたかったので多少誘導しましたが)、基本的にはいつものルートからそれほど外れずに帰って来ました。あれでケーキ屋さんを挟まなかったら恐らくいつも通りのルートで帰って来たんじゃないでしょうか。結局のところ、ニコにとっての散歩は縄張りの巡回なんですね。それで楽しいの?

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 庭の桃の樹(なつおとめ)に着いた実です。本当は花が終わったら樹自体を切り倒してしまうつもりでいたので(美味しくないので)、摘蕾も摘花も人工受粉も摘果も何もしなかったんです。そうしたらこういうことになりました。いったい毎年せっせとやっていた人工授粉は何だったんでしょう。

 が、結実したらしたで、それがどんな実になるのか確かめてみたくなるのが人情ってもんじゃありませんか。それで急遽摘果を始めたのですが、まぁこれが終わらない。かと言ってこれを残しておくと虫や鳥が集まってきたり、熟した実が落ちて腐ってまた虫が集まってきて大変なことになるので、まぁ良いやって訳にはいかないんです。これで美味しくならなかったら今度こそ切り倒してやる。

本日の散歩9,491歩、距離6.796㎞、累積505.743㎞

ニコ、「見回りに散歩6回は必要ね」

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 今日は寒い上に風も強く、飼い主思いのワンちゃんなら散歩の中止を申し出るところでしょうが、ニコは至ってハイテンション。まぁこういう血も涙もない犬の方が「散歩に強制性を持たせる為に犬を飼う」という私の目的には適しているのではありますが、ニコ、お父さんが望んでいたのは「1日1回の散歩の相棒」なのだよ。散歩嫌いの犬も困るけど、お前は好き過ぎ。

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 そんな私の散歩の相棒(ニコ)の相棒はササミジャーキー。呼び戻しトレーニングのご褒美というだけでなく、他のワンちゃんとの諍いを止める力も多少は持っています。

 毎日の写真をご覧の方は毎日毎日同じ様な背景で同じ様なポーズを取っているニコに飽き飽きしているかも知れませんが、ニコが毎日毎日同じ散歩コースの同じ個所で同じ様な行動をしているのですから仕方ありません。そして呼び戻しトレーニングも、車や通行人の心配が無い場所という制約があるので、やれる場所は或る程度固定化されてしまいます。

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 それで何が起こるかと言うと、呼び戻しトレーニングをやっている場所に差し掛かるとニコの方から催促するようになったんです。勿論トレーニングじゃなくて、ササミジャーキーを。私の顔を見上げながら横を付いて歩くんです。お前、正しい散歩が出来てるじゃないか。

 そんなとき、トレーニングのご褒美とは言えませんが、ニコが欲しがっているんだから与えます。犬の期待を裏切らないことも大事ですからね。ところが今日は持っていなかったんです。その日に使う分を毎朝ポケットに入れて散歩に出るのですが、それを忘れてしまったのです。ああ、ニコの私を見詰める視線が痛い。

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 しかしこの「毎日同じ散歩コース」というのは問題かも知れません。私はよくニコの散歩を「縄張りの見回り」と表現しますが(マーキング回数が多いから)、実際に散歩コースを自分の縄張りと捉えていて、だから他のワンちゃんに対して敵対心を持つというメカニズムも働くんじゃないでしょうか。

 どうしてそう考えたかと言うと、動物病院で他のワンちゃんを見ても執着しないから。それりゃ心細くてそれどころじゃないっていう面もあるでしょうが、そう考えれば散歩し始めた頃は平和主義者だったのに、日数を重ねるに従って好戦的になったのも合点がいきます。

 だからと言ってこれ以上散歩コースを増やすのは不可能ですし、どうやったって家の周りは毎日通る訳ですからね。お前の縄張りじゃぁないと示す為に、私がマーキングすれば良いんでしょうか。

ニコ、飼い主を引っ張ってゼーゼーしてるのはお前だけだぞ

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 これは毎日の散歩で通る道。最近『犬にウケる飼い方』という本を読み始めまして、それに「毎日同じコースを散歩しているとそこを自分の縄張りだと認識し、他のワンちゃんに対して攻撃的になることがある」みたいなことが書かれているのですが、ニコなんかまるっきりこのパターンです。他のワンちゃんに対して自分の縄張りだと主張している様には見えませんが、散歩はそのまま縄張りの見回りになっていますから。

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 だからという訳ではありませんが、今日もニコを車に乗せて近くの公園へ行ってきました。前回連れて行った公園は田舎に在るので人も犬も殆ど居ませんでしたが、今日はそんな訳にはいきません。ワンちゃんを散歩させている人も大勢いて、人だらけの犬だらけ。だからここに連れて行くことには二の足を踏んでいたのですが、まぁ連れてってみなければどんな反応するか判りませんからね。

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 前回車に乗せたときは不安で震えていましたが、今日はそんなこと全く無し。車にも躊躇なく飛び乗りましたし、車中では待ちきれなくてヒンヒン鳴いていました。そう、たった一回遊びに連れて行っただけで車に乗ると良いことがあると理解して覚えたんです。ここら辺からもニコの賢さが窺がえるじゃありませんか。

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 人が大勢いる場所に連れて行くのが嫌なのはリードを短くロックしておかなきゃならないからで、ニコが他の人とトラブルを起こすなんてことはこれっぽちも心配していません。但し、相手が犬となると話は違います。どれだけニコと力比べして、どれだけニコを叱らなきゃならないかと思うと気が重かったのですが、なんと驚いたことにクンクンに夢中で他のワンちゃんに対して殆ど興味を示さないんです。

 と同時に、わざわざここまで犬を散歩させに来る様な人達には犬好きが多く、普段の散歩中に出会うワンちゃん連れの人達より会話が弾みますし、こんな「ザ・野良犬」みたいなニコが相手でも自分の犬と挨拶させようとしてくれる人が多く、これは助かりました。

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 勿論、中にはニコを怖がったり、吠えてバトルを繰り広げるワンちゃんも居ましたが、押し並べて社交的なワンちゃんが多く、ここに通わせたらニコにも犬との接し方を学ばせられるかも知れないと、ちょっとだけ希望が湧きました。

 で、最初の命題に戻りますが、自分の縄張りだと思っているから他のワンちゃんと戦うってのは、ニコに関して言えば無いと思います。既に見抜いている通り、相手のワンちゃんの態度次第ですね。

 そして今日もうひとつ判ったんですけど、ニコは犬に対しても実はそんなに興味は無いんですよ。ちょっと挨拶して相手に敵意が無いことが判れば直ぐに興味を無くしますから。ニコ、君はもう野良犬じゃないんだからさ、ササミチップス以外の楽しみも見付けようよ。でも本当、収穫の多い一日でした。

ニコ、侵入者にも鷹揚

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 今日は涼しかったですね。畑の野菜達の為には暑さが続いていてくれる方が助かるのですが、散歩にはこの涼しさが助かります。

 涼しいので朝の散歩の距離を延ばそうと思い、暑くなってから使わなくなっていたコースへと誘ったのですが、ちょっとだけ付いてきたものの、直ぐにいつものコースに戻っていきました。ニコが私の指示に従わないのは本当に珍しいことなので驚きましたが、やっぱりこの子は散歩を縄張りの見回りと捉えているんだなと納得しました。

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 となれば、自分の縄張りをウロついているワンちゃんは全て侵入者ってことなんでしょうか。今日も華々しく戦っていました。庭に居たムギちゃん、時々会うお爺ちゃんに連れられた2匹のトイプー、散歩に出発しようとしていたゲンキ君、そして不倶戴天の敵ジロウ君。

 それでも以前と比べればそれほど手を焼かせなくなったのですが、これだけ立て続けに暴れられると、抑えるこちらも大変です。キンモクセイの香りを楽しみつつ、せっかく秋を感じていたのに、お陰で大汗を掻きました。

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 ところが、その連戦の合間に出会った、ニコより少し身体の小さな雑種君に対しては態度が違いました。初めて会う子で、ニコも相手もどう反応するか判らないので、いつでも引き剥がせるようにリードをピンと張り、固唾を呑んで見守っていたのですが、先ず鼻と鼻を突き合わせて臭いを嗅ぎ、次いでニコが体側を合わせる様に動いて雑種君のお尻の臭いを嗅ぎ、最後に雑種君がニコの後ろに回ってお尻の臭いを嗅いで挨拶終了。

 やっぱり相手が敵意を見せなければニコは普通に挨拶するんですよ。中には最初は大人しく挨拶していたのに、突然挑みかかってくる犬も居るので気は抜けませんが。それにしても、重苦しい空気を漂わせながら互いのお尻の臭いを嗅ぎ合い、いったい何が楽しいんでしょう。

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 今日は春菊と小松菜を間引きました。写真の春菊はこれが2回目で、小松菜は初めてです。

 何度も言いますが、私は間引き作業が大嫌いなんです。そもそも、小さくて込み合った苗をピンセットで摘まんでチマチマと抜くという作業自体が大嫌い。

 そして、間引きの基本は「隣り合った苗の葉が重なり合わない間隔になるよう、丈夫な苗を残して抜く」というものですが、写真の春菊の様に本葉が出てくればまだしも、双葉しか出ていない苗の良し悪しなんか私に分かる訳が無いじゃないですか。この「分かりようの無いことに対して判断を迫られる」状況も大嫌い。

 だからなるべく筋蒔きは避けるようにしているのですが、春菊や小松菜までピンセットで種蒔きしてたんじゃ時間がいくらあっても足りませんからね。