ニコ、「その開き直りが許せん！」

　２週間くらい前のことだと思うのですが、散歩に出ようと玄関のドアを閉めたとき、どうやらニコの尻尾を挟んでしまったようなんです（急に逃げようとした）。勿論尻尾に怪我はありませんし、ドアを閉めたときの手応えにも特段の異変は無かったので、尻尾の先っちょの毛を挟んだ程度のことだったと思うのですが、それ以来ニコの態度が違うんです。

　私より先に玄関を抜けることは許していないので、私とほぼ同時に外に出て、私が鍵を閉めるのを「早くしろよ」と待っているのが定番だったのに、①促されるまで外に出ようとしない、②サッと通り抜けて遠くへ逃げようとするのどちらかを場面毎に繰り返すようになりました。①のときなどに私を見上げる目付は明らかに「このオヤジは信用ならんからな」と語っています。ガサツなくせして意外と根に持つタイプだったんですね。

　と言う出来事とは関係無く、いよいよニコの抜け毛が本格化してきました。サイズの比較が出来るようにとニコ本体と並べてみましたが、これが１回のブラッシングで抜けた量です。エルデの抜け毛の量と比べたら可愛いものですが、体表面積がエルデの半分、毛の長さがエルデの１／１０であることを考えると、これは凄いことです。しかも、柴犬等と違い、これがダラダラと暫くは続くんですからね。な、ニコ、信用ならんオヤジにこれだけ世話を掛けてるんだから、ちょっとくらい尻尾を挟まれたからって大騒ぎするんじゃないよ。