ニコ、「毎日事件を起こせってことですか？」

　昨日１４日はニコの誕生日でした。つまりはニコが我が家にやって来た記念日。３年前の昨日、長崎から飛行機に積まれて運ばれてきました。臆病者のニコにはさぞや恐怖の出来事だったことでしょう。当初の臆病ぶりには、人間に慣れていないことや初めての環境に置かれたこと以上に、この恐怖の出来事の影響の方が大きかったんじゃないでしょうか（実際、人には慣れていましたし）。

　あれから３年。当時の年齢を、長崎の動物管理センターの方は３歳と言い、私は２歳と読んだのですが、どちらにしても野良やってた期間よりも我が家での生活の方が長くなります。１日、１日をコツコツと積み重ねてきただけですが、そう考えるとこの誕生日が何だか特別な事の様な気がしてきました。ご本人は美味しいご飯とケーキを貰って有頂天になっただけですが。

　ただ、３年が経って、ニコとの生活にも飽きてきました。だって、最初はあれこれ発見があったり変化があったり事件があったりして楽しませてくれたけど、最近では全くの予定調和で、ドキドキワクワクが何も無いんだもん。せめて一緒に遊べたり、日々のトレーニングが結実して技が少しずつ増えたりしたら楽しいんだけど、それも無いしなぁ～　ニコ、お前も飼い主を喜ばす努力をしないと、来年から美味しいご飯は無しだぞ。